菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。
散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

2017/11/26  三千盛  秋の酒蔵感謝祭  (その1)

2017-11-26 23:50:00 |    日本酒イベント


昨年は参加できなかった三千盛の秋の酒蔵感謝祭に参加した。

イベントの内容は、今回から少し変わったそうだ。

以下、三千盛のサイトから転載。

2017秋 酒蔵感謝祭のご案内

朝からうまい酒を酌み交わそう 酒コミュニケーションがとてもやさしく心地よい処です

手作りの屋台食堂で お酒に合う多くのメニューをご用意して
1日ごゆっくりお楽しみ頂けます 皆さまのお越しをお待ちしております

日時 20171126() 午前10:00~午後3:00
場所 三千盛酒蔵

出品酒 純米大吟しぼりたて、純米大吟にごり、純米、悠醸、小仕込純米、超特原酒、超特、朋醸、まる尾、手作り甘酒(当日限定)、など

催し 製造蔵ツアー(当日受付にて申し受けます)

食 実演 手打蕎麦 東濃地方のローカルフード屋台, 手作りチーズなど

入場料金 ¥500 【チケット11枚、三千盛オリジナル酒猪口付】

受付 三千盛店舗にて随時致します。

今回より、試飲はチケット制とさせて頂きます。
小仕込純米、まる尾はチケット2枚で酒猪口1杯、
それ以外はチケット1枚にて酒猪口1杯試飲できます。
追加チケットは、11500円(枚数限定)で販売致します。

駐車場はございません。
循環バス、または公共交通機関ご利用の上、ご来場下さい。

三千盛行き循環バス
多治見駅北口 ロータリー前より三千盛酒蔵と多治見駅との無料送迎循環バスを運行します。

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人乗りマイクロバス3台にて、朝930分頃から約20分間隔で往復運転します。
多治見駅改札を出たところで弊社の係員がお待ちいたします。

楽酒三千盛

NEW!純米大吟しぼりたて 2017新酒 Tasty & Dry
NEW!純米大吟にごり 生きた酵母 Sparkling& Dry
★ 悠醸 香り、旨みあふれる大吟醸
★ 小仕込純米【チケット2枚】 ドライテイストの理想郷へ
★ 純米 包みこまれた旨みの宝庫
★ 超特原酒 Elegant & Strong
★ 超特 進化を重ねる伝統のからくち
★ 朋醸 五年熟成の深い味わい

★ まる尾【チケット2枚】  核心的旨みの出現
★ 手作り甘酒(当日限定) 感謝祭Special (チケット不要、お一人様一杯まで)

製造蔵ツアー (申し込み順) 1回のツアー20

※事前予約は行っておりません。当日精米所前で受付を行います。

初回 11:30  2回目12:10~ 3回目 12:50
4回目13:305回目 14:10

蔵人がお酒の製造過程を懇切丁寧にご案内、説明致します。
酒米が水に触れ空気に触れる そして人に触れかたちを変えて2ヶ月ほどで酒に生まれ変わります。

食のエンターテイメント

手打ち蕎麦 名人 波多野利和
名人の蕎麦こぼれ話を聞きながら打ちたての香り高い新蕎麦をお召し上がり頂けます

屋台 わたなべ
こちらの地域「東濃」のローカルフードいろいろまた珍味もお持ちします

ぬくた屋
特製の陶器窯で炊き上げた
ごはんと手作りのお惣菜

いぶし工房 手作りチーズ
丹精込めて作り上げた とろけるようなスモークチーズ
 
ゆめくらぶ農場
豚汁、おでんなど、体の温まる食べ物をご用意

※ 飲食物、アウトドア用品(イス・テーブル等)などの
持ち込みは禁止しております。』


三千盛の感謝祭は、多治見駅から笠原町まで無料の送迎バスが用意されている。
今年は、バス3台で20分刻みで運行されるとのこと。
路線バスではなく、送迎バスで行くことにした。

多治見駅から税務署横のバスのりばに向かう。
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9:55に着くと、まだ長い列ができていた。
何台か来て徐々に番が近くなり、漸く乗り込むことができたのは50分後だった。

到着して、入場料500円を支払い、利き猪口と試飲チケットを受取り、入場。
酒の販売コーナーの前を通る。

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突き当りのスペースは屋台で、以前と変わっていない。

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殻付きの生牡蠣を焼いている店があった、以前はなかったような気はするが。

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ねぎま、やきとりは以前と同じだ。

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手打ちそばの屋台も変わっていない。

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チーズも変わっていない。この店のスモークチーズは美味しい。

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蔵の手前左側の中庭は、参加者が集う宴会場になっていて、以前と同じ。

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早く到着した人たちは、もうそれぞれ陣取って楽しんでいる。

試飲会の開場であるくい入ると、正面に出入り口が設けられていた。

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外に出ると、広いスペースが新しい宴会場になっていた。
これは広い。
以前は中庭だけだったので、混み合っていたが、これだけ広ければ、参加者の多くが宴を楽しむことができる。

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会場左側には、新しい屋台も出ている。
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会場で提供される料理・肴の種類も増えている。
三千盛の酒と肴の相性をじっくりと楽しむことができる

バスを待つ列に小学校の子供達がいて、どうかなと思ったが、これだけ色々食べるものがあれば、子供を含めた家族で感謝祭を楽しむことができる。




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2017/11/26  三千盛  秋の酒蔵感謝祭  (その2)

2017-11-26 23:45:00 |    日本酒イベント


蔵の中の試飲会場に戻る。

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チケット制になった効果だろうか、カンターに近づきやすくなっっている。

番号の若い1番まる尾側は混んでいるので、11番から利くことにした。
11銘柄であれば記録が可能なので、印象を記録した。


(11) 三千盛 あぺりてぃふ 純米大吟醸
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色は黄色の熟成色がある。立香は軽い老香だが気になるものではない。甘い入り口。トロリとした舌触り。酸は透明なもので引きが良い。含み香は軽い熟香と吟醸香の混じったようなもの。熟成酒だが、入り口の後の酸がフルーティーで、爽やかさもあり、中盤の重さを感じない。中盤以降軽く爽やかな熟成酒だ。


(10) 三千盛 燗旨吟醸 大吟醸
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燗酒: ぬる燗。立香は香ばしさを感じさせるもの。甘い入り口。含み香もほのかな香ばしさ。トロリとした舌触り。酸の膨らみと厚みが大きい。後半も酸が膨らむ、苦渋はなく。後口はピリ辛系。豊かさを感じさせる世界があり燗の良さを実感できる。



(9) 三千盛 超特 大吟醸
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立ち香は感じない。スッキリとした入り口。味のバランス良く、偏りがない。
燗酒を飲んだ後なので、酸が膨らまず、おとなしすぎる感じ。舌で探ると、切れの良い味わいに甘さを感じる。
ぬる燗にしてみたい感じだ。


(8) 三千盛 超特原酒 大吟醸
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スッキリした入り口で、辛口なのだが甘さを感じさせる。超特の後なので冷でも酸の膨らみとボデーを感じる。
超特と比べると厚み・膨らみ・含み香があり、冷でも楽しめる。味の偏りはなくバランスが良い。中盤からの切れが良い。飲み飽きしない酒だ。最も三千盛らしい世界を持った代表作だと思う。


(7) 三千盛 純米大吟にごり
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入り口は軽くシュワっと広がる発泡感と軽い辛味が弾けて快い。
にごり酒だが舌触りも酸も軽く引きが速い。中盤、広がった後、酸が戻る。発泡感のシュワッとした辛味と切れは持続する。
にごり酒だが重くはなく、スカッと爽快だ。


