菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。
散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

2017/01/16  日記  初閻魔

2017-01-16 20:12:41 | (2)日記

2017/1/16 (月) 旧暦: 1219日 祝日・節気: 藪入り 日出 : 649分 日没: 1651分 月出: 2057分月没: 911分 月齢: 17.84 干支: 癸卯 六曜: 赤口 九星: 四緑木星

今日の季語: 初閻魔


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木造閻魔大王像(国重文)
鎌倉時代、寄木造。像高187.5㎝

頭部は鎌倉時代のものであるが、その他は江戸時代のものと考えられている。
頭部がやや大振りで誇張された忿怒は力強いもの。
円応寺で赤ちゃんの名をつけてもらうと丈夫に育つということから「子育て閻魔」とも呼ばれている。

~伝説!笑い閻魔~

重病となり仮死状態となった仏師運慶は、三途の川を渡り、初七日の秦広王の裁判、14日目の初江王の裁判、21日目の宋帝王の裁判、28日目の五官王の裁判を経て35日目の閻魔大王の裁判を迎えた。

閻魔大王の裁判では、生前の行いによって天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄の六道のうち、どこに生まれ変われるかが決定される。

閻魔大王は運慶にこう言った。

「お前が娑婆でやさしい面相の仏像ばかり作るから、亡者が地獄にやってきても腰抜けばかりでろくな奴がおらん。

もっと娑婆で悪人ばらを改心させてわしに手数をかけないようにしてもらいたい。

お前をもう一度娑婆に帰してやるから、わしの姿に生き写しの閻魔王像を刻んで人間たちによく見せろ。

そうすれば、悪人が改心して人間社会が良くなるはずじゃ。

わかったらさっさと帰れ」

こうして娑婆に帰った運慶が彫ったのが、円応寺の閻魔大王像だと伝えられている。

生き返ることができて嬉しかった運慶は、閻魔大王像を笑いながら彫ったので、像もどことなく笑っているように見えることから、「笑い閻魔」と呼ばれている。

(
鎌倉手帳
http://www8.plala.or.jp/bosatsu/kamakura138/ennoji-enma.htm
より転載)



『初閻魔:斎日

新年

一月十六日の閻魔堂の初縁日。斎日ともいう。』
(季語と歳時記)



初閻魔の俳句:



・初閻魔眼光通らぬところ無し(鎌倉円応寺) 高澤良一



・ひゆう~と風鳴る日なり初閻魔  井上猴々



・屋根雪のずだずだ落ちる初閻魔  堀 文子




今季最強の寒波は、まだ居座って、日本を悩ませている。
センター試験は終わったが、今日は通勤・通学の足をもつれさせた。
雪のため休校になった学校も多い。

この厳しい天候は、寒気団や気圧配置の自然現象として科学的に説明されるのだが、今日は縁日の初閻魔の日と言われると自然科学だけでは説明できない人間の心の話になる。

『縁日|閻魔大王|
半年に1度の地獄の釜開き

閻魔さまのご縁日は毎月1日と16日。新宿太宗寺、深川ゑんま堂の法乗院など、閻魔様をお祀りしているお寺では御開帳が行われます。そのなかでも特に116日と716日は「地獄の釜開(あ)き」。休みなく働く地獄の鬼たちが休む日、したがって、地獄の釜もあいて、「亡者の骨休め」と呼ばれるとか。この日に閻魔さまにお詣りしてご縁を結び、生者でありながらお赦しをいただくことで、平穏に暮らしていきたいと願うのでしょう。

北千住にある赤門勝専寺の縁日は、ずらりと露店が並び、昼から夜遅くまで賑わいます。

新宿太宗寺では露店などは出ませんが、閻魔堂が開扉され、閻魔像と脱衣婆像の御開帳があります。

「こんにゃくえんま」の源覚寺では、ふだんは参詣者がお供えする蒟蒻を、ご縁日ということでお頒けいただけます。』
(てらまちさんぽ
http://teramachisampo.com/terasaiji/detail/2179


自然の脅威の前に、自分の生き方を戒める日として考えるのも意味のあることだ。

悪いことへの誘惑に対し自分を正し、
「天知る、地知る、汝知る、我知る」と節することが安心につながる。

閻魔大王は地蔵菩薩の化身だそうだ、人間は自分の思うがままになっていく。その次第により閻魔大王にも会い、地蔵様にも会うことになる。

福島にわざわざやってきて、お地蔵様の首を刎ねていたあの国の男が捕まった。

自分の思いに引き回される愚者は愚に気づくことすら出来ない。





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2017/01/15  日記  左義長

2017-01-15 19:16:36 | (2)日記

2017/1/15 (日) 旧暦:1218日 祝日・節気: 小正月 日出 :650分 日没:1650分 月出:1956分 月没:833分 月齢:16.84 干支: 壬寅 六曜: 大安 九星: 三碧木星

今日の季語: 左義長

2017どんど焼き」

https://youtu.be/inCkSJom2yM



『左義長(さぎちょ、さぎちやう) 新年
子季語: 三毬杖、とんど、どんど、どんどん焼き、どんど正月、どんど場、さいと焼き、正月小屋、どんどん小屋、さいと小屋、飾りあげ、飾りはやし、吉書揚、みそどんど、爆竹、飾焚
解説: 小正月に行われる行事。一月十四日の夜または十五日の朝に松飾りや注連飾りを焚きあげる。
この火で餅団子を焼いて食べると一年中無病息災であるとされる。書初の書を燃やして高く上がると上達するとも言われている。「どんど焼」の「どんど」は「どんど燃えろ、どんど燃えろ」という囃し言葉からきたとされる。
来歴: 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
実証的見解: 左義長は、平安時代の宮中行儀の吉凶占いがその始まりとされる。大焚火の中心になるのは、三本に組まれた毬杖(ぎちょ)といわれる祝い棒または竹である。これに村人が持ち寄った正月飾りなどを結んで火をつけ、門松や注連飾りによって迎えた歳神を、それらを焼いた火によって送り返すのである。』
(季語と歳時記)



左義長の俳句:



