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2018年30冊目『考える練習帳』

2017-11-13 22:12:10 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

ベストセラー『地頭力を鍛える』の著者・細谷功さんの最新刊は、徹底的に「考えていない」状態と「考えている」状態を比較することによって、どうすれば考えられるのかを浮き彫りにしていきます。

「ある視点を持って比較する」というのは、物事を考える上で重要なやり方ですが、それを本書全体を通じて実践できるようになっています。

【my pick-up】

◎人間がやるべきことは問題発見の分野

最近のAIの動き、たとえば人間の名人を負かしたアルファ碁の事例をみていると、従来は1番目の領域(問題も答えもある)を着実にこなすのがミッションだった機械が、かなり2番目の領域(問題はあるが答えはない)にまで入ってきていることを思い知らされます。したがって、人間がやるべきことは3番目の領域(問題すらも見えていない)を2番目の領域に変える、つまり問題発見の分野ということになり、これがまさに本書のテーマである「考える」ということの主戦場になっていくのです。要は、問題解決を川上から川下へという川の流れにたとえれば、川下の仕事から順々に機械化やAI化が進み、人間ならではの仕事は、川上の仕事に限られていくことになるでしょう。ここで必要な力がまさに(知識量ではなく)自ら考える力ということになるのです。

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