(6) 三千盛 純米大吟しぼりたて
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立香は、甘いものでお菓子を感じさせる。甘い入り口。トロリとした舌触り、酸は透明で膨らみがあり、広がりも適度。苦渋の主張はないので中盤以降の切れも良い。後口の切れも良い。
冷でもバランスが良く切れも良いので食中酒としても合わせられる。
燗にしたらどうなるか試してみたい。


(5) 三千盛 純米 からくち 純米大吟醸
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立香はあまり感じない。甘い入り口、滑らかな酸、膨らみは大きい。トロリ感は適度。酸は膨らむが軽さがある。含み香は仄かな熟香。中盤からの引きが速い。
引きの勢いがあり後半は早目に終わる。切れの良さとも言えるが、難しい処だ。



(4) 三千盛 悠醸 純米大吟醸
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色は透明。立ち香も感じない。甘くトロリとした入り口。酸の膨らみを感じるが熟なのかフレッシュなのかよく解らない含み香にエチル系のものがありクシャミが3回出た。鼻をくすぐる含み香だ。
フレッシュさと熟の両方を感じる、ブレンド酒を思わせる世界だ。


(3) 三千盛 朋醸 純米大吟醸
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色は僅かに黄みがかかっている。立香は軽い熟香。甘い入り口。酸はあるが辛味もあり主張がある。含み香も軽い熟香。酸はトロリ感はなく切れるもの。中盤はスッキリしている。後半も早目に終わる。
矢張り燗向きの酒と思う。


(2) 三千盛 小仕込純米 DRY 純米大吟醸

立香は甘いもの。入り口甘い。酸は滑らか、仄かな発泡感を感じさせる。味の偏りはなく、スッキリとしてバランスが良い。中盤以降切れる。


(1) 三千盛 まる尾 純米大吟醸

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僅かに色があるが日本酒の自然な色である黄麹の色だろう。立香は仄かに甘くフルーティーなもの。甘い入り口、トロリとした舌触り。酸は滑らかで緻密、確りとしている。味のバランスが良く穏やかで暴れがない。
滑らかさと緻密さに三千盛の最上級酒を感じる。



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2017/11/26  三千盛  秋の酒蔵感謝祭  (その3)

2017-11-26 23:30:00 |    日本酒イベント


利き酒も終わったので、販売コーナーに行き、1本買って帰ることにする。


販売コーナーには、試飲の番号順に銘柄の説明が掲示されており、試飲した結果と間違いなく購入できるので有り難い。
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(1)
三千盛  まる尾 純米大吟醸
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(2) 三千盛 小仕込純米 DRY 純米大吟醸
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(3) 三千盛 朋醸 純米大吟醸
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(4) 三千盛 悠醸 純米大吟醸
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(5) 三千盛 純米 からくち 純米大吟醸
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(6) 三千盛 純米大吟しぼりたて
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(7) 三千盛 純米大吟にごり
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(8) 三千盛 超特原酒 大吟醸
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(9) 三千盛 超特 大吟醸
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(10) 三千盛 燗旨吟醸 大吟醸
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(11) 三千盛 あぺりてぃふ 純米大吟醸
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購入したのは、超特原酒の1升瓶。
三千盛の特徴を備えた酒で、バランス良く自己主張を控えるのだが、飲みごたえがある。
冷は勿論良いが、蔵元のお薦めはオンザロックだが敢えて燗にしてみたい。
燗なら燗旨吟醸、超特が良いのはわかっているが、超特原酒もいける筈だ。



<感想>
・以前と変わっているところがあるが参加者は以前より楽しめているのが解った。
会場が広くなり、屋台も増え、仲間・家族でゆったりと楽しむことができる。
お客さんの数も今回のほうが多かったそうだ。

・チケット制は今回が初めてだが、特に問題はない。
試飲会場も以前のように混雑して近寄れないということはなかった。
試飲・利き酒を飲み放題と勘違いして必要以上に飲み過ぎることがなくなったからだろう。節度のある人には何の問題もない。

・イベントの内容は、以前のような蔵内の音楽ライブや書のパーフォーマンスはなかったが、蔵元が直々にお客さんへお酌をする感謝祭のスタイルは変わっていない。
会場の広さも倍増以上になり、屋台の数も増え、料理も色々あり、酒と肴を楽しむイベントとしては以前より多くの人が楽しむことができるようになった。

・毎回三千盛の酒について思うことだが、三千盛はアイデンティティーの確立した蔵で、酒造りについては確固とした信念があるブレない酒蔵だ。
鑑評会の金賞を目指したり、流行を追って無濾過生原や吟醸香プンプンの大吟醸を造ったりはしない。
三千盛の今日の酒の殆どはスペック的には大吟醸だが、香りが立ち過ぎるものとか、中盤以降の甘・苦が浮く酒や、酸に偏った味わいや、後口の重い酒は無い。
香りや味の偏りを抑えてバランスを保ち、料理の邪魔をせず料理と結婚できる酒を造るのがコンセプトと言える。
どの蔵も同じような酒では、進歩もないし、飽きてしまう。
飲み飽きしない酒を造る三千盛は、貴重な存在と言える。



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2017/11/19 桃呑会 at 桃ケ丘会館 (その1)

2017-11-19 23:25:00 |    日本酒イベント


春日井の酒のうかい主催の桃呑会(もものかい)に参加した。
酒のうかいのイベントは多いが、大きなイベントは全国の地酒を集める3月、8月、11月のイベントが三大企画だ。
その中で一番好きなのは、この桃呑会だ。

春日井駅で下車し、名鉄バスで桃丘会館へ向かう。
駅前のバス停を出て、19号線を渡り市民病院を通り市街地を抜けると、道路沿いに果樹園が見られるようになる。
葉を落とした枯れ木は桃だろう、季節には桃の花が美しいはずだ。
 
ところどころ、橙色の花が咲いている様に見えるのは、柿の木だった。

桃ケ丘1丁目のバス停で降りると、バス通りの街路樹が紅葉の盛りだった。

このイベントが好きな理由は3つある。
1は、勿論お酒、全国の地酒を飲むことができ、蔵の人と話もできる。
2に、秋の日差しの中、のんびりと紅葉の中を歩くことができる。
3に、大鍋で作られる芋煮をいただくことができる。

紅葉は、時季が難しい。
年によっては、紅葉は未だだったり、過ぎていたりする。


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今年は、丁度よかった。

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南京ハゼは紅葉の盛りだった。

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薄緑から黄緑、黄色から紅色まで葉ごとに染まっており、青空と陽を背景にして美しい。

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バス通りを右に入ると学校が並んでいる。
手前は桃陵中学、その先は桃丘小学校だ。
その先には公園もあり、この周辺は風致地区なのだろう。

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もう一つ見たかった、桜の木守葉も今年はあった。
柿の木を守るため枝に残った柿や柚子を木守柿、木守柚と呼ぶが、桜の葉でもそう呼んでよいのだろう。

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桜の木の桜紅葉は、多くは発色する前に散ったり、枝にあるものも褐色に変色したり、虫食いで穴だらけの場合が多い。
学校の植え込みであるこの桜は手入れが良い所為か葉も大きく虫食いもなく紅色も美しい。

何年か前は1枚のみだったが、今年は目の前に10枚以上もある。

道路脇の植え込みの紅葉も今年は特に見事だった。

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ドウダンツツジが一斉に紅く染まっている。
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桃ケ丘会館の前には酒蔵の幟が立てられている。
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開場までまだ30分あるが、数名の人が開場を待っていた。

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玄関前にはいつものように大鍋があり、芋煮が作られている。

