菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。
散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

2009/06/30 日記 若竹の季節

2009-06-30 22:53:01 | (2)日記

2009/6/30(火) 旧暦:閏5月8日 日出:4時28分 日没:19時00分 月出:12時36分 月没:23時39分 月齢:7.31丙午(へいご,ひのえうま) 六曜:赤口 九星:一白水星 選日:一粒万倍日



今日の季語: 若竹、今年竹


 



(デジタル一眼LIFE by ケン&エリー より転載)




雨上がりの若竹は明るく緑を輝かせる。



若竹の俳句:



 ・若竹は月にやしなふ景色哉 暁台



 ・昼鐘や若竹そよぐ山づたひ 丈草



 ・若竹や筑波に雲のかゝる時 巴人



 ・若竹や橋本の遊女ありやなし 蕪村



 ・若竹や十日は月の肥え過ぎたり 巌谷小波


 


雨に濡れた若竹も美しい季節だ。


若竹の竹林を目の前にして、「若竹 純米大吟醸(島田・大村屋酒造)」を盃に汲むのも美しい季節だ。



 


 


 


 


 


 


 

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2009/06/29 日記 常夏

2009-06-29 22:55:38 | (2)日記

2009/6/29(月) 旧暦:閏5月7日上弦 日出:4時27分 日没:19時00分 月出:11時32分 月没:23時10分 月齢:6.31乙巳(いつし,きのとみ) 六曜:大安 九星:九紫火星 選日:一粒万倍日

今日の季語: 常夏(とこなつ)

 

(MerrySTYLE BLOG より転載)

『ナデシコ(なでしこ、撫子、瞿麦)はナデシコ科ナデシコ属の植物、カワラナデシコ(学名: Dianthus superbus L. var. longicalycinus)の異名。またナデシコ属の植物の総称。秋の七草の一つである。傷ュ麦(きょばく)。

 ナデシコ属ナデシコ属(Dianthus)はナデシコ科(Caryophyllaceae)に属し、北半球の温帯域を中心に約300種が分布する。このうち、ヒメハマナデシコとシナノナデシコは日本固有種(日本にのみ自生)であり、他に日本にはカワラナデシコとハマナデシコが分布する。それらの特徴は次のようなものである。

カワラナデシコ(Dianthus superbus L. var. longicalycinus (Maxim.) Williams) カワラナデシコには、ナデシコ、ヤマトナデシコの異名もある。これはセキチク(D. chinensis L.)を古くは唐撫子(カラナデシコ)といったことに対する。ナデシコは古くは常夏(とこなつ)ともいった。これは花期が夏から秋に渡ることにちなむ。 ...

 歴史及び文化「撫でし子」と語意が通じることから、しばしば子どもや女性にたとえられ、和歌などに多く参照される。古く『万葉集』から詠まれる。季の景物としては秋に取り扱う。『枕草子』では、「草の花はなでしこ、唐のはさらなり やまともめでたし」とあり、当時の貴族に愛玩されたことがうかがえる。また異名である常夏は『源氏物語』の巻名のひとつとなっており、前栽に色とりどりのトコナツを彩りよく植えていた様子が描かれている。

ナデシコ属は古くから園芸品種として栽培され、また種間交雑による園芸種が多く作られている。中国では早くからセキチクが園芸化され、平安時代の日本に渡来し、四季咲きの性格を持つことから「常夏」と呼ばれた。』(Wikipedia)

常夏の俳句:

 ・常夏に切り割る川原川原かな 一茶

 ・俊成の仮名文字のとこなつの花 高野素十

 ・常夏の花もて飾る弥陀世界 筑紫磐井   ・常夏に楽焼きの灰乱れけり 会津八一

 ・常夏のやさしき花を付けて歩す 天野菊枝

 

パナソニックがDMC-GH1/G1と14-140mm F4-5.8の新しいファームウェアを公開した。 出荷済み製品をアップデートするサービスは重要だ。売ってしまえば、後は知らないでは、顧客は次は乗り換えるだろう。

■ダウンロードページ http://panasonic.jp/support/dsc/download/fts/index.html

 

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2009/06/29 アルツハイマーの研究成果

2009-06-29 22:52:44 | (19)科学・新技術・新製品


アルツハイマーの研究成果が出ている。


『神経切断防ぐ遺伝子、アルツハイマー防げる?
2009年6月29日(月)10:27
 脳や 脊髄 ( せきずい ) の神経が切れるのを防ぐ遺伝子を東京大学と理化学研究所、九州大学の共同研究チームが発見した。


 パーキンソン病などの治療に応用できると期待される。成果は29日付の科学誌ネイチャー・ニューロサイエンスに掲載される。


 人間の脳は、1000億個以上の神経細胞が結びつき、複雑な回路を構成している。赤ちゃんのころはいろいろな細胞同士が結合しているが、情報伝達の効率を上げるため、不要なつながりは切断されていく。


 だが、必要な神経まで切れてしまうと、パーキンソン病やアルツハイマー病、ALS(筋 萎縮 ( いしゅく ) 性側索硬化症)などの発症につながる場合があるとされる。


 同研究所の林悠研究員らは、モデル動物の線虫を用いて実験。「Wnt」と呼ばれる遺伝子が、必要な神経を切断から守っていることを突き止めた。』(YOMIURI ONLINE)



『アルツハイマー発症前に診断も 低分子タンパク質増加
2009年6月10日(水)08:08
 アルツハイマー病が発症して認知障害が起きるのに先立って、人の脳内で特定の低分子タンパク質の量が増えることを大阪大の大河内正康講師らのチームが突き止め、10日付の欧州専門誌電子版に発表した。このタンパク質は脳脊髄液に溶け出すため、腰椎に針を刺すなどの手法で早期診断が可能。大河内講師は「治療薬を投与するタイミングを知り、効果を最大限にするための指標として有望」と話している。』(KYODO NEWS)



『「納豆酵素はアルツハイマー治療に有望」研究結果
2009年2月24日(火)11:21
Aaron Rowe


納豆とは、匂いのきついネバネバした大豆製品だ。しかし、アルツハイマー症を撃退してくれる可能性がある。


日本のテレビ番組『Iron Chef(料理の鉄人)』のテーマ食材にもなった納豆は、ナットウキナーゼという酵素を含む。ナットウキナーゼには脳のプラークを分解する作用があり、化学者たちは画期的な治療薬が生まれるかもしれないと期待している。


ナットウキナーゼは理論上、アミロイドと呼ばれる有害なタンパク質を分解してくれる。アミロイドはアルツハイマー症の患者の脳に線維性の沈着物を形成する。


「アミロイド線維を分解するナットウキナーゼの能力はかなり有望だ」と、[カリフォルニア大学サンフランシスコ校]グラッドストーン神経疾患研究所に所属するアルツハイマー症の専門家Li Gan氏は言う。「健康食品に含まれる酵素なので、副作用も少ない可能性がある」


アルツハイマー症は500万人以上を苦しめる変性疾患で、治療法は確立されていない。中度の記憶障害を少し和らげる薬はいくつかあるが、病気をさらに理解し、治療のための新たな対策を作ることが求められている。』(WIRED VISION)


夭折しない限り、誰にも老いはやって来る。
誰でも呆けとかアルツハイマーは嫌だ。
基礎研究が進むのを待つ間、取り敢えず納豆を毎日食べよう。



 

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2009/06/28 日記 鯒

2009-06-28 22:02:42 | (2)日記

2009/6/28(日) 旧暦:閏5月6日 日出:4時27分 日没:19時00分 月出:10時27分 月没:22時42分 月齢:5.31甲辰(こうしん,きのえたつ) 六曜:仏滅 九星:八白土星 選日:



