菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。
散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

2009/01/31 日記 赤穂浪士討ち入りの日

2009-01-31 20:57:36 | (2)日記


2009/1/31(土) 旧暦:1月6日 日出:6時41分 日没:17時07分 月出:8時54分 月没:21時56分 月齢:4.79 丙子(へいし,ひのえね) 六曜:赤口 九星:四緑木星 選日:一粒万倍日、大犯土終



今日の花: 紅梅(こうばい)

 



(永松院の紅梅 谷根千ウロウロ より転載)

 


紅梅の俳句:


 ・刻とまれ紅梅に住む夫と吾に 上野章子


 ・紅梅の蕾の中の花一つ 中村汀女


 ・白梅のあと紅梅の深空あり 飯田龍太


 ・剪りて置く紅梅一枝片袖めく 野澤節子

 


1703年の今日1月31日(旧暦元禄15年12月15日
赤穂浪士が吉良邸に討ち入り、上野介を討ち取った日である。
降る雪の中の討ち入りは歌舞伎(仮名手本忠臣蔵)での脚色らしいが、寒い日であったことは確かだろう。
平成21年の今日も寒風が吹き荒れている。荒れ模様の日である。


元禄赤穂事件の詳細は、以下のWikipedia参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E7%A6%84%E8%B5%A4%E7%A9%82%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 

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2009/01/31 先進国オランダ 後進国日本

2009-01-31 20:01:05 | (16)時事・世相



オランダはK1など格闘技でも先進国だが、ここでは別の話である。


読売系列で土曜日の朝番組「ウエークアップ!」をみた。
雇用問題に関して労働形態の多様化と社会のセーフティネットの実現に成功しているオランダのレポートを行っていた。



『「世界一の労働先進国」とされるオランダ。
自動車メーカー「日産」は
ここにヨーロッパの搬送の拠点を構えています。
200人ほどの従業員は、
現地オランダの法律に守られて働いていました。


(女性従業員A)「私はパートタイムよ」
(女性従業員B)「私はフルタイム」
(記者)違いはありますか
(女性従業員B)「違い?顔が違うくらいかしら」
(女性従業員A)「パートとフルタイムの扱いは同じ、差はないわ」


この工場の労働者はおよそ15%がパートタイムです。
機械メンテナンス部門の責任者であるフランクさんもその一人。
4年前に妻を亡くし子供の世話が必要になってから、
出勤するのを週3日に減らしました。


(記者)
「会社から受ける保障は、フルタイムの時と同じですか?」
(フランクさん)
「全く変わりありません。同じ条件です。問題もありません」
「もし、教育が受けたかったら、
パートでも受けることができるんです」


実はオランダは労働力のおよそ4割が、
パートで成り立っています。
パートタイムといっても、
日本のような「臨時雇用」という形ではありません。
失業保険も支払われ、スキルアップの機会も与えられています。
給料、社会保障もフルタイムの社員と同じ条件で、
働いた分だけ支払われることになっているのです。
社員と平等の権利が与えられています。


(男性)「職を失わないのも、正規の雇用と全く一緒だよ」
(女性)「権利も同じです。法律が同じですから。」


企業の人事マニュアルには「同等の扱い」が定められていました。


(欧州日産 人事担当者マーティーン・ヒールマンス氏)
「オランダではフルタイムより先にパートタイムの
クビを切ることはあり得ません。」
「工場の需要はあがったり下がったりするものです。
それを支えるには、パートタイムこそが良いと考えたのです」
企業にとっても利益になるのです。」


パートタイムの雇用が発達した背景には、
1980年代の深刻な経済不況がありました。
当時の政府は、一人当たりの労働時間を短縮し、
賃金を抑える変わりに、雇用を増やそうとしたのです。


(労働者団体の担当者)
「当時の政府は、女性の労働力を市場に取り入れる機会だと
判断しました。それによって、平等な権利のあるパート制度が
オランダで実現したのです。」


この制度の導入によって、女性の労働力が一気に増えました。
弁護士のヤコバンさんも数百件の企業法務を抱えながらも
パートタイムの勤務をしています。
フルタイムの弁護士より2時間以上早く帰宅します。


(ヤコバン・ヴァウテゼベンベーゲさん)
「仕事を打ち切るのは大変でしょって、みんな聞くんですけど、
ペンを置くかどうかなのよ」
「もし(今より3時間長く)7時まで働いていたら、
2時間余分に雑談していると思うわ」


(ヤコバンさんの秘書)
「携帯もあるし、何かあれば連絡つくから問題ないわ」
(ヤコバンさんの同僚)
「彼女はとても効率的に仕事をこなすよ。
子供3人が待っているから、一生懸命働いているんだね。」


ヤコバンさんは、ごく当然の権利として、
子供たちと過ごす自由な時間を手に入れました。


(ヤコバンさんの息子)
「夕方の5時には帰ってきてくれるんだ。だからうれしい。
宿題も手伝ってくれるよ。」
(ヤコバンさん)
「家族と一緒に夕食を食べる時間が一番幸せです」

 

 子育てがひと段落をした後、フルタイムの仕事に戻ることも
可能です。自分のライフスタイルに合わせて、
パートとフルタイムが選びやすい制度になっているのです。


オランダではこの20年で、
女性の労働人口が20%近く上昇しています。
しかし、この不況でパートは、
企業にとって経費削減対象にならないのでしょうか。


(経済雇用団体・政策担当者 ヒウ・レニク氏)
「今の金融危機でわれわれは何をしようとしているかというと、
大変なときこそ人を解雇せず、労働時間を短縮させようと
いうものです。失業保険を支払う負担ともつりあわないですし」
「日本はコストという短期視点ではなく、
生産性・流動性という点でも考えるべきです」』(ウエークアップ!ぷらす より転載)
http://www.ytv.co.jp/wakeup/



強欲資本主義の巣窟であるウオール街と証券会社欲望の果てに全世界は暗闇に沈んでいる。
 日本企業の雇用削減もみんなでやれば怖くないとばかりに相次いでいる。正社員も含めて2万人削減の企業も現れた。人間を一体何と思っているのだろう。
 子供があり、住宅ローンを抱えた働き手が職を失ったらどうなるのか?