開場時間の12時になり、受付を済ませ、中に入る。
入り口右の部屋では、利き当てが行われている。

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<今日の参加蔵と出品酒>

出品酒一覧1




蔵人が参加しているのは、7蔵。
出品酒一覧2

出品酒は101銘柄もあり、すべて喉に通して利くのは難しい多さだ。

出品酒一覧3

出品酒一覧4


出品酒一覧5

出品酒一覧6

<酒だけ参加の蔵の出品酒>

会場中央のテーブルに並べられている。
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参加者は各自手酌で利く。
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2017/11/19  桃呑会 at 桃ケ丘会館  (その2)

2017-11-19 23:00:00 |    日本酒イベント


<参加蔵の出品酒>
蔵人が参加した7蔵は壁沿いのブースで、お話をしながら利くことができる。

・天領酒造
すますま
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秋あがり 純米吟醸
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純米吟醸原酒 ひだほまれ55
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・吉乃川
秘蔵酒 純米大吟醸
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新米仕込 吉乃川 新酒
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吟醸 極上吉乃川
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・東春酒造
双白鷺
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純米吟醸 蔵
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東龍 旬 霜月
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・中野BC
紀伊国屋文左衛門 秋のぬる燗

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紀伊国屋文左衛門 純米酒
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・出羽桜酒造
出羽桜 純米大吟醸 一路
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出羽桜 純米吟醸 つや姫
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出羽桜 出羽の里 純米酒
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出羽桜 吟醸酒
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三千盛、関谷醸造、岩村醸造の3蔵については写真を撮るのを忘れてしまった。


<きょうの料理>
芋煮とおにぎり2個と漬物と柿
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芋煮。
味噌汁仕立ての芋煮で、山形では海側の芋煮になる。
里芋の他具沢山で素材の出汁が出て美味しい。
プラスチックどんぶりに一杯提供される。
渡す時、薬味のネギを入れるか、ゆで卵を入れるか確認される、勿論入れてもらった。

後に、お替わりの欲しい方は、来てくださいとのアナウンス。
1回目と同じ量をいただいて、満腹になってしまった。

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おにぎりも確り大きめのもの。
酒飲み向けの果物の柿がデザートになっているのは、嬉しい。


お天気にも恵まれ、紅葉も最高に綺麗、全国の銘酒を楽しみ、里芋の芋煮に満腹し、今日は本当に秋の好日だった




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2017/11/11  乗鞍高原温泉 地酒フェスタ  (その1)

2017-11-11 23:20:00 |    日本酒イベント


乗鞍高原温泉郷で開催される地酒フェスタに参加した。
毎年この時季に開催されているのだが知らなかった。

日本酒の会sake agoyaでご一緒するA氏ご夫妻が毎年参加しておられ、お話をお聞きして参加したいと思っていたのだが、今年始めて参加することができた。

信州の地酒と温泉の宿の女将が作る肴の宴を楽しみ、その後は硫黄の香漂う白濁の温泉でほっこり温まると言う贅沢な企画だ。


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山を降り、茅野を離れ、乗鞍に向かった。
山の紅葉はもう終わっていたが、平地ではまだ紅葉が美しかった。

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バイパス沿いには、紅葉が美しい場所があり、車を停めて、PENTAX K20Dで写真を撮った。

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確かにK20Dの発色は、濃い。
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色の主張がある。

松本インターで高速を降り、松本市街地を過ぎ、山道に入ると晴れていた空が曇り、雨が降り始めた。
トンネルを幾つも抜け、乗鞍方面に左折する。
雨の中、猿が山から降りてきて道路を横切り、通り過ぎる我々の車を見送っていた。
何か貰うつもりだったのだろうか。

宿に着き、荷物を預け、会場の乗鞍観光センターに送ってもらった。

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会場の12:30にはまだ時間があるので、イベントの関係者が車でやってきて、荷物を運び込んでいる。

天気は次第に悪くなり、冷たい雨が霙混じりに変わってきた。
センターの中に入って、雨宿りする。

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観光センターなので、1階には観光地のポスター・写真が貼られている。

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夏から秋のシーズンには散策ができる乗鞍高原には、色々おすすめコースがある。

地酒フェスタのポスターもあった。
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12:30になり、受付が始まり会費を払い、2階の会場に入った。

会場の奥はステージになっている。
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真ん中のテーブルには出品酒40銘柄が並べられている。
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イベントの定員は150名だが、実際は170名程になったそうだ。


<今日のイベント・プログラム>
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<今日の出品酒>

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出品酒のリストが用意されているのは良い。
今日は40銘柄になっている。
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(1)
大信州 洗練辛口/大信州酒造(松本市)
(2)
大信州 厳選中取り純米大吟醸/大信州酒造(松本市)

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(3)
神渡 純米吟醸/豊鳥屋酒造(岡谷市)
(4)
真澄 純米吟醸/宮坂醸造(諏訪市)
(5)
真澄 うすにごり 純米吟醸/宮坂醸造(諏訪市)

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(6)
本金 純米吟醸/酒ぬのや本金酒造(諏訪市)
(7)
白馬錦 純米吟醸/薄井商店(大町市)
(8)
白馬錦 雪嶺/薄井商店(大町市)
(9)
北安 大國 純米無濾過生原酒/北安醸造(大町市)

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(10)
美寿々 純米吟醸/美寿々酒造(塩尻市)
(11)
豊賀 天女のしずく 純米吟醸/高沢酒造(小布施町)
(12)
佐久の花 辛口吟醸/佐久の花酒造(佐久市)

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(13)
千曲錦 ひやおろし 純米大吟醸/千曲錦酒造(佐久市)
(14)
帰山 純米吟醸低温熟成/千曲錦酒造(佐久市)
(15)
深山桜 和和和 特別純米生原酒/古谷酒造店(佐久市)
(16)
澤の花 ひまり 辛口純米/伴野酒造株式会社(佐久市)

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(17)
互 抑え びやおろし 純米吟醸原酒゛/沓掛酒造(上田市)
(18)
新聞の酒 大吟醸/信州銘醸(上田市)
(19)
ふかさわ 本醸造/深澤酒店(上田市)
(20)
亀波/EH酒造(安曇野市)

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(21)
井の頭 純米吟醸/漆戸醸造(伊那布)
(22)
斬九郎 純米生原酒/宮島酒店(伊那市)
(23)
信濃鶴 純米無濾過生/酒造(株)長生社(駒ヶ根市)
(24)
岩清冰 袋吊り無濾過生/井賀屋酒造(中野市)
(25)
幻舞 特別純米しぽりたて無濾過生原酒/酒千蔵野(川中島町)
(26)
夜明け前 ひやおろし 純米吟醸生一本/小野酒造(辰野町)

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(36)
大雪渓 蔵酒 原酒/大雪渓酒造(池田町)
リストは蔵酒になっているが、事故で割れてしまったらしく、吟燗が燗酒で用意されている。
(27)
十九 純米吟醸/尾澤酒造(信州新町)

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(28)
水尾 香雪 特別純米熟成生原酒/田中屋酒造店(飯山市)
(29)
十六代 九郎右衛門 純米吟醸ひとごこち火入れ/湯川酒造店(木祖村)
(30)
渓流 純米吟醸/遠藤酒造場(須坂市)

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(31)
積善 純米酒 コスモスの花酵母/西飯田酒造(長野市)
(32)
積善 純米吟醸 つつじの花酵母/西飯田酒造(長野市)
(33)
88 純米酒/福源酒造(池田町)

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(34)
乗鞍岳 手造り純米酒/福源酒造(池田町)
(35)
大雪渓 辛口本醸造/大雪渓酒造(池田町)
(37)
会津ほまれ いいで 純米酒/ほまれ酒造(福島県)