今日の季語: 鯒(こち)


 



(料理長の日記 より転載)


 


『コチ(鯒)は、上から押しつぶされたような平たい体と大きなひれをもち、海底に腹ばいになって生活する海水魚の総称である。ネズミゴチ、マゴチ、メゴチなど、どれも外見が似ているが、目のレベルで異なる2つの分類群から構成される。


 概要
熱帯から温帯の海に広く分布する。全長5cmほどにしかならないものから全長1mを超えるものまで多くの種類がある。多くは海岸近くの浅い海に生息し、河口などの汽水域にも侵入するが、水深200m-600mほどの深海に生息する種類もいる。生息環境も砂泥底、岩礁、サンゴ礁など種類によって異なる。


上から押しつぶされたような左右に平たい体をしている。体の幅は鰓蓋の部分で最も広く、尾に近づくにしたがって細くなる。胸びれは大きくて丸く、すぐ下にこれも大きい腹びれがある。背びれは2つに分かれている。


腹側は白っぽいが、背中側の体色は周囲の環境に合わせた保護色となっている。砂底に生息するものは黄褐色-褐色の地味な体色だが、岩礁やサンゴ礁に生息するヤマドリやニシキテグリなど派手な体色の種類もいる。また、深海に生息するウバゴチやアカゴチ、イナカヌメリなどは赤っぽい体色をしている。


多くは腹を海底につけて生活する底生魚で、海底に貼りつくか、砂泥の中に浅く潜って海底に擬態し、獲物や敵の目をあざむく。食性は肉食性で、ゴカイ、貝類、頭足類、甲殻類、小魚など他の小型底生動物(ベントス)を捕食する。いっぽう敵はサメ、エイ、エソ、ハモ、ヒラメなどの大型肉食魚類で、小型のコチは大型のコチに捕食されることもある。


釣りや投網、地引き網、底引き網などで多く漁獲される。小型のものは食用にされないが、中型から大型のものは刺身、天ぷら、唐揚げ、煮付け、魚肉練り製品の原料などに利用される。マゴチなど一部は高級魚として扱われる。関西ではガッチョウと呼び、夏の味覚である。』(Wikipedia)




鯒の俳句:



 ・鯒釣るや濤聲四方に日は滾る 飯田蛇笏



 ・身を振つて身をふつて鯒泳ぎけり 細見しゅこう



 ・出来鯒の怒りし貌の幼さよ 中村春逸



 ・砂げむり上げたる鯒が突かれけり 五松



 ・夕市や顔いかめしき鯒かさご 草間時彦


 


照りゴチというのは、7、8月のかんかん照りの暑い時期に旬を迎える鯒の事らしいが、旬の魚は美味しい。
 鯒を刺身でと言う事になれば、後は日本酒だ。


念ずれば花開くそうだが、「さかなやま本場」で鯒など出てこないだろうかなぁ。



 

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2009/06/27 恥外聞無き人気知事の取り込み

2009-06-27 22:59:34 | (16)時事・世相

『橋下氏に出馬打診 衆院選 自民、比例1位を検討 2009年6月27日(土)08:05  大阪府の橋下徹知事が、自民党の古賀誠選対委員長から次期衆院選で自民党からの出馬を打診されていたことが26日、分かった。橋下氏は次期衆院選に向けて、地方分権を進めることをマニフェスト(政権公約)に盛り込んだ政党を支持する方針を明らかにしており、出馬するかどうか明言は避けたという。

 複数の関係筋によると、古賀氏は23日に宮崎県庁を訪れて、東国原英夫知事に出馬を要請。同日夜、橋下氏にも電話をかけ、会談を申し入れたという。古賀氏は27日にも大阪府庁を訪れ、橋下氏と会談することを希望したが、橋下氏は「東京に行った時にこちらからあいさつにうかがいます」と伝えたという。

 大阪府で絶大な人気を誇る橋下氏が自民党から出馬すれば、反自民色が強い関西地区の風向きを変える転機となりえる。自民党執行部では比例代表近畿ブロックの名簿順位1位での擁立を検討しており、橋下氏が出馬を受諾すれば入閣する公算が大きい。...』(産経新聞)

総選挙恐怖症の自民党は、恥も外聞もなく人気知事の取り込みに活路を見いだそうとしている。

橋下知事本人は、『「出馬の打診は一切ない。(今後要請があったとしても)一切お断り」と述べ、国政へ転出する考えがないことを強調した。大阪市内で記者団に語った。』(時事通信)そうだが、本人の云う通りだとすれば、古賀側のリークだろう。

社会党との連立政権も、政権のためには、なんでもやる自民党だが、見苦しさの極みだ。

東国原知事は、「二度と無いチャンス」と言っていたが、誰にとっての何のチャンスなのか、不明瞭だ。 一見、地方分権とかマニフェストとかきれい事だが、個人的な立身欲がちらついて臭い。 宮崎県のセールスマンとして成功しているからと言って、総務大臣として総理として成功できる保証は全くないと言って良い。 そんな人間を担ぎ出して選挙の目くらましにしようとしているから呆れる。

地方分権は、中央の政治・財政の透明性が明らかにされ、その次、地方の政治・財政の透明性が担保されてから、その次の課題であって、今できることではない。 今、地方の政治・税金の使い方が透明な自治体はあるのだろうか。 不透明な地方自治体に税金を渡したら、今より不透明になると考えた方が良いだろう。

河村名古屋市長の挑戦が成功してから、地方分権を考えるべきだと思う。

 

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2009/06/27 日記 短夜

2009-06-27 22:52:26 | (2)日記

2009/6/27(土) 旧暦:閏5月5日 日出:4時27分 日没:19時00分 月出:9時19分 月没:22時14分 月齢:4.31癸卯(きぼう,みずのとう) 六曜:先負 九星:七赤金星 選日:不成就日



今日の季語: 短夜


 



(速水御舟《短夜》(1915) アトリエ・リュス より転載)



季語「短夜」は、夏の夜の短さ・明けやすさを云う。


夏至は、6月21日ごろから小暑までの期間で、昼が最も長く、夜が最も短い。


夏至の日は、1年で日の出の時刻が最も早い日・日の入りの時刻が最も遅い日とは一致しないそうである。
 日本では、日の出が最も早い日は夏至の1週間前頃であり、日の入りが最も遅い日は夏至の1週間後頃である。


 



短夜の俳句:



・短夜や鐘きけば又鐘が鳴る 之兮



・短夜や寝かへる窓の朝朗(あさぼらけ) 明五



・短夜や伽羅の匂ひの胸ふくれ 高井几菫



・短夜や毛むしの上に露の玉 蕪村



・短夜や空と分るゝ海の色 高井几菫



・短夜の看とり給ふも縁かな 石橋秀野




夜眠れない人がいる。
寝付かれない事が気になると益々寝入ることが出来なくなる。
そんな人には夏の夜は短くありがたい。


朝の清々しい空気、未明からの空の色を楽しむのも悪くはない。


短夜も、人それぞれである。
病人にはそれでも長いのかもしれないし、恋人には短すぎるのだろう。


石橋氏の句のこころですべて受け入れるのも方法だろう。


井上陽水の歌にこんなフレーズがあったことを思い出した。
「昼寝をすれば夜中に眠れないのはどういう訳だー」。


 

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2009/06/26 日記 木天蓼(またたび)

2009-06-26 22:51:38 | (2)日記


2009/6/26(金) 旧暦:閏5月4日 日出:4時26分 日没:19時00分 月出:8時08分 月没:21時43分 月齢:3.31壬寅(じんいん,みずのえとら) 六曜:友引 九星:六白金星 選日:三隣亡



