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拾い読み★箱根駅伝≪復路・速報1≫

2017年01月03日 19時06分49秒 | スポーツあれこれ

【箱根駅伝】青学大3連覇!今年度3冠達成で「サンキュー大作戦」完結
 ◆報知新聞社後援 第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)(3日、芦ノ湖―東京・読売新聞東京本社前、5区間=109・6キロ)

 青学大が11時間4分10秒で総合優勝を決め、大会3連覇と年度3冠の偉業を達成した。3冠と3連覇の同時達成は箱根駅伝史上初めてで、戦後初の完全優勝(往路、復路ともにV)での大会3連覇となった。33秒差で往路を制した青学大は6区の小野田勇次(2年)が“山下り”で2位・早大との差を広げると、7区の田村和希(3年)は区間11位で差を再び詰められたが、8区の下田裕太(3年)が区間賞の好走で2位以下に5分以上の差をつけた。最後は2位の東洋大に7分21秒の大差で逃げ切った。

 青学大は箱根駅伝で15年、16年に続く総合優勝で3年連続Vを飾り、今年度は出雲駅伝、全日本大学駅伝と合わせて3冠を達成した。箱根駅伝の総合優勝3回は10位タイ(1位は中大の14回)。

 ゴール地点で3回胴上げされた青学大の原晋監督(49)は15年大会で「ワクワク大作戦」を掲げ、10時間49分27秒の史上最速タイムで初優勝。前回大会は「ハッピー大作戦」で1977年の日体大以来、39年ぶりに1区から10区までトップを走り続ける完全Vで連覇を果たした。今回は前哨戦の出雲駅伝(10月10日)、全日本大学駅伝(11月6日)を制し、学生駅伝3冠と箱根3連覇を視野に入れていた。原監督体制となって9度目の箱根路。「3と9、感謝の意味を込めてサンキュー大作戦です」と指揮官が名付けた大作戦シリーズは、3年連続で成功した。

 ◆3大駅伝の優勝校(14年度箱根以降)
 14年度 箱根  青学大
 15年度 出雲  青学大
 15年度 全日本 東洋大(青学大は2位)
 15年度 箱根  青学大
 16年度 出雲  青学大
 16年度 全日本 青学大
 16年度 箱根  青学大

 ◆箱根駅伝3連覇以上
 6連覇=中大(1959~64年)
 5連覇=日体大(1969~73年)
 4連覇=日大(1935~38年)
 4連覇=順大(1986~89年)
 4連覇=駒大(2002~05年)
 3連覇=青学大(2015~17年)

 ◆学生3大駅伝3冠達成校
 1990年度 大東大
 2000年度 順大
 2010年度 早大
 2016年度 青学大

【箱根駅伝】青学大・原監督が語った3連覇&3冠達成の強さの秘密
 青学大が11時間4分10秒で総合優勝を決め、大会3連覇と年度3冠の偉業を達成した。3冠と3連覇の同時達成は、箱根駅伝史上初めて。

 レース後行われた記者会見で原晋監督は、初めて胃がキリキリする12月を迎えたと明かして、「初優勝や連覇の時は、箱根というお祭りに参加するというワクワクした気持ちで臨みましたが、(今回は)『これが伝統だ』というプレッシャーを感じた」と告白。選手がプレッシャーを感じないように、お祭りに見えるよう演出して紛らわせたと語った。

 3連覇&3冠の強さの理由を問われると、3連覇は毎年学生が変わり、3冠に関しては、距離も区間も違う「別の種目」で至難だったと話し、「私が居なくても強くなる組織作りを13年前から4段階に分けてやっていました。あとは私の著書を見てもらいたいですが、それが今日(こんにち)花が開いた。自立がチーム青学として成長したのかな」と笑いを交え解説した。