番組の他の部分では暴動とか戦争が最大の公共事業とか穏やかでないことが言われていたが、社会不安のもとは雇用不安だと言って良い。
 雇用削減の前に、役員報酬の返上、役員の経営責任、内部留保の取り崩し、配当の停止、ワークシェアリング、業務シェアリングなどやることが未だあるはず。


利益の前には、従業員を資材と同じように考えるアメリカ流資本主義は先進でもなんでもない。アメリカの2番煎じの日本も先進国ではない。頭を冷やして冷静に考えれば判る筈なのだが、日本の政治屋・経営者は狂っているとしか言いようがない。
 オランダこそ先進国というべきである。


 

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2009/01/30 日記 ブラックホールから噴出する?!

2009-01-30 23:57:22 | (2)日記


2009/1/30(金) 旧暦:1月5日 日出:6時42分 日没:17時06分 月出:8時28分 月没:20時55分 月齢:3.79 乙亥(いつがい,きのとい) 六曜:大安 九星:三碧木星 選日:



今日の花: 白梅

 


『梅
・薔薇(ばら)科。                           
・学名  Prunus mume(梅)                    
        Prunus mume var. bungo(豊後梅)     
          Prunus : サクラ属                  
          mume   : ウメ                      
                (江戸時代の梅の呼び名=ムメ)
          bungo  : ブンゴウメ(日本名)      
  Prunus(プラナス)は、                     
  ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。     
学名 P へ
 
 

・開花時期は、  1/25頃~  4/  5頃。   
  1月下旬から咲き出すもの、3月中旬から     
  咲き出すものなど、さまざまあり、また、     
  桜とちがって、咲き方も散り方もゆっくり。   
  梅が咲き出すと、なんとなく春の訪れを感じる。
・漢名でもある「梅」の字音「め」が変化して   
  「うめ」になった。                         
 
 

・いろいろな園芸種がある。                   
・とてもよい香りの5弁花。                   
  「馥郁(ふくいく)たる梅の香り」の”馥郁” 
  とは、「とてもよい香り」の意味です。       
  (そういえばこの言葉って、梅の香りにしか   
    使われないような気がします)             
 
 

・中国原産。奈良時代の遣隋使(けんずいし)か 
  遣唐使(けんとうし)が中国から             
  持ち帰ったらしい。                         
  そのころは桜より愛でられたが、             
  平安時代からは桜のほうに関心が             
  移っていったらしい。                       
・「万葉集」の頃は白梅が、平安時代になると   
  紅梅がもてはやされた。                     
  万葉集では百首以上が詠まれており、         
  植物では萩に次いで多い。                   
 
 

・幹がゴツゴツしているのが梅の特徴。         
  花を見ただけでは桜などと区別がつきにくい。 
・実が梅干しとなる(白梅の場合)。           
  梅雨の頃に収穫する(梅干し、おいしいです)。
  江戸時代には、各藩が非常食として梅干を作る 
  ことを奨励したため、梅林が全国で見られるよう
  になった。                                 
  ちなみに「梅雨(つゆ)」の名の由来は、     
  梅の実がなる頃に雨が多いからだそうです。   
・梅の字は「母」の字を含むが、中国ではつわりの
  ときに梅の実を食べる習慣があるらしい。     
・・・』(季節の花300より転載)

 


白梅の俳句:


 ・しら梅に明る夜ばかりとなりにけり 与謝蕪村


 ・勇気こそ地の塩なれや梅真白 中村草田男


 ・白梅や天没地没虚空没 永田耕衣


 ・白梅の老大樹こそ佳かりける 保坂知加子

 


『ブラックホールから噴出する「宇宙ジェット」の高解像度画像
1月30日11時50分配信 WIRED VISION


 


 

チリのチャナントール天文台にあるアタカマ・パスファインダー実験機(APEX望遠鏡)が、超巨大なブラックホールから放出される宇宙ジェットやローブ[ジェットの先端部にある広がった部分]の様子をとらえた、素晴らしい高解像度画像の撮影に成功した。


[宇宙ジェットは、重力天体を中心として、細く絞られたプラズマガスなどが一方向又は双方向に噴出する現象。星間物質などがブラックホールに吸い込まれる際にはしばしば、ブラックホールの周りに降着円盤と呼ばれる円盤状の雲が作られる。これに伴って、円盤の軸方向に超高速で脱出していく星間物質がしばしば観測される]


このブラックホールは、『ケンタウルス座A』の中心部にある。
ケンタウルス座Aは、地球から1300万光年の距離に位置し、実際には、融合しようとしている渦巻状(螺旋)銀河と楕円銀河の2つから構成されている。非常に活発に星が誕生している領域があり、ジェット流という形で放出されている強い放射線の発生源でもある。


これは、サブミリ波の帯域で初めて撮影されたブラックホールの映像で、素粒子からなる放射線ジェット流が、光速の約半分の速さで放出されている様子がわかる。

中央の円盤状の塵の塊から南北の方向に、ローブが広がっているのも見て取れる。銀河の右下の光っている部分は、ローブが周辺を取り巻くガスとぶつかって発生した衝撃波だ。

この画像は、波長帯域や使用機材の異なる複数の撮影画像を合成したものだ。『チャンドラX線観測衛星』がX線画像を撮影し、ラ・シヤ天文台の『MPG/ESO望遠鏡』が、背景の星と円盤状に集まった塵を映し出した。  』(WIRED VISION)


巨大な質量を持ち全てを飲み込んでしまい、光すら飛び出せないと言われるブラックホールから宇宙ジェットが吹き出しているらしい。どういう事なのだろう?
 時間・空間すらゆがんでしまう宇宙空間のお話。
あまりにも人間的な時間空間認識しかできない筆者には想像すら出来ない世界だ。
 全ての地球的価値の存在しない世界。これが本来の「空」なのか?