左義長や焚く火も荒ぶ塩屋岬 松井和子



左義長の爆ぜて松・竹・樫の音 高澤良一



左義長や夜釣りの船の灯が二つ 中沢美晴




今日は、今季最強の寒波の襲来で、東海地方も含め全国的に雪に振り回された。

交通機関の乱れ、センター試験への影響、昨年のスキーバスツアーの事故などニュースは雪に関連したものばかりだ。

東海地方の平野部でも10cmを超える積雪が予報されていた。
車のタイヤの問題から空を見上げて、ハラハラした人も多かった。
しかし、予報ほど積雪はなく、明け方には白かった道路も陽射しが出ると魔力を失い溶けてしまった。

京都の女子駅伝は吹雪の中熱戦が繰り広げられたそうだ。
左義長・どんど焼きも全国的に行われたことだろう。
厳寒の風物詩は、寒いからこそ詩になる。

神様への祝詞から始まったどんど焼きも、笹と飾りが燃え尽きた後は、餅を焼いたり、スルメを炙ったり、薩摩芋をホイル焼きにしたり、薬缶の燗酒を作ったり...
最後までどんどの火はご利益が多い。





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2017/01/14  豊洲市場地下水最終モニタリングは驚愕の結果

2017-01-14 18:09:26 | (16)時事・世相


最終モニタリングの結果が公表されれば、豊洲への移転は時間の問題との雰囲気が出来ていた。
ところが、公表された数値は驚愕の数値だった。

発癌性のあるベンゼンは基準値の79倍。
検出されてはいけない毒物のシアンが、数十箇所で検出された。

このデータが、間違いや捏造でなければ、検出されなかった1回目から7回目のデータが間違いか捏造になる。

再検査に時間をかけること無く、直ちに10回目の検査を行い、実態を確認すべきだ。

12
日の小池都知事の築地市場視察の際、築地市場協会の伊藤裕康会長は、移転を急ぐことばかり話していたが、食の安全を軽視して先を急ぐ考え方の人は責任者として問題がある。

基準値79倍のベンゼン、猛毒のシアン化合物のある土地の上で加工・販売される魚介類をブランドとして販売するのだろうか?
人々はそれを買うのだろうか?

放射能の検出されない魚でさえ、人々は買わないのが実態だ。
人体に致命的な影響を与える地下水が溜まっている豊洲の魚を人々が買うとは思えない。

市場関係者は、目先の商売に目を奪われること無く、孫子の代まで考えて、安全性こそ最高のブランドと考えて行動すべきだ。



『<豊洲市場>地下水 有害物質ベンゼン、基準値79倍も検出
毎日新聞1/14() 11:26配信

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豊洲市場=東京都江東区で、本社ヘリから梅村直承撮影


◇検出されてはいけないシアンも 数十カ所で

東京都の築地市場(中央区)移転問題で、都が豊洲市場(江東区)で実施した地下水モニタリングの最終9回目の調査(暫定値)で、最大で環境基準値の79倍に当たる有害物質のベンゼンと、検出されてはいけないシアンが計数十カ所で検出された。14日午後に始まった外部有識者の専門家会議で報告された。小池百合子知事は最終結果を踏まえて夏にも移転の可否判断をするとしており、難しい判断を迫られそうだ。

【築地での歓迎に手を振る小池都知事】

検出箇所が前回(8回目)の3カ所から大幅に増えたことなどについて、関係者から「考えられない」との指摘も上がっており、都は、この日の専門家会議の検証を踏まえ、調査方法の確認も含め、さらに再調査するとみられる。

地下水モニタリングは都が2014年から豊洲市場の観測井戸計201カ所で実施。8回目の調査で初めて、基準値の1.1~1.4倍のベンゼンと1.9倍のヒ素が、青果棟のある5街区で検出された。座長の平田健正・放送大和歌山学習センター所長は「ここの地下水は飲用にしないため、健康に影響しない」とした上で、「今後の推移を見守るべきだ」との見解を示していた。

都関係者によると、最終調査では5街区以外でも基準値を超えて検出された。

小池知事は、昨年11月の予定だった移転時期を延期すると表明した際、地下水モニタリングの最終結果を見届けることを大きな理由に挙げていた。今月12日に築地市場を視察した際には、移転の可否判断について「生鮮食品を扱うので安全・安心が優先。科学的なデータを踏まえた上で冷静に判断していきたい」と述べた。【川畑さおり】』
(毎日新聞)




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2017/01/14  日記  餅花

2017-01-14 17:27:03 | (2)日記

2017/1/14 (土) 旧暦:1217日 祝日・節気:  日出 :650分 日没:1649分 月出:1853分 月没:750分 月齢:15.84 干支: 辛丑 六曜: 仏滅 九星: 二黒土星

今日の季語: 餅花

「祇園の餅花」

https://youtu.be/-TD_MvEq86w



『餅花(もちばな)とは、日本の一部地域で正月とくに小正月に、ヌルデ・エノキ・ヤナギなどの木に小さく切った餅や団子をさして飾るもの。東日本では「繭玉」(まゆだま)の形にする地域が多い。一年の五穀豊穣を祈願する予祝の意味をもつとされる。左義長の行事で飾ったり、食べたりする地方も多い。

各地の餅花
長野県などでは、枝垂れ柳を使って稲穂の垂れるかたちにつくり、豊作を表現している。これを「稲の花」とよぶ。「粟穂稗穂」(あわぼひえぼ)も同じ。

岐阜県(主に高山市・飛騨市)では「花餅」(はなもち)と呼ばれ、正月の装飾用品として定着している。

鹿児島県の奄美大島では「生り餅(なりむち)」と呼び、小正月にニレ科のブブ木(クワノハエノキ)に白、赤、緑、黄などのカラフルな餅の「実」(なり)を刺して、床の間、神棚、墓、高倉などに置いて五穀豊穣や家内安全を祈る[1]。ブブ木は枝を切ってもすぐに伸びてくるため、繁栄の象徴として使われる。飾り終わった生り餅は、118日に煮て、蒸したサツマイモと練り合わせて作る「ひっきゃげ」にして食べる。