今日の季語: 木天蓼(またたび)の花


 
 木天蓼の花(デキタン ドシタン より転載)


 
マタタビの実(HANA HANA HAHA より転載)


 
木天蓼の実(HANA HANA HAHA より転載)
(蕾にタマバエ科の昆虫が寄生して虫こぶになった果実。薬効があり商品として売られているものはこちら)



『マタタビ(木天蓼(「もくてんりょう」とも読む)、Actinidia polygama )は、マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本である。別名夏梅ともいう。


 特徴
葉は蔓状の枝に互生し葉柄があり、形は楕円形で細かい鋸歯を持つ。6月から7月に径2cmほどの白い花を咲かせる。雄株には雄蕊だけを持つ雄花を、両性株には雄蕊と雌蕊を持った両性花を着ける。花弁のない雌蕊だけの雌花を着ける雌株もある。花をつける蔓の先端部の葉は、花期に白化し、送粉昆虫を誘引するサインとなっていると考えられる。近縁のミヤママタタビでは、桃色に着色する。


分布と生育環境
日本では、北海道、本州、四国、九州に、アジアでは千島列島、朝鮮半島に分布し、山地の林縁に自生する。低位の山を散策すると割とよく見かける。


利用等
マタタビという名前は、疲れた旅人が、マタタビの果実を食べたところ、再び旅を続けることが出来るようになったということから、「又旅」から名付けられたとの説がある。


若い果実は辛いが熟すと美味しい。薬用酒(マタタビ酒)の素として果実がよく使われる。因みにキウイフルーツもマタタビ科である。


ネコ科の動物はマタタビの臭い(中性のマタタビラクトンおよび塩基性のアクチニジン)に恍惚を感じ、強い反応を示すため「ネコにマタタビ」という言葉が生まれた。
当然ネコ科であるライオンやトラにも有効である。


マタタビ以外にも、同様にネコ科の動物に恍惚感を与える植物としてイヌハッカがある。


生薬
蕾にタマバエ科の昆虫が寄生して虫こぶになった果実は、木天蓼(もくてんりょう)という生薬である。冷え性、神経痛、リューマチなどに効果があるとされる。』(Wikipedia)


 


木天蓼の花の俳句:



 ・またたびの花をやさしく折れば匂ふ 山口青邨



 ・木天蓼や花ちる岩のたまり水 星野麦南



 ・またゝびの花や落ちては噎ぶ水 石塚友二



 ・木天蓼の花ひるがへる雨意の風 高千穂みち子



 ・横川へと木天蓼の花こぼれ継ぎ 櫛橋直子


 


「猫にマタタビ」とよく言われるが。
どんなことになるのかまだ見たことはない。


世の中には物好きな人も居て、実験し、映像をUPしておられるので見てみよう。
「猫にマタタビ」(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=sFo7QdAB4fM


ただ酔うだけで害はないから、猫は幸せらしい。


 ・木天蓼の花に酔ひたる猫じゃれる



 


 


 

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2009/06/25 日記 国内の新型インフル感染1000人超す

2009-06-25 23:19:44 | (2)日記

2009/6/25(木) 旧暦:閏5月3日 日出:4時26分 日没:19時00分 月出:6時54分 月没:21時08分 月齢:2.31辛丑(しんちゅう,かのとうし) 六曜:先勝 九星:五黄土星 選日:

今日の季語: 紫蘇(しそ)

 


(ここふる より転載)

 


(赤紫蘇の花 Haira's Photo Gallery より転載)

『シソ(紫蘇、学名:Perilla frutescens var. crispa)は、シソ科シソ属の植物。なお、シソには品種が多く、それらの総称「広義のシソ」として用いる場合と、基本品種である P. frutescens var. crispa f. crispa (チリメンジソ)や代表的な品種であるアカジソ P. frutescens var. crispa f. purpurea を「狭義のシソ」として用いる場合がある。本稿において特に明記しない限り「紫蘇」または「シソ」とは、「広義のシソ」の意味である。

 和名の由来次のような逸話が伝えられている。後漢末、洛陽の若者が蟹の食べすぎで食中毒を起こした。若者は死にかけていたが、名医・華佗が薬草を煎じ、紫の薬を作った。薬を用いたところ、若者はたちまち健康を取り戻した。「紫」の「蘇る」薬だというので、この薬草を「紫蘇」というようになった。

 特徴ヒマラヤやビルマ、中国などが原産。日本には中国から伝わったとされている。一年草で、高さ1m程になる。葉は対生につき、広卵形で先端は尖り、緑色または赤みを帯びる。品種によっては葉が縮れる場合もある。花序は総状花序で、白から紫色の花を多数つける。...  食材通常、食用にするのはアオジソとアカジソである。

青紫蘇 葉や花を香味野菜として刺身のつまや天ぷらなどにする。青紫蘇の葉は野菜としては「大葉(おおば)」とも呼ばれる。 赤紫蘇 梅干しなどの色づけに使う。また葉を乾燥させたものは香辛料として(特に京都で)七味唐辛子に配合されることもあるほか、ふりかけなどにも用いられる。また、熟さない実を付けた「穂じそ」花が開き掛けの「花穂じそ」も刺身のつまに用いることがある。箸または手指で茎からこそげ落として使用する。 実 萼ごと食用とし、茶漬けなどの風味付けに用いる。ぷちぷちした食感と独特の風味がある。

 漢方漢方医学では、主に赤紫蘇の葉を「蘇葉」(そよう)または「紫蘇葉」(しそよう)といい、理気薬(気が停滞している状態を改善する薬物、精神を安定させる目的もある)として神秘湯、半夏厚朴湯、香蘇散などに配合される(日本薬局方では、チリメンジソ(狭義のシソ、学名:P. frutescens var. crispa f. crispa)の葉及び枝先を「蘇葉」としている)。

また熟した果実を「蘇子」(そし)といい、咳、喘息、便秘などの治療に用いる。

シソの葉はロズマリン酸という成分を含み、アレルギー疾患に有用として健康食品としても利用されている。』(Wikipedia)

紫蘇の俳句:

 ・紫蘇の葉や裏ふく風の朝夕べ 飯田蛇笏

 ・飛行音をそのまゝ紫蘇の血をしぼる 平畑静塔

 ・紫蘇もんで此の世のことを口籠る 鳴戸奈菜

 ・紫蘇の葉の衆生に垂れし掌の如く 邊見京子

 ・葉を小さくして青紫蘇の花用意 大橋郁

 

騒ぎ過ぎなどと言われ、軽く見ている内に着々とウイルスは勢力を拡大している。 人感染型の変異は既に終え、強毒型突然変異が起きたらどうするのだろう。 学校・都市機能が重視するあまり、軽く見過ぎているのではないか?

