渡り鳥の休息地

社会人アマチュアギター弾きNa-Neの頭ん中。
滞る割に突如アップする不定期ぶり。
北極星を見失って漂流中。

舶来品

2016-09-28 | 
私にはアメリカに叔母がいて(母の妹)、
子供の頃、叔母家族はしばらく沖縄の
米軍基地の辺りに住んでいたので、
夏休みのお盆時期は皆よく東京の我が家
に滞在していました。

若い頃に横田基地の近くに住んでいた
ということを今年叔母と一緒に横田基地
に行った時に初めて聞きました。
改めていろいろ話してみると、知らなか
った叔母の歴史を知って、ハッとさせら
れることもあります。

叔母一家がアメリカに行ってしまった後
は、叔母だけ数年おきに来日した際我が
家や親戚の家を回ることが恒例になって
いて、今年も6月に来てくれました。

いつも私達家族のことをとても大事に
思っていてくれて、時々手紙をくれたり
Facebookで文字のやりとりをする他、
通話もして互いの近況や日常のことを
伝え合っています。
東日本大震災が起きた時も非常に心配
してくれて、あの時はしばらくオバマ
大統領が日本への国際電話を無料にして
くれたお陰でマメに話せました。

両親に言いたくないようなことも叔母
には言えたりして、姉妹共々支えられ
ていることをありがたく思っています。

叔母は若い頃、ローリングストーンズに
夢中になっていたこともあり、私の音楽
活動にも少し理解があってありがたい
です。

叔母の沖縄時代以来の音楽好きの友人を
私に紹介してくれたりもして。
生き様がロックで、厳しくも優しい、
日本人らしい細やかな配慮のできる、
肝の座ったカッコイイ自慢の叔母です。
(日本に来た時、ある日QUEENのWE
WILL ROCK YOUを口ずさんでいたのが
今でも思い出されます)

そんな叔母は、時々我が家に贈り物を
届けてくれます。
食べ物だったり、衣料品だったり、
時計やバッグだったり。

今回は貰ったものの一部を、音楽にちな
んだ思い出の記録として紹介してみよう
と思います。

これは数日前に届いた荷物の中に、
ビーフジャーキーなどと共に入っていた
もの。

まさかのピンクフロイドTシャツ
叔母以外にこのようなチョイスをする
人は今のところいません(笑)。

そしてこちらは、マイケルジャクソンが
亡くなった後、追っかけファンでもない
のにしばらく心に穴が空いてしまい、
映画館でTHIS IS ITを泣きながら観たと
いう話を知っていた為か、同年12月に
母と共に叔母の家を訪ねた妹が私への
クリスマスのサプライズプレゼントとし
て現地で入手したTシャツ。

ホント嬉しくて、その翌年に開催された
TOKYO GUITAR SHOW 2010 に早速
着て行きましたよ。

オリアンティのギターもTUBEの春畑
さんのギターも拝めた他、春畑さんの
パフォーマンスも観れたというか、
それが一番の目的で行ったようなもん
です。

当時、そこで予期せぬことが!
会場の一画では、春畑さんのシグネイ
チャーモデルのギターを作っている
ジェイソン・スミスさんの製作実演も
やっていたんですが、なんとこのシャツ
と共にツーショットを撮って頂けたん
です。

しかも、私は英語をそれ程話せないので
簡単な会話とジェスチャーでアタフタ
してたんですが、ジェイソンさんは
Tシャツのプリントを観ただけで私の
気持ちを察してくれて、気さくに接して
下さいました。

音楽文化は何かを超える力を持っている
気がした瞬間でした。

特に、私がつまずいたり立ちすくんだり
沈み込んだ時でも、以前と変わらない
どころか少しでも引っ張り上げてくれる
人達の温かい心遣いに感謝。


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