香川県の宇多津町などでは、雛祭りに菱餅と共に餅花を作って家に飾る。

また、東日本一帯に広がるものに「繭玉」(まゆだま)がある。米の粉をカイコの繭のかたちにして木にさしたもの。養蚕に関連の深い道具などをいっしょに飾る地方もある。カイコの安全を祈願したものだが、これも餅花の一種である。小正月が終わる頃にもぎとり焼いて食べる。
...
』(Wikipedia



餅花の俳句:



・島原の餅花といふだけでよし 後藤比奈夫



・月と花餅と酒との都かな 水田正秀



・蔵元の餅花は白ひといろに 伊藤敬子



・座敷わらし来しか餅花ひとつ失せ 八牧美喜子



・蔵書ぎつしり餅花傘をひろげけり 野澤節子




厳寒のお正月に餅で作った花を咲かせることを誰が考えたのだろう。
花の少ないこの時季、枝いっぱいに咲いた紅白の花は艶やかだ。

後藤は京は島原の花街で餅花を楽しんでいる。
羨ましい。

水田は花餅と詠んでいるから高山だろうか。
今日あたりは、月は無理だろうが、雪がある。
雪に花も情緒がある。

伊藤の餅花は何処の蔵元のものかわからない。
今年も高山では13日から226日まで酒蔵巡りが行われる。
酒蔵巡りをしている時、蔵に入ると薄暗い室内に紅白の花が咲き乱れているかも知れない。
花餅が咲いていれば、それだけで巡る楽しみになる。




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2017/01/13  日記  歌会始

2017-01-13 20:51:51 | (2)日記

2017/1/13 (金) 旧暦:1216日 祝日・節気:  日出 :650分 日没:1649分 月出:1749分 月没:701分 月齢:14.84 干支: 庚子 六曜: 先負 九星: 一白水星

今日の季語: 歌会始

「【日本ニュース】皇居で新春恒例の歌会始」

https://youtu.be/zYxrbBIOUGk



『歌会始: 御会始/和歌御会始
新年
宮中の年中行事のひとつで、年の始めの歌会。一月十日前後の吉日に行われる。正式の儀式となったのは中世以降という。明治七年からは一般国民の詠進が行われるようになった。』
(季語と歳時記)



歌会始の俳句:



・ゆつたりと歌会始刻流る 志城柏




『「野」お題に歌会始=皇居

天皇、皇后両陛下、皇族方が出席されて行われた「歌会始の儀」=13日午前、皇居・宮殿「松の間」(代表撮影)

新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」が13日午前、皇居・宮殿「松の間」で行われた。今年のお題は「野(の)」。天皇、皇后両陛下や皇太子さまら皇族方のほか、天皇陛下から招かれた召人(めしうど)、選者、約2万首の一般応募の中から選ばれた入選者10人の歌が、古式にのっとった独特の節回しで披露された。
天皇陛下は1999年9月、那須御用邸(栃木県那須町)で静養中、夜に外出し、御用邸近くでコオロギの一種「邯鄲(カンタン)」の鳴き声を聞いた思い出を詠まれた。皇后さまは、東京都心にありながら自然豊かな皇居・御所での暮らしを振り返って歌にした。
皇太子さまは2008年5月、笠取山(山梨県甲州市)に登った際、多摩川の源流となる水が岩から滴り落ちているのを見て、流れゆく先に思いをはせて詠んだ。同妃雅子さまは昨年夏、那須で静養中、ご一家3人で散策の際に秋の草花の名前を長女愛子さま(15)に教えた喜びを歌にした。
昨年の三笠宮さまの逝去を受け、三笠宮家と高円宮家の皇族方は欠席し、歌の披露もなかった。(2017/01/13-11:46
(時事ドットコム)


天皇皇后両陛下の御製は以下の通り。

『歌会始の歌 「野」お題に
日本経済新聞     2017/1/13 12:00

天皇、皇后両陛下、皇族方、召人、選者、入選者の歌は次の通り。


天皇陛下

邯鄲(かんたん)の鳴く音(ね)聞かむと那須の野に集(つど)ひし夜(よる)をなつかしみ思ふ

皇后さま

土筆(つくし)摘み野蒜(のびる)を引きてさながらに野にあるごとくここに住み来(こ)し

皇太子さま

岩かげにしたたり落つる山の水大河となりて野を流れゆく

皇太子妃雅子さま

那須の野を親子三人(みたり)で歩みつつ吾子(あこ)に教(をし)ふる秋の花の名

秋篠宮さま

山腹(さんぷく)の野に放たれし野鶏(やけい)らは新たな暮らしを求め飛び行く

秋篠宮妃紀子さま

霧の立つ野辺山(のべやま)のあさ高原の野菜畑に人ら勤(いそ)しむ

秋篠宮家長女眞子さま

野間馬(のまうま)の小さき姿愛らしく蜜柑(みかん)運びし歴史を思ふ

秋篠宮家次女佳子さま

春の野にしろつめ草を摘みながら友と作りし花の冠

常陸宮妃華子さま

野を越えて山道のぼり見はるかす那須野ヶ原に霞たなびく

▽召人(敬称略)

久保田淳

葦茂る野に咲きのぼる沢桔梗(さはぎきやう)冴えたる碧(あを)に今年も逢へり

▽選者(敬称略)

篠弘

書くためにすべての資料揃ふるが慣ひとなりしきまじめ野郎

三枝昂之

さざなみの関東平野よみがへり水張田(みはりだ)を風わたりゆくなり

永田和宏

野に折りて挿されし花よ吾亦紅(われもかう)あの頃われの待たれてありき

今野寿美

月夜野(つきよの)の工房に立ちひとの吹くびーどろはいま炎(ひ)にほかならず

内藤明

放たれて朝(あした)遥けき野を駆けるふるさと持たぬわが内の馬

▽入選者(敬称略)