『国内の新型インフル感染1000人超す 朝日新聞社集計 2009年6月25日(木)22:53  新型の豚インフルエンザの国内感染者が25日、千人を超え、朝日新聞社の午後10時までの集計で38都道府県1023人に達した。千人を超えたのは米国、メキシコ、カナダ、チリ、英国、豪州などに次ぐ。日本ではいまのところ重症例は報告されていないが、秋以降の「第2波」に向けて、専門家らは備えを着実に進めるよう指摘している。

 5月中旬に兵庫県と大阪府で高校生らの感染が確認された後、各地で確認されるようになった。福岡県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県など人口の多い都市部を中心に、高校だけでなく、中学校や小学校での集団感染が目立つ。男女比はおおむね半々だが、男性のほうがやや多い。』(asahi.com)

 

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2009/06/24 第227回 季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い(その1)

2009-06-24 23:56:02 |     季節の美味しさと日本酒を

岐阜の酒の中島屋さん主催の日本酒の会に参加した。平日水曜日の夜8時からの会は、時間的にシンドイが、今回は美濃天狗特集で尚且つ会場が「楮(こうぞ)」である。 「ざっぶん」と「楮」が会場の場合は、力の籠もった料理が提供されるので、シンドイなどと言っていられないのである。

19時半頃、岐阜駅に着くと、既に夜の帳が降り始めているが、まだ空の一角に明るさが残っている。 夏至の季節、最も長い昼の所為か、まだ宵の風情である。季節の美味しさと日本酒をいただくには、お似合いの何かを感じさせる黄昏時である。

 

岐阜駅前も整備が進み、数年前の、大げさに言えば、荒涼とした光景も、何か洗練された都会の空気を感じさせる。 新しくたったタワービル、駅前の緑地空間が、夜を控えた照明に照らされている。

会場の楮に着くと、会場は離れの方になっていた。当初12名の募集だったので、本店かと思ったが、その後参加者が増え、離れの貸し切りになったようだ。

もう多くの参加者が着席していて、今日の主賓の美濃天狗林社長も着席されていた。 4月の飛騨美濃酒蔵の集いでは、県知事賞受賞のお祝いを申し上げたが、2ヶ月後の今日、全国新酒鑑評会金賞受賞のお祝いを申し上げる事が出来たのは幸いであった。

今日の会はいつもとは、少し違った会になっている。美濃天狗の金賞受賞の記念祝賀会なのである。 お酒もお料理も、其処に狙いを定めている。

午後8時になり、いよいよパーティの始まりである。中島屋店主の開会宣言の後、美濃天狗林社長の挨拶が始まる。 ・中島屋さんとは20年来の付き合いである。 ・金賞については、中島屋さんには永くお待たせしたが、漸く今年受賞し、非常に喜んでいる。ホッとした気持ちである。 ・5年前に杜氏が変わり、今の杜氏は非常に造りが丁寧で、細かい作業が増えている。手を掛けた造りが金賞の背景にある。 今、77歳だが、もうしばらくは来て貰う事になっている。

 

各テーブルには、鶏のすがた焼が置かれており、金色の幟に「おめでとうございます」と書かれている。

 

挨拶が終わると、林社長の金賞受賞記念祝賀会の入刀式である。無事に入刀が終わると、祝賀会の始まりである。

実際は、18本の美酒と楮の創作料理が次々に提供されるので、目が回るが、時系列に記載すると読む人の目も回るので、日本酒と料理は、分けて記載することにする。

【出品酒】今日の日本酒のテーマは美濃天狗である。渡された「利き酒メモ」に目を通すと、金賞受賞酒を中心に、美濃天狗の水平・垂直飲みやろうという企画である。 分厚い企画である。

 

<乾杯>
美濃天狗 美濃のつらら酒 吟醸うすにごり H20BY
立ち香あり。酸味・発泡感のある味だが刺激的ではない。発泡感と辛味が今の季節に合う。後口は辛味系だが、切れがよい。 春の花の頃のうすにごりも良いが、このうすにごりはスッキリとした発泡感が季節の重さに合っている。

 

<今夜は『美濃天狗』楽しみます>
②美濃天狗 本醸造 H20BY
立ち香はない。丸い舌触り。酸味あるがスッキリとした酸である。後口の癖はなく良い。 美濃天狗は、以前からそうだが、本醸造クラスの酒も本格的である。

③美濃天狗 純米吟醸 H20BY
スッキリとした酸の味が爽やか。後口は癖はないが、ピリ系。切れよい。

美濃天狗 一滴水 吟醸大古酒<限定>
立ち香は、仄かな老香があり、複雑な香りがある、ラッキョウ漬けのような酸の香が隠れている。口に含むと丸い舌触りがあり、甘味・酸・辛その他複雑な味が層をなしている。苦味・渋味は表にはなく感じない。後口の癖はないが、残り香に仄かな熟成香を感じる。 この酒は、中島屋店主が蔵で眼にした20年分の大吟醸・吟醸のお宝を蔵元と企画・商品化したものである。 数多くの古酒がブレンドされたものであり、香り・味が何層にも積み重なっており、一枚一枚層を剥いでいくとその年月の厚みを感じることが出来る。 二度と入手できない限定酒でありながら、価格も720mm1400円弱なので、古酒・熟成酒好きな人には、ありがたい。

⑤美濃天狗 一滴水 吟醸雫生 H20BY
立ち香はあまり感じないが、揮発性のものが立っており鼻をくすぐる。甘味・酸味は無く、辛口系だが厚みのある透明な味。後口は辛味系。

⑥美濃天狗 一滴水 吟醸雫ひやおろし H19BY
立ち香はない。広がり・丸味がある世界。味の癖はない。後口も癖無く、良い。

⑦美濃天狗 かくれ里 大吟醸生原酒 2007
大吟醸らしい広がりのある世界。スッキリとした味わいで落ち着きを感じる。暴れ強引さが無く上品。

⑧美濃天狗 大棟梁 純米大吟醸生 酸味系の豊かなたっぷりとした味。辛味・苦味もある。後口はピリ辛。

⑨美濃天狗 鼻高々 大吟醸 <H20金賞受賞酒>
立ち香はあまり感じない。広がりのある大吟醸の世界。酸・甘・辛のバランスの取れた豊かな味、苦・渋はあまり感じない。後口は癖はないが、ピリ感が後口を締める。

 

<「天の戸」の純米酒>
⑩天の戸 純米吟醸 ランドオブウォーター
 天の戸の「美し稲」は飲んだことがあるが、これは初めてである。 偏りのない味。透明なること如水だが、厚みのある透明感。後口も癖無く良い。

⑪天の戸 純米吟醸 五風十雨(ごふうじゅうう)
 印象記録漏れ。

 

<今日の贅沢・吟醸酒飲み比べ>
⑫正雪 純米大吟醸 備前雄町
上に軽く下に重い印象。酸の厚みがある。後口はピリ辛系。

⑬蓬莱泉 一念不動 純米大吟醸
五味のバランスの取れた味。味・旨味の厚みがある。広がりはあまり感じない。後口も癖無く良い。

⑭南部美人 限定大吟醸
 中汲み甘い入り口、広がりがあるが、味の厚みも大きい。辛味も感じる。苦味はあるが浮かず下にあって締めている。

<熟・醇・を飲む>
他の会には滅多に無い貴重なコーナーがこの会にはある。それが、中島屋の秘匿蔵にある古酒・熟成酒が満を持して登場するこのコーナーである。 今日は、美濃天狗のH5,H7,H12,H19が登場した。新酒だけでは解らない、美濃天狗の幅・奥行きを体感することが出来る。

⑮美濃天狗 美濃のつらら酒 吟醸うすにごり 2007年12月瓶詰
 酸の厚みがあり、2007年だが発泡感がありピリピリとした味わいあり、生き生きしている。?の新酒より酸・味が厚い。

 


⑯美濃天狗 かくれ里 大吟醸 H12年12月瓶詰
 酸の厚みのある味の後、甘味がある。後口は辛味系。2007年のかくれ里より味が厚い。


⑰美濃天狗 超吟 大吟醸 雫 H7年8月瓶詰
仄かな消毒・化学臭。酸の厚い味の後辛味が続く。後口は辛味系。残り香も立ち香と同様。


⑱美濃天狗 吟醸 生原酒 H5年3月瓶詰
立ち香は熟成香。甘・辛の厚みのある味わい。後口はピリピリと辛い。 15年物の古酒だが、押しの強さがあり、元気で全く老いていない。美濃天狗の力強さを感じることが出来た。