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(38)
勇気百倍 特別本醸造/ほまれ酒造(福島県)
(39)
美少年 清夜 純米酒/株式会社美少年(熊本県)
(40)
誠鏡 超辛口/中尾醸造(広島県)


13
時になり開会の挨拶が終わり、乾杯が済むと、宴会の始まり。
プログラムの中に利き当てがあり、この乾杯酒を40銘柄の中から利き当てるお遊びになっている。

乾杯が終われば、地酒を利き、女将さんの料理をいただきながら宴を愉しめば良い。


利き当ては、1420分に投票が締め切られた。
A
氏が見事的中させたのは実力通りで立派だった。



<酒の印象>
今回は記録を取らなかったので、印象に残ったものだけ、記憶を頼りに書く。

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味の確りした、中盤の厚い酒で含み香はエチル系と軽い熟味を感じる。


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甘く、トロリとして滑らかな舌触り。仄かな発泡感を感じる。


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香ばしく、滑らか、甘酸っぱい味が快い。


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味のバランスが良く、飲み飽きしない酒で、家で飲む酒としてお薦めだ。


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大吟醸らしく、軽やかで切れの良い後口。





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2017/11/11  乗鞍高原温泉 地酒フェスタ  (その2)

2017-11-11 23:10:00 |    日本酒イベント


もう一つの楽しみは女将さん手作りの肴。
テーブルごとに置かれた大皿盛りと各人別のお盆が提供される。

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<大皿盛り>
・おばちゃんのなます 乗鞍の伝統料理です
・並木荘のきざみ 伝統料理、お蕎麦と一緒に
・ピーポロの切り漬け 冬野菜の甘みを味わって

・静山荘の手打ちそば 新そばを風味と色をご堪能

(写真を撮り忘れた)


<各人盛り>
各人別にお盆に用意されている。
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●左上角
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・芝原の番所キュウリの味噌漬け
番所キュウリは市場に出回らない伝統野菜です


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・ルピナスのめんたいニンジン
根菜の美味しい季節になりました

・ふもとのかぼちやサラダ
乗鞍の畑で採れたかぼちやのおつまみサラダです


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・アルムのリンゴゼリー
安曇野産のおいしいリンゴで作りました。


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・美鈴荘のウシビテのおろし添え
地元で採れた珍しくて貴重なキノコです

・蘭山のぜんまいのナムル
乗鞍で採れたゼンマイです


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・ブランチのチキン
ほぐし鶏をオリーブオイル和えにしました


●笹の上
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・優のおむすび
なめこと山菜のおむすびです

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左下
・ばんどこファームのカッテージチーズ
乗鞍で育てている山羊のミルクで作ったチーズです

・マドンナの卵焼き
懐かしいおふくろの味です

・ミズシロのオリーブとウズラ卵の煉製
ほんのり甘いので辛口のお酒の後に


●笹の下
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・ラプランドのきやらぶき
手間暇かけて、心を込めて作っています

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・金山の信州サーモン焼
バルサミコ酢風ソースでどうぞ

・シャレーモルゲンの大根の唐揚げ
懐かしくも新しい味です

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・グーテベーレの塩麹ポーク
塩麹で柔らかく焼きました

・カムスのふき味噌きゅうり
乗鞍産の自家製ふき味噌です


女将さんの手作り料理の他に、入り口近くのブースで、奈川産食材ブランド化推進事業として奈川の食材を使ったレシピによる健康に良くまた美味しいものが提供されていた。

提供されていたのは3種類。
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・鶏肉のパリッと焼き(そばの実のハニーソース)
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・グルテンフリーのケークサレ(甘くないケーキ)
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・えごまおからのガトーショコラ(腸食)
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宴が終わる1510には、途中雪になっていたお天気も回復していた。

雲はまだ、忙しく動いているが、切れて青空も見えている。
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各宿への送迎車が活動を終えれば、また観光センター周辺には静けさが戻る。


<感想>
・聞いていた通りの良いイベントだった。
40銘柄の酒と女将さんの手作りの肴を楽しんで3000円(乗鞍観光連盟の宿の宿泊者は2000円に割引になる)は安い。
定員オーバーになる人気も理解できる。
イベントのために色々工夫がされていて、参加者は安心して楽しむことができる。

・欲を言えば、時間が2時間では足りない、もう1時間欲しい。
ゆっくり楽しむ筆者には40種類を1時間20分で利くことはできない。利き当て終了時には半分ほどしか利けていなかった。
終了時に、お酒もまだ相当残っていた。
会場の準備。片付けの問題もあり難しいと思うが、そうなればもっと楽しむことができる。

・宴が終わり、各自の宿に戻り乗鞍の湯を楽しむことができるこの企画。
秋のシーズンを終わった乗鞍に宿泊者が集う事になり宿にも良いし、参加者は銘酒・手料理・温泉の贅沢を楽しむことができる。
日本観光のリピーターの外国人など喜んで来そうなイベントだと思う。
もう少し、回数を増やしても良いと思うが、宿の都合がつかないのかもしれない。





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2014/11/23   2014三千盛新酒誕生酒蔵の集い (その1)

2014-11-23 23:10:00 |    日本酒イベント


「三千盛新酒誕生酒蔵の集い」に行ってきた。
日時: 20141123 ()
午前10.00~午後
3.00
場所: 三千盛酒蔵

入場料金: \500 オリジナル酒猪口付

出品酒:
・純米大吟しぼりたて
・新純米大吟にごり
・小仕込純米
・純米
・超特原酒
・超特
・朋醸
・薔薇の誘惑
・手作り甘酒

催し: 製造蔵ツアー (定員100名)
食べ物:
・手打蕎麦
・東濃地方のローカルフード屋台
・手作りチーズ


9
20に多治見駅に着いた。
北口のシャトルバス乗り場に行くと、長蛇の列。
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9
30から20分間隔で運行と書いてあったが、もう1台目は出発しているとのこと。
2
台目ももう乗り込んでいる。
9:45
まで待ったが次のバスは来ない、この様子では次の次になりそうだ。
調べておいた駅前から出ている路線バスが10:00出発なのでそれに乗った。
今年はそう寒くはないが、寒い時に日陰で長く待つのは風邪の危険がある。

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10:30
に到着すると、受付は例年ほど混雑していない。
それでも参加者は800名を超えるそうだ。

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中庭はもう満席で、座る場所はない状態だ。


<新酒利酒>


1) 超特
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常温: 入り口甘い。滑らかな舌触り、酸は早めに終わり、辛味が来る。後半辛味を中心とした押しがある。
燗酒: 立香はエチル系の香りが立つ。甘い入り口酸が膨らみ滑らかになる。中盤の辛味は変わらない。後半の重さが取れ、切れが良くなる。後口は軽いピリ辛系。


2) 純米 からくち 大吟醸
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常温: 甘い入り口。酸は穏やか、落ち着いた味わいでバランス良い。後半の切れ良い。底に苦味があるが浮かず締めている。
燗酒: 立香は甘い香り。甘い入り口、酸は膨らまずややダレた印象を受ける。辛味が来て、後半の苦味が浮く。冷と燗酒の比較では冷の方がバランス良い感じだ。


3) 純米大吟しぼりたて生酒
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立香は蜂蜜のような甘い香り。甘い入り口。酸が滑らかで広がりを感じる、透明感もある。後半も押しは穏やかで押し付けがましさがない。残り香にも甘さを感じる。食中酒としての適性が幅広そうだ。


4) 新純米大吟にごり
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軽い甘い立香。入り口は甘いが、すぐ酸味のあるにごり酒の舌触り、軽い発泡感の辛味が続く。にごり酒だが、中盤からの切れが良く、後口は爽やかだ。