   二もとの梅に遅速を愛す哉 与謝蕪村


 

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2009/01/30 驢鞍橋 上巻-26

2009-01-30 22:53:14 | (26)鈴木正三・驢鞍橋



【原文】
一日老僧来りて法要を問。師示曰、工夫修行成べからず、只小庵に安居して、昼夜経咒を誦し、無縁法界を弔ひ、日用を送らるべし。何と礼拝杯せらるヽや。彼人、中々三拝を仕ると云。師曰、其つれにて何として真実起るべし。責て五百礼も千礼も作、身心を責て業障を尽すべし。亦一生に成仏せんと思べからず曠劫多生を懸てする事也。何とぞ今度餓鬼畜生を出、責て人間にならるべしと也。

 


【要約】
ある日、年配の僧が来て仏法について質問した。老師は答えて言われた。「坐禅の修行は簡単ではない。粗末な建物で静かに暮らし、昼も夜もお経を唱え、すべてのものを供養し、日常を過ごすべきである。いつもどのように礼拝をされておられるのか?」。その人は「はい、三拝を行っております。」と答えた。
老師は言われた。「それ位のことで、どうして本当の仏心が起こるものか。せめて、五百回も千回も礼拝をなし、身も心もせめぬいて悪業を消滅させるべきである。また、一生の内に成仏しようと思ってはいけない。永遠の何度も生まれ変わる時間をかけて行う事である。どうか、今回の一生では餓鬼畜生の境涯を抜けて、せめて人間の境涯になって下さい。」と。

 


【註】
工夫(くふう):  仏道修行などに専念すること。特に禅宗で、座禅に専心すること。 ( 大辞泉)


無縁法界(むえんほうかい):
1 仏語。法界のすべて。無差別平等の世界。
2 縁もゆかりもないこと。また、その人。


中々(なかなか):[感]相手の言葉に相槌を打つときに発する語。はい。ええ。そうです。


三拝:【定義】数あるお拝の中の一方法。三回お拝をすること。なお、一説にはこの三という数字については、身口意の三業に敬意を表すためであるとされている。


曠劫(こうごう): 仏語。きわめて長い年月。

 


【寸言・贅言】
いつもそうだが、正三の視線は行為に向かっている。
心は変じて止まない、口は心にもないことを言うことがある。
ただ、行為だけは誤魔化しが効かない。
中島敦の「我が西遊記」の中で道人から沙悟浄が言われる。「先ず吠えてみろ、ブートないたらお前は豚じゃ、ガーとないたらお前は鵞鳥じゃ」と言うことと通じている。
人間の総体は、考えていることではなく、話していることでもなく、行っていることがその人の総体である。
そう思ってみてみると人間の姿はかなり変わって見えてくる。


 

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2009/01/29 日記 本多静六博士の忌日

2009-01-29 21:31:04 | (2)日記


2009/1/29(木) 旧暦:1月4日 日出:6時43分 日没:17時05分 月出:8時03分 月没:19時54分 月齢:2.79甲戌(こうじゅつ,きのえいぬ) 六曜:仏滅 九星:二黒土星 選日:

 


今日の花: 冬至梅(とうじばい)


 


(天龍村ブログ より転載)

 


(山野花めぐり より転載)


『トウジバイ(冬至梅) 
 学名: Prunus mume ’Toujibai’ 
 科属名 :バラ科 サクラ属 落葉高木  
 樹高 :5m 
 植栽可能地域 : 青森県以南 
 原  産  地  : 中国(奈良時代に渡来) 
 花     期  : 12月末~1月 
 観 賞 葉 期  : 11月 
 実   期  : 6~7月 
 花  言  葉   : 気品・高潔・潔白・忠実・忠義・澄んだ心・
         独立(ウメ) 
             厳しい美・清香・気品・忍耐(白) 
             忠実・優美(紅赤)【花と花ことば辞典】
早咲きの梅で冬至の頃から咲き始めるので、この名前が付いた。』

 


冬至梅の俳句:


 ・松風に神馬のいななき冬至梅 飯田蛇笏


 ・冬至梅蕾微塵に暮れゆけり 百合山羽公


 ・忘れずに日日霧吹いて冬至梅 下田文子



1月29日は本多静六博士の忌日。
『本多静六(ほんだ せいろく、1866年7月2日 - 1952年1月29日)は、日本の林学博士、造園家。日本の「公園の父」といわれる。


埼玉県菖蒲町生まれ。南埼玉郡河原井村の名主折原家の第6子。


日比谷公園を皮切りに、北海道の大沼公園や福島県の鶴ヶ城公園、埼玉県の羊山公園、東京都の明治神宮、石川県の卯辰公園、福岡県の大濠公園ほか、設計・改良に携わった公園多数。東京山林学校卒業後に留学したドイツを始め、海外に十数回視察に赴き、明治期以降の日本の大規模公園の開設・修正に携わった。


また、昭和3年当時の比企郡菅谷村(現、埼玉県比企郡嵐山町)にある、現嵐山渓谷周辺を訪れた際、風景が京都の嵐山(あらしやま)によく似ていることから、武蔵嵐山と命名したことにより、のちに駅名(東武東上線、菅谷駅・現武蔵嵐山駅)や自治体名(比企郡菅谷村)が町制施行時に嵐山町と改称している。


幼少時に父親を亡くした経験とドイツ留学でのブレンターノ教授の教えから、勤倹貯蓄を処世訓とした。資産家として成功したことでも知られる。』

 

公人としては、東大農学部教授。
余技で公園の設計・造園に才能を発揮、全国の公園に関係した。
湯布院温泉を街全体を森林公園にするアイデアを提供した。
 「職業の道楽化」を唱道。公園の設計に際しては、本務である造林学の研究余暇として関わっていると述べている。


私人としては、資産家として成功したことで知られる。
 四分の一天引き貯金 - 収入の4分の1を貯蓄に充てる、倹約して生きていく蓄財法。
 手に入れた山林を埼玉県に寄付、育英奨学金の原資となった。


遠大・緻密な計画と日々の実行の結果、行くところ可ならざるはなかった超人である。
 日本人にも立派な人物が居てくれて嬉しい。


 

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2009/01/29 驢鞍橋 上巻-25

2009-01-29 21:10:54 | (26)鈴木正三・驢鞍橋



【原文】
一日人来り、世間物語を作、帰次で示曰。人皆大事を忘れて、たわ事計をつきて、一生空く過す物也。あの様な者はよせ度もなし。誰も機を抜し付たらば心を取るべし。忘れて守る程無ては、事に合て不覚取るべし。匠みて持つ間では、時々にぬくる物也。



【要約】
 ある日、人が来て、世間話をして帰った。その後、教えて言われた。「人は皆、大事なことを忘れて馬鹿なことばかり口にして、一生無意味に過ごすものである。あのような人間は来て欲しくない。誰でも、気を抜かしていれば、本心を取られてしまうものだ。世間を忘れて自分を守る程でなくては、問題が起きた時対処できないものだ。様々思いめぐらしている居る様では、その時々に気が抜けてしまうものである。」と。