 

美濃天狗を中心に18種類利く事が出来た。南部美人、一念不動、天の戸も良かったが、矢張り美濃天狗の水平・垂直飲みが面白かった。 今日の経験で美濃天狗の奥行きが見れたのは収穫だった。

美濃天狗の酒は、香り・甘味・酸味・辛味を押し立てて自己主張をする酒ではない。バランスの取れた透明感のある味は大吟醸から本醸造まで一貫している。

利き酒の場では、他の自己主張の強い酒に混じると、おとなしく平凡な印象を持つ人が多いかも知れない。

今日の美濃天狗体験は、そんな美濃天狗の印象を一変させた。美濃天狗は、一見のおとなしさとは違い力のある強い酒であることが解った。 H5の古酒の力強さはどうだろう。15年を経てへたること無くまだ元気である。 H12のかくれ里は、新酒より酸も甘味も辛味も旨味も厚く濃い。造りがしっかりしている為、熟成に耐えるのだろう。

それに、温度によって味の変化があり、温度で味を楽しむことが出来る酒であることも解った。 これは、味が厚いので温度変化に対応できる味の幅があるからだろう。

昨年・今年と上昇気流に乗った美濃天狗が来年どんな変化を見せるか楽しみである。

 

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2009/06/24 第227回 季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い(その2)

2009-06-24 23:52:28 |     季節の美味しさと日本酒を

 

楮の今日の料理は、「美濃天狗特別コース」である。この店は、創作料理の店なのだが、ある蔵に焦点がある会には、その蔵のお酒とコラボレートする料理が出てくるので楽しい。 今日は、美濃天狗金賞受賞記念祝賀会であり、また美濃天狗を水平・垂直に並べて極めようとする企画である。 そこで、料理も「美濃天狗特別コース」である。

居酒屋さんでは、お決まりのメニューから料理が出てくる事が多いし、高級料亭でもその板場さんが得意とする懐石の品書きに沿って出されることが多い。 ある蔵の拘りの日本酒を前提に料理を考えるのは、ジャズで言えばジョイント・セッションである。そこで発生するコラボレーションと緊迫感は、花火のようなお遊びでもある。

中島屋店主のブログ「酒楽六舗」の記事によれば、このジョイント・セッションに火花を散らそうとする楮の板長の心意気が理解できる。

『6月17日(水)の午前中を利用して可児市の「美濃天狗」醸造元林酒造?さんを訪ねました。   来週の24日は第227回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集いです。創作料理「楮(こうぞ)」さんで、念願の「美濃天狗」全国新酒鑑評会金賞受賞を祝う「美濃天狗」特集を行う予定ですが、「楮」さん料理担当のN氏が当日の料理のイメージを膨らませたい、という趣旨で是非蔵元を訪問したい、と、嬉しいご進言に、早速の訪問となりました。

...蔵の情景よりも、その造りの行程や苦労話を丁寧に説明してくれる社長の姿に、何か料理のイメージのヒントが掴めました、と帰る道々でN氏の率直な感想。... たった2時間程度の訪問でしたがN氏にはたいそう満足で有意義な半日だったそうで、24日の「季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い」での料理にも大きな意欲を燃やしておられました。』(酒楽六舗!(酒の中島屋) より転載)

本格的日本料理は、伝統と格式の世界であるらしい。しかし、お酒を飲まない人は別にして、美しい日本を拘って飲んでみようという消費者であれば、「料理は出します。お酒はお客さんが御勝手に!」では、満足できないだろう。 「その酒なら、この料理を出します」あるいは「この料理には、この酒が合います」という板場さんの見識・修行が必要なのである。 マンネリの中から生まれるものは少ない、新しい試みから新しい力が生まれてくるのが世の習いである。

前置きが長くなったが、今日の「美濃天狗特別コース」の品書きは、以下の通りである。

・鱸(すずき)の昆布〆-天狗シャンパンゼリー・鶏すがた焼・前菜  トマト豆腐  サニーショコラのさっぱり煮  キタアカリ(じゃがいも)のフライ  水茄子の刺身

・美濃ヘルシーポークとわらびのの椀・丸茄子のステーキ・穴子のせり揚げ・鮎の天狗煮・楮カレー・桃の天狗ゼリーがけ

以下写真で紹介するが、楮の照明は微妙な暗さである為、写真を撮るには難しさがある。 ストロボを焚くと白飛びするし、焚かないと暗くなる。携帯のカメラでは殆ど写らない。

ストロボを使用したものと、そのまま撮したものと料理毎に2枚取ったので、どちらか料理を良く写しているものを使い分けた。露光が不安定なのはその為である。

 

鱸(すずき)の昆布〆-天狗シャンパンゼリー鱸の旬は6月~8月、夏の白身魚の代表。

 

鶏すがた焼入刀が終わり、一旦厨房に下げられて、食べやすくされて、再登場したもの。


鶏のすがた焼に付けて食べる。

  ・前菜  キタアカリ(じゃがいも)のフライ  トマト豆腐  サニーショコラのさっぱり煮  水茄子の刺身

 季節の野菜、夏の地の稔り。

 

美濃ヘルシーポークとわらびのの椀

 

丸茄子のステーキ夏の野菜をサッパリとしたステーキに仕立ててある。

 

穴子のせり揚げ梅雨アナゴとか夏アナゴと言われ、穴子は7~8月が一番美味い旬である。

 

鮎の天狗煮これも夏の肴、鮎。贅沢にも美濃天狗で骨が柔らかくなるまで煮込んであるので、丸ごと鮎が楽しめる。アッサリとしたほろ苦さは、夏の味。

 

楮カレーインド風のこってりスパイシーカレーではなく。トマトのサッパリした酸味を活かした、スープカレーに寄ったカレー。これも夏の味。ランチタイムに食べることが出来るかは解らない。この日だけのメニューかも知れない。

 

最後のデザートは桃の天狗ゼリーがけ。透明感のある美濃天狗は、デザートにも相性がよい。

 

 

「美濃天狗特別コース」は、細かな演出のある特別コースであった。 金賞受賞記念なので鶏の姿焼きと入刀がある。洋風な始まりだが、一方、季節感を重視した品書きでもある。旬の魚・季節の野菜が盛り込まれている。 透明な癖のない美濃天狗を料理素材とした料理もある。あまり食べたことのないサッパリとした楮カレーは、多くはお茶漬けが勤める日本酒の留めに違和感を感じさせないものだった。 N氏が蔵見学までして考えた、特別コースは、一夜限りが美しい花火のようなものであった。

 

最後まで、美濃天狗と料理のコラボレーションを楽しむと、時計は既に10時を回っている。 家に帰るにはもう席を立たなければならない。注文してあった美濃天御大古酒をぶら下げて、岐阜駅へ急ぐ。中通は、まだまだ明るく盛りはこれからである。沖縄料理の店「美ら風」からは、沖縄民謡の跳ねるような調べが流れている。

岐阜駅のデッキでは、若者がストリートライブを行っている。時間があれば聞くのだが、急がなければならない。

 

来た時買ってあった切符を取り出して、改札口に急ぐと、空気が怪しい。電光掲示板に列車の表示がない。構内放送が一宮・木曽川間の人身事故で、東海道線の上下線が全面運休と言っている。

おいおい、それは無いぜ!!