 7区の田村和希が後半失速するアクシデントがあり「楽勝と思ったら、まさかが存在した。冷やっとした」と語ったものの、救急車で運ばれた病院で点滴を受けて回復。大事をとって寮に戻っていると報告。「楽に大手町を迎えられました。選手たちは、日頃から箱根を目標に、一般の学生では想像できない厳しい生活を自らの意志で頑張っている。部員全員に、ありがとうと言いたい」とたたえた。


【箱根駅伝】青学大・安藤主将「全員でつかんだ優勝」
 青学大が11時間4分10秒で総合優勝を決め、大会3連覇と年度3冠の偉業を達成した。3冠と3連覇の同時達成は、箱根駅伝史上初めて。

 主将で大手町のゴールにトップで駆け込んだ安藤悠哉(4年)は、強さの理由を「もちろん、良い選手、トレーニング、監督というのはあるが、思いが強いこと。そういう選手が高め合ったことが一番の強み」。3冠と3連覇のプレッシャーで眠れないことが続いたが、「チームメートに支えられトップでフィニッシュできた。主将らしいことを何も出来なかった中、全員でつかんだ優勝と思う。感謝したい」と語った。各選手のコメントは以下の通り。

 1区・梶谷瑠哉(2年)「先頭集団に離されず、秒差で一色さんにつなげた。優勝できてうれしく思う」

 2区・一色恭志(4年)「3年連続2区で、66分台のを目標にしたが68分。僕の凡走を戻してくれた秋山ら4年生に感謝」

 3区・秋山雄飛(4年)「10日くらい前まで調子が上がらなかった。力んでバテると思ったので自分のペースで走ったら気分が乗ってきた。くじけたことが多かったが、チームメートが無しではこの場に立てなかった」

 4区・森田歩希(2年)「初の箱根で区間賞は取れなかったが、総合優勝できうれしい」

 5区・貞永隆佑(3年)「思ったより動かなくなって33秒差までつめられて復路の選手に負担をかけてしまったが、復路の選手が走って(=好走)くれてうれしい」

 6区・小野田勇次(2年)「7キロの下りからリズムに乗れずタイムが出なかったが、残り3キロから休んだ分うまくいった」

 7区・田村和希(3年)大事を取って会見欠席

 8区・下田裕太(3年)「3冠を目標に、主軸としてやろうと思ったが、出雲、全日本と迷惑を掛けてしまった。区間賞を狙いに行くつもりで速いペースで行った。(7区の)田村は暑さに弱く状態が悪いと知っていたが、あの状態でも粘って走ってくれて感謝」

 9区・池田生成(4年)「貯金があったが、初舞台にアガりアップアップ。沿道や監督の声に励まされた。卒業しても強い青学でいてもらいたい」

【箱根駅伝】3連覇の原監督「青学軍団から誰か1人でも東京五輪を目指せるランナーを」
 青学大が11時間4分10秒で総合優勝を決め、大会3連覇と年度3冠を達成した。3冠と3連覇の同時達成は箱根駅伝史上初めてで、戦後初の3連続完全優勝(往路、復路ともにV)での大会3連覇となった。

 往路を制して臨んだ復路では、7区の田村和希(3年)が失速したもののトップの座は譲らずに東京・大手町のゴールテープを切った。偉業達成に青学大の原晋監督(49)は「田村が10キロ通過で楽と思ったが、まさかがありましてヒヤヒヤしましたが、8区下田の圧巻の走り。後ろからみてほれぼれしました。そこである程度確信しました」と振り返り「サンキュー作戦大成功といったところでしょうか」と笑顔だった。

 13年前に強化がスタートしての3連覇。指揮官は「青学、そして原を信じて学生を送ってくれた高校の先生に感謝申し上げたい。各年代の4年生が毎年青学の歴史を作ってくれた。感謝しています」と口にしていた。

