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拾い読み★2017-207≪コラム記事2≫

2017年07月26日 20時27分14秒 | マリーンズ2017

ロッテ香月、サブローから託された相棒で1軍定着へ

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>

 3年目を迎えたロッテ香月一也内野手(21)は今年、新たな“相棒”と練習している。白いマスコットバットだ。今は2軍で汗を流す毎日だが、ティー打撃やフリー打撃の始めに使っている。

 このマスコットバット、35インチ(約89センチ)と長い。若手が簡単に使いこなせる代物ではないが、香月は「難しいですけど、だいぶ慣れてきました」と、うれしそうに話す。実は、尊敬する人から譲り受けた。昨秋、2軍のロッテ浦和球場でのこと。その年限りでユニホームを脱ぐことを決めたサブロー(大村三郎)に呼び止められた。「これ、使ってみろ」。そう言われ、手渡されたのが、白いマスコットバットだった。

 今は、球団のスペシャルアシスタントとして活動している大村氏に真意を聞いた。「短いバットを振るのは楽なんだよ。若い時から楽をして欲しくないからね」。昨季は2軍にいることが多かった。香月の非凡な打撃センスを見て、時々、アドバイスを送っていたという。「あいつは良い。使っていけば、絶対良くなる」と目尻を下げた。自分のバットを託せる素材とみた。お前が引き継げ。頼んだぞ-。そういう願いが込められている。

 サブローも、香月も、高校からプロの世界に飛び込んだ。先輩が1軍に定着したのは5年目からだった。後に続くべく、香月は今日もバットを振っている。【ロッテ担当 古川真弥】


(日刊)

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【球界ここだけの話(978)】
早実・清宮はプロか、進学か? 和製大砲がほしいロッテの編成トップが極秘視察
特集:サンスポ記者の球界ここだけの話


 この夏、球界の注目を一身に浴びているのが早実・清宮幸太郎内野手(3年)だ。高校生活最後の夏。高校通算最多本塁打もかかるとあって、早実の試合がある日の記者席は常に黒山の人だかりである。

 高校卒業後はプロ入りか、大学(早大)進学か? 意思表示はなされていないが、ネット裏もヒートアップしている。25日の西東京大会準々決勝(対日本学園)をヤクルト・衣笠剛球団社長が視察して話題を呼んだ。

 もちろん、他球団も手をこまねいてはいない。ロッテは編成のトップである林信平球団本部長が21日の5回戦(対法政)を極秘視察していた。「本塁打(高校通算106号)を見ましたよ。こすったような打球が入るなんてね」と後日、笑顔で話した。

 ロッテにとって、和製大砲はのどから手が出るほど欲しい存在だ。20本塁打以上を放った日本選手は2013年の井口(23本)が最後。30本以上となると、本拠地が川崎球場だった1986年の落合(50本)までさかのぼらなければならない(外国人選手では2005年の李承燁の30本が最後)。つまり、92年に千葉移転後、30本以上放った日本選手はまだ現れていないのだ。

 今季は25日現在で鈴木の8本がチーム最多。外野から本塁方向に強風が吹き付けるZOZOマリンは本塁打が出にくいとはいえ、この数字はあまりに寂しい。2軍