岐阜県 政井繁之

如月(きさらぎ)の日はかげりつつ吹雪く野に山中(さんちゆう)和紙の楮(かうぞ)をさらす

東京都 上田国博

歩みゆく秋日(あきひ)ゆたけき武蔵野に浅黄斑蝶(あさぎまだら)の旅を見送る

長野県 小松美佐子

宇宙より帰る人待つ広野には引力といふ地球のちから

千葉県 斎藤和子

筆先に小さな春をひそませてふつくら画(ゑが)く里の野山を

東京都 平田恭信

手術野(しゆじゆつや)をおほふ布地は碧(あを)み帯び無菌操作の舞台整ふ

東京都 西出和代

父が十野菜の名前言へるまで医師はカルテを書く手とめたり

宮城県 角田正雄

積み上げし瓦礫の丘に草むして一雨ごとに野に還りゆく

新潟県 山本英吏子

友の手をとりてマニキュア塗る時に越後平野に降る雪静か

東京都 鴨下彩

野原ならまつすぐ走つてゆけるのに満員電車で見つけた背中

新潟県 杉本陽香里

夏野菜今しか出せない色がある僕には出せない茄子の紫


(日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG12H9A_T10C17A1CR0000/



ニュースでは、トランプ次期大統領の初会見での報道機関とのやり取りの様子が流れている。
気に入らない報道機関には発言も認めない。事情はあるにせよ、一国のリーダーたるものがこれでは、先が心配される。


歌会始のニュースを見て、日本に生まれて、日本人として生きている幸せを心の底から感じた。





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2017/01/12  日記  寒月

2017-01-12 19:34:04 | (2)日記

2017/1/12 (木) 旧暦:1215日 祝日・節気: 望 日出 :650分 日没:1648分 月出:1644分 月没:606分 月齢:13.84 干支: 己亥 六曜: 友引 九星: 九紫火星

今日の季語: 寒月

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(日光便り
http://nikkodayori.blog.so-net.ne.jp/2008-03-07
より転載)



『寒月
晩冬
       .
厳寒の空にさえざえとある月。満月に近い寒月の夜は、冷たい月光が降り注ぎ建物の影や自分の影が地面に黒々と落ちる。いよいよ寒さが身に滲みて、帰宅の足も自ずと早まる。』(季語と歳時記)



寒月の俳句:



・燈台の先は道なし寒の月  松井千鶴子



・千鳥足吾寒月と二人連  小野博志



・寒月を仰ぎて棒のごとくゐる  片山喜久子



寒波が来ている。
土曜日には、名古屋でも雪が降るらしい。

今日も冷たい風が吹いた。
日が落ちると黒い雲がやってきて空を覆ってしまった。

丸いお月様が空にいたのは昨日のことだろうか。
公園の木樹の上の空にある寒月は寒い光だが明るかった。
昨夜は飲んではいなかったので、小野のようではなかった。
思わず足を止めて、見上げてしまった。
片山のようだった。

雪が降るまで、夜毎月と遊ぶのも風流だ。





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2017/01/11  iSC細胞の発見

2017-01-11 22:00:00 | (19)科学・新技術・新製品


iSC細胞は、日本語では虚血誘導性多能性幹細胞で、iPS細胞や日本では消えてしまったSTAP細胞と同じ多能性幹細胞だ。

昨年、ノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典教授は細胞が自ら持っているタンパク質を分解してリサイクルする「オートファジー(自食作用)」の仕組みを解明した。
教授は誰も手がけない分野を開拓し、新しい領域を開いた。

この研究も、同じような側面を持っている。
脳梗塞で死んでしまった細胞の中に、再生能力を持った幹細胞を発見した。
何もない死んだ世界の中に、人工的ではなく自然に幹細胞が存在することを発見した。

これは、今後の展開に拠っては、大きな新しい領域を開く可能性がある。
新年早々夢のある新発見は、嬉しいニュースだ。

STAP
細胞問題に懲りたのか、日本の報道は扱いが小さすぎる。
もっと大きく夢を見る報道をする必要がある。



『脳梗塞で死んだ細胞再生 兵庫医科大、定説覆す発見

神戸新聞NEXT 1/5() 7:30配信

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神戸新聞NEXT

兵庫医科大(兵庫県西宮市)のグループが、脳梗塞の組織の中に神経細胞を作る細胞があることを発見し、それを採取、培養して移植することで、脳梗塞で死んでしまった脳細胞を再生させる研究を始めた。死んだ神経細胞は再生しないという定説を覆す発見で、グループは「今後2年余りで、臨床試験の前段階まで持っていきたい」と話す。(武藤邦生)


脳梗塞は脳の血管が詰まり、脳の神経細胞が死んでしまう病気で、後遺症が出ることも多い。その組織の中に神経細胞を作る細胞があることを、同大先端医学研究所の松山知弘教授、中込隆之准教授らが2009年、マウスの実験で発見。15年には、血管の周囲の細胞が脳の一大事を受け、神経細胞などに変化できる「多能性」を獲得していることが分かった。

体のさまざまな細胞を作れる多能性幹細胞といえばiPS細胞が有名で、それに比べると発見された細胞は多能性が低いと考えられるが、体内で自然に生まれる。グループは重症の脳梗塞を起こしたヒトの脳でも存在を確認し、「iSC細胞(虚血誘導性多能性幹細胞)」と名付けた。

この細胞の移植によって脳の再生も期待できることから、既に培養したマウスのiSC細胞をマウスの脳に移植し、ある程度、正常に機能している状態を確認。さらに昨年11月、日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受けて始めた研究では、ヒトのiSC細胞をマウスに移植した場合の効果を確かめる。

マウスで効果があれば、ヒトへの応用の可能性も開けるといい、「iSC細胞はもともと体内で作られるもので、移植しても、がんなどの危険性は低い」と中込准教授。研究責任者で、脳神経外科の高木俊範助教は「脳梗塞の脳には再生させようとする働きがある。そのメカニズムを生かした治療につなげたい」と話す。』
(神戸新聞)





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2017/01/11 日記 鏡開き

2017-01-11 19:35:00 | (2)日記

2017/1/11 (水) 旧暦:1214日 祝日・節気:  日出 :650分 日没:1647分 月出:1542分 月没:505分 月齢:12.84 干支: 戊戌 六曜: 先勝 九星: 八白土星