5) 銘醸
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立香は感じない。入り口は仄かに甘いが、スッキリとしている。酸は膨らまず切れの良いもの、舌触りは滑らか。中盤以降も切れが良い。終盤苦味が底にあるが浮かずに締めている。後口にも癖は感じられない。
普通酒のスペックだが、いわゆる水口の酒で三千盛らしい世界だ。飲み飽きせず、癖がないので食中酒としても幅が広い。


6) 本醸 本醸造酒

立香は感じない。甘い入り口。酸は小さく集まり広がらない。中盤以降も真ん中に集まりやや閉じた印象。温度を上げたほうが良さそうな感じ。
暫く時間が経つと、中盤以降広がりがでる。味の癖はないが、後口に苦味と仄かな渋味を感じる。
状況により表情が変わりそうな酒だ。


7) 純米大吟醸 小仕込純米
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立香は殆ど無いが、仄かに甘い。甘い入り口。酸の膨らみの後、広がりと引きがある。発泡感の祭りの後のような余韻がある。中盤の味わいは癖がなく穏やか。苦味・渋味はなく切れが良い。精米の良さを感じさせる。


8) 純米大吟醸 朋醸
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立香は軽い老香。甘い入り口。酸は滑らかで舌に快い。膨らみは大きくならず次第に切れていく。苦味・渋味も強くなく、後口良い。中盤以降の癖はないので食中酒に適性があり、コッテリとした肴に合いそうだ。


9) 超特原酒
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割り水をせず18.5度のアルコール濃度がある。立香は感じない。甘い入り口トロリとした滑らかな舌触り、酸は膨らまない感じだが、舌で探ると味が色々と感じられる。苦味と軽い渋味も感じられる。味わいに癖がないので、度数は高い割に飲み易い。飲み易いので飲み過ぎると、後で効いてくる親父の小言タイプの酒だ。


10) 薔薇の誘惑
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立香は薔薇の香り。甘い入り口酸の膨らみあり、広がりもある。その間薔薇の香りが含み香として持続する。中盤以降なだらかに切れる。苦・渋が無いので後口の切れも良い。爽やかな印象を残して終わる。お祝い、乾杯、食後の酒に適している。


(11)
甘酒
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甘い入り口トロリとした舌触り。滑らかである。後はスッキリと切れる爽やかな甘酒。後口には何も気になるものが残らない。


全体の印象としては、
・超特原酒、銘醸は伝統的な三千盛のスッキリとした飲み飽きのしない水口の酒で。これを飲むとこれが三千盛の世界とホッと安心できる
・純米大吟醸、純米大吟醸にごりは、伝統的な水口の酒とは違った趣だが、今流行りの無濾過生原酒とは違って、中盤以降の切れが良いのは三千盛らしい。
・今年の小仕込み純米は、例年より良い感じがした。中盤以降の切れが良く、品位を感じられた。
・薔薇の誘惑は、爽やかな後口でイメージが固まってきた。一番最初に造られたものは、後口に苦味があり、ビターな薔薇の酒が大人のリキュールを感じさせ、あれはあれで好きだった。
女性向きには今のイメージの方が受け入れられやすいのだろう。



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2014/11/23   2014三千盛新酒誕生酒蔵の集い (その2)

2014-11-23 23:00:00 |    日本酒イベント

<フードコーナー>
例年通りの出展内容だった。

・東濃のローカルフード 屋台わたなべ
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・手打ちそば 名人波多野利和
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・吉川 手作りいぶしチーズ
フードコーナーでは、このスモークチーズが一番好きだ。
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盛り合わせは色々食べられて楽しい。

串焼きチーズが販売されていた。
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時間いぶしのチーズを串焼きにしたもの、1100円。
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表面はカリッとした触感で香ばしさとスモークの香り。
中はトロリとした食感のチーズで銘醸と合わせたらよく合った。


利酒を済ませたので、1時間を過ぎたところで、帰ることにした。

シャトルバスが出たばかりなので、待ち時間精米工場の中を見学。
居合わせた担当の方にお話を伺った。

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三千盛は、自家製米工場を持ち精米にはこだわりとアドバンテージが有る。
だが、納入業者が廃業したりで、メンテナンスには苦労もあるとのことだ。
毎年のように設備が更新されるものではないので、納入業者も事業の継続が難しいようだ。

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美山錦の酒米。

酒米のサンプル。
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緑の袋が山田錦で、ここ数年山田錦の不足が言われ、今年は特に酒蔵が必要量の半分しか手当できない状態になり、ニュースでも大きく取り上げられた。
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三千盛は、必要量を確保しているそうなので安心だ。

天気にも恵まれ、気持ちの新酒祭りの蔵開きだった。

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2014/09/14  緑陰試飲会 (岐阜・花盛酒造)  その1

2014-09-14 23:35:00 |    日本酒イベント


案内葉書を頂いたので花盛酒造さんの緑陰試飲会に参加した。

緑陰試飲会
第3回 9月13日(土) 14日(日)
試飲:
・ひやおろし5酒
・冷蔵貯蔵の生酒各酒
・梅ジュース
・甘酒

催し:
酒蔵開きの代わりに、木曽川河岸の展望を公開


連休2日目も行楽日和。
陽射しは強く夏を感じさせるが、風は爽やかな秋の風。
ハンドルキーパーの都合が午前中のみなので、開始時間の10時に到着するように出発。

蔵までは距離があるが、道中の山や川や稲穂が実った黄金色の風景の中を、車で走ることは気持ちが良い。
秋のドライブとも言える。道路も朝早いのに車が途切れること無く続いている。
行楽日和を、皆待ち望んでいた。

近くの和菓子屋さんも栗きんとんの季節を迎え、駐車場には車が一杯、店内にも人が溢れている。
甘党の人も、車を駆って来ているようだ。

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店頭の杉玉と鏡樽に迎えられ到着。
葉書を忘れたので、訪問客名簿に記載し、受付を済ませ、紅白の幕の間を奥くに向かう。

会場は、いつもの利酒会場の、右側、蔵への入口辺りになっていた。
殆ど完了していたが最後の準備中のようだったので、利酒は後にして、木曽川河畔を見に行く。

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春の新緑の様な、若々しい緑の木下には、秋の深い陰がある。その下を通りぬけ、奥の葭簀の右側の入口を入ると、急に河畔に出た。

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目の前が急に開け、池の様に水が豊かな木曽川が展望できる。
川岸なので転落防止用のロープが張られている。
何をするかわからないのが酔っ払いなので、これは必要だろう。

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静かである。
左の河岸の方に遠く人の声がかすかに聞こえてくる。

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休日だが、学校のボート部が練習しているそうだ。
この広い水面は、ボートやカヌーの練習には最適だ。

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遠くに練習の船が見えた。
コンデジの望遠ではこれが限度だ。
練習は辛い筈だが、見ていると気持ちよさそうに動いている。

この展望の場所では、ハンドルキーパー向けに、自家製の特製梅ジュースと甘酒の振る舞いがある。

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樽のテーブルの上で、梅ジュースと甘酒を頂いた。

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梅ジュースは、フレッシュ感のある酸味に程よい甘みがある。甘酸っぱくフルーティーだ。濃い目の梅酒を飲んでいる感じだ。

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甘酒は、存在感のある梅ジュースの後なので、さっぱりとした印象だ。

担当のカッコイイ男性は、蔵元さんの息子さんで将来の蔵元だ。
お話では、この河岸の公開は昨年から始めたそうだ。
冬は風が強く適さないが、この時期が一番良いそうだ
昨年は旅行とぶつかって来られなかったが、今回来られて良かった。

