菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。
散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

切れ 切れ字

2007-05-31 19:21:18 | (5)俳句

長谷川 櫂 「俳句的生活」 中公新書 を読んだ。


俳人の散文は、緊張感があって良い文章である。


内容も、いろいろ面白い事が、書かれている。
俳句は17音の制約を受けるので、散文のように説明が出来ない、省略と共に切れ・切れ字が必要とされるが、その理由が第1章に上手く説明されている。


『「や」「かな」「けり」という切れ字はどれも俳句という短い詩の中に時間的、空間的な間を生み出すのであるが、忘れてはならないのはみな記憶、忘却、追憶、回想などなど、すべて人の心の動き、意識のあやに深くかかわっているということである。いわば、切れ字によって切った言葉のすき間に心の世界が開けている。間とは単に時間的、空間的なすき間であるのではなく、多分に心理的なものなのである。』 p.15


俳句の機能、技術がよく見える説明である。
俳句に説明は要らないのである。
感じ合うことが前提なのである。
笑山のような初心者には、それが解らない。

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2007/05/31 日記 褻の日

2007-05-31 19:17:22 | (2)日記

今日は褻の日である。


家に早く帰り、ブログノ整理をするつもりであったが、
今日でウイルスバスターの有効期限が切れる。
更新パックは購入済みで有り、すぐ更新が完了すると、考えていたが、甘かった。


更新手続き→ウイルスバスター2007のインストール→
ウイルスチェックこの流れが完了するのに、3時間掛かった。
何も出来ないことになった。


ただ、このバージョンから1ライセンスで3台まで使用できるようになったのは有難い。

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俳句教室

2007-05-30 18:33:55 | (5)俳句

今日は、俳句教室の日である。
仕事を、手際よく(?)切り上げて、会場である、文化センターに向かう。
仕事先からセンターのあるビルまでは歩いて15分程度である。
地下鉄の定期券もあるのだが、健康のために歩くことにしている。


会場に着くと、先輩会員はすでに、皆さん着座しておられる。
日によって異なるが、毎回13~14名の参加者である。
先生はまだである。
新参者の笑山は、入り口に近いところに着座し、歳時記、ノートを取り出し、用意してきた菜花の3句をもう一度眺める。


この教室の運営は、句会に準じて運営されているようだ。
なにぶん正式な句会に出た経験がないので、準じているとしか言えないのである。


教室の運営
1.出席者は、自作の3句を用意して、参加する。
2.原稿用紙に3句を書き、無記名で先生に提出をする。
3.先生は、原稿用紙に連番を取り、回覧する。
3.出席者は、回覧された原稿が、1枚づつ順送りされるので、ノートに書き写す。毎回、40句前後になる。
4.書き写した句の中から、気に入った句を3句選び、今度は記名して、原稿用紙に書き写し、先生に提出する。
5.先生が、提出された前句の中から、各人2句位、コメントされる。直した方がよいものは、具体的に指導がある。
6.次に、最後の30分で、参加者が選んだ3句について、選句した理由、句の感想等を、各人毎順番に説明する。聴いている人は、自分の句が選ばれた場合は、作者として名乗りを上げる。この時、初めて、句と作者が結びつく。


だいたい毎回こんな風に運営されている。
句のテーマ、季節は、定められていないので参加者の自由に任されている。季節、テーマ、作風多種多様である。
花を詠った綺麗なものもあれば、不安なもの、恐ろしいもの、滑稽なもの、人生を詠んだもの色々である。
ここに書けると良いが、不特定多数の第三者に公開するのは、残念ながら作者しかできない。


笑山が、提出した菜花の3句は、次の3句である。
①菜の花や俄か蕪村に日の暮るる
②サッチモの世界素晴らし菜花咲く
③胡麻和えの菜花が一番二人酒




images





①は、誰もが知っている蕪村の「菜の花や月は東に日は西に」をふまえた、本歌取りである。句意は、蕪村になろうとしても、句は出来ず、日が暮れていくばかり、だが、矢張り蕪村の詠んだ風景は美しい。
②はご存じサッチモことルイ・アームストロングのWHAT A WONDERFUL WORLD。
CMでも使われた誰でも知っている名曲をふまえているので、ある意味では本歌取りである。歌詞は注を参照。

③は、わかる人しかわからない。


先生のコメントは、①と②、③は無し。
①は蕪村の本歌取り、蕪村の世界そのもの。
②しゃべりすぎ。素晴らしきは止めたいとの指導あり。


会員の選句では、①に2票入った。
評は、ユーモアがある、センチメンタリズムとロマンチシズムに乾杯。
選んでくれて、有り難うございます。



注:

【What a wonderful world 歌詞】


 




I see trees of green, red roses too.
(木々は碧く 薔薇は紅く)
I see them bloom for me and you.
(色あざやかに芽吹き 心なごませてくれる)
And I think to myself, ”What a wonderful world!”
(見るたびわたしはしみじみ思う (この世はなんと素晴らしい!)と)