【註】
 無し。



【寸言・贅言】
武士であれ、農民であれ、職人であれ、町人であれ、僧侶であれ、自分の本分・役目にしっかりと目を付け、一瞬たりとも気を抜かさず、役目を遂行することが修行であると説いた。
 日常性の中に埋没して、世の中に流されているだけの一生は空しい。速く大事に気付き、本心を持てと正三は言う。
 正三の警告は、今の世の中でも何も変わる事はなく当てはまる。


 

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2009/01/28 日記 光触媒でウイルス退治

2009-01-28 22:34:21 | (2)日記


2009/1/28(水) 旧暦:1月3日 日出:6時44分 日没:17時04分 月出:7時37分 月没:18時55分 月齢:1.79癸酉(きゆう,みずのととり) 六曜:先負 九星:一白水星 選日:不成就日



今日の花: 葉牡丹(はぼたん)

 



(花名所めぐり より転載)


『ハボタン(葉牡丹、英語:ornamental cabbage)は、アブラナ科アブラナ属の多年草。園芸植物として鮮やかな葉を鑑賞するが、観葉植物より一年草の草花として扱われる事が多い。


名前の由来は、葉を牡丹の花に見立てたもの。 耐寒性に優れ、冬の公園を彩るほか、門松の添え物にも利用されるが、暖地では色づかず、寒地では屋外越冬できない。』(Wikipedia)

 


葉牡丹の俳句:


 ・葉牡丹の色かさなりて開きそむ 長谷川かな女


 ・葉牡丹の渦の迷路にいざなはる 滝川艶


 ・葉牡丹のおごる葉のありしづむあり 吉田禅寺洞


 ・葉ぼたんの渦きりきりと女の日々 田中 江

 


『可視光で10倍高性能の光触媒=空気清浄機や内装に応用へ-量産化に成功
2009年1月28日(水)15:30

 


 目で見える光(可視光)を当てた場合、殺菌や抗ウイルス、汚れ防止などの性能が従来より10倍以上高い新型光触媒を開発し、量産化に成功したと、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の橋本和仁プロジェクトリーダー(東大教授)らが28日発表した。


 酸化タングステンの微粒子の表面に銅イオンを付けたもので、蛍光灯で十分な性能を発揮する。安く高性能な空気清浄機やインフルエンザウイルスを分解消滅させるマスク、屋内の天井や壁などへの実用化を目指す。』(時事通信)


この様な新技術の報道は心躍らせるものがある。
マスクをかければインフルエンザウイルスを退治する事が出来れば、鳥インフルエンザも怖くない。
 定額給付金などばらまいてしまわずに、この様な世界の為になり日本の地位向上に役立つ事業に集中的に援助したらどうか。


 

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2009/01/28 驢鞍橋 上巻-24

2009-01-28 22:00:21 | (26)鈴木正三・驢鞍橋



【原文】
一日去人来て成仏を問。師示曰、成仏と云は、本来空に成事也。元の如く、我もなく人も無、法も無、仏も無、一切にくっとつヽ離て、手を打払て隙を明る事也。悟にても何にても有ばそでは無也。婆子焼庵の古則杯、好証拠也。亦曰、隙なき人、折々来る事無用也。我云程の事は徳用草分等に書、あの外は云事無、是を好見らるべし。彼者随分修行仕れども、少しも上らずと云。師曰、たやすく成事に非ず。其やうに安く成事ならば、我は羅漢にも菩薩にも成べきが、未だ餓鬼畜生を離ず。然間、次第づよに修すべし。一旦頭べの火を払様なりとも、跡つゞかざれば用に立ず。急に成事と思はゞ退屈すべしと也。

 


【要約】
 ある日、さる人が来て成仏とはどのようなことか質問した。老師は教えて言われた。「成仏というのは、本々の空になることである。元の様に自分もなく、人もなく、仏法もなく、仏もなく、全てのことからグッと自由になって、手をポンと打って自在になる事である。悟りでも何でも在ると言うことになれば、空ではない。婆子焼庵の公案などはその良い証拠である。」、また言われた。「忙しい人は度々来る必要はない。自分が話す程のことは四民徳用・麓草分に書いてある、あれ以外に話すことはない。これらを良く見て欲しい。」と。その人は言った。「随分修行しましたが、少しも上達しません」と。老師は言われた。「容易く成就する事ではない。その様に簡単に成就することならば、自分は、羅漢にも菩薩にもなっている筈だが、まだ餓鬼畜生の段階を抜け出ていない。そうだから、益々強く修行すべきである。一回頭の火を消し止めたと思っても、後に続けることが出来なければ役には立たない。すぐ急に成就するものと思えば、すぐに退屈するだろうよ。」と。



【註】
四民徳用(しみんとくよう): 正三の著作。士農工商それぞれに対して世法則仏法である事を説いた。はじめに『武人日用』が書かれ、次に『農人日用』『職人日用』『商人日用』が加えられて『四民日用』が作られ、正三の死後6年後、『四民日用』『三宝徳用』『修行念願』を一つにして『万民徳用』として出版された。
麓草分(ふもとのくさわけ): 正三の著作。出家した僧のために修行の心得を書いている。


婆子焼庵: 有名な禅の公案。


羅漢: 「中国・日本では仏法を護持することを誓った16人の弟子を十六羅漢と呼び尊崇した。また、第1回の仏典編集(結集(けつじゅう))に集まった500人の弟子を五百羅漢と称して尊敬することも盛んであった。ことに禅宗では阿羅漢である摩訶迦葉に釈迦の正法が直伝されたことを重視して、釈迦の弟子たちの修行の姿が理想化され、五百羅漢図や羅漢像が作られ、正法護持の祈願の対象となった。」


菩薩: 「修行者としての菩薩- 初期から、悟りを開く前の修行時代の仏陀のことを菩薩と呼んでいた。さらに釈迦の前生物語である本生話(ジャータカ)では、釈迦の前生の姿も菩薩と呼んでいる。
この菩薩の代表として創造されたのが、次に成仏すると伝えられる弥勒菩薩である。弥勒菩薩は56億7千万年の修行を経て、この世に弥勒仏として現れるとされる。後に阿弥陀仏となった法蔵菩薩などもこの代表的事例である。
現世で活動するための菩薩-すでに悟りを得ているにもかかわらず、成仏を否定した菩薩も創造された。これは仏陀自身の活動に制約があると考えられたためで、いわば仏陀の手足となって活動する者を菩薩と呼ぶ。
この代表者が、釈迦三尊の文殊菩薩と普賢菩薩である。彼らは、釈迦のはたらきを象徴するたけでなく、はたらきそのものとして活動するのである。他にも、観世音菩薩、勢至菩薩なども、自らの成仏とはかかわりなく、活動を続ける菩薩である。」