 東京五輪が3年後に迫り、今年の箱根駅伝を走った選手の中にも出場を目指すランナーもいる。2区を走った一色恭志(4年)は卒業後に原監督がアドバイザーを務める新鋭・GMOアスリーツ入りする。一色は「自分の中では東京五輪。(箱根駅伝は)通過点と言い聞かせてきたが、思い出の詰まった2区になった。(実業団入団後は)今年のびわ湖マラソンで世界陸上出場権をつかみ取り、東京五輪へステップアップしたい」と口にした。原監督も「箱根駅伝の舞台だけでなく東京五輪が3年後に控えているので、青学軍団から誰か1人でも東京五輪を目指せるランナーを。これからは育成を考えてきたい」と話していた。

 ◆青学大メンバーコメント

 1区=梶谷瑠哉(2年)「自分の役割を果たせたので、同額が板野で落ち着いてみることができた。出たいと思っていたのでVメンバーに入れてうれしい」

 2区=一色恭志(4年)「東京五輪があるので、それに向けての通過点と言い聞かせてきたが、思い出の詰まった2区になった。まずは今年のびわ湖マラソンで世界陸上出場権をつかみ取り、東京五輪に向けてステップアップしていきたい」

 3区=秋山雄飛(4年)「自分にたすきが渡ったときは2位で力んで走るとばてると思った。去年の感覚を思い出しながら走った」

 4区=森田歩希(2年)「秋山さんがどの位置で来るか読めない部分があったが、最高の位置で持ってきてくれて余裕を持って走ることができた」

 5区=貞永隆佑(3年)「ゆったり走ったつもりだったが、順調に走ることができた。自分のペースを保ちながら走った」

 6区=小野田勇次(2年)「途中差し込み仕込みが来てタイムが伸びなかったが、早大との差を広げることができたので良かった。もう一回6区を走って、来年は日体大の秋山さんがいないので区間賞を狙いたい」

 8区=下田裕太(2年)「田村がああいうことになると想定していたので平常心で自分の走りができて良かった。今回は自分の走りやすい区間で結果を残したので、来年はエース区間と呼ばれるところでしっかり結果を残したい」

 9区=池田生成(4年)「沿道の応援で走りきることができた。下田には朝のLINEで戸塚で待っていると言ったんですけれど、元気な姿でたすきを持ってきてもらい勇気をもらった」

 10区=安藤悠哉主将(4年)「僕の前の9人がいい形でつないでくれたので、余裕を持って走ることができた。(たすきは)重いというか汗がにじみ、サポートしてくれた選手の思いもこもったたすきなので、1番で戻って来れてうれしい。2回も(箱根駅伝を)走らせてもらってよかった」


【箱根駅伝】MVP金栗四三杯に日体大・秋山清仁…今大会唯一の区間新
 青学大が11時間4分10秒で総合優勝を決め、大会3連覇と年度3冠の偉業を達成した。3冠と3連覇の同時達成は、箱根駅伝史上初めて。

 よみうり大手町ホールで行われた閉会式で、MVPにあたる金栗四三杯には、秋山清仁(日体大)が選出された。

 秋山は、復路6区で、今大会唯一の区間新となる区間賞(58分01秒)を記録した。日体大の選手が金栗杯を受賞するのは、13年の服部翔大に続き、2度目。


【箱根駅伝】来年のシード10校が確定 法大8位、駒大9位、東海大10位
青学大が11時間4分10秒で総合優勝を決め、大会3連覇と年度3冠の偉業を達成した。3冠と3連覇の同時達成は箱根駅伝史上初めてで、戦後初の完全優勝(往路、復路ともにV)での大会3連覇となった。また、今大会の上位10校がゴールし、来年のシード10校が確定した。

 ◆シード校
(1)青学大(2)東洋大(3)早大(4)順大(5)神奈川大(6)中央学院大(7)日体大(8)法大(9)駒大(10)東海大


【箱根駅伝】山梨学院大と明大が同タイムでゴールイン…それでも山梨の順位が上の理由は?
山梨学院大と明大が、2日間かけ217・1キロ走った結果、総合タイム11時間29分17秒で同着。規定により山梨学院大が17位、明大が18位になった。