木曽川の光景に目を遊ばせている。
静かで、時が流れているのを忘れる。


我に返って、試飲会場に戻ることにした。

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中庭に向かうと、高い樹の緑が秋の陽に映えて輝いている。

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樹の下に立ち見上げると、木漏れ陽と緑のハーモニーが綺麗だ。

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陽の当たった部分と影の部分の間のグラデーションが作られたような美しさを見せている。

後で、蔵元さんに伺った話では、この樹は20年ほど前、蔵元ご一家で蓼科で夏休みを過ごした時、イングリッシュガーデンで見た緑の樹が気に入って苗を求めて帰り、庭に植えられたそうだ。

今では、庭の主のような役を演じている。




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2014/09/14  緑陰試飲会 (岐阜・花盛酒造)  その2

2014-09-14 23:30:00 |    日本酒イベント


<試飲>
緑陰試飲会の主役は冷やおろし5酒。
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左から
・辛口純米 花盛 ひやおろし
・特別純米 はなざかり ひやおろし
・純米吟醸 はなざかり ひやおろし
・純米大吟50はなざかり ひやおろし
・純米大吟40はなざかり ひやおろし

火入れ1回後、いずれも瓶で囲ったものだそうだ。

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・辛口純米 花盛 ひやおろし
入り口からパンチの在る味わいで、中盤の辛味と苦味の押しを感じる。後半は切れる感じ。全体としてハード、都会的な印象。
五百万石に掛米としてコシヒカリを使用したものだそうだ。

ステーキやどて煮などこってりとした料理に合いそうだ。
温度の変化も楽しめそうで、飛び切り燗から人肌燗までどうなるか試してみたい。

・特別純米 はなざかり ひやおろし
辛口純米程ではないがこれも辛口で切れが良い。ふくらみよりスッキリと切れる純米酒で料理に合わせやすそうだ。

・純米吟醸 はなざかり ひやおろし
吟醸酒だが香りは高くない。甘い入り口の後、酸のふくらみが在る。後半辛味もあるが切れは良い。癖のない後口で純米の良さが在る。
辛口の純米の後なので甘く感じたかもしれないが、これは単独でも食中酒でも行けそうだ。

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左から
・純米大吟50はなざかり ひやおろし
立香は仄かな吟醸香。立ちすぎない程のよい吟醸香が快い。甘い入り口透明な酸が吟醸酒らしい世界を感じさせる。辛味・苦味が表に立つ押しはなく穏やかな味わいに上品さが在る。後半の切れも良い。
火入れなのだが香りも甘さも有り、単独で楽しむことが一番だが、立ち香は穏やかなので刺身などの肴にも合いそうだ。

掛米にひだほまれを使い、価格を抑えてあるそうだが、コストパーフォーマンスがよくお薦めの酒だ。
「岐阜の地酒に酔う」で良い感じだったのは、この酒だったような気がする。

・純米大吟40はなざかり ひやおろし
山田錦40%の純米大吟醸。
立香は仄かで吟醸香と言うより甘い香り。入り口はトロリとした舌触り、酸のふくらみはやや小さ目。50%に比べるとやや真ん中に集まる感じがする。


奥のテーブルには、氷温貯蔵された生酒が有り、試飲することができる。
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右から
・純米大吟醸 はなざかり 50
・大吟醸 菊花盛
・純米吟醸 花盛
・特別純米 はなざかり
・辛口純米 花盛
・特別本醸造 花盛

一通り飲ませていただいたが、春の試飲会と同じく甘い入り口のフレッシュな産の味わいは変わっていない。

氷温貯蔵の辛口純米の生酒は、火入れの冷やおろしと同じ造りだそうだが、味わいはかなり違う。
生酒の方はスッキリとした飲みくちは同じだが、甘さとフレッシュ感がありドライなパンチあまり感じない。
嗜好の世界なので、どちらが良いかは好き好きだ。飲み比べて火入れと氷温貯蔵生酒との違いを確認してみるもの面白い。

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琥珀色の小さい瓶は、特製梅ジュース。
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蔵づくりのうり吟醸粕漬け


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左の瓶が塩麹。


まったりとしている内に早1時間以上経過していた。
時間は足りないが帰らなければならない。

今日のお気に入りの、純米大吟醸50と梅ジュースを購入して帰ることにした。

花盛酒造の試飲会は、色々利くことが出来、勉強になる。
日本酒の搾り方、新酒と熟成酒、生酒と火入れの違いなど勉強になる。
関心のある人にはお薦めの試飲会だ。


【データ】
花盛酒造(株)
住所:〒505-0301 加茂郡八百津町八百津4091
TEL:0574-43-0016
FAX:0574-43-1120
公式サイト:
http://www.hanazakari.co.jp/

価格等は公式サイトで確認できる。




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2014/08/31 地方銘酒大試飲会

2014-08-31 23:30:00 |    日本酒イベント


春日井の酒のうかい主催の地方銘酒大試飲会に参加した。

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日時 8月31日
時間 13:30~受付 開場14:00~17:00
場所 ホテルプラザ勝川
会費 3000円
定員 100名
内容 ・セミナー「お酒と上手に付き合う栄養学」
・日本酒5種類の利き当て
・全国22蔵大試飲会
・残酒チャリティー

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<参加蔵>
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<出品酒一覧>
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【感想】

(1)全国の蔵の銘酒を利くことのできる大きなイベントは数少ない。
この地方銘酒大試飲会は、それが可能なので貴重なイベントだ。
3月の鵜呑会と同様、この会も毎年8月に定期的に開催されると良いと思う。


(2)今日は、変な日だった。
雨はお天気なので仕方が無いが、次々に想定外のことが起きた。

先ずは、カメラの電池が不調になり、写真が撮れなかった。
昨日、電池を充電し、満充電になり、カメラを起動して問題ないことを確認していたが、会場でカメラを起動しようとするとスイッチが入らない。

已む無く、携帯で撮ろうとすると、携帯の電池も切れていた。
会場の写真は、人の携帯電話を借りて撮ったが、詳細な写真は撮れずに終わった。

次に、メモを書こうとシャープペンシルを取り出すと、先頭の芯が出てくる部分がネジが緩みどこかへ紛失していた。
何も記録を残すことが出来なかった。

トドメは、携帯電話を落としてしまった。
これは、家に帰ってからホテルに電話したところ、届けられていたので安心した。

こんな日は、初めてだが、お陰で何も内容のない記事になってしまった。

(3)残酒チャリティーオークション
数多い中から一点落としたのは。
「峰乃白梅 斗瓶取り 吟醸原酒」
利いた時に、吟醸酒なのだがふくらみが有り痩せた感じがなく後口も良かったためお酒も欲しかった。
それ以上に瓶が欲しかった。ミニチュアの斗瓶であまり見た記憶が無い。家に1瓶あるといいなと思ったからだ。
オークションは先手必勝なので、早目にある場所に行き、占有状態においた。
がその後、欲しそうな人が来たので、利き猪口一杯献上した、彼は良いですかとお礼を言った。


「峰乃白梅 斗瓶取り 吟醸原酒
720ml カートン付
『発売日』 平成26年6月4日

『商品特徴』
昔は、鑑評会用の貴重なお酒は、斗瓶(とびん)という18リットルの瓶で、囲い丁寧に貯蔵させて、鑑評会用に出展を行っておりました。
その製造方法を忠実に再現し、この春に搾った新酒の酒をミニ斗瓶720mlで、丁寧に1本ずつ囲いそのまま火入れを行い、風味、味わいをそのままにミニ斗瓶で、熟成させ
たものです。