餓鬼: 「俗に、生前に贅沢をした者が餓鬼道に落ちるとされている。ただし仏教の立場から正確にいえば、生前において強欲で嫉妬深く、物惜しく、常に貪りの心や行為をした人が死んで生まれ変わる世界とされる。しかし大乗仏教では、後々に死後に生まれ変わるだけではなく、今生においてそのような行状をする人の精神境涯をも指して言われるようになった。
餓鬼は常に飢えと乾きに苦しみ、食物、また飲物でさえも手に取ると火に変わってしまうので、決して満たされることがないとされる。」

 

畜生:「畜生は、苦しみ多くして楽少なく、性質無智にして、ただ食・淫・眠の情のみが強情で、父母兄弟の区別なく互いに残害する人間以外の禽獣虫魚など生類をいう。その種類はすこぶる多い。住所は水陸空にわたるが、本所は大海中に在すといわれる。
衆生・人間が悪業を造り、愚痴不平多くして感謝報謝なき者は死後に畜生に生るとされる。なお、大乗仏教ではこの思想は後々に、死後生まれ変わる世界としてだけではなく、人間が実生活における所行に応じて現れた結果、今生においての精神状態をも指すようになった。」(Wikipedia)



【寸言・贅言】
①正三の世界の認識が書かれている。本来の空である。其処には仏すらもない。しかし、ニヒリズムとは違う。


②最後の一言は、リアリスト正三の面目が表れている言葉である。千段の石段の上に神社の本殿があるのも、急峻な山の上に寺院があるのも、心臓が破れる程の苦しみの果てに神様・仏様にお会いできるのでありがたい訳で、おーいと呼んだら、何か用かと現れる様な神様・仏様なら有り難くもないだろう。苦しい修行の果ての悟りであって、3分間で成功するハウツー本を読めば悟りが開けるものならば、御利益も3分しか続かないだろう。"

 

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2009/01/27 日記 40万人失職!!

2009-01-27 21:32:42 | (2)日記


2009/1/27(火) 旧暦:1月2日 日出:6時44分 日没:17時03分 月出:7時10分 月没:17時55分 月齢:0.79 壬申(じんしん,みずのえさる) 六曜:友引 九星:九紫火星 選日:



今日の花: カトレア

 



(かぎけん花暦 より転載)


『カトレヤ(カトレアとも。Cattleya)とは中南米原産のラン科植物の1つの属、あるいはその近縁属との交配品種を含む1群の植物である。美しい花を咲かせることからよく栽培され、最も有名な洋ランである。洋ランの女王とも言われる。


概要
中南米のコロンビア、ベネズエラ、ブラジル、エクアドルなどに分布し、特にアンデス山脈などの標高100m程度の森林地帯に産する。着生植物であり、木の樹皮に付着して生活する。現在では多くの交配種があり、栽培されている。非常に大輪で派手な花であり言わば洋ランの代名詞として扱われ、切り花としては華麗さと高級感を演出する。名前はこの属の最初の収集者で最初に栽培で花を咲かせたWilliam Cattleyにちなみ、属の名前として献名されたものである。もともと彼が南米から送ってもらった植物の梱包材として使われていたこの着生植物に興味を持ち、栽培してみたところ予想もしなかった見事な花をつけたため、イギリスの著名な植物学者John Lindleyが記載して献名したという逸話が伝わっている。
カトレアを国花としている国はコスタリカである。』(Wikipedia)



カトレアの俳句:


 ・かつて妻の胸にもありしカトレアよ 冨田直治


 ・イブニング脱ぎカトレアをコップ挿し 檜 紀代


 ・カトレヤを置きてピアノを曇らせる 北 萠子

 


『派遣社員ら半年で40万人失職も 厚労省予測の4・7倍
2009年1月27日(火)19:42


 製造業の派遣・請負企業の業界団体、日本生産技能労務協会と日本製造アウトソーシング協会は27日、昨年秋から今年3月末までの約半年間に、製造業で約40万人の派遣、請負社員ら非正規労働者が失職するとの見通しを示した。厚生労働省がほぼ同じ期間に見込む失職者の約4・7倍の規模で、両協会は「(製造業への労働者)派遣・請負市場は壊滅状態」としている。同日の自民党労働者派遣問題研究会で示した。』(KYODO NEWS)


40万人失職した社会・国は社会不安にならないだろうか?
この様な事態を放置して為政者は安閑としていいのだろうか。
社会の安定に腐心するのが真のリーダーの勤めなのだが、似非リーダーしか今の日本にはいないらしい。
 江戸時代は百姓一揆があった、40万人失職では派遣一揆が起きても不思議ではない。


 

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2009/01/26 日記 寒蘭

2009-01-26 23:13:14 | (2)日記


2009/1/26(月) 旧暦:1月1日旧正月、朔 日出:6時45分 日没:17時02分 月出:6時39分 月没:16時55分 月齢:29.61辛未(しんび,かのとひつじ) 六曜:先勝 九星:八白土星 選日:


今日の花: 寒蘭(かんらん)

 



(今日もコロびより より転載)


『寒蘭(かんらん)というのは、カンランの東洋ランとしての名称である。主として花を観賞するものが多い。


概観
東洋ランは古くから中国でランが栽培されていたものに起源があり、それが日本に持ち込まれたものから始まっている。中国では花を楽しむものは主に中国春蘭と、一茎九花の二つである。いずれも花はシュンランに似ており、花弁は幅広く、丸っこい。日本では春蘭がこれらの花によく似ていたので、日本での花物系の東洋ラン探しは、まず、日本春蘭から始まっている。ただし、花物よりは柄物の方が先である。


寒蘭の場合も、当初は葉を楽しむことが多かったようである。しかし、さほど有名な品種は残っていない。そのうち、花色の豊富さに目がむけられるようになり、昭和初期から次第に展示会が開かれ、優秀品には銘名がなされるようになった。