今日の季語: 鏡開き

「「鏡開き」『おやさと百景』(32)

https://youtu.be/BxhRqbF61ec



『鏡開: 鏡割、お供へくづし
新年
新年、供えてあった鏡餅を下ろして食べることをいう。普通は一月十一日に行われる。』
(季語と歳時記)



鏡開きの俳句:



・伊勢海老のかがみ開きや具足櫃 森川許六



・よく晴れて鏡開きの名無し山 綾部仁喜



・パック裂く鏡開と云うべきや 竹村文一




関東と関西では新年の行事の日程が違うが、松の内の期間が違うことにより、鏡開きの日も違ってくる。

季語では鏡開きは17日としているが、これは関東の考え方だ。
関西では、まだ松の内でまだお役中で開く訳にはいかない。
松の内が終わって、120日が鏡開きになる。

武士の許六は、作法通り具足櫃の伊勢海老の豪華な鏡餅を開いている。

今では、パックに入った小さな鏡餅で行っている。
事情は解るが、小さい。

江戸に比べ今は、小さい、気持ちが小さい、気力が足りない...


『鏡開き(かがみびらき)・鏡割り(かがみわり)とは、正月に神(年神)や仏に供えた鏡餅を下げて食べる、日本の年中行事[1]である。神仏に感謝し、無病息災などを祈って[2]、供えられた餅を頂き、汁粉・雑煮など[3]で食される。

概要
江戸時代、新年の吉日に商家では蔵開きの行事をしたが、武家では鎧などの具足に供えた具足餅を下げて雑煮などにして食し、これを「刃柄(はつか)」を祝うといった。女性が鏡台に供えた鏡餅を開く事を「初顔」を祝うといった。この武家社会の風習が一般化したものである。江戸城では、重箱に詰めた餅と餡が大奥にも贈られ、汁粉などにして食べた[4]

刃物で餅を切るのは切腹を連想させるので手や木鎚で割り、「切る」「割る」という言葉を避けて「開く」という言葉を使用する(「開き」は「割り」の忌み言葉)。鏡は円満を、開くは末広がりを意味する。また、鏡餅を食すことを「歯固め」という。これは、硬いものを食べ、歯を丈夫にして、年神様に長寿を祈るためという。

鏡餅の割れ方で占いをする地域もあり、「鏡餅の割れが多ければ豊作」と言われている[5]。武家の具足式を受け継ぎ、柔道場・剣道場などでは現在も鏡開き式を新年に行なうところもある。

日付
一般的には、年神(歳神)へのお供えが松の内(17日)に終わったあと[6]111[7]に行われる(土日祝日などにより異なる場合もある)。元々は松の内が終わる小正月(115(旧暦))後の120(旧暦)に行われていたが、徳川家光が亡くなったのが慶安4年(1651年)420(旧暦)であったため、120日を忌日として避け、後に松の内[8]後の111(旧暦)とされた。

グレゴリオ暦(新暦)になった現在、松の内が115日の地方では120日(二十日正月)に行われる。

京都府や近隣の一部では、14日に行なう[9]が、その理由は明確とはなっていないと言われている。
』(Wikipedia




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2017/01/10  日記  十日戎

2017-01-10 19:18:00 | (2)日記

2017/1/10 (火) 旧暦:1213日 祝日・節気:  日出 :650分 日没:1646分 月出:1445分 月没:400分 月齢:11.84 干支: 丁酉 六曜: 赤口 九星: 七赤金星

今日の季語:十日戎

「2017年宝恵駕行列」

(大阪市浪速区の今宮戎神社の「十日戎」が10日、本えびすを迎えた。あでやかな着物に身を包んだ福娘や著名人らを乗せた宝恵駕行列が新春のミナミを彩った。
SankeiNews

https://youtu.be/A43zVe7p0KA



『十日戎(とおかえびす、とをかえびす)
新年
子季語: 初戎、宵戎、戎祭、残り戎、福笹、戎笹、福飴、吉兆、小判売
関連季語: 二十日戎
解説: 新年初の戎祭。一月十日に行われる。戎様に家内安全、商売繁盛を祈願する。兵庫県の西宮神社、大阪の今宮戎神社などが有名。
来歴: 『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出。
実証的見解: 恵比寿神は、もともと漁業の神。やがて福の神、商売繁盛の神として親しまれるようになった。一月九日は宵戎、十日は本戎、十一日は残り福。小ぶりの笹「福笹」に小判、米俵、鯛等の縁起物「吉兆」を結びつける。今宮戎神社境内では、「商売繁盛で笹もってこい」の景気よい掛け声の中、福笹をもとめる人々で賑わう。』
(季語と歳時記)



十日戎の俳句:



・小判舞う十日戎の人の中 野田ゆたか



・十日戎所詮われらは食ひ倒れ 岡本圭岳



・疾走や十日戎の福男 池下よし子




池下の目の前で疾走した福男は何年前かわからないが、今年も男たちは、疾走して、副男になっている。

神前で走るのは無理としても、福男たちが酒樽から汲んでくれるお神酒はいただきたいものだ。

「本えびすを迎えた兵庫県西宮市社家町の西宮神社で10日早朝、一番福を目指して境内を駆け抜ける「開門神事福男選び」があった。初挑戦の専修大3年鈴木隆司さん(21)=川崎市=が一番福を手にした。鈴木さんは岩手県出身で東日本大震災を経験。「被災地に福を分け与えたい」と喜んだ。

江戸時代ごろから続く伝統行事。本殿に到着した順に1~3番が福男に選ばれる。

午前6時。朱色の表大門前に約5千人が集まった。太鼓の音と「開門」という声で門が開き、参加者は一斉に駆け出し、約230メートルの参道を疾走。2カ所のカーブと坂を走り抜け、次々に本殿へと駆け込んだ。

clip_image002
開門と同時に石畳の参道を駆け出す参加者=10日午前6時、西宮神社(撮影・三津山朋彦)

福男が決まると、参拝者であふれた本殿は最高潮に。「福男、福男」の連呼が響きわたった。3人の福男が酒だるの神酒を配ると、福にあやかろうと多くの人が集まった。

一番福の鈴木さんは中学3年生の時、岩手県大船渡市で東日本大震災を経験。家族は無事だったが、自宅は津波で天井近くまで水位が上がった。鈴木さんは「昨年は熊本地震があった。今年は震災のない1年となるように」と願った。

