菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。
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2013/06/12  日記  桑の実

2013-06-12 22:17:56 | (2)日記

2013/6/12() 旧暦: 54日 祝日・節気: 日出: 424分 日没: 1857分 月出: 724分 月没: 2116分 月齢: 3.46 干支:己酉六曜:友引九星:四緑木星

今日の季語:桑の実

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(行雲流水~雪の里から~ より転載)

『クワ(桑)はクワ科クワ属の総称。カイコの餌として古来重要な作物であり、また果樹としても利用される。

特徴
落葉性の高木で、大きいものは15mに達するが、普段見かけるのは数m程度のものが多い。樹皮は灰色を帯びる。葉は薄く、つやのある黄緑色で、縁にはあらい鋸歯がある。大きい木では、葉の形はハート形に近い楕円形だが、若い木では、葉にあらい切れ込みが入る場合がある。

雌雄異株だが、同株のものがある。春に開花する。雄花は茎の先端から房状に垂れ下がり、雌花は枝の基部の方につく。果実は初夏に熟す。キイチゴのような、柔らかい粒が集まった形で、やや長くなる。熟すと赤黒くなり、甘くて美味しい。
...
利用
生薬
利尿、血圧降下、血糖降下作用、解熱、鎮咳などの作用があり、五虎湯(ごことう)、清肺湯(せいはいとう)などの漢方方剤に使われる。

また、葉を茶の代用品とする「桑茶」が飲まれていた地域もあり、現在も市販されている他、若くて柔らかい葉は天ぷらにして食べることもある。桑葉には1-デオキシノジリマイシン(1-deoxynojirimycin; DNJ)が含まれていることが近年の研究で明らかになった。DNJ はブドウ糖の類似物質(アザ糖類の一種)であり、小腸において糖分解酵素のα-グルコシダーゼに結合する事でその活性を阻害する。その結果、スクロースやマルトースの分解効率が低下し、血糖値の上昇が抑制される。

果実
果実は桑の実、どどめ、マルベリー (Mulberry) と呼ばれ、地方によっては桑酒として果実酒の原料となる。その果実は甘酸っぱく、美味であり、高い抗酸化作用で知られる色素・アントシアニンをはじめとする、ポリフェノールを多く含有する。旬は4月~5月である。キイチゴの実を細長くしたような姿で、赤黒くなる。蛾の幼虫が好み、その体毛が抜け落ちて付着するので食する際には十分な水洗いを行う必要がある。また、非常食として桑の実を乾燥させた粉末を食べたり、水に晒した成熟前の実をご飯に炊き込む事も行われてきた。なお、クワの果実は、キイチゴのような粒の集まった形を表す語としても用いられる。発生学では動物の初期胚に桑実胚、藻類にクワノミモ(パンドリナ)などの例がある。
...』(Wikipedia


桑の実の俳句:


・桑の実や花なき蝶の世捨て酒芭蕉


・桑の実の紅しづかなる高嶺かな飯田龍太


・桑の実の紫こぼる石舞台柴崎左田男


・桑の実も額の汗もつぶつぶに岩淵喜代子


・桑の実の青さ幼さ父遠しふけとしこ




ふけは、桑の実の青さに幼かった自分と今は亡い父とを重ねている。
熟した桑の実は美味しいことだろう。

山里に育った人には、桑の実は懐かしい味なのだが、実はまだ食べたことがない。
街生まれの生活には桑の実は縁遠い。


芭蕉の句も、難しい。
江戸期の俳人は教養豊かだから、ついていけないのだ。
仕方ないから、調べてみた。

解説があった。


   
椹や花なき蝶の世捨酒

   
天和3年、芭蕉40歳の作。この年9句が記録されている。

   
桑の実に蝶々がとまって汁を吸っている。あれは、花の無くなった季節に蝶が呑む世捨て酒だろうか。桑の実と世捨ては、桑門(僧門)に入るという縁語から来ている。「花なき」は仏道に入るのだから俗世間の「花」ある人生ではないのである。芭蕉の人生観の屈折点に当る作品。 談林の風の残るうるさい句。』(伊藤洋のページ)

伊藤先生の言葉通り、うるさい句だ。




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