現在では寒蘭の産地ごとに蘭愛好会があり、そこでは銘名や展示会等が開かれている。


なお、この間に野外では採集によってほとんど発見不可能なまでにその数が減少してしまった。これについてはカンランの項を参照。

・・・
産地
寒蘭は、産地ごとにまとまって考えられることが多い。それぞれの地域で同好会や愛蘭会といった団体があり、それぞれ独立した活動を行っている。


紀州寒蘭
和歌山県・三重県の南部に産する寒蘭である。和歌山県南部内陸部から三重県の尾鷲あたりにかけて、各地に産地があり、奈良県の南部にも産地がある。赤花の名品が有名。
土佐寒蘭
高知県を中心とする産地の寒蘭である。特に東側、徳島県にかかる一帯と、西側、愛媛県にかかる四万十川流域は重要で、中でも宿毛市西谷は多くの名品を産出したことで有名。赤花・白花なども名品があるが、特に桃花の武陵・黄花の金鵄は多くの偽物が出回るほどの有名品。
九州寒蘭
九州各県に産地があり、それぞれ福岡寒蘭、日向寒蘭、長崎寒蘭、薩摩寒蘭などと呼ばれる。特に薩摩寒蘭が有名。』(Wikipedia)

 


寒蘭の俳句:


 ・寒の蘭どの香に染まることもなし 桜井京子


 ・寒蘭の一茎に灯のともさるる 青柳志解樹


 ・寒蘭のもらわれて行く夜汽車かな 泉美予子

 

 

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2009/01/25 日記 雪景色の白川郷

2009-01-25 23:07:55 | (2)日記


2009/1/25(日) 旧暦:12月30日 日出:6時45分 日没:17時01分 月出:6時03分 月没:15時55分 月齢:28.61 庚午(こうご,かのえうま) 六曜:大安 九星:七赤金星 選日:三隣亡、不成就日、大犯土始



今日の花: アロエの花

 


『・百合(ゆり)科。                         
・学名  Aloe arborescens                   
          Aloe        : アロエ属           
          arborescens : 木質の、木本状に育つ
  Aloe(アロエ)の名は、アラビア語の       
  「alloeh(苦味のある)」のことばから。   
学名 A へ
 
 

・アフリカ原産。                           
・花が咲くものと咲かないものがある。       
  鉢植えしているものは咲きにくいようだ。   
・橙色の花。                               
・葉は肉質でギザギザ。健康食品となるが     
  すごく苦い♪。別名「医者いらず」。       
  整腸や胸やけ、やけどによく効くらしい。   
  (私も子どもの頃、病気になると           
    食べさせられました。効いたっけ?)     
・夏咲きもあります。→ アロエ(夏咲き)    
 
 

・日本で栽培されるのは、ほとんどが         
  「木立(きだち)アロエ」という種類。     
  この場合、名前としては                   
  「木立蘆薈(きだちろかい)」の方が       
  とおりがいいですね。                     
  ”蘆薈(ろかい)”は、                   
  昔、「aloe」を「ロエ」と音読みしたものに 
  「蘆(ろ)」と「薈(え:会)」の漢字を   
  つけたものです。                         
       木立アロエ(キダチアロエ)          
    = 木立蘆薈  (キダチロカイ)          
    = アロエ・アルボレスケンス(学名読み)
 
・葉っぱの幅が広い「アロエ・ベラ」という種類
  もある。ヨーグルト等で使われるのはこちら。
  葉っぱは苦くない。』(季節の花300より転載)

 


アロエの花の俳句:


 ・アロエの毒全身に来て冬の恋 日向野花郷


 ・花アロエ四五本活けて鬱を断つ 窪久美子


 ・アロエの花黒猫も花年を越す 金子皆子 

 


『世界遺産「白川郷」ライトアップ

 


(時事通信)  1月24日(土) 20時22分
世界遺産に登録されている白川郷(岐阜県白川村)の合掌造り集落で24日、恒例のライトアップが始まった。夕闇が迫る午後5時半ごろ、家々の照明が点灯すると、伝統的なかやぶき屋根の集落が山あいに照らし出される』【時事通信社】


雪景色の中、囲炉裏を囲んで燗酒を酌み交わしたいものだ。


 

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2009/01/24 日記 H2A打ち上げ成功

2009-01-24 23:53:46 | (2)日記


2009/1/24(土) 旧暦:12月29日 日出:6時46分 日没:17時00分 月出:5時22分 月没:14時56分 月齢:27.61己巳(きし,つちのとみ) 六曜:仏滅 九星:六白金星 選日:己巳

 


今日の花: 冬菫(ふゆすみれ)、寒菫

 




 

(これええんとちゃう2 ? より転載)



冬菫の俳句:


 ・冬菫草にまみれて濡れてをり 瀬在苹果


 ・陽に遠く機屋の端の冬菫 横山千鶴子


 ・城山に間道のあり冬すみれ 佐藤八百子

 



『H2A打ち上げ成功、「いぶき」など衛星8基載せて
2009年1月23日(金)22:53

 


(読売新聞)


 三菱重工業は23日午後0時54分、温室効果ガスを専門に監視する世界初の衛星「いぶき」など計8衛星を積んだH2Aロケット15号機を、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げた。


 いぶきは16分後に切り離され、予定の軌道に投入された。H2Aの打ち上げ成功は9回連続。衛星8基の同時打ち上げは過去最多となる。


 宇宙航空研究開発機構と環境省が共同開発した「いぶき」は、地球全体の大気中の二酸化炭素をきめ細かく観測する。二酸化炭素の次に強い温室効果を持つメタンガスも観測でき、温暖化の進行を見極める研究などに役立つと期待される。打ち上げ費用も含めた総事業費は346億円。


 今回のH2Aは、大阪府東大阪市の中小企業などが開発した「まいど1号」など小型衛星7基も搭載。このうち「小型実証衛星1型」「雷神」「まいど1号」「 輝汐 ( きせき ) 」「KUKAI」「ひとみ」の6基は軌道投入が確認された。残り1基は、開発元が衛星からの信号の確認作業を続けている。』(yomiuri online)


H2Aは9回連続成功。今回衛星を8個同時に打ち上げた。
この様なニュースは、大きく報道する必要がある。
日本が生きる道は、文化に加えて技術だから。


 

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2009/01/24 今日の酒 「初緑 特別純米 無濾過生原酒 19BY」

2009-01-24 22:04:34 |    日本酒



「初緑 特別純米 無濾過生原酒 19BY」高木酒造(岐阜)
原料米:ひだほまれ 100% 精米歩合:55% 使用酵母:協会1801号 日本酒度:+3 酸度:1.5 アルコール度:16度
杜氏:畠山勝美 1,312円(720ml)