二番福は川西市消防本部の渡部涼さん(24)=三田市、三番福は西宮南高校1年の小野陽之(はるゆき)さん(16)=西宮市=だった。(篠原拓真)」
(神戸新聞)




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2017/01/09  ZUMBA音楽  LA FILA

2017-01-09 23:15:00 |   ZUMBA音楽


LA FILA
Megamix56に収録されている。
原曲はドミニカ出身のレゲトンデュオLuny TunesDon Omar, Sharlene, Malumaの豪華な顔ぶれで歌っている。


先ずは聴いてみよう。

Luny Tunes - La Fila (Lyric Video) ft. Don Omar, Sharlene, Maluma

https://youtu.be/CIknoIHDHWA


Luny
Francisco Saldañaで、TunesVíctor Cabrera のデュオである。
clip_image002


曲名のLa Filaは、列とか人の並びという意味だが、騒ぎとか騒動の意味かも知れない。

歌の内容は、メッセージがあるものではなく、パーティーで騒ごうと煽っている。
踊れ、身体を動かせ、触れたい...
どんどん進め、一日中、夜が更けるまで

ブランデーに冷えたビール
火山のように爆発
...

と言ったイメージだ。


<歌詞>

Luny Tunes, Don Omar, Sharlene & Maluma La Fila

Are You Ready

Si Me Ves Algo Misteriosa

Cuídate Puedo Ser Curiosa
Si Te Veo Gozando En La Zona
Conmigo Báilalo

Si Te Sube La Nota
Como Que No Entiendes La Cosa
Si Te Veo Gozando En La Zona
Conmigo Báilalo

Move Your Body
Ay, Ya, Ya, Ya, Ya

I Wanna Touch Your Body
Ay, Ya, Ya, Ya, Ya

Baby I Love Your Body
Ay, Ya, Ya, Ya, Ya

We Gotta Dance
We Getting Drunk
Everybody Get In...

La La La
La La La La
Ponte En La Fila

La La La
La La La La
Ponte En La Fila

La La La
La La La La
Ponte En La Fila

Everybody Get In Line

Éntrale Al Baile
Sonríe Y Cáele
Nena La Fiesta Está Encendida
Mueve El Bote, Siente El Azote
Boom El Ritmo Te Tiene Prendida

Tira Para Adelante
Que No Se Canse
Vamos A Rumbear Todo El Día
Aguardiente, Cerveza Fría
Mujeres, La Fila Está Encendida

Si El De Atrás Se Quita
Ponte Tú Las Pilas
Otro Tequila
Vamos Para Encima
Que Esta Fiesta No Termina

Dile Al Parce, Que No Se Canse
Vamos A Rumbear Todo El Día
Aguardiente, Cerveza Fría
Mujeres, La Fila Está Encendida

Move Your Body
Ay, Ya, Ya, Ya, Ya

I Wanna Touch Your Body
Ay, Ya, Ya, Ya, Ya

Baby I Love Your Body
Ay, Ya, Ya, Ya, Ya

We Gotta Dance
We Getting Drunk
Everybody Get In...

La La La
La La La La
Ponte En La Fila

La La La
La La La La
Ponte En La Fila

La La La
La La La La
Ponte En La Fila

Everybody Get In Line

Vengan
Que Esta Si Esta Encendía
Hoy Nos Fuimos De Flota A Bailar Debajo Del Sol
Gozadera
Ambiente Pura Energía
Hasta Que Caiga La Noche
Y Se Acabe El Alcohol

Ponte Creativa
Ven Y Tráete A Tu Prima
Son Las 12 Me Motiva Pa; Pasarla Bien
Métase En La Fila
Que Con Par De Tequilas
Lamente Así Se Activa
So Relájese

Dile Al Parce, Que No Se Canse
Vamos A Rumbear Todo El Día
Aguardiente, Cerveza Fría
Mujeres, La Fila Está Encendida

Mueve El Bote
Siente El Azote
Ponte Creativa Pa' Pasarla Bien
Mueve El Bote
Siente El Azote (Boom)
El Ritmo Te Tiene Prendida

Mueve El Bote
Siente El Azote
Ponte Creativa Pa' Pasarla Bien
Mueve El Bote
Siente El Azote (Boom)
El Ritmo Te Tiene Prendida

Move Your Body
Ay, Ya, Ya, Ya, Ya

I Wanna Touch Your Body
Ay, Ya, Ya, Ya, Ya

Baby I Love Your Body
Ay, Ya, Ya, Ya, Ya

We Gotta Dance
We Getting Drunk
Everybody Get In...

La La La
La La La La
Ponte En La Fila

La La La
La La La La
Ponte En La Fila

La La La
La La La La
Ponte En La Fila

Everybody Get In Line

Bailee En La Fila




La Fila
は多くのZUMBAスタジオで採用され、踊られている。

一つを見てみよう。

ZUMBA
La Fila - ReggaetonMega Mix 56FEVER CREW

https://youtu.be/yJSBZzERFYU



【データ】
Luny Tunes

Wiki
https://es.wikipedia.org/wiki/Luny_Tunes


AllMusic
http://www.allmusic.com/artist/luny-tunes-mn0000107753




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2017/01/09 日記 成人の日

2017-01-09 18:45:34 | (2)日記

2017/1/9 (月) 旧暦:1212日 祝日・節気: 成人の日 日出 :651分 日没:1645分 月出:1352分 月没:253分 月齢:10.84 干支: 丙申 六曜: 大安 九星: 六白金星

今日の季語:成人の日

「【北九州の成人式2017】新成人に言いたいこと言ってもらった結果」

https://youtu.be/Roipjh_euuU



『成人の日(せいじんのひ)は、日本の国民の祝日の一つである。ハッピーマンデー制度により、1月の第2月曜日があてられている。1999年(平成11年)までは115日だった。

意義
成人の日は、国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23720日法律第178号)第2条によれば「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨としている。この日には、各市町村で新成人を招いて成人式が行われる。(ただし、豪雪の影響や帰省しやすい時期等を考慮して大型連休中やお盆に行われる地方も多い)

