菜花亭日乗

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2016/10/30 心の中を流れる音楽 Mr Bojangles by Bob Dylan and Sammy Davis Jr. (その2)

2016-10-30 23:50:00 | (7)音楽


カバーしている歌手が数ある中で、一番好きなのはSammy Davis Jr.だ。

聴いてみよう。

Sammy Davis Jr. - Mr. Bojangles

https://youtu.be/5voM2HExV_Q

Sammy Davis Jr.
は歌手だが、彼自身タップダンサーでもあり、Mr. Bojanglesに対する思い入れを込めて、踊りながら、高く飛んで見せたりする。
Mr. Bojanglesは、Sammy Davis Jr.の十八番と言っても良い歌だ。

そのことは、世の中で認知されている。
Whitney Houston
は、この歌をSammy Davis Jr.に捧げて歌っている。

ステージに登場する、若きMr. Bojanglesとおぼしきダンサーの軽やかな身のこなし、ダンスがなんと魅力的なことか!!
このダンスを見ていると心まで軽やかになる。

Whitney Houston "Mr. Bojangles" w/Lyrics (Tribute to Sammy Davis Jr.)

https://youtu.be/gkDu2onYeyk


Whitney Houston
は、Mr. BojanglesSammy Davis Jr.と重ね合わせて歌っている。
Sammy Davis Jr.自身もMr. Bojanglesへ自分を投影させて歌っている。


Mr. Bojangles
は、Jerry Jeff Walkerがニューオーリンズの刑務所で会った白人の老ストリートパフォーマーが、自分自身をそう呼んだことに因んでいるが、その老人の本名ではない。

実は、Mr. Bojanglesと呼ばれたダンサーが実在している。
Bill Robinson(1878
525- 19491125日)は、1920年代から1930年代にかけブロードウエイと映画で活躍し、アメリカの人気ものになった最初の黒人の芸人だ。
アメリカ最高のタップ・ダンスの名人として知られており、アメリカでは「タップの神様」と呼ばれ彼の誕生日にちなみ、毎年525日は「National Tap Dance Day」となっている。
彼は、Bill "Bojangles" Robinsonと呼ばれている。

Jerry Jeff Walker
が刑務所で出逢った老タップダンサーは、Bill "Bojangles" Robinsonを意識して、自分をMr. Bojanglesと言ったのだろう。

しかし、歌のMr. Bojanglesは、Bill Robinsonとは異なる、なぜならBill Robinsonは酒は飲まず、犬も飼ったことはなかったからだ、博打は好きだったそうだが。
ただ、Bill Robinson1930年代までは莫大な収入を得ていたが、194971歳でなくなった時は、文無しだったそうだ。
若き日の栄光を背負って、老残の境遇の中に生きた点では、歌のMr. Bojanglesに通じるとも言える。


Bill "Bojangles" Robinson
、刑務所の自称Mr. Bojangles老人、Sammy Davis Jr.3人のMr. Bojanglesを考えると、一番恵まれた老後を生きたのは、Sammy Davis Jr.だろう。


最後に、Sammy Davis Jr.の日本語字幕入りMr Bojanglesを聴くことにしよう。
1989年にフランク・シナトラ、ライザ・ミネリと共に来日した際の公演だろうか。
最後のMr Bojanglesの絶叫が心に残る。


Mr Bojangles Sammy Davis Jr 1989

https://youtu.be/NvYmL5KsvYA




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