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成分データー:
精米歩合: 50%
アルコール分: 18.1%
日本酒度: +5
酸度: 1.1
原料米: 五百万石(新潟県産)
」(福井酒造HP)





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2013/10/15  愛知の地酒を楽しむ会  (その1)

2013-10-15 23:58:00 |    日本酒イベント


台風が迫ってきているが、今日中はまだ風は大丈夫だろうと、酒のイベントに出かけた。

「愛知の地酒を楽しむ会」は愛知県酒造組合が開催する酒の会で、愛知県の蔵の多くが参加するので、愛知の酒を知るには都合の良いイベントだ。
よく知っている人も、お気に入りの蔵の今年の酒はどうだろうと楽しむことができる。

会の次第、参加蔵羽以下の通りだ。

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ホテルの7階の会場は人で一杯だ。
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17
00からは日本酒セミナー。
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西田教授の日本酒とワインの造りの比較をしながらの日本酒講座。

次に、名古屋おもてなし武将隊の加藤清正が蔵元紹介。
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17:50
から本番開始、会長の挨拶、来賓の大村県知事の祝辞が終わると、乾杯。

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乾杯は、鏡開きをした樽酒の乾杯。
ステージには、古川元久衆議院議員も登壇し、鏡開きを行った。
乾杯酒は樽酒らしい木香と熟味のある酒だ。


会が始まり、テーブルの各蔵ごとのコーナーで利き酒を始める。
番号順に回ることにした。

<金虎酒造>
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・生原酒のみゃあせ
トロリとした舌触り、甘い酸と厚みがしっかりと有り、後半辛味が出る。

・名古屋城本丸御殿
金虎酒造の看板酒の吟醸。今までの印象より酸の厚み辛味の押しがあるように感じた。


<東春酒造>
リストを見ると利いたことがない東龍玲瓏、東龍龍瑞、東龍龍の舞があるので利いてみた。

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左: 東龍玲瓏 純米大吟醸
ふくらみが大きく味のバランスが良い純米大吟醸らしい世界。好きな双白鷺には及ばないが良い酒だ。

右: 東龍龍瑞 純米
立ち香はなく、旨みのある酸が柱。ほのかな熟味がある。燗向きの印象。

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真ん中: 東龍 龍の舞 純米吟醸
立ち香は吟醸香。バランスの良いスッキリした味わい。後半は辛味が適度に味を締める。

吟醸酒は吟醸酒らしく、純米酒は純米酒らしい旨みの酒。
東春酒造は、スペック通りの味が感じられる蔵だ。

<清須桜醸造>
紙パック酒の「鬼ころし清洲城信長」が有名な蔵。

沖縄の宮古島は酒飲みの島で有名だが、「鬼ころし清洲城信長」は、ホテルでもコンビニの酒コーナーでも日本酒の代表選手で灘・伏見の酒を押さえていたのには驚いたが、さすが宮古島の人は味がわかると思った。

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この蔵は、紙パックだけではなく、吟醸酒も美味しい。
大吟醸楽園、清洲城信長純米吟醸、濃姫の里隠し吟醸を出品していた。
いずれも、立ち香の吟醸香は抑え、含み香に吟醸香を感じさせ、滑らかな舌触りとスッキリとした中に旨みを感じさせるのが特徴だ。
飲み飽きしない吟醸酒だ。


<神の井酒造>
愛知県で金賞受賞が常連の吟醸酒蔵だ。
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・荒ばしり 大吟醸
立ち香は吟醸香高い。口に含むと大吟醸らしい広がりと透明感を感じる。オーソドックスな大吟醸。

・神の井 寒九の酒 純米大吟醸
荒ばしりと同じように広がりがあるが、落ち着いた感じがあり、比較してスッキリとしている。


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2013/10/15  愛知の地酒を楽しむ会  (その2)

2013-10-15 23:55:00 |    日本酒イベント



以下、利いたものすべてを述べることも不必要なので印象的なことだけ記載する。

<山盛酒造>
大高地区の3蔵の一つ。地域のイベントや酒蔵での音楽を含めた文化活動に積極的な蔵で、従来酒蔵が果たしてきた地域での役割に忠実と言える。

大高地区には醸し人九平次(萬乗醸造)があるが、この会にも参加せず、筆者の知る限りでは地域活動もしていないはずだ。
先日、東京・日暮里の人気店鳥のぶの日本酒メニューに愛知の酒として唯一醸し人九平次が載っていた。
日本酒は日替わり、週替りらしいので偶々だったかもしれないが、納得できなかった。
九平次はワインのようなフルーティーな酸が特徴だが、愛知の酒質の代表ではないし、蔵の性格も地酒ではない。
メニューに載せるなら鷹の夢にして欲しい。

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・夢山水 生貯蔵原酒 純米吟醸
麹ばなを感じる。酸味厚く、後半は辛味を感じる。


<勲碧酒造>
吟醸酒が美味しい蔵。
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・勲碧 大吟醸 山田錦
立ち香は吟醸香が高め。甘い酸が快く広がる。含み香にも吟醸香を感じる。


<藤市酒造>
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左: 大吟醸 ことぶき
立ち香は吟醸香。スッキリしていてバランス良い。後口はピリリとした辛口。

右: 純米吟醸 なおい
立ち香はあまり感じない。甘いフルーティーな酸が中心。やや熟味を感じる。


<内藤酒造>
・木曽三川 大吟醸
立ち香は吟醸香。味のバランス良い。甘苦系の吟醸酒。

・木曽三川 武陵桃源 純米大吟醸
立ち香は適度な吟醸香。フルーティーな甘い酸。後半の切れ良い。後口はピリ辛。


<渡辺酒造>
この蔵は吟醸酒は出品していない。
純米ににこだわりがあるのだろう。
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・平勇 黒松原酒
酸と辛味の厚い味わい。含み家にエチル系の化学臭的なものを感じる。
この含み香は他の銘柄でも感じられた。


<青木酒造>
・米宗 山田錦 山廃特別純米
旨み系の酒。酸が厚い。ぼったりとしたふくらみを感じる。後半辛味もあり、味の多い酒だ。


<甘強酒造>
味醂も有名な蔵。

・四天王 長春 大吟醸
立ち香はあまり感じない。甘い酸が中心にある。後口は辛味系。

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左: 黒みりん 秘蔵弐拾年熟成味醂
甘くトロリとした入り口。香ばしい含み香がある。中盤からの切れが良い。20年の歳月が雑味を消している。
アイスクリームに掛けたりシロップやケーキや料理だけでなく色々使えそうだ。
180ml1000円で、手に入れようとしたが、3本しか用意がなく売り切れていた。

右:昔仕込み本みりん
黒味醂に比較すると、甘くトロリとした入り口は同じだが、香ばしい含み香はない。中盤以降も味が濃く、切れもない。
これは2年半の熟成だそうだが、20年物の後では、やはり雑味を感じてしまい、品位に差を感じてしまう。