本来、成人の日は、前年の成人の日の翌日からその年の成人の日までに誕生日を迎える人(例:1998年の新成人の場合は1997116日から1998115日までに20歳になった人)を祝う日だったが、2000年(平成12年)のハッピーマンデー制度実施以降では、前年の42日からその年の41日に成人する人を式典参加の対象にする、いわゆる学齢方式が定着するようになっている。
...』(Wikipedia



成人の日の俳句:



・成人の日の海碧く沖より醒む 大須賀浅芳



・改札に色あふれ出る成人式  棗怜子



・五日はや成人の日の宮古島  松崎鉄之介



・成人の日の若者よなぜ猛る  稲畑廣太郎



・小走りに成人の日の晴着往く  佐藤博重




荒れる成人の日は、まだ続いているようだ。
つくば市の成人式は、式の進行中に荒らしがあり、一時中止になった。一人が公務執行妨害で逮捕されている。
那覇の国際通りは荒れ無かったらしい。派手な若者たちの周りを警察が固めていたそうだ。

若者が騒ぐのは、元気があって良いことだが、他人に迷惑をかけるのは良くない。
成人になり、すぐ逮捕されるようでは、未来は開けない。

熊本市の成人式では、瓦礫の中から助け出した両親の作ってくれた晴れ着を着ていた娘がいた。
彼女の笑顔は、大変な思いをしたが、晴れ着の嬉しさは何百倍、何千倍だった。





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2017/01/08  日記  松の内

2017-01-08 17:10:50 | (2)日記

2017/1/8 (日) 旧暦:1211日 祝日・節気:  日出 :651分 日没:1644分 月出:1306分 月没:146分 月齢:9.84 干支: 乙未 六曜: 仏滅 九星: 五黄土星

今日の季語:松の内

clip_image001
(歌舞伎美人
http://www.kabuki-bito.jp/news/3794
より転載)



『松の内: 松七日、注連の内
新年
正月の松飾りのある期間をいう。七日までが普通だが、十五日までのところ、三日までのところと、地方によってさまざまである。』
(季語と歳時記)


松の内の俳句:



・歌舞伎座に木遣りの唄や松の内  津川かほる



・改札を振袖通る松の内  渡部義次



・いにしへの人なつかしき松の内  高橋邦夫



・永田耕衣の句読みて母訪ふ松の内  安永圭子



・関西は十五日まで松の内  稲畑汀子





木遣り始めは、歌舞伎座の年頭を飾る伝統行事。
今年は、15日(木)、歌舞伎座にて行われたそうだ。

今年の様子は、掲載写真しか情報がなかったが、昨年の木遣り始めは動画があるので見てみよう。

『歌舞伎座で年始恒例の「木遣り始め」 NHKニュース』

https://youtu.be/ec_Suc6gykw
 
日本は伝統を伝えていく国柄だから、本当にいにしえの人へ感謝しなければならない。
昔のものを破壊しては根無し草になるほかはない。


松の内の期間は地域により異なるそうだ。稲畑が詠むように平安時代に起源を持つ松の内は本来小正月の15日までとされていた。
関東は7日までになっているのは、徳川幕府が将軍家光の葬儀や振袖火事の影響を受け7日までと早めたことによるそうだ。

どちらが正しいというものではなく、伝統を重んじる人は15日までで良いし、時代の忙しさに合わせたい人は7日までとすれば良い。


ブログのテンプレート「迎春」も、今日変更することにした。






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2017/01/07  日記  人日

2017-01-07 21:09:15 | (2)日記

2017/1/7 (土) 旧暦:1210日 祝日・節気: 人日 日出 :651分 日没:1643分 月出:1224分 月没:039分 月齢:8.84 干支: 甲午 六曜: 先負 九星: 四緑木星

今日の季語: 人日

clip_image001

(この季節この1枚
http://konokisetunoichimai.blog.fc2.com/blog-entry-78.html
より転載)



『人日: 人の日、人勝節、元七、霊辰
新年
一月七日のこと。五節句のひとつで七草粥をいただく。中国からわたってきた習俗で漢代からあったとされる。丘に登る登高の行事も行ったという。』
(季語と歳時記)



人日の俳句:



・人の日のふたりで入りし石舞台  丸山照子



・人日の光やしばし正座して  成川和子



・人の日の犬のあくびを見てをりぬ  山村一翠



・人日の影を啄む雀かな  池田光子



・人日の音色たのしきハーモニカ  大村孝




連休初日の土曜日は冷え込んだ。
暮れから正月にかけ穏やかな晴れの日が続いたので、平年並みの寒さがこたえる。

今日は、朝は寒かったが、日中太陽が出て居るうちは車の中は温室のように温かかった。
俳人たちの人日も晴れた穏やかな日だったのだろう。
それぞれのんびりと人日を過ごしている。
冬とは言えど、人日は好日なのだ。


人日の風習
『古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪(豚)の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていた。そして、7日目を人の日(人日)とし、犯罪者に対する刑罰は行わないことにしていた。

また、この日には7種類の野菜(七草)を入れた羹(あつもの)を食べる習慣があり、これが日本に伝わって七草がゆとなった。日本では平安時代から始められ、江戸時代より一般に定着した。人日を含む五節句が江戸幕府の公式行事となり[1]、将軍以下全ての武士が七種粥を食べて人日の節句を祝った。

また、この日は新年になって初めて爪を切る日ともされ、七種を浸した水に爪をつけて、柔かくしてから切ると、その年は風邪をひかないと言われている。』
Wikipedia

風習は知らなかったので偶だが、今日爪を切った。
勿論、七種に浸したりはしていないが。





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2017/01/06  日記  出初

2017-01-06 20:48:38 | (2)日記

2017/1/6 (金) 旧暦:129日 祝日・節気: 上弦 日出 :651分 日没:1642分 月出:1145分 月没: ---- 月齢:7.84 干支: 癸巳 六曜: 友引 九星: 三碧木星

