評価 (3点/5点満点)
サイバーエージェント副社長の日高裕介さんが、拡大していく組織の人たちに向けて、仕事や組織について考えていることを伝えるために定期的に書いた社内報を書籍化。
日高さんがコラムを書く目的の一つに「組織で働く人を勇気づけたい」というものがあるそうです。
自分たちのしている仕事の尊さに気づいてもらえたり、仕事の困難さに対する考え方や視点が変わるきっかけとなるような言葉を伝えたい。
組織が強くあり続けるためには、耳が痛い率直な言葉をぶつけ合ったり、追い込まれるほどの高い目標設定という「毒」のような緊張をもたらす刺激が必要だ。
組織で仕事をする理由はひとえに「ひとりではできない大きなことを組織でやる」に尽きる。
本書を読んで、今組織に属している特に20代・30代の若い人たちが「組織で働くこと」に対してより前向きに、より誇りを持って向き合えるようになればいいですね。