 


香り高い。甘い香り、軽い甘さの入り口。広がりのある酸のふくらみがある。滑らかな舌触りで透明感高い。後半から苦味と辛味が出る。後口は辛味系。
 美味い酒である。特別純米だが、吟醸酒の造が感じられ、純米大吟に間違える世界を持っている。価格を考えるとお薦めである。


高木酒造は、岐阜県で人気の紙パック酒の蔵元だが、昨年から特定名称酒にも力を入れ始めた。その銘柄が、「初緑」である。
同社のHPによれば、
『~初緑の由来~
「水と緑に囲まれた山里の酒」という意味がこめられた銘酒「初緑」は江戸後期天保年間に、尾張の殿様より命名されました。』という由緒ある銘柄らしい。
 大吟醸から特別純米まで、昨年4月の飛騨・美濃酒蔵の集いで初緑を利いたが、19BYの初緑では、白ラベルの特別純米が最も気に入った酒だった。
 http://blog.goo.ne.jp/nabanatei/d/20080427


 20BYが1月20日から発売になったらしいが、日本酒度が+2となっている。19BYより少し甘くなっているのだろうか?


 

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2008/01/23 日記 定額給付金報道は、愚かか?

2009-01-23 23:57:31 | (2)日記

2009/1/23(金) 旧暦:12月28日 日出:6時46分 日没:16時59分 月出:4時36分 月没:14時00分 月齢:26.61 戊辰(ぼしん,つちのえたつ) 六曜:先負 九星:五黄土星 選日:臘日



今日の花: 水仙 水仙花 雪中花(せっちゅうくわ)

 


(花紀行 より転載)


『スイセン属(-ぞく、学名:Narcissus)は、ヒガンバナ科(クロンキスト体系ではユリ科)の属のひとつ。


この属にはラッパスイセンやニホンズイセンなど色や形の異なる種や品種が多くあるが、この属に含まれるものを総称してスイセンと呼んでいる。多年草で、冬から春にかけて白や黄の花を咲かせるものが多い。


狭義には学名Narcissus tazettaや、その変種であるニホンズイセン(Narcissus tazetta var. chinensis)をスイセンということも多い。しかし、本記事では特に明記しない限り「スイセン」をスイセン属の総称の意味で用いる。』(Wikipedia)



水仙の俳句:


 ・水仙の花びら氷りゐたりけり 長谷川櫂


 ・水仙や古鏡のごとく花をかかぐ 松本たかし


 ・海鳴りて水仙ふるへやまざりし 山下美典



給付金については、国民の反対の声が大きく、報道も批判的だが、その報道に対して給付金を肯定的に論ずる論者が居る。
 こうした評論家はただ目立ちたがり屋のスタンドプレーの様に思われる。
『マクロ経済学の大原則を無視した 「定額給付金」懐疑報道に感じる違和感【保田隆明コラム】』
http://news.goo.ne.jp/article/diamond/business/2009012203-diamond.html

 

とか


『それでもやらないよりはマシだ。定額給付金への反論に答える【上杉隆コラム】』
http://diamond.jp/series/uesugi/10061/


とか


ケインズの有効需要理論など国民の大多数は承知している。それを知らないなら教えてやろうと言う様な態度こそ、愚かな思考だ。
又、国民は“何もやるなと”言っているのではなく、穴を掘って埋めろ言っているのでもなく、2兆円のカネをもっと長期的戦略的に使えと言っているのだ。
 ばらまいて使ってしまえばそれで終わりではない、ツケは消費税になる。
 国民はそれで給付金に反対している。
目立つ為に論ずる識者など必要ない。


 

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2009/01/23 4合瓶の限定酒を飲む会 in かのう

2009-01-23 22:53:09 |    日本酒の会


日本酒の会sake nagoyaの定例会以外の特別な会として、4合瓶の限定酒が開催された。
限定酒の会なので、今回は参加費が5000円で参加枠は20名。


花の金曜日、仕事を終えて、先週も通ったかのうへの道を歩く。
週の終わりの疲れはあるが、どんな銘酒に巡り逢えるか楽しみである。
 途中用を足し、会場に6時半に着くと、既にかなりの人影が見える。今日は貸し切りではないので、テーブル3つを使用しての開催。他の席はこの会以外のお客さんで満席であった。


実際の参加者23名が揃い、定刻通り7時より開始。
今日はブラインド評価はせずに、銘柄を見ながら楽しむと勝手に思っていたが、テーブルに評価シートが置かれており、ブラインド評価は行う事になっていた。


各テーブルには卓上焜炉が置かれている。今日は鍋らしいと思っていると、大きな鉄の深鍋に湯が張られ、魚の切り身が乗せられた大皿と鍋用の野菜・豆腐・マロニーなどの大皿が運ばれてきた。
聞くと、今日は鮟鱇鍋とのこと、限定酒に合わせ料理も豪華である。


【出品酒】
筆者のブラインド評価の結果を記載する。
 筆者の評価基準は、今日の限定酒は吟醸酒であろうから立ち香、味のバランス、厚み、推移、後口の癖、残り香、飲み終わった後の余韻、全体の上品さである。
 今回も、全体評価の結果と筆者の評価結果とはかなり違った結果となった。
 好みの問題だから、人それぞれなのだが、平均値から離れる人は平均的な嗜好から違った尺度で評価している事になる。
 自分の評価基準の評価でもある。

 


左から


① 白老 吟醸 しぼりたて生酒 酒蔵開放限定品 澤田酒造 (愛知)
"精米歩合:55% アルコール度数:17~18度
渋い様な木香の立ち香。まろやかな酸の厚み。バランス良い。後口はピリ辛。後口に残る物有り。評価8.5。


② ほうらいせん吟醸工房 純米大吟醸 山田錦 関谷醸造 (愛知)
少し甘い仄かな香り、はっきりとした吟醸香ではない。バランスの取れた広がりのある丸みを感じる。苦味辛味はなく、上品な世界。後口は微かにピリ味。評価9.3。

 



③ 清泉 亀の尾 大吟醸生酒  久須美酒造 (新潟)
原料米:麹米・山田錦 麹米・山田錦 精米歩合:40% 日本酒度:+3 酸度:1.2 アミノ酸度:1.1 アルコール度:16~17
仄かに香ばしい立ち香。バランス取れた味だが、やや酸味に重心がある。広がりはあまり感じない。後口はピリ味。評価8.5。


