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2017年29冊目『修身のすすめ』

2016-12-24 23:19:53 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

SBIホールディングス社長・北尾吉孝さんのこれまでの学びの多くは中国古典をベースにしたもの。中国古典は人生を歩む上での指南書と言えるものと確信しているそうです。

「修身」こそが人世を歩む上で、あるいは仕事をしていく上で最も根幹を成すとして、「人間いかに生くべきか」というテーマに本書は迫ります。

人間力を磨く際に、中国古典は必須だと私も考えます。

こうした教えが一般の人にも分かりやすい内容で、古典と同じような教育効果を挙げられないか。本書はそのような思いから、古典の内容をかみ砕いて現代風にアレンジしたものと言えます。

【my pick-up】

◎忘年と新年の本当の意味

忘年会と言いますと、一年の出来事をパッと全部忘れてお酒を飲み交わすというように「年忘」として捉えている人が大多数であると思われますが、その認識は間違っています。「忘年」とは「長幼の序を忘れる」「年齢を忘れる」というのが本当の意味であり、つまりは年の違いを忘れて親しくするということなのです。世代を超えた友情を築くのが忘年会の本来の姿であることを心に留めておくべきだと思います。新という字は「辛」「木」「斤(斧)」という3つの漢字が集まった文字であり、要するに辛抱して木を斧で削り、有用なものを創り出していくというところに原義があるのです。それ故「新年」というのは辛抱し、苦労して、今までになかった新しいもの、そして世に有用なものを創り出すという意味になるわけです。

◎将に将たる器の人

指導者たらんとする者は、やはり敵味方の区別なく万人が「あぁ、なるほどなぁ~」と思うような発言ができるとか、あるいは「あの人がいる限り、この問題は手を出し難いな」と、誰が見ても重きに思われるような人物でなければなりません。将に将たる器というのは、対立する敵からも一目置かれ、「あの人のためなら・・・」と敵対者の中からも協力者が現れ、そして結果を出すべく一つの合意に纏める力を発揮できる、つまりは正反合の世界をどれだけつくることができるのかにより、その偉大さが定義されるのではないかという気がしています。

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