I see sky of blue, and clouds of white,
(青く澄んだ空 たなびく白い雲)
the bright blessed day, the dark sacred night.
(輝く恵みの朝 暮れゆく神秘の夜)


And I think to myself, ”What a wonderful world!”
(それらに出会うたびわたしはしみじみ思う (この世はなんと素晴らしい!)と)


The colors of the rainbow,
(空にはなないろの虹が輝いている)
so pretty in the sky,
(あなたの上にも わたしの上にも)
are also on the faces of people going by.
(その下で わたしたちは)
I see friends shaking hands, saying, ”How do you do?”
(顔をみあわせ 手をとりあい そして心から伝えあう)
They are really saying, ”I love you.”
(「あなたに逢えて本当によかった」と)


I hear babies cry. I watch them grow.
(新しい命が産声をあげる)
They’ll learn much more than I’ll ever know.
(わたしは見ることのない未来に出会うために)
And I think to myself, ”What a wonderful world!”
(育まれる命を見るたびしみじみ思う (この世はなんと素晴らしい!)と)
Yes, I think to myself, ”What a wonderful world!”
(そう、本当にしみじみ思う (この世はなんと素晴らしい!)と)


以上の歌詞と和訳はブログ「幸せになるために」
http://blog.livedoor.jp/yyyyohko/archives/50436483.html
から転載させていただきました。

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菜花亭の由来

2007-05-29 16:17:37 | (1)始まり・菜花亭日乗

笑山は、今年になり、ある文化センターの俳句教室に通い始めた。
俳句を作るのは、小学校5年生以来である。
全くの初心者である。


俳句教室では、毎回出席の際、自作の句3句を持参する必要がある。その教室が、明日30日に開催される。
このブログを開設する事となった、真相は「始まり」に書いたとおりだが、ブログ名を考える必要があった時、句造りに呻吟していたのである。菜の花をテーマに3句作ろうと思って、思い悩んでいたのである。
句の他にブログ名を考えるのは、面倒である。菜の花をブログ名にすれば簡単じゃないか! これが真相である。
従って、ブログ名は、行き掛かり上の、たまたまの、偶然の産物である。


偶然の産物だからと言って、疎かではない。偶然の所産でないものはない。個人唯心論者の依って立つこの自分というものですら偶然のもたらしたものである。
自分は、父と母の出逢いの上に生まれたものだが、父にも母にもそれ以外の出逢い、可能性は無限にあったはずである。あらゆる可能性の中から、たまたま偶然に結びついた結果、自分が生まれたのである。このことが解れば、すべての根拠である自分というものが、偶然の産物である事が理解できる。あらゆる可能性の中から1つの可能性が現実化したものである。それを必然と表現するのかも知れない。


人生は偶然と必然の綾なす糸で織り上げられている。
人の前には、あらゆる可能性が開かれている。次の瞬間、何をしても自由である。宝くじを買いに行っても良いし、ふらりと旅に出ても良いし、ラーメンを食べに言っても良い,...
可能性は無限にある。


人はこの可能性を、知らない、知りたくない、目をそらしたい、一つの可能性だけにしたい...色々な態度を取る。
それは、人に任されている。
開かれた可能性の中から、次の瞬間、何を選択するか、どんな行動をするか、それは、自分次第である。


笑山が、次に何をするか?
それは、明日の菜花亭日乗を見ないと、解らないのである。

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月曜日が始まる

2007-05-28 19:31:41 | (16)時事・世相

今日から、また仕事が始まる。
所謂「褻の日」である。淡々、坦々と過ごすのみである。


夕方、仕事中に同僚が、M農水相が自殺したと話す。
政治家の中でも強そうな人だから、意外な感じがする。強い人ほど折れるときは、ぽきっと折れるのかも知れない。


帰宅すると、TVはその報道ばかりである。
遺書が残されているらしいが、詳しいことは報道されていない。


M農水相との関係は、大臣と一般国民との関係でしかないし、情報も報道されているものしかないが、今回の事件を聴いて、思うことは、組閣の際の意外感である。
安倍首相が、M議員を農水相に任命したとき、変な気がした。
小泉首相の改革路線に抵抗しながら、自民党に残った人物である。
改革路線を安倍首相が継承するのであれば、論理の破綻する人事である。


M農水相は林野庁出身で、農政通であり、実務能力があるという理由であろうが、過去との連続性のないところに改革が成立するのであるし、道路問題を梃子に守旧派を一掃した訳だから、過去の農政に通じた人を選択するのは、改革の判断を誤った任命者の責任である。時代の趨勢に沿わない人を任命してしまったために、そのため今回の事件に繋がったと言われても仕方ないであろう。


真相の全貌は明らかでないが、M農水相は、行き詰まってしまったことは確かだろう。
遺書を残して自殺するような人物であるから、人間も悪くはないのだろう。ある代議士が、事件の感想を聞かれて、「彼は脇が甘かった」と言っていたが、その通りだと思う。
1本 5000円の還元水。脇が甘くなければ、そんな子供じみたことはしないだろう。
悪い奴ほど、よく眠り、脇を締めているのだ。