<中埜酒造>
・特撰國盛彩華大吟醸
立ち香は、吟醸香プンプン。スッキリした辛味系の入り口。酸のふくらみの後辛味が来る。後口も個性が感じられる大吟醸だ。

・國盛みかんのお酒
甘い入り口。酸のふくらみに微発泡感を感じる。後半辛味がある。終盤にかけて蜜柑の香りと味が口中に広がると新鮮さを感じる。ジュース感覚のお酒だ。


<盛田 金しゃち酒造>
・金鯱 大吟醸
立ち香は吟醸香。スッキリとした辛口。後半も辛口のふくらみが続く。甘味系の吟醸酒とは違った世界。


<丸一酒造>
松坂屋の地酒フェアとは違って大吟醸の出品はなく、純米吟醸と純米の2酒のみの出品。

・ほしいずみれんげ 純米吟醸
バランスの採れた入り口。含み香は適度に有り。味はスッキリと切れる。


<澤田酒造>
・白老若水純米ひやおろし
トロリとした入り口。膨らみのある厚目の味。含み香ににエチル系のものをほのかに感じる。

・白老梅ヌーボー
梅酒の甘い酸味。梅の含み香。旨みの乗った日本酒の味の厚みがある。後口に梅の風味が広がる。梅を十分感じられる味の展開だ。


この辺りで、BINGOゲームが始まり、長い時間を取られた。
後半の酒蔵の利き酒が出来なくなった。
利き酒が遅く、メモまでとる筆者にはこのゲームは苦痛だ。


<神杉酒造>
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左: 純米大吟醸 ゆめぎんが
出品リストには無かった酒で、愛知県の新しい酒米夢吟香で造られた酒。
立ち香の吟醸香は程よい。ふくらみも有り、味のバランスも良い。純米大吟醸らしい豊かさと切れの良さを感じられる。
夢吟香も、今年から9蔵で造りが行われ、本格的な普及期を迎えているらしい。

右: 大吟醸 斗びんどり
これも出品リストにはなかった酒。
ふくらみが大きく広がり、後半まで持続する。後口はスッキリと切れる。
大吟醸は細身な美人型が多いが、これは豊満なたっぷりとした棟方志向の美女のようだ。
神杉の酒はスケールの大きさを感じさせる。

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・特別純米しぼりたて無濾過 純米吟醸
トロリとした入り口。ふくらみのある世界、味のバランスはとれている。後半の切れ良い。

<相生ユニビオ>
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もう終了時間となり、最後の蔵になってしまったが、古原酒のラベルが目についた。

・吟醸 古原酒
トロリとした舌触り。香ばしさを感じる。甘みがあり味醂のような世界。後半の切れも良い。
三年古酒だそうだがもっと長い歳月を感じさせる。品位も有りシロップとしての利用や料理にも使えそうだ。


残り10蔵を残し時間切れになってしまった。


【感想】

(1)
愛知の地酒を楽しむ会が、変質してきた様な感じがしている。
以前は愛知県の酒が好きなマニアックな人達と愛知県の若い杜氏さんたちが中心となった利き酒の会の性格が強かった。以前は、酒のセミナーに加え、純米、吟醸、その他に分類された各蔵の出品酒が並べられそれを比較しながら利き酒をすることが出来た。
今回は、利き酒が無くなり、エンタテイナーやBINGOに時間が多く取られ、ステージを中心としたパーティーのようになってしまった。

(2)
加えて、県知事や衆議院議員の参加で、なにか政治家のパーティーのような空気すら感じられる。
愛知の酒米の開発の県は努力しており、古川議員は民主党政権時代に国家戦力担当相として、日本酒を國酒として、「オールジャパンで官・民が連携し、日本酒の魅力の認知度の向上と輸出促進に取り組む時が到来した」と述べ、日本酒の海外展開支援に尽力した人であり、愛知の地酒と無縁ではないが、参加者がこの会に参加する趣旨とは次元の違う話だ。
そうであれば、別の性格のパーティーを開催するべきだろう。
この会は、愛知県酒造組合が主催のはずだが、会の次第や雰囲気が秋田屋主催の「日本のお酒を味わう会」や「名古屋泡盛愛好会」と変わらないような雰囲気になってきている。

(3)
これは以前から変わらないことだが、料理の問題。
料理が出されると参加者が食べきれないほど皿に盛って各テーブルに持っていくため、料理テーブル周辺は戦争状態になる。騒がしい事この上ない。
会が終わると食べられもしないで残されたものがそのままになっている。
料理の内容も問題だ。日本酒との相性を考えられたものではなく。普通のパーティーメニューが出され、参加者もビールに合うようなものばかりだと言っていた。
会費は高くはないが、満足感があるかと言われたら無いと答えたい。
ほんの少しの量で良いから、各人別に入場時におつまみを渡したほうが良い。
もしくは料理はいらないので会費を安くすべきだと思う。

(4)
会の運営・次第も問題だ。
たかだか2時間の時間に対して蔵数は29蔵。時間が足りないのに、挨拶の時間やBINGOのゲームに時間がたっぷり取られている。これでは酒を利いて愛知の地酒を利いて理解して楽しむと言う参加者の目的は達せられない。
愛知の酒が目的ではなく、パーティーが目的のようになっている様に感じられる。
利き酒の時間として正味2時間を確保すべきだ。

批判的なことを書き連ねたが、建設的な批判の積りで提案もしている。

(5)
良い所もかいておく。
資料は良く出来ている。次第の他出品酒のリストや飲める店の一覧もあり、参考資料として意味がある。




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2013/10/04  群馬の地酒フェア at 銀座

2013-10-04 23:25:00 |    日本酒イベント


東京にいる間に、タイミング良く群馬県酒造組合主催のイベント「群馬の地酒フェア」が銀座で開催されているので行ってきた。

湯島聖堂を出て、タブレットの地図を頼りに昌平橋を渡り淡路町まで歩く、そこから地下鉄日比谷線で東銀座で下車、地上に上がると会場のぐんまちゃん家が目の前だった。

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ぐんまちゃん家は群馬県のアンテナショップのようだ。
店の前では群馬地酒フェアの呼びこみを行っている。

1
階は群馬県の産品の販売ショップで、地酒フェアは2階で行われていた。

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群馬県の酒はあまり飲んだことがない。
酒の会の定例会でも島岡酒造の群馬泉と龍神酒造の龍神、別のイベントで矢張り島岡酒造の群馬泉の山廃と琉神酒造の尾瀬の雪どけを飲んでいるだけだ。

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このフェアでは、参加22蔵が各1銘柄合計22銘柄が試飲できるので、群馬の酒の全体像を知るに丁度良い機会だ。

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階に上がると、会場は細長いスペースで、窓側のテーブルで試飲が出来、右の壁側では即売が行われている。

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試飲ができる酒は、ぐんまちゃん家で常時販売されている酒が中心らしい。

左から3番目の関東の華大吟醸は金賞受賞酒だ。

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奥の燗酒のコーナーでは、山廃の群馬泉と利根川育ちの燗酒が試飲できる。

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冷蔵スペースには、ショップでは常時置いていない酒が、このフェアの2日間だけ試飲できる。

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群馬の地酒のポスター。

プラスチックのきき猪口(小)に5mm程度、ほんの少量だが全種類利いた。

群馬の酒はあまり飲んだことがないのでいい機会だった。
全体的な印象としては、個性を強く打ち出す方向ではなく、大人しく冒険をしない印象の造りが多かったような気がする。
ぐんまちゃん家の定番酒が中心だったためかもしれない。

吟醸酒で印象に残ったのは、金賞受賞酒の関東の華は当然として、秘幻(大吟醸)、水芭蕉(純米吟醸)、赤城山(純米吟醸)、尾瀬の雪どけ(純米吟醸)
吟醸酒ではないが、桂川(純米)は吟醸酒のような立香がありコストパーフォーマンスが良いと感じた。

吟醸酒ながら熟味を感じさせるものが散見されたが、温度管理が不十分なのか、群馬県の嗜好によるものなのかよくわからない。少し気になった。

燗酒の群馬泉(純米)と利根川育ち(本醸造)は良かった。
両蔵とも山廃造りを得意としているが、燗を付けるとふくらみがあり、これからの時期美味しく飲める酒だ。
利根川育ちは、群馬泉に比べると味の厚みが薄いが、価格は4合瓶で814
円。これは毎晩の晩酌向きにオススメだ。




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