 両校は最終10区でともに繰り上げスタート。大手町・読売新聞東京本社前に先に“ゴールイン”したのは明大・坂口裕之(2年)だった。山梨学院大・熊代拓也(4年)は区間最下位で、明大が1分51秒早くゴールラインに到達した。繰り上げスタート前の復路9区までのタイムでも明大が55秒早かった。だが山梨学院大は往路で明大より2分46秒先着。この“貯金”で同タイムだった。

 これで山梨学院大が上位の17位になった理由は―。

 「第93回東京箱根間往復大学駅伝競走競技実施要項」の「同タイムの順位」では、「区間上位者数の多少による」と定められている。山梨学院大の区間ベスト順位は5区・上田健太(3年)の7位。明大は7区・磯口晋平(3年)の10位だったため、山梨学院大が17位、明大が18位となった。

 ◆第93回東京箱根間往復大学駅伝競走競技実施要項
 概要、5・同タイムの順位
 繰り上げ出発等により、フィニッシュの着順が成績順位を示さない場合の同タイム大学の順位は、区間上位者数の多少によるものとする。すなわち、まず区間1位の数で比較し、それが同数の場合は区間2位の数と、ひとつずつ順位を下げて数を比較し、多い大学を上位とする。ただし、それでもなおすべて同数の同タイム大学がある場合は同順位とし、それが10位以内の場合はすべての大学が次回大会へのシード権を取得する。


【箱根駅伝】関東学生連合・照井明人が10区で“幻の区間賞”
 10区を走った関東学生連合・照井明人(東京国際大4年)が、1時間10分58秒で走り、区間賞を獲得した順大・作田直也(4年)の1時間11分00秒を上回る快走を見せた。

 関東学生連合は、オープン参加で参考記録となるため、“幻の区間賞”となった。

 2004年に日本学連選抜のメンバーとして出場した鐘ケ江幸治(筑波大4年)が5区で区間賞を記録。この年から新設されたMVPに当たる金栗四三杯を受賞している。

 参考記録では2013年に、8区の中大・永井秀篤(2年)が出走20人中トップの1時間6分10秒で走破したが、チームが往路で途中棄権し、参考記録となっている。

(以上 報知)


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青学大史上初の3連覇&大学駅伝3冠 箱根駅伝
<第93回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・6キロ)

 青学大が11時間4分10秒のタイムで総合3連覇を飾り、史上初めて大学駅伝3冠&箱根3連覇に輝いた。

 前日の往路を5時間33分45秒で制し、2位の早大に33秒差で復路をスタート。6区の小野田勇次(2年=豊川)が快調に飛ばしてリードを広げたが、7区の田村和希(3年=西京)が体調不良からブレーキ。それでも8区の下田裕太(3年=加藤学園)が昨年に続く区間賞で貯金をつくると、9区の池田生成(4年=佐久長聖)、10区の安藤悠哉(4年=豊川工)が危なげなくトップを守った。

 記録ずくめの優勝となった。大会3連覇は史上6校目、大学駅伝3冠は史上4校目。往路、復路を制しての総合3連覇は1937年(昭12)の日大以来80年ぶり、2校目の快挙となった。


3連覇の青学大原監督「サンキュー大作戦、大成功」
 史上初めての箱根3連覇&大学駅伝3冠を達成した青学大の原晋監督(49)が、いつもの“原節”で喜びを爆発させた。

 レース直後のテレビインタビューでに笑顔で応じ「13年前に強化がスタートし、原を信じて選手を送ってくれた各校の先生方に感謝申し上げたい。毎年、毎年、4年生が歴史をつくってくれて感謝しています」。

 そしてレース展開を振り返り、「(7区の)田村が10キロを通過したところで楽に勝てると思いました。しかし、箱根のあっと驚く展開がありました。8区の下田が圧巻の走りで、後ろから見ていてほれぼれしましたね」。ただあくまで箱根は通過点で、4年後の東京五輪を目指しているだけに「青山学院軍団から1人でも多く出したい」と意気揚々と話した。