ところで、南紀のグリーンピアの払い下げ問題の真相究明はどうなっているのだろう?
町長は、問題にならない人物だが、社会保険庁の問題にからめて、国の物件の処分を町長が出来る訳がない。
中国の幽霊企業が転売条件で払い下げを受けているとの報道だが、この利権はどこに流れたのか?
5000円の還元水よりこちらの方が余程問題だと思われる。
自民党の某首脳が、中国から評価されているらしいが、背景に繋がりがあるのであれば、大時代的表現を用いれば、国賊である。
問題は、還元水よりグリーンピアである。


自民党首脳のために、国会答弁の方針を転換させられ、宙づりにされ、行き詰まってしまったM農水相のご冥福を祈りたい。
日本人は、死者は鞭打たないのである。

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「第4回美濃地酒を楽しむ会」

2007-05-27 21:35:36 |    日本酒の会

30度を超える夏のような日になった。
JR中央線の車窓からの風景は、田には水が張られ、田植えも済んでいた。田の向こうには、若葉の竹藪が見え、その先には、植林された杉林が整然とした姿を見せている。


会場のセラトピア土岐は、駅から徒歩で10分程度の近さである。
開場時間の13:30前に着いたが、すでに同好の人達は集まっている。
入り口には参加蔵の菰樽が並べられ華やかな雰囲気である。
会場入り口で、参加費を支払うと、参加蔵および出品酒が記載された資料とガラス製の盃、おつまみ(さきイカ、柿の種)が渡される。




会場正面には「第4回美濃地酒を楽しむ会」の横断幕が掲げられ、その下には、参加蔵の菰樽が並べられ、会場には酒造り唄が流れている。


会場には、丸テーブルが置かれ、2つの蔵が1つのテーブルに出品酒を置き、試飲が出来るようになっている。試飲しながら、蔵の方と親しく話をすることが出来る。
入り口近くのテーブルでは、利き酒マッチングが行われている。
新聞紙にくるまれた銘柄を飲み、並べられた各蔵の出品酒のどれと同じか当てるゲームである。
反対側には、各蔵の仕込み水が1升瓶に詰められ、和らぎ水として自由に飲むことが出来る。


出品酒の詳細は、改めて日本酒の会のサイトで報告することとしたい。


このような地方の蔵の地酒に親しく近づける機会が提供されることは嬉しいことである。

P.S.
日本酒の会sake nagoyaのサイトに参加報告が掲載された。
http://www.sakenagoya.com/taiken/2007/20070527/tai20070527.htm

 

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蓬莱泉を飲む

2007-05-26 14:41:50 |    日本酒

今日は土曜日である。
笑山の休肝日では無い日である。
そこで、今日の晩酌は、蓬莱泉の「醁」(ろく)を飲む。


蓬莱泉は関谷醸造(愛知)の銘柄である。この蔵は「空」を醸す蔵と言った方が分かり易いだろう。
http://www.houraisen.co.jp/


サイト「日本酒物語」の直近の日本酒ランキングでも12位にランクされているから地酒というより一般的評価も高い全国銘柄と考えても良いだろう。


「山廃純米  醁 roku ろく」  は、関谷醸造のHPに依れば、
旨味とコクのある骨太なタイプのお酒、「醁」は「旨い酒」という意味とのことである。
スペックは、
麹 米   :  五百万石 (精米歩合55%)
掛 米   :  チヨニシキ (精米歩合55%)
アルコール度数   :  15度以上 16度未満
秋~冬季限定出荷
価格 : 1.8L 2,625円 720ml 1,313円
  
 


山廃の純米酒というと予見では、酸味があり旨みのある世界だが、やや重い感じの後口というものだが、実際は、飲んでみると、滑らかで、酸の厚みは感じないが旨みが感じられる。スッキリとした山廃である。

蓬莱泉の滑らかな世界は、熟成にあると思われるが、この「醁」も2年程熟成させているらしい。


冷やで飲んでいるが、燗にすると、酸が表面に浮いて丸みが出るかも知れない。
HPの商品紹介では、「お燗をして楽しんでいただきたいお酒です。純米酒ですので熱燗にするより上燗(約45℃)~ぬる燗(約40℃)ほどがお薦めです。冷やして召し上がっていただいても十分楽しめます。」と書かれている。
冷やで充分に美味しい酒である。


最近、関谷醸造の銘柄を飲む機会が多い。
「吟 special」、非公開のものも含まれるが、「空」、「春のことぶれ」、「玉桂」どれを、とってもスッキリとした上品さ、甘さ、酸のふくらみ、旨み、後口のキレの良さを感じる。


この蔵の造りの特徴は、酒質の安定性にある。年によって当たりはずれのある、天候次第の造りではなく、再現性のある造り、常に安定した品質の酒を世に出すと言う考え方である。


岐阜の「ざっぶんの会」の報告にも書いたが、「玉桂」は普通酒であるが美味い。家で晩酌にするには最適であろう。
山廃のごってりした重い世界を求める人には、合わないだろうが笑山は「醁」は、良い酒だと思う。

 