この時間に止まったら、12時まで運行再開はないだろう。運休情報をA氏に知らせるべく電話し、留守録し終わると、何のことはないA氏も改札に既に来ていた。比較的近いA氏はタクシーで帰宅らしい。

歩いて帰る距離ではない。岐阜に泊まるか? 着替えを持っていない。着のままで仕事は...。名鉄に切り替えるか? 戻って間に合うか?

......

 

飛び込み自殺する人は勝手だが、残された人達は高額な賠償請求に苦しむだろうし、無関係な足を奪われた人達は数多い。 世の中に迷惑をまき散らすのが目的ならば、高笑いしてるかも知れないが、それが地獄への道筋。

楽あれば苦あり、苦あれば楽あり、苦楽ははあざなえる縄の如し。先日も同じ事があった。 じたばたしても仕方がない。あるがままを受け入れるしかない。

覚悟を決めてホームに出てみると、酔い覚ましのペットボトルの水の向こうに、途方に暮れてホームに「考える人」の様にしゃがみ込んでいる男二人の姿があった。

 

   ・酔い覚めの梅雨のホームにしゃがむ人

 

 

 

 

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2009/06/24 日記 鮎の季節

2009-06-24 23:50:20 | (2)日記

2009/6/24(水) 旧暦:閏5月2日 日出:4時26分 日没:19時00分 月出:5時37分 月没:20時27分 月齢:1.31庚子(こうし,かのえね) 六曜:赤口 九星:四緑木星 選日:



今日の季語: 鮎、香魚、年魚


 
(稚鮎の遡上 熊日新聞 より転載)


 
(飛騨高山 グルメ・飛騨牛・観光情報が満載! より転載)


『アユ(鮎)Plecoglossus altivelis altivelis は、キュウリウオ目・アユ科に分類される魚。川と海を回遊する魚で、日本では代表的な川釣りの対象魚であり、重要な食用魚でもある。地方公共団体を象徴する魚として指定する自治体も多い。


 特徴
成魚の全長は30cmに達するが、地域差や個体差があり、10cmほどで性成熟するものもいる。若魚は全身が灰緑色で背鰭が黒、胸びれの後方に大きな黄色の楕円形斑が一つある。秋に性成熟すると橙色と黒の婚姻色が発現する。口は大きく目の下まで裂けるが、唇は柔らかい。歯は丸く、櫛(くし)のような構造である。


北海道・朝鮮半島からベトナム北部まで東アジア一帯に分布し、奥尻島が日本の分布北限。遺伝的に日本産海産アユは南北2つの群に分けられる[1]。中国では、河川環境の悪化でその数は減少しているが、2004年に長江下流域でも稚魚が発見された報告があるなど、現在も鴨緑江はじめ、東部の各地に生息している。また、中国では浙江省などで放流や養殖実験が行われている。台湾でも中部の濁水渓以北で生息していたが、現在は絶滅が危惧されている。
...
 生活史
アユの成魚は川で生活し、川で産卵するが、生活史の三分の一程度を占める仔稚魚期には海で生活する。このような回遊は「両側回遊」(りょうそくかいゆう)と呼ばれる。ただし、河口域の環境によっては、河口域にも仔稚魚の成育場が形成される場合もある。


9月-2月頃、親のアユは川の下流に降り、砂や小石の多い浅瀬で集団で産卵する。水温15℃から20℃で2週間ほどすると孵化し、孵化した仔魚はシロウオのように透明で、心臓やうきぶくろなどが透けて見える。


孵化後の仔魚は全長約6mmで卵黄嚢を持つ。海水耐性を備えているため仔魚は数日のうちに海あるいは河口域に流下し、そこでカイアシ類などのプランクトンを捕食して成長する。全長約10 mm程度から砂浜海岸や河口域の浅所に集まるが、この頃から既にスイカやウリに似た香りがある。この独特の香りは、アユの体内の不飽和脂肪酸が酵素によって分解された時の匂いであり、アユ体内の脂肪酸は餌飼料の影響を受けることから、育ち方によって香りが異なることになる。水質の綺麗な中流域では、夏季には鮎の密度が高いと、川原が鮎の芳香で満たされる事がある。


川を上るアユ。多摩川調布堰にて全長35mm程度まで成長すると稚魚になる。体長59~63mmになると鱗が全身に形成され稚魚は翌年4月-5月頃に5-10cm程度になり、川を遡上するが、この頃から体に色がつき、さらに歯の形が岩の上のケイソウ類を食べるのに適した櫛(くし)のような形に変化する。川の上流から中流域にたどり着いた幼魚は水生昆虫なども食べるが、石に付着するケイソウ類(バイオフィルム)を主食とするようになる。アユが岩石表面の藻類をこそげ取ると岩の上に紡錘形の独特の食べ痕が残り、これを特に「はみあと(食み跡)」という。アユを川辺から観察すると、藻類を食べるためにしばしば岩石に頭をこすりつけるような動作を行うので他の魚と区別できる。


多くの若魚は群れをつくるが、特に体が大きくなった何割かの若魚はえさの藻類が多い場所を独占して縄張りを作るようになる。縄張りは1尾のアユにつき約1m四方ほどで、この縄張り内に入った他の個体には体当たりなどの激しい攻撃を加える。この性質を利用してアユを釣り上げるのが「友釣り」で、釣り人たちが川で釣竿を振るう様子は日本の初夏の風物詩である。


夏の頃、若魚では灰緑色だった体色が、秋に性成熟すると「さびあゆ」と呼ばれる橙と黒の独特の婚姻色へ変化する。成魚は産卵のため下流域への降河を開始するが、この行動を示すものを指して「落ちあゆ」という呼称もある。産卵を終えたアユは1年間の短い一生を終えるが、柿田川などでは稀に生き延びて越冬する個体もいる。


日本では、1987年にアユの冷水病が確認されている。


 名前
香魚、年魚、アイ、アア、シロイオ、チョウセンバヤ(久留米市)、アイナゴ(幼魚・南紀)、ハイカラ(幼魚)、氷魚(幼魚)など、雅語的表現や地方名、成長段階による呼び分け等によって様々な別名がある。


アユの語源は、古語の「アユル」から来たものだとされている。アユルとは落ちるという意味で、川で成長したアユが産卵をひかえて川を下る様からつけられた呼び名である。


現在の「鮎」の字が当てられている由来は諸説あり、アユが一定の縄張りを独占する、つまり占めるところからつけられた字であるというものや、日本書紀にでてくる話に神功皇后が今後を占うために釣りをしたところ釣れた魚がアユであったため占魚とあてられたものがある。


古くは1年しか生きないことに由来する「年魚」、体表の粘膜に香りがあることから「香魚」、鱗が細かいことから「細鱗魚」などがあてられていた。アユという意味での漢字の鮎は奈良時代ごろから使われていたが、当時の鮎はナマズを指しており、記紀を含め殆どがアユを年魚と表記している。現在の鮎が一般的に書物などにあてられたのは平安時代・室町時代ごろからとされる。


中国で漢字の「鮎」は古代日本と同様ナマズを指しており、中国語では「香魚(シャンユー、xi?ngyu)」が標準名とされている。地方名では、山東省で「秋生魚」、「海胎魚」、福建省南部では「溪鰛」、台湾では「[魚桀]魚」(漢字2文字)、「國姓魚」とも呼ばれる。


ちなみに俳句の季語として「鮎」「鵜飼」はともに夏をあらわすが、春には「若鮎」、秋は「落ち鮎」、冬の季語は「氷魚(ひお、ひうお)」と、四季折々の季語に使用されている。