 今回は「3」連覇に「3」冠、そして就任「9」年目、それらに「感謝する」という意味を込めて「サンキュー大作戦」を掲げた。それを踏まえて最後に「サンキュー大作戦、大成功!」と声を張り上げ、満面の笑みを浮かべた。


一色「びわ湖で世界陸上に出る」 青学大Vコメント
1区・梶谷瑠哉(2年) 「自分の役割としてしっかり走れた。ずっと箱根出たくて、メンバーに入れてうれしい」

 2区・一色恭志(4年) 「自分の中では東京オリンピックの通過点。思い入れの詰まった、青春の詰まった2区でした。びわ湖(マラソン)の選考会で世界陸上の出場権を取って、東京へのステップにしたい」

 3区・秋山雄飛(4年) 「(トップと)40秒差あったので力んで走るとバテるので、落ち着いて走った。不安と言われていたので、覆す走りができてよかった」

 4区・森田歩希(2年) 「秋山さんがどの位置で持ってきてくれるのか分からなくて、一番最初の位置で持ってきてくれてよかった。(秋山が)ラスト笑顔だったので、僕も楽しく走れました」

 5区・貞永隆佑(3年) 「自分のペースで走ることができた。ただタイムがよくなかったので納得していない。来年リベンジしたい」

 6区・小野田勇次(2年) 「(体への)差し込みが強くて思うように伸びなかった。もう1回、6区を走って区間賞を取りたい」

 8区・下田裕太(3年) 「平常心で走れた。今回は走りやすい区間で結果を残した。来年は2区で結果を残したい」

 9区・池田生成(4年) 「とてもしんどかった。沿道の応援で走り切れた。下田には朝のラインで、戸塚で待っていると送った。下田の走りに勇気をもらえた」

 10区・安藤悠哉(4年) 「僕の前の9人がいい形でつないでくれて、楽にゴールすることができた。みんなの思いというか、汗のにじんだタスキを、選手だけでなくサポートしてくれたみんなのためにも、1番で持って帰ってこれてよかった」

※7区の田村和希(3年)はレース後、病院へ行ったため優勝直後は不在



9区東洋大・野村は初の箱根で区間賞 箱根駅伝
9区(戸塚~鶴見=23・1キロ)は東洋大の野村峻哉(3年=鹿児島城西)が区間賞を取った。

 復路のエース区間で、箱根駅伝初出場の野村が力強い走りを披露した。3位でタスキを受けると、1分6秒差で前を行く早大を追いかけ、17・5キロ付近でついに逆転。逆に早大に57秒差をつけて、2位で10区の小早川健(3年=武蔵越生)へタスキを渡した。記録は1時間9分47秒だった。

 野村は「1秒、1秒、前を追っていこうと思った。それが逆転につながった。(区間賞は)素直にうれしいです」。新春の大舞台に初めて出場し、結果を残した。ただ花の2区を2年生の山本修二(遊学館)に譲ったことで「来年は2区を走り、区間賞を取りたい」と力強かった。


8区青学大・下田、区間新逃し「力不足」 箱根駅伝
 8区(平塚~戸塚=21・4キロ)は青学大の下田裕太(3年=加藤学園)が、昨年と同じ1時間4分21秒のタイムで2年連続の区間賞を取った。

 下田は果敢に20世紀の記録に挑戦した。1997年に古田哲弘(山梨学院大)が記録した1時間4分5秒。全区間の中で今なお破られていない、元も古い記録だ。残り5キロで現れる遊行寺坂に、さらに上り下りが続く坂地獄。下田は懸命に腕を振った。

 残り1キロを残す。監督車の原晋監督から「残り2分40秒なら破れるぞ!」とゲキが飛ぶ。サングラスを外し、頭に乗せて気合いを入れ直した。顔をゆがめながら必死に腕を振った。2位の早大とのリードを広げ、トップでタスキを9区の池田生成(4年=佐久長聖)に渡した。

