菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。
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2017/04/20  日記  桜蘂

2017-04-20 20:37:48 | (2)日記

2017/4/20 (木) 旧暦:324日 祝日・節気: 穀雨、郵政記念日 日出 :502分 日没:1818分 月出:059分 月没:1137分 月齢:23 干支: 丁丑 六曜: 友引 九星: 八白土星

今日のあれこれ: 桜蘂

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(花彩々 雪月花
http://blog.goo.ne.jp/fukunohani/e/3bd2d98563a12f06264f4772a84ac6f0
より転載)



『桜蘂降る
晩春
           .
花が散り終わったあと、こまやかな桜の蘂が降ることをいう。花蘂が降るころのひそやかさは、花の頃とは別の趣がある。』
(季語と歳時記)



桜蘂の俳句:



・一面に桜蘂敷き異人墓  久次米平



・桜蘂払ひて御所の門くぐる  藤原良子



・桜しべ踏みてあらはる郵便夫  高木伸宜



・おほかたは根に還りたる桜蘂  深澤鱶



・空席を数へて坐るさくらしべ  北川孝子



・さくら蘂あきらめ色をしてゐたり  久染康子



・言ひ過ぎしあとの寡黙の桜蘂  杉田さだ子



・桜蘂見かへる人もあらざりし  四條進




花も散る時が来て、花筏となり花の屑ともなる。
それも美しい。

花びらが散った後、蕊が残される。
残された蕊もやがて地に落ちる。
蕊は紅く、降り敷かれた地面は紅色に染まる。
桜蘂の道もまた美しい。

桜蘂降るは季語であるが、桜蕊だけでは季語にはならないという人がいる。
桜蘂が花の時期だけでなく、夏も秋も冬も枝にあれば季語にはならないのは解るが、花びらを追うように自分も落ちてしまう。
降り積もった後の紅く染まった地面も感慨を引き起こす美しさを持っている。

桜蘂だけでも季語として良いと思う。
それで、「桜蘂降る」ではない句を集めてみた。




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