菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。
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2011/03/25 東京電力の国有化と国家管理

2011-03-25 20:02:40 | (16)時事・世相


ニュースで、原発3号機の電源ケーブルの作業をしていた協力会社の作業員3人が被爆したことを報道している。


前にも書いたが、東京電力という会社が指向している方向が違っているのではないかと多くの人が不安を持っているのではないだろうか。


放水作業の際、爆発事故により自衛隊員が現場で負傷した事故が発生したが、事前に東電は十分な情報提示を行わ無かったとして自衛隊が不信感をもったことが報道された。


今度も全く同じことのように思える。
原子力保安院の説明では、「前日に放射線の計測を行い安全は確認していた、水もなかった」とのことだが、本当にそうだろうか?


そうであれば、計測担当者は何故自分は同行せず、協力会社の3人だけ行かせたのだろうか?
 保安院の説明は、計測担当者の被爆量を下げるために行かなかったということだが、前日安全を確認していれば行っても良かったのではないか。


推測でしか無いが、前日の確認は全く行っていなかったのではないかとの疑念も生じてくる説明内容だ。


海江田経済産業相は、3人の被爆ニュースの中で、東電の報告を受け、
"...だそうだ。"と発言した。
"だそうだ"というのは、責任回避・逃げ腰の発言だ。
東京消防庁の作業員には厳しいことを言うが、東電には何も言わない姿勢だ。
 政府の原発問題担当大臣として、これで良いのだろうか。


みんなの党の渡辺代表は、昨日、東電国有化の話をした。
『東電国有化も検討を=みんな代表
 みんなの党の渡辺喜美代表は24日の党会合で、東京電力福島第1原発の放射能漏れ事故に関して「公益事業を担う会社が原因でこれだけ多くの災難がもたらされた以上、国の関与も考えなければならない。東京電力の一時国有化も踏まえた検討を開始しなければならない」と述べた。(2011/03/24-12:46)』(時事ドットコム)


原発問題が解決した後始末としての国有化は必要であり、民主党の穴を埋める発言で卓見である。
 だが、原発問題はまだ解決の目処が立っていない。一進一退で、米軍は真水の注入を助言している。


原発問題の解決は、日本の国民全体の大問題であり、世界の問題であり、世界が固唾を飲んでいる。
 解決への模索を、一私企業である東京電力に任せておく事はできない。企業の発想が、異常時に於いては、公共の利益に合致しないことは常に考えるべき問題だ。


ホウ酸、海水の投入を当初東電が拒否したとの報道があり、原子炉の廃炉を避けたかったからと言われている。
 そのため後手後手になり、今の放射能拡散の原因を作っているとしたら、東京電力の罪は大きい。


原発問題は、当事者能力のない東電経営者に任せておくことは出来ない。国有化の前に、国家管理の中に置き、公共の福祉を前提として責任感のある・逃げない人達による危機管理体制を構築すべきだと思う。


 

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