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マービン・ゲイ モントルー・ライブ

2007-05-25 22:27:36 | (7)音楽

5月19日 久しぶりにマービン・ゲイのライブ放送を見た。
BS2 「黄金の洋楽ライブ マービン・ゲイ 」

1980年7月7日、スイスのモントルーで行われたジャズ・フェスティバルのライブ放送である。
1984年、彼は45歳の誕生日の前日、実の父親から射殺されてしまうが、その4年前のライブである。


歌を魂で歌う姿は、少し痩せて、窶れているように見えたが、
相変わらず彼の歌は心に響くものがある。
渾身の精力を使い歌う彼は、ドラッグを使う事でしか、緊張を維持できなかったのかも知れない。
ピアノを演奏するシーンで、準備が出来ていなかったとつぶやいて、最初からもう一度とバックに言う表情は疲労に満ちていた。


最後のシーンで、聴衆に対し、神の祝福を祈る姿は、神父のようである。



謹厳な神父であった彼の父は、子供達を厳しく育てたらしい。
子供達は父を恐れた。子供達の目には、DVとしか映らなかったであろう、それが父の愛の鞭であったとしても。
父と子の相克は、普遍的なものである。ギリシャ悲劇から最近の新聞の三面記事まで、事例に溢れている。
医者である父親の愛の鞭である制裁を暴力としてしか理解できなかった高校生が自宅に放火し、母、兄弟を焼死させてしまった事件は記憶に新しい。


神父である彼の父は、大人になったマービンから暴力の返礼を受けていたのかも知れない。ドラッグに溺れながらステージで神の愛を説くマービンを許せなかったのかも知れない。また、成功した息子を嫉妬したのかも知れない。真相は、父と子の中でしか解らない。
ただ、射殺されたことにより、マービンは父との桎梏から解放されたのかも知れない。
事件によって、マービンは歩みを止めた。彼の人生は、終わることによって、逆に永遠の命を得た。



彼の歌声は、「I Want You」「What’s Goin’ On」は、死後四半世紀を経た、今も生命を終えることなく、ますます輝いている。


【演奏曲目】
 「Got To Gve It Up」
「Funky Space Rencarnaton」
「Let’s Get It On」
「After The Dance」
「If Ths World Were Mne」
「An’t Nothng Lke The Real Thng」
「An’t No Mountan Hgh Enough」
「How Sweet It Is (To Be Loved By You)」
「An’t That Pecular」
「I’ll Be Doggone」
「I Heard It Through The Grapevne」
「Dstant Lover」


彼の死の真相については、笑山は詳しいことは知らない。
(詳しいことが知りたい方は、
「DEAR MARVIN GAYE 」http://marvingaye.exblog.jp/ をご覧いただきたい。)

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映画「シューター」

2007-05-24 20:20:03 | (6)映画

 2007年6月1日(金)より全国ロードショーされる「ザ・シューター/極大射程」試写会に行った。


映画は、遠くから走ってくる機関銃の設置されたジープを狙撃するシーンから始まる。
アフリカで作戦に従事している海兵隊のシューター(狙撃手)のスワガーは、戦闘の際、同僚の観測手を失う。作戦室が彼等の救出を犠牲にしたためである。
 
帰国した彼は、広大な自然が広がる山岳地帯に居を構え、愛犬とと共に暮らしていた。
 ある日、突然男達が現れる、政府の関係者達である。スワガーは、大統領暗殺計画があり、狙撃現場を予想して、狙撃を阻止して欲しいと依頼される。
 アメリカ合衆国、星条旗のため協力して欲しいと、言われて、引き受けることになる。

大統領の演説現場を事前に見て回り、狙撃が実行される場所を特定したスワガーは、阻止するための準備を行う。
演説台に登場した大統領を、狙撃する犯人を逆に狙撃することになった。そしてその時が来る。銃声が響き、撃たれた男は...。


【CAST】
主人公のスワガー: アカデミー賞主要4部門受賞の「ディパーテッド」のマーク・ウォールバーグ。
他 マイケル・ペーニャ 、ダニー・グローバー 、ケイト・マーラ

監督: アントワーン・フークア 
    「トレーニング・デイ」で、デンゼル・ワシントンにアカデミー賞主演男優賞をもたらした名匠。
原作: スティーヴン・ハンターの「極大射程」(新潮文庫刊)。
2007年度作品/パラマウント映画/UIP配給

【感想】
 組織の腐敗、官民の癒着、民主主義の愚かしさに直面した主人公は、一人敢然と巨悪に戦うために銃を持って立ち向かう。信じられるのは自分の能力、身体、精神力のみ。と言う設定はアメリカ映画に良く出てくるお定まりである。


 本当にアメリカ的な映画である。全編、戦闘シーンである。
眠っている暇はないが、銃器に対する快感のようなもの、攻撃的な感情には、ちょっと違和感を感じてしまう。我々日本人に置き換えれば、東映任侠映画の最後は主人公が日本刀をキラリと光らせて、単身敵地に乗り込むといったことであろうから、理解できないこともないか。