 食材
 
塩焼き初夏の若アユが美味とされ、若アユの塩焼きや天ぷらは珍重される。同じ河川のアユでも水が綺麗で上質の付着藻類が育つ上流域のものほど味が良いとされる。


また、アユをそのまま輪切りにした「せごし」は歯ざわりと爽やかな香りを楽しめるが、アユは横川吸虫という寄生虫の中間宿主である。それほど重篤な症状は引き起こさない寄生虫ではあるが、せごしに限らず生食は薦められない。 酢や塩に浸けて、酢飯と合わせた「鮎寿司」、「鮎の姿寿司」も作る地方がある。JR京都駅の名物駅弁ともなっている。


琵琶湖周辺などでは稚魚の氷魚の佃煮や、成魚の飴煮も名物として製造販売されている。


腸を塩辛にした「うるか」は珍味として喜ばれる。うるかを作るには、腹に砂が入っていない(空腹になっている)夜間・朝獲れの鮎が好しとされる。


海で過ごしている仔魚・稚魚もシラス漁で混獲されることがあるが、この場合は独特の香りが製品につくのでむしろ嫌われる。また、アユの仔稚魚は茹でると黄色になる。


乾燥させた鮎節は和食の出汁としても珍重される。鮎の干物を「水出汁」したものは、極めて上品。』(Wikipedia)



鮎の俳句:



 ・鮎くれてよらで過行夜半の門 蕪村



 ・鮎の背に一抹の朱のありしごとし 原石鼎



 ・月の色して鮎の斑のひとところ 上村占魚



 ・鮎粥のはじける米を箸の先 星野恒彦



 ・この生を愛すべし鮎ほぐすべし 藤村多加夫



鮎の一生は僅か一年である。
夏は鮎が躍動する季節。
2年目はなくとも躍動する夏が鮎の命。


夜、岐阜の酒の中島屋主催の「季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い」に参加。



 


 


 


 


 

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2009/06/23 日記 沖縄近海に宝の山?

2009-06-23 22:05:38 | (2)日記


2009/06/23 日記 沖縄近海に宝の山?
2009/6/23(火) 旧暦:閏5月1日朔 日出:4時25分 日没:19時00分 月出:4時23分 月没:19時37分 月齢:0.31己亥(きがい,つちのとい) 六曜:大安 九星:三碧木星 選日:



今日の季語: 葵、立葵


 



(松風公園【山茶花の庵】 より転載)



『タチアオイ(立葵、学名:Althaea rosea、シノニム:Alcea rosea)は、アオイ科の多年草。


 概要
以前、中国原産と考えられていたが、現在はビロードアオイ属(Althaea)のトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との雑種(Althaea setosa ×Althaea pallida)とする説が有力である。
日本には、古くから薬用として渡来したといわれている。


花がきれいなので、園芸用に様々な品種改良がなされた。草丈は1~3mで茎は直立する。 花期は、6~8月。花は一重や八重のもあり、色は赤、ピンク、白、紫、黄色など多彩である。花の直径は品種によるが大きなものでは10cmくらいである。本来は宿根性の多年草であるが、品種によっては一年草でもある。


 別名について
ホリホック(ホリーホック、hollyhock)ともいうが、必ずしも本種のこととは限らず旧属名のタチアオイ属(Alcea)の植物を言う言葉である。


また、本種をハナアオイという人もいるが、本来はアオイ科のハナアオイ属のLavatera trimestrisまたはハナアオイ属の総称を言う言葉である。


花弁の根元が粘着質であり、引き抜いた花弁を顔などに付けてニワトリを真似て遊ぶことができるため、北海道の一部ではコケコッコ花、コケコッコー花などと呼ばれる。』(Wikipedia)




葵の俳句:



 ・明星に影立ちすくむ葵かな 一茶



 ・半日の嵐に折るゝ葵かな 正岡子規



 ・蝶低し葵の花の低ければ 富安風生



 ・門に待つ母立葵より小さし 岸風三楼



 ・呼ぶ子帰る子十二時の立葵 廣瀬直人


 


沖縄近海に宝の山?
沖縄近海の海底で、金、銀、銅などの金属が眠る「海底熱水鉱床」が新たに見つかったと、海上保安庁が22日発表した。


熱水鉱床についての詳細は、以下の「希少金属資源に関する
我が国の採るべき方策」(文部科学省)を参照。
http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/stfc/stt079j/0710_03_featurearticles/0710fa02/200710_fa02.html



沖縄県民は楽しく穏やかに暮らしたいのだろうが、どうも流れは反対の方に行っているようだ。


過去の歴史、今の基地、未来の宝の海。
沖縄はいつも問題の中にある。



 

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2009/06/23 今日は慰霊の日

2009-06-23 21:54:19 | (11)随想・思想


本土の終戦記念日は8月15日だが、沖縄の終戦記念日は6月23日である。
 日本軍の組織的抵抗が終わった日である。



『沖縄、64年目の祈り 慰霊の日
2009年6月23日(火)15:35


 第二次大戦末期の激しい地上戦の舞台となった沖縄戦から64年の「慰霊の日」を迎えた23日、最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」(沖縄県主催)が開かれ、麻生太郎首相ら約4500人が参列して20万人以上という犠牲者の冥福を祈り、平和を誓った。


 追悼式では正午の時報を合図に黙祷(もくとう)をささげ、遺族代表らの献花の後、仲井真弘多知事が「沖縄戦の実相と教訓を胸に刻み、平和を希求してやまない『沖縄のこころ』を礎に、世界の恒久平和の確立を目指す」と平和宣言した。


 麻生首相はあいさつで「今日の日本の平和と繁栄が、戦没者の尊い犠牲の上に築かれているということを忘れたことはない」などと述べた。さらに地元から要望が強い不発弾対策にも触れ、「いまだ多くの不発弾が埋没していることを心に刻まなければならない。県民の不安を解消すべく『不発弾等対策安全基金』を設置したが、対策を着実に推進する」とした。


 



(時事通信)


 これに先立ち、南城市立大里小6年の比屋根憲太君(11)が、姉を亡くした祖母の体験をもとにした自作の詩「平和のいのり」を朗読した。』(産経新聞)


 


陸軍第32軍は、1944年(昭和19年)3月15日に編成され、沖縄本島に司令部を置き奄美諸島から先島諸島をその守備範囲として連合軍の上陸に備えた。



米軍は、1945年(昭和20年)3月26日硫黄島の日本軍玉砕の後、4月1日沖縄本島に上陸し、沖縄の県民が軍と一体となって戦った沖縄戦が始まった。



日本軍は持久戦法を採り、米軍の疲弊を図った。時には果敢に闘ったが物量に差があり反って大損害を被った。
戦線は北から那覇に近づき、日本軍及び県民は次第に南に追い詰められた。



第32軍司令部は首里にあったが、米軍の猛攻の前に5月24日、南部島尻地区への撤退を決定。5月27日に津嘉山、30日にはさらに本島南端の摩文仁に撤退した。



戦跡の写真については以下の「沖縄発!役に立たない写真集」が詳しい。
良い仕事をしている写真集である。
http://gpzagogo.s8.xrea.com/syurisireibu.html




6月6日、海軍部隊司令官大田実少将は、「沖縄県民斯ク戦ヘリ」の訣別電報を打った後、豊見城の海軍司令部壕内で6月13日頃に自決した。


 


6月18日、アメリカ軍司令官バックナー中将は、喜屋武半島の最前線視察中に砲撃され死亡した。



6月23日、第32軍司令官・牛島満中将と参謀長・長勇中将が摩文仁司令部で自決し、統制の取れた組織的戦闘は終わりの日を迎えた。



牛島司令官 辞世の句
秋をまたで枯れゆく島の青草は皇国の春によみかへらなむ



持久戦を立案したY高級参謀は、摩文仁の丘を脱出し、捕虜となり、戦後の日本を生きた。
 彼は、 昭和56年(1981年)に亡くなったが、その36年間の彼の胸中はどうであっただろうか。



