菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。
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2017/04/18 日記  花守

2017-04-18 20:16:07 | (2)日記

2017/4/18 (火) 旧暦:322日 祝日・節気: 発明の日 日出 :504分 日没:1816分 月出:#NAME? 月没:950分 月齢:21 干支: 乙亥 六曜: 赤口 九星: 六白金星

今日のあれこれ: 季語 花守、桜守

『桜守「佐野藤右衛門」』

https://youtu.be/ztmARzHbMW0



『花守:            花の主、花のあるじ、桜守
晩春
寺や庭園、山野等の桜の木の手入れをしたり、番をしたりする人。和歌から派生した季語である。』
(季語と歳時記)



花守の俳句:



・一里はみな花守の子孫かや 松尾芭蕉



・花守の幹に掌を当てつぶやける  河崎尚子



・花守の一途の恋の一樹かな  高橋和女




世の中には、色々な仕事がある。
頭を使う仕事や、身体を使う仕事、儲かる仕事や、儲からない仕事、きれいな仕事や汚い仕事...

花守という仕事は、良い仕事だ。
それで生活をしていけるかという点を除けば魅力的な仕事だ。

桜が毎年花を咲かせてくれるように見守って処置をするのが花守の仕事だ。

一本一本の桜の木の状態を常に把握していることが必要だが、具体的には、
・成長状況
・蕾の数、付き具合
・開花時期
・葉の時期・茂り具合
・落葉時期
などを常時確認し、樹の元気さを把握する。
その上で、問題が在れば対策を講じる事になる。
・土壌の改良
・枝の剪定
・防虫処理
など

有名な弘前城の桜は、独特な桜の管理をしている。
生きた枝でも大胆に剪定し、花芽の多い若い枝を伸ばすというのが弘前城の花守のやり方だそうだ。

芭蕉が見た里の桜は、村人一人ひとりが面倒をよく見たのだろう。
村ごと地域が桜を愛すれは、毎年桜は美しい花を咲かせ、地域の人の眼を楽しませてくれる。
花守村があれば、そこの住人になりたいものだ。

花の時期だけでなく、夏も秋も冬も愛する恋人のように世話をするのが花守だ。

花守の眼は、今だけではなく去年も一昨年も来年も再来年も樹の成長を愛おしく見ている。


佐野藤右衛門氏は、現存する有名な花守だが、亡くなった花守には笹部新太郎氏がいる。
こうした一生を桜に尽くした花守が居るから、日本の桜は今も美しい。


笹部新太郎
Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%B9%E9%83%A8%E6%96%B0%E5%A4%AA%E9%83%8E




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