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映画「天使のくれた時間」

2007-05-23 22:14:03 | (6)映画

衛星映画劇場「天使のくれた時間」(原題 THE FAMILY MAN

アメリカ映画・2000年

 BS2   523() 9:0011:07 放送     

最後まで見るつもり無く、見始めたのだが結局最後まで見てしまった。ストーリー展開がスムーズで飽きさせない。
監督の手腕を感じさせる、滑らかさである。

 

話は、空港の出発ロビーから始まる。
恋人同士のジャックとケイトの二人が別れを惜しんでいる。
ジャック
は、証券会社の有能な社員で、将来の布石として、キャリアアップのため、イギリスのシティーへ研修に行くところである。

弁護士志望の彼女は、今別れれば、永遠の別れになる不安を感じて、必死に、ロンドンには行かないで、このまま残って欲しい、二人で暮らしたいと懇願する。
野心家である彼は、自分の将来の自己実現のために、気持ちを断ち切って、彼女を残して、搭乗ゲートへ進む。


次のシーンは、それから13年後である。

彼は、今ではウォール街のビジネス社会で辣腕をふるい、裁定取引、M&A等の取引で、巨額の利益を会社にもたらす有能な経営者に変貌している。
夜になれば、まだ独身であるが高収入のジャックは、最上級のスーツに身を包み、レストランで、最高のメニューを注文し、最高級のワインを口に含むセレブな生活を過ごしている。勿論、夜を共に過ごす女性の友達にも事欠かない。


ある日、ケイトから会いたいと電話が有り、秘書から聴いた彼は、もう済んだ過去のこととして会おうとしない。
そんなある夜、コンビニに飲み物を買うために立ち寄った彼は、事件に遭遇する...。


ここから、話は急展開することになるが、これから見られる方もあるだろうから、敢えて書かないことにする。
レンタルショップに有れば、奥さん、旦那と一緒に見て欲しい。

どっちの道を歩むのかは、勿論、本人が決めることであるが。


「卒業」に似たラストシーンは、女性の心の琴線を鳴らすに違いない。もてないと思っている男性は、このラストシーンを見て、女心を勉強して欲しい。
 大多数の女性が魅せられるレッド・バトラーに、大多数の男がなれない以上、決心して前に進むしかないのである。
 果報は寝て待つ訳にはいかないのである。


アメリカ社会は一元的でないと言われるが、この映画は、健康なアメリカの心を感じさせる。ニューヨークの摩天楼の片隅の埃にまみれた生活ではなく、郊外のこじんまりとした芝生のある我が家に生活する人の心である。


金ですべて可能であると豪語した、日本人の若手起業家が話題になり、忘れ去られようとしているが、ウォール街の亜流、コピーで有ることは明白。その兄貴分みたいなのが、今また性懲りもなくTV放送会社にちょっかいを出しているが、アメリカにも健全な心が有ることを理解して欲しいものだ。

金は労働の結果であって、目的ではない。
金を背負って三途の川が渡れると思っているのだろうか。

ジャックを演じるニコラス・ケイジは、良く感情を表現している。
存在感を感じさせることは重要な演技力だ。

〔監督〕ブレット・ラトナー
〔脚本〕デビッド・ダイヤモンド、デビッド・ワイスマン
〔撮影〕ダンテ・スピノッティ
〔音楽〕ダニー・エルフマン
〔出演〕ニコラス・ケイジ、ティア・レオーニ、ドン・チードル
 (2000年・アメリカ)〔英語/字幕スーパー/カラー〕

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黄砂 霾る日

2007-05-22 20:54:16 | (5)俳句

五月晴れの良い天気である。
この季節は、大陸からの風に乗り、黄砂が降る日がある。


俳句の世界では、春の季語に「霾る(つちふる)」がある。
黄砂が降ることである。


黄砂は、最近に始まったことではなく、昔からあった
事が解る。
黄砂は気象用語で、「霾る」が本来の用語なのだろうが、
当用漢字とかの制約で使われなくなった。


季節感のある、こうした用語を日常でも使いこなしたいものである。

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BABEL

2007-05-21 12:46:16 | (6)映画
2006年のアメリカ映画
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:
 ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、
 役所広司、菊地凛子

カンヌ映画祭監督賞、菊地凛子の米映画批評会議賞新人女優賞受賞。山田洋次監督の「紛れもない傑作」との前評判に引かれて見に行ったのだが、最近稀に見る駄作であった。
映画は見てみないと判らない、日本酒は飲んでみないと判らない。
人間は話してみないと判らない。

ストーリーは、モロッコ、アメリカ・カリフォルニア州、メキシコ・ティファナ、東京それぞれに展開して行くが、脈絡がなく、荒唐無稽の不自然さである。

旧約聖書のバベルの塔に引っかけて、言葉を失い、絆を無くした文明に済む人間の愚かさと救済と言う事らしいが、問題は既に陳腐であるし、救済は見えてこない。
神の国は近づいた、悔い改めよと言いたいのだろうか?