歴史の光と影というものは難しい。



「2009/06/09 8年振り沖縄旅行、その3日目(2)」の記事に書いた勇魂の碑に刻まれた愛知の12名は黒御影石の中に光っていた。



今日、摩文仁の丘で、麻生首相は、「今日の日本の平和と繁栄が、戦没者の尊い犠牲の上に築かれているということを忘れたことはない」と述べた。首相も時には良いことを云う。


しかし、矢張り最後は、田部長右衛門知事の献辞としたい。


 




 美しく花開くためにはそ
 のかくれた根のたえまない
 営みがあるように 私達の
 平和で心静かな日々には
 この地に散ったあなた達
 の深い悲しみと苦しみが
 そのいしずえになっている
 ことを思い ここに深い祈
 りを捧げます



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2009/06/22 日記 鰹

2009-06-22 22:34:42 | (2)日記

2009/6/22(月) 旧暦:5月30日 日出:4時25分 日没:19時00分 月出:3時15分 月没:18時37分 月齢:28.62戊戌(ぼじゅつ,つちのえいぬ) 六曜:仏滅 九星:二黒土星 選日:



今日の季語: 鰹、堅、松魚



 (魚屋三代目日記 より転載)


 



((株)にんべん より転載)


『カツオ(鰹)、英名 Skipjack tuna [1]、学名 Katsuwonus pelamis は、スズキ目・サバ科に属する魚の一種。暖海・外洋性の大型肉食魚で、1種のみでカツオ属 Katsuwonus を構成する。



刺身やたたきなどで食用にする他、鰹節の原料でもあり、日本の魚食文化とは古くから密接な関係がある。また、鰹の漁が盛んな地域では郷土料理として鰹料理が多い。地方名としてホンガツオ、マガツオ(各地)コヤツ、ビンゴ(仙台 : 若魚)ヤタ(仙台 : 成魚)サツウ(小名浜)マンダラ(北陸)スジガツオ(和歌山・高知)などがある。



 特徴
 カツオの群れ大型のものは全長1m・体重18kgに達するが、漁獲が多いのは全長50cm程である。体は紡錘形で尾鰭以外の各鰭は小さい。鱗は目の後方から胸鰭・側線周辺だけにある。背側は濃い藍色で、腹側は無地の銀白色だが、興奮すると腹側に4-10条の横縞が浮き出る。また、死ぬとこの横縞が消え、縦縞が現れる。
...

 日本沿岸における回遊
日本の太平洋沿岸に生息するカツオは、夏に黒潮と親潮とがぶつかる三陸海岸沖辺りまで北上し、秋に親潮の勢力が強くなると南下する。南下するカツオは「もどり鰹」と呼ばれ、低い海水温の影響で脂がのっており、北上時とは異なる食味となる。もどり鰹の時期も港によってずれがあるが、一般的には秋の味として受け入れられている。



北上から南下に転じる宮城県・金華山沖では、「初鰹」といっても脂がのっているため、西日本ほどの季節による食味の違いがない。また、南下は海水温に依存しており、陸上の気温との違いがあるため、秋になった頃には既にカツオはいない。


...

それぞれの港では、夏の到来を告げるその年初めてのカツオの水揚げを「初鰹」(はつがつお)と呼び、珍重する。初鰹は港によって時期がずれるが、食品業界では漁獲高の大きい高知県の初鰹の時期を「初鰹」としており、消費者にも浸透している。



 文化
日本では古くから食用にされており、大和朝廷は鰹の干物(堅魚)など加工品の献納を課していた記録がある。カツオの語源はこの堅魚(かたうお)から来ているというのが一般的な説である。


鰹節(干鰹)は神饌の一つであり、また、社殿の屋根にある鰹木の名称は、鰹節に似ていることによると一般に云われている。戦国時代には武士の縁起かつぎとして、鰹節を「勝男武士」と漢字をあてることがあった。織田信長などは産地より遠く離れた清洲城や岐阜城に生の鰹を取り寄せて家臣に振る舞ったという記録がある。



江戸時代には人々は初鰹を特に珍重し、「目には青葉 山時鳥(ほととぎす)初松魚(かつお)」という山口素堂の俳句は有名である。殊に江戸においては「粋」の観念によって初鰹志向が過熱し、非常に高値となった時期があった。「女房子供を質に出してでも食え」と言われたぐらいである。1812年に歌舞伎役者・中村歌右衛門が一本三両[4]で購入した記録がある。庶民には初鰹は高嶺の花だったようで、「目には青葉…」の返歌となる川柳に「目と耳はただだが口は銭がいり」といったものがある。このように初鰹を題材とした俳句や川柳が数多く作られている。但し、水揚げが多くなる夏と秋が旬(つまり安価かつ美味)であり、産地ではその時期のものが好まれていた。
...』(Wikipedia)




鰹の俳句:



 ・鰹売いかなる人を酔すらん 芭蕉



 ・わが宿のおくれ鰹も月夜かな 蕪村



 ・松魚舟子供上がりの漁夫もゐる 高浜虚子



 ・藍凝つて銀を生ずる鰹かな 松根東洋城



 ・出刃の背を叩く拳や鰹切る 松本たかし




鰹も食材としてありがたい存在だが、料理法となると鯛のようには行かない。
 刺身、たたきは良いが煮ると身が締まってしまい固くなる。煮る場合はなまり節がよい。
 初鰹にお金を惜しまず粋であった江戸人の心意気からは離れるが、刺身は初鰹よりもどり鰹が好きだ。



 

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2009/06/22 名古屋城天守閣再建「本気度100%」河村市長

2009-06-22 19:30:52 | (16)時事・世相


(とた日記 より転載)



『名古屋城天守閣再建「本気度100%」 河村市長
2009年6月22日(月)10:00
 名古屋市の河村たかし市長が最近、金のシャチホコの乗る名古屋城天守閣の「木造での建て替え」を公言し始めた。着工した本丸御殿の復元でさえ、「不況下で続けることが適当かどうか」と議論を呼んでいる中で、500億円かかるとも言われる天守閣改築を、「本気度は百%」と宣言。開会中の市議会6月定例会で、独自の財政論を披露し、実行可能の根拠を示すという。


 河村市長が天守閣への熱意をあらわにしたのは、14日にあった本丸御殿復元事業の賛否を問う公開討論会。終わり近くに、司会を務めた市長が突然、「名古屋を訪れても『行く所が無い』と言われるのはいかんこと。わしは天守閣を木造で再建しようと言う意見ですけど。賛成の方どれくらいいますか?」と、参観者150人に挙手を求めた。


市長は「8割以上が賛成ですよ」と満足そうな表情。翌日の会見で「本気度は百%。都市として自慢できるものが欲しい。今のコンクリート製の天守閣では『名古屋人として寂しいんでないの』と強調したい」と宣言した。』(asahi.com)
詳しくは以下
http://www.asahi.com/politics/update/0621/NGY200906210001.html?ref=goo



本丸御殿の公開討論会は賛成派が多く、慎重な河村市長も考えを改めたようだ。
 ばらまきに税金を使うのなら、文化財の復元に税金を使った方がよい。



江戸城はないし、大阪城はコンクリート製だ。木造天守は地方にしかない。
 木造の名古屋城天守閣が実現すれば観光の中心になることは間違いない。
 コンクリート製はやむを得ないと思いながら、つまらないと思っているのが大方の意見だろう。



 

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