④ 玉柏 大吟醸 金賞受賞酒 蔵元やまだ (岐阜)
原料米 山田錦 精米歩合 35% アルコール度 17% 日本酒度 +3 酸度 1.2 アミノ酸度 0.9
甘い立ち香。透明感のある入り口。品の良さを感じる。No.2(吟醸工房)に近いが、比較して辛口スッキリしている。広がりは大きくないが上品である。後口癖が無く良い。評価9.2。


⑤ 出品吟醸 飛露喜 金賞受賞酒 (資)廣木酒造本店 (福島)
大吟醸酒 原料米:山田錦 精米歩合:40% アルコール度数:16度
菓子風の甘い香。透明な酸の厚み、バランスはよい。後口はピリ辛、切れ良い。評価8.5。


⑥ 磯自慢 中取り純米大吟醸 愛山 磯自慢酒造 (静岡)
原料米:愛山 精米40% アルコール度数:16~17度
仄かな化学臭。甘目の入り口。バランスの取れた味。丸味有り、透明感有り。後口に何か香り有り、味はピリ味。評価9.0。


⑦ 七本鎗 大吟醸斗瓶取り 原酒 19BY 冨田酒造 (滋賀)
原料米:山田錦 精米:40% 酵母:協会1401 日本酒度:4.5 酸度:1.5 アルコール度:16~17
ラムネ菓子の様な香。軽い甘目の入り口だが、バランスの取れた味で、厚みがある。全体として辛口だが、終盤に苦味もある。後口はピリ辛。評価8.0。

 

⑧ 十四代 特吟 純米大吟醸 播州愛山 高木酒造 (山形)
 ライチの様なフルーティな立ち香。バランスの取れた味で、広がりもある。後口はピリ辛。評価9.0。


⑨ 八海山 純米大吟醸 金剛心 限定品 八海醸造(株) (新潟)
使用米 :山田錦・五百万石 酵母:協会10号・14号 精米歩合:40%  杜氏:高浜春男(越後杜氏) 日本酒度:+1 酸度:1.5 アミノ酸度:1.3 アルコール度:17~18度 ー3度の冷蔵で2年間熟成。
立ち香は感じない。酸の厚みのある辛口の味、広がりはあまりない、アルコール度数高い印象。後半に渋味を感じる。評価8.5。


⑩ 黒龍 二左衛門 純米大吟醸斗瓶囲い 黒龍酒造 (福井)
使用米: 山田錦 精米歩合: 35% 使用酵母:蔵内保存酵母  日本酒度:+5  酸度: 1.0
仄かなカラメル香。丸味のある厚みのある味わいだが、広がりはない。後口に残るものがある。評価8.8。


【評価結果】
筆者の評価順位は以下の通りとなった。
1位 ② ほうらいせん吟醸工房 純米大吟醸 山田錦
2位 ④ 玉柏 大吟醸 金賞受賞酒
3位
 ⑥ 磯自慢 中取り純米大吟醸 愛山
 ⑧ 十四代 特吟 純米大吟醸 播州愛山
5位 ⑩ 黒龍 二左衛門 純米大吟醸斗瓶囲い
6位
 ⑤ 出品吟醸 飛露喜
 ⑨ 八海山 純米大吟醸 金剛心 限定品
 ① 白老 吟醸 しぼりたて生酒 酒蔵開放限定品
 ③ 清泉 亀の尾 大吟醸生酒 
10位 ⑦ 七本鎗 大吟醸斗瓶取り 原酒 19BY


吟醸工房の一年不動は広がりがあまり無いことが惜しかったが、今日の純米大吟醸は広がりバランス後口とも良かった。
玉柏・磯自慢・十四代も良かった。この辺りはどれを取ってもその差は大きくない。聞く順番が違うと逆転することは充分考えられる。
黒龍は、昨日の龍の方が今日の二左衛門より良かった様に思う。龍の熟成年数が長いことが影響しているかも知れない。

 

今日は立ち香の難しさを痛感した。日本酒だけに留まらず、あらゆる物の匂いに敏感にならなければ、立ち香の分別は難しい。
今後の課題である。どうしたらよいか解らないが、とりあえず、食材・菓子・調味料などの香りをきちんときこくすること。


参加者全体の評価は以下の通りであった。
⑤ 出品吟醸 飛露喜
⑥ 磯自慢 中取り純米大吟醸 愛山
④ 玉柏 大吟醸 金賞受賞酒
① 白老 吟醸 しぼりたて生酒 酒蔵開放限定品
⑩ 黒龍 二左衛門 純米大吟醸斗瓶囲い
⑨ 八海山 純米大吟醸 金剛心 限定品
③ 清泉 亀の尾 大吟醸生酒 
⑦ 七本鎗 大吟醸斗瓶取り 原酒 19BY
⑧ 十四代 特吟 純米大吟醸 播州愛山
② ほうらいせん吟醸工房 純米大吟醸 山田錦

 

筆者の評価との比較で、一番目に着くのは、吟醸工房である。
嗜好はそれぞれなのだから致し方ない。



【今日の料理】
今日は豪華な鮟鱇鍋。

 



 定番の枝豆。

 



大型の鉄の深鍋。これで4人分を作ることになる。


 


 鍋の野菜、

 

 



鮟鱇の切り身。
鮟鱇の全ての部位が盛られている。
右上の黄色い物が、肝。
つけだれに肝をすりつぶして混ぜる方式も多いが、今日は肝も鍋にする。
右下は、鰓の部分。
真ん中上の黄色い皿は、内臓他。
左は肉の切り身。

 


切り身を入れて出汁をだし、野菜、豆腐、きのこ、マロニーを入れて、ひたすら食べる。
もっちりとした肉の食感、皮のプルプルとした食感は鮟鱇の食感。
切り身も良いが、矢張り鮟鱇は肝。
出汁に入れるより、鍋で食べた方が美味しいと思う。
蒸しウニの様な旨味とコクがある。


 

 全て食べ終わったら、鮟鱇と野菜の旨味が出た汁で、玉子雑炊である。これが一番旨い物。


 

2日続きの美酒と美肴。
全くもって贅沢な2日間だった。
日本酒と料理の世界は歩めば歩む程広がり深まっていく。
様々な景観を楽しむことが出来る道だ。


 

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