尤も気になるのは、趣味の下品さだ。
日本人の聾唖の女子高生が、色情狂の妄想と現実の中で、パンツを脱いで股を開いて毛を見せる。このカットの意味は何か?
断絶と救済に関係があるのか?
世の耳目を集めるための商業主義・助平根性でしかない。
トイレ、便器のシーンが多いが、この監督は、屎尿フェチなのか?

メキシコ、モロッコ、日本に住む人々は、この映画に感銘を受ける訳がない。
監督の頭の中で、でっち上げたストーリーに合わせて、現実を撮っているような振りをするから醜いのである。

山田洋次監督は、本当に「紛れもない傑作」と言ったのだろうか、
笑山は、「紛れもない駄作」と言いたい。
映画を見に行って、こんな感想を持たねばならないのは、悲しいことである。
>
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第204回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い [その1]

2007-05-20 22:44:23 |     季節の美味しさと日本酒を

「季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い」は岐阜市の酒の中島屋さんが毎月開催されている酒の会である。 http://www4.ocn.ne.jp/~nakashim/
表題の如く200回を超えた長い歴史を持つ日本酒の会である。
年に4回、春夏秋冬、会場を「ざっぶん」として、開催時間を日曜日の午後1時から終わりは、酒の無くなるまで、普通夜の7時くらいであろうか、特別のマラソン宴会が行われる。
この、存在感のある宴の参加記録である。


五月晴れの日になった。風が爽やかで一年で最も気持ちの良い季節だ。
 日曜日の昼前というのに、JRの車中は、前回の時より遙かに混雑している。若者、老人、おばさん達雑多な人達は、それぞれ行く当てもなく天気に誘われて出てきたような服装をしている。おばさん達、三人以上の集団がいくつかあるから姦しい訳である。


 岐阜駅の前は、工事はあまり進捗していないが、5月の光の陽炎の中で明るさを取り戻しているように見える。
 昼食に入ったレストランも満員のため、外に出るまで40分を要してしまった。急ぎ足で会場に向かうが、1時には間に合わないかも知れない。


 「ざっぶん」の入り口のガラス戸を引いてはいると、丁度乾杯が始まるところであった。
 受付を済ませ、資料を受け取り、空いている席を探すと、入り口から3つ目のテーブルの通路側が空いている。その隣は、日本酒の会のMさん、その隣、壁側は矢張り日本酒の会のA氏である。
2つ目のテーブルには、同ゼミのN氏、兄貴氏の顔も見える。


 席に着くと、早速乾杯である。さあ、マラソン宴会の始まりである。
 今日は、造りの季節も終えた4蔵が参加している。岐阜県の三千盛、房島屋、美濃錦 愛知県の蓬莱泉である。
程なく前回の和服美人さんが前の席に着座する。今日は、和服ではなく、スーツである、下はTシャツで洋風の艶めかしさである。


 資料の「利き酒メモ」を見ると、
目隠し試飲が3銘柄(テーマは気軽に飲める酒)、これは新聞紙が巻いてあり、銘柄は解らない。試飲の感想を書いて、記名して提出する事になっている。提出が済んだ段階で、3銘柄を紹介するプリントが配布されるとのことである。
 乾杯から始まって、最後まですべての銘柄数は15、目隠しを含めると18銘柄になる。


マラソン宴会を、時系列で書くと、料理と銘酒が錯綜して、混乱するので、料理と酒に分けて紹介しよう。


【料理】

1.おつまみの煎餅
2.鰹のたたき ニンニクソース掛け 赤唐辛子味噌添え
  山盛りの鰹である。赤みそはかなり辛い。これを付けて食べた後の酒は、すべて   
  辛口になる。




3.天麩羅
  今日のメインディッシュは天麩羅である。小上がりの通路を挟んだ反対側の厨房

  で、店主が天麩羅を揚げ、揚げたてをテーブル毎に運んでいただく趣向である。
  天麩羅専門店でいただくのと同じである。揚げたてが命の天麩羅ではありがた
  い。

 ・サツマイモ 普通芋は薄く横断面に切るが、これは四角い箱形である。見た目は
  筍かと思ったが、口に入れるとサツマイモと思われた。中まで火が通っており、蒸
  かしたものを四角に切って揚げた物らしい。
  
 ・大葉 大きな大葉の一枚揚げ、豪快。

 ・南瓜 普通の切り方の普通の南瓜の天麩羅。

 ・車海老 揚げたてを、口に入れ咬んだ瞬間のプリプリとした感触、次に広がる身
  の甘さ、これが海老の天麩羅だと感激する旨さ、聴けば車海老とのこと。海老の
  天麩羅は車海老に限る。しかし、専門店に入らないと車海老は出さないだろう。
  秋刀魚は目黒、海老天は車海老である。

 ・車海老の殻揚げ 胸部分を唐揚げにしてあるが、パリパリとした食感の後胴体の
  部分の甘さ旨さが味わえる。

・ 蓮根 蓮根は岐阜羽島が名産地である。菜花亭は験を担ぐ訳ではないが、蓮根の
  天麩羅は好きである。

 ・穴子 豪快な1本揚げ。

 