今日の季語: 出初

「大地震想定ヘリ救助訓練も 出初め式に小池氏も出席(17/01/06)

https://youtu.be/7IjwrX3viCI



『出初: 初出、消防出初、出初式、水上消防出初式、出初鏡、梯子乗
新年
新年に行われる消防の初出動の儀式。人命救助、綱渡り、梯子自動車、一斉放水など、勇壮な催しである。』
(季語と歳時記)



出初の俳句:



・江戸開府四百年の出初式 結城恵子



・加賀鳶がかかぐ纏ぞ出初式 石川魚子



・一点の雲なく消防出初式 石川一歩



・手庇に遠富士を入れ出初式 野島牽牛



・出初式「肝つぶし」てふ梯子乗  木田千女





新潟県糸魚川市の大火は記憶に新しい。
千葉県船橋市では4日、5日と火事が続き、昨年から続いている火事は連続放火と見られている。

出初式が行われた今日も埼玉県、名古屋市、八王子と全国で火事は起きている。
名古屋の火災は、マンションで一人暮らしの78歳女性の部屋からの出火。
心肺停止になった火元の女性は部屋をゴミ屋敷にしていた。近隣住民の声にも耳を貸さなかったそうだ。

糸魚川の大火は、中華鍋の火の切り忘れが原因だそうだ。
火元は兎も角、被害を受けた人たちは、寒い中大変な思いをしている。気の毒だけでは済まされない話だ。

類焼を防ぐためにも、消防活動の維持向上を図る必要がある。




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2017/01/05  2017年の年酒

2017-01-05 23:50:00 | (3)日本酒


年酒は、季語。

『年酒: 年始酒、年酒祝う
新年
新春に年始回りの賀客にすすめる酒。本来、数の子、ごまめなどをさかなとした簡素な祝い酒であったが、だんだん酒宴をはるようになっていった。』
(季語と歳時記)

年越しから始まり、4日夜まで正月の来客と夜な夜な、酒を飲み続けた。

肴は色々で、おせち、寿司、寿き焼、お鍋、乾き物、チーズなど。

高価な酒はないが、皆それぞれ個性があり、良い酒だった。
感謝を込めて記録を残しておく。

年酒は10銘柄。
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左から
1) 美濃天狗 本醸造しぼりたて 生原酒 H28BY 林酒造 (岐阜)
去年は発泡感、含み香に麹香を感じ新酒らしさの主張が在ったが、今年はスッキリとした味わいだが厚みがある日本酒度+11の辛口の酒、度数19度の濃さがある。

確りと飲み応えのある酒。


2) 三千盛 燗旨吟醸 三千盛 (岐阜)
味の偏りのない、バランスの取れた味わいで、自己主張をしない性格で、冷でも燗でも行ける重宝さがある。
肴の邪魔をしないので、食中酒としては安心して飲むことができる。


3) 蓬莱泉 別撰 関谷醸造 (愛知)
バランスの良い酒、雑味がなく飲みやすい、コストパ^フォーマンス高い。この酒も燗から冷まで温度の守備範囲が広い。普段飲みのパーフォーマンス酒。晩酌に常備したい酒。


4) 梵 特選純米大吟醸(氷温熟成) 磨き三割八分 加藤吉兵商店 (福井)
槽場旬搾りは立香がたちすぎたが、これは立香の吟醸香はあるが、含んでからの酸の引きと広がりが大きく含み香が気にならない、梵の広さを感じさせる世界だ。

香りのある長期熟成酒は、造りから計画して造る事が想像される酒。


5) 白岳仙 純米吟醸 あらばしり 安本酒造 (福井)
立香は穏やかな吟醸香。酸は適度な膨らみ、中盤から切れが良い。上品さを感じさせる。
和食には合わせやすい。


6) 美濃天狗 純米 しぼりたて 生原酒 H28BY 林酒造 (岐阜)
辛口日本酒度+8度の表示があるが、酸が丸く角が立たないので18度の濃度もあり飲み応えがある。
醸造酒の良さを感じさせる酒で、日本酒にうるさい女性が美味しいと評価した酒。


7) 天壽 純米吟醸原酒 生詰 米から育てた純米酒 ひやおろし 天寿酒造 (秋田)
ラベルは純米と書いているが60%精米の純米吟醸。立香は吟醸香が立ち華やか、純米酒のイメージではなく吟醸酒の世界、甘味の後透明な酸が膨らみ、中盤は切れて、後半苦味が締める。

含み香の吟醸香が強いので、食中酒としては難しさがある、平凡なラベルからは感じられない華やかさがあり、ワイングラスで最初の一杯に使うと実力を発揮しそうだ。


8) 奥飛騨 極寒しぼり 吟醸無濾過生原酒 奥飛騨酒造 (岐阜)
立香は甘い香り。甘い入り口の後すぐ酸の膨らみと背後の辛味が来る、厚みのある濃い酒、味の展開速い。肉やこってりとした料理に合う感じだ。

パンチのある飲み応えのある酒。


9) 黒松仙醸 大吟醸 桜露 株式会社仙醸 (長野)
立香は穏やかな吟醸香。甘い入り口、滑らかな舌触り、透明な軽い酸、中盤からの切れが良い。苦味は浮かず締めるだけなので後口の切れも良い。上品さを感じさせる大吟醸らしい世界。



10) 亀齢 旨口本醸造 岡崎酒造 (長野)
広島の亀齢では無く、これは長野の亀齢。昨年話題の真田丸の本拠上田市の岡崎酒造の酒。商品名は旨口本醸造だが、60%精米の特別本醸造。本醸造と思って口に含むと穏やかな吟醸香が立つ。酸も適度な膨らみで透明感がある。味のバランスもよく雑味を感じない。
吟醸酵母を使って、酸の膨らみを保ちながら造った酒のように想われる。一般的な本醸造より吟醸酒に寄った造りのようだ。冷でも燗でも行けそうで、なかなか良い酒だ。
磐城壽もそうだったが、初めて出会った酒が、予想以上に美味しいと、日本酒の世界の広さが実感できて嬉しいものだが、この酒もそうだった。



2017
年の酒は年酒で始まったが、これからどんな酒と出会うか、驚くような酒との出会いが楽しみだ。





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