 記録には16秒届かなかったが、昨年とまったく同じタイムの快走。下田は「最初、監督からゆっくり行けと指示されたのですが、頭に区間新というのがあって少し速いペースで入ってしまった。(遊行寺の)坂をよじのぼってから足にきたのと風があってペースダウンしてしまった。ラスト動かないのは力不足」と話した。

 7区で田村がまさかのブレーキとなったが、それを補って余りある内容。「田村は3年間一緒にやってきて暑い展開が苦手なのは分かっていたので、こういうこともあるのかなと思っていた。よくタスキをつないでくれました」。そして最終学年となる来年に向けて「強い4年生がいなくなるので、来年は自分が往路を走りたい」と気持ちを新たにしていた。

7区で青学大ブレーキ 田村が脱水症状? 箱根駅伝
 3連覇を狙う青学大にまさかの異変が起きた。復路の準エース区間の7区(小田原~平塚=21・3キロ)で、田村和希(3年=西京)が突然の体調不良に見舞われた。

 快調にトップを走っていた田村が、16キロすぎから急にベースダウン。苦悶の表情を浮かべ、足取りはフラフラ。そこからの1キロのペースは3分25秒前後まで落ちた。

 気温も上昇し、脱水症状の陥ったかのような状況。後方から一気に差を詰める早大。2年前から監督車から下りて給水することはできないため、原晋監督は心配そうに「がんばれ、がんばれ!」と呼びかけるしかなかった。

 田村は泣きそうな表情ながらも、必死に歯を食いしばり、8区の下田裕太(3年=加藤学園)へトップを守ってタスキをつないだ。我慢に我慢の1時間5分40秒だった。

 追走する早大と6区までに2分8秒あった差は、1分21秒まで縮まった。


7区は東海大・石橋が先輩に続く区間賞 箱根駅伝
 7区(小田原~平塚=21・3キロ)は石橋安孝(4年=美方)が区間賞を取った。

 復路の準エース区間、気温が12度を超える高い中で石橋は奮闘した。15位でタスキを受け取り、11位までランクアップ。シード権まであと1つと迫る熱い走りだった。

 記録は1時間4分42秒で、東海大としては2008年に7区を走った佐藤悠基以来、9年ぶりの同区間賞を獲得だ。石橋は「喜ばしいことです。佐藤悠基さんは偉大な先輩。ただ、まだまだ燃え尽きていないのか、力の差を感じました」と、1時間2分35秒で走った“偉大な”先輩をリスペクトした。

 それでもチームはシード権への可能性を十分に残した。「往路はよくなかったので、復路で1人が30秒以上詰めれば追いつける。信じて、大手町で待ちたい」と話した。


日体大・秋山が6区で2年連続新記録 箱根駅伝
6区(箱根~小田原=20・8キロ)で、日体大の秋山清仁(4年=順天)が2年連続の区間新記録を達成した。

 13位スタートとなった秋山はカーブに次ぐカーブの山道を快調に駆け降りる。次々と前を行く選手を拾い、6人抜きの激走。一気に順位を7位まで上げ、前回の自身の記録を8秒上回る驚異的な58分1秒だった。

 目標とした夢の57秒台とはならなかったが、秋山は「去年の自分を超えないといけないと思って、前半から積極的に走りました。スタート前は緊張しましたが、無事に走れて安心しています」と満足そうに話した。

 走っている途中は自分との闘いだった。「序盤は若干遅いんじゃないかと焦りがありました。箱根湯本で監督から去年よりも速いと言われて、最後の3キロは自信を持って走りました」。

 反撃ののろしを上げた“山下りの神”。「シード権を後輩たちに残せないと意味がない。復路でいいスタートを切ることができた。後半でも日体大は走力のある選手がそろっているので、シード権獲得とできるだけ順位を上げてゴールしてもらいたい」と仲間にエールを送った。

(以上 日刊)


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