 ・茄子 薄く切っていないので、中のジューシーな甘さがある。

 ・ししとう 大きくて、甘い、辛くない。

 


 ・行者ニンニク  これは栽培ものではなく、山菜採りの名人である参加者が、野生
  のものを採ってきたとのこと。普通、根元だけ切って天麩羅にすることが多いが、
  これは姿揚げである。根から葉まですべてが揚げてある。癖はなく、根の部分に
  軽いニンニク風の香りがある。美味しい。その上、元気になるような気を感じる。
  他ではなかなか巡り会えない。

 



 ・海老 これは普通の海老天の食感と味。聴くと、ブラックタイガーとのことである。
  我々が普通食べているののはこれであろう。

 



 ・アスパラガス 1本の姿揚げ。

 ・生椎茸 普通の椎茸。



 ・「こんてつ」 今まで、見たことのないもの。前に坐っていた和服美人さんが教えて
  くれる。これは、山菜で「こんてつ」というもの。山菜では有名とのこと。菜花亭が
  知らないだけのこと。

  帰って、ネットで調べると、確かに山菜として紹介されている。


(写真は、「山菜天国」のサイトから借用しました。)

 一般的には、「こしあぶら」の名称だが、岐阜飛騨地方では「こんてつ」と呼ばれる 
 らしい。
 旬の期間は短く、一本の木に一つしか実をつけないので収穫が難しいそうである。
 珍しい山菜を提供していただいた山菜名人さんありがとう!!


4.雑炊
 既に酔って、会話に打ち興じていた菜花亭は写真を撮ることを忘れてしまった。
この雑炊は、鍋を楽しんだ後の残り汁で作る雑炊とは違い、最初から鶏肉を入れスープを取り、野菜を入れ雑炊を目的として作ったものである。
雑炊には、鶏肉のモモの大きな肉がゴロゴロと入っている。この肉が美味しい。ブロイラーの運動不足の柔らかい若鶏の肉ではないのである。自分の脚でしっかりと運動をした脚肉の食感と鶏肉本来の旨みが咬むほどに感じられる。うまい肉である。


5.デザート
 今日の意外性のあるデザートは、アイスクリームである。
意外さは、アイスクリームにかけられたものにある。
それは、醤油である。醤油といっても料理用の醤油ではない。アイスクリーム専用のたまり醤油である。そんなものが、あるのかと思われた方、これがその証拠。


こだわりのたまり屋山川醸造の提供。 http://www.tamariya.com/

溜まりがかかることにより、アイスクリームの甘さがソフトになり、香ばしい香りがしますが、たまり臭さではなく香ばしい。
パーティで使えばたのしい話題になる。


天麩羅だけでも次から次に、運ばれてきていつまで続くのだろうと思われるほどの量である。普通の胃袋の人は、途中で箸を休めることになるが、我がテーブルは6人の内3人が健啖家である。
そのうち2人は和服美人さんと菜花亭である。食べることが幸せなのだ。

気の抜けない天麩羅を揚げ続け、酒を楽しむことすら出来なかったであろう「ざっぶん」店主に感謝するのみである。

 

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第204回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い [その2]

2007-05-20 22:00:48 |     季節の美味しさと日本酒を

さて、次は本日の銘酒達である。
お酒の方は、6つの分類になる。
1.目隠し試飲の3銘柄
2.乾杯
3.こだわりの逸品
4.今日の贅沢・大吟醸・飲み比べ
5.熟・醇・を飲む
6.参加蔵さん持参の銘酒


2から5までは、資料の順番に従って一通り、提供される。
1は各自カウンターに置いてあるものを、飲み、印象を書き、提出する。
6.は蔵の方が随時、盃に注いでいただく。


天麩羅が次から次に出され、日本酒も次から次状態で、忙しい。
写真を撮ったり、印象を書いたりすると、周りの人とお話を楽しむ暇がない。お話を楽しんでいると、撮り忘れ、書き忘れが発生する。隣のMさん、前の和服美人さんには申し訳ないが、やむをえない。
それでも完全黙秘している訳でもなく、お話をしている内に写真を撮りわすれていて、写真!写真!と教えて貰ったり、データを書いていて、隣のMさんからホームページを持っているんですかと質問を受けて、たじろいだりしながらも、食べたり、飲んだり、撮ったり、書いたり、話したり目が回りそうな忙しさの中、お酒が進むにつれて、色白のMさん、和服美人さんの頬が次第に染まって、美しくなっていくの見ていられるのは、いいものである。


【いただいた銘酒の印象記】
2.乾杯
 ・萬寿鏡 甕爽々 本醸造生貯蔵
  厚みのある味。アルコール臭無し。美味い本醸造。


3.こだわりの逸品
 ・松の司 アゾラ 純米吟醸・本生
  丸い酸味の味、まだフレッシュ感がある。発泡感も少しする。


 ・七本鎗 天地の唄 純米原酒
  微かな老香。厚い旨みに、枯れた酸味の味。後口はよい。


 ・常磐 大吟醸 朝日のようにさわやかに
  香り有り。厚みのあるバランスの取れた味。
  後口やや辛いが良い。


4.今日の贅沢・大吟醸・飲み比べ
 ・清泉 亀の尾 大吟醸
  軽い入り口、酸味は薄く、上品であるが、後口に苦辛が
  隠れている。


 ・京ひな 七星剣 大吟醸 
  香りよい。酸は軽く、甘苦が底にある。後口に残るもの有り。


 ・東一 純米大吟醸 雫酒 
  軽い入り口でバランスの取れた酸味系の味、透明感有り。
  少し枯れた印象がある。後口は苦辛。


 ・芳水 大吟醸 袋吊り斗瓶囲い 17BY
  滑らかで厚みのある味。17BYだが酸味が残っている。
  後口良い。


5.熟・醇・を飲む
 ・梅乃宿 純米吟醸アンフィルター 平成15年11月瓶詰
  滑らかな熟成酒。軽いが、枯れてはいない。厚みのある酸が残ってい
  る。苦甘が底にある。 


 ・松の司 花伊吹 純米吟醸・本生 平成16年6月瓶詰
  ナッツの香り。滑らかで酸味有り。後口は辛味系。


 ・正雪 純米大吟醸 備前雄町 本生 平成14年4月瓶詰
  滑らかなバランスの取れた味、五味は消されている。底に軽い苦味。香
  りは軽いセメ臭があるが気にならない。燗にして飲んでみたい。 


 熟成酒コーナーは、此処でしか飲めないものが登場するので楽しみである。今回も美味かった。
資料には「長い眠りから目覚めたリスクたっぷりのお酒です」と書かれているが、造りがしっかりしているため年月は+の作用をしている。
芳水の17BYもこのコーナーに入れて良いのだろうが、いずれが菖蒲、杜若状態である。芳水は勿論良かったが、今日の敢えて1点とすれば梅乃宿。熟成酒しか持てない滑らかさ、昇華感に溢れている。
時のもたらす風格を感じること。それがこのコーナーの醍醐味である。


6.参加蔵さん持参の銘酒
 ・三千盛 悠醸 純米大吟醸
  香り高くはないが、味の厚みのある旨みのある純米大吟醸。
  後口スッキリしている。三千盛りらしい味。


 ・房島屋 純米吟醸
  厚みのある酸の中に旨みを感じさせる純米吟醸。
  熟成がたのしみ。


 ・蓬莱泉 純米大吟醸 春のことぶれ3ヶ月熟成
  甘くバランスの取れた厚みのある味。底に苦味が隠れている。後口はよ
  い。


1.目隠し試飲の3銘柄
 ・喜久泉 特別本醸造
  バランスの取れた味で、癖がない。酸味の後に軽いアルコール味。


 ・蓬莱泉 玉桂
  旨みのある純米酒の雰囲気の味。癖が無く、冷やでも燗でもいける。食
  中酒にしたい。


 ・長珍 本醸造 若水
  アルコールの味と香りがあるが中間は厚みのある旨みを感じる。甘苦が
  底にある。

ブラインド状態での、筆者の序列は、蓬莱泉>喜久泉>長珍
玉桂は普通酒である。晩酌にもってこい、冷やでも燗でもの優等生の感じである。西田酒造の喜久泉はバランスが流石に良い。
長珍は、まだ若い感じがする、旨みが厚いので熟成期待。



何事にも終わりが来る。楽しかった会も終わりの時を迎える。
7時だが、外はまだ明るい。2次会に向かう人、家路に着く人、行き先の見えない人、それぞれである。
 JRの車内で、始発の座席に座り、宴の後の幸福感に酔い、最近聴いたマービン・ゲイの歌を心の中で唄っていると、知らないうちに眠りの世界に入っていた。

 

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始まり

2007-05-20 07:03:57 | (1)始まり・菜花亭日乗
物事には始まりがある。
この宇宙ですら、始まりがある。
それは、ビッグバンで始まったそうだが、誰も見たものはいない。
ビッグバンはどうして始まったの、誰が始めたのと聞いても始まらない。
神様の気まぐれかも知れないし、仏様のお遊びかも知れない。
本当の真相は誰も知らない。

このブログの始まりはハッキリしている。
真相はこうである。

季節のおいしさと銘酒を楽しんでいる時のことである。
隣に座っていた、日本酒の会の次期会長候補のMさんが、突然、こちらを向いて言った。

“…WEBサイトとかブログとか、持っているんですか?”
銘酒の利き酒に注意を集中していた愚生(菜花亭笑山)は不意をつかれて、言葉を失ってしまった。
“いや~、まだ持っていないですね…”と言い訳がましく言葉を並べるのみであった。

この時代に、ブログも持っていないのかと非難する口調ではなかった事は確かだった。
「有ったら、寄っても良いよ、読んであげても良いよ」のニュアンスだったと勝手に理解した。
自分の日記は紙に書けばよい、ブログは人に読んで貰うもの。読者のいないブログは寂しい。しかし、読者の候補者が一人いる。
だったら、始めてみよう!!

これが真相である。これが始まりである。
Mさんありがとう! 読んでね!
コメント (2)
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