評価 (3点/5点満点)
千田琢哉さん130冊目の本書は、「自分」「仕事」「勉強」「人脈」「恋愛」「お金」を変える時間術です。
・いつでも1日が一生だと考えて生きる
・チャンスは忙しい人のところには訪れない
・何に時間を使うかで見えるものが変わる
・本当に大切なことは仕事以外の時間にある
・本書の時間術を使えば自分の時間が3倍になる
2007年10月の出版デビュー以来、9年で130冊もの本を千田さんが書けたのは?その理由も窺える1冊です。
【my pick-up】
◎<人脈>「あの人、時間にうるさいよね」と噂されれば、あなたは成功する
「時間にうるさい」というのは、永遠に成功できない人々が、まもなく成功する人に向けて発するセリフなのだ。反対にもしあなたが「あの人は時間にうるさい」と群れて噂している側にいるならば、率直に申し上げてかなり深刻な負け組だ。時間にうるさい人というのは、人間味溢れる温かい人なのだ。「あの人、時間にうるさいよね」と噂している人は、人の命を軽んじる冷たい人なのだ。結局のところ、時間にうるさくない人は、何も成し遂げられないということなのだ。
◎<恋愛>いつも短期間で終わるのは、あなたが勉強しないからだ
せっかく美人なのにいつも短期間で恋愛が終わってしまう人の特徴は、頭が悪いことだ。つまり、自分を高めるような勉強をしていないということだ。いくら恋愛中の相手であっても、人は、勉強していない相手とは次第に話が噛み合わなくなってしまう。人は、自分より頭が悪い相手のことは、尊敬できないものなのだ。その結果、別れることになってしまう。もしルックスだけでモテるとすれば、それは相手の程度が低いということなのだ。
◎<お金>お金はスピーディな場所に集まってくる
仮に同じスピードで仕事を終わらせたとしても、スタートが鈍い人間とスタートが速い人間とでは、印象がまるで違う。本当はまったくやる気がなくても、スタートだけはダントツのフライングをしたものだ。ここだけの話、スタートだけでもスピーディにとりかかると、普通にやっていても仕事が速いように見えるのだ。最初は、ポーズでもいいから速く取りかかることだ。
◎<お金>時間に愛された人に、お金は集まってくる
大切なことは、自分が時間に嫌われる言葉を使っていなくても、時間を軽く見るような発言をする人がそばにいたら、もうそれだけでアウトだということだ。どうして貧乏人がいつも群がっていて、お金持ちは孤独を好むのか。それは群がっていると何人かに一人の割合で、必ず時間に嫌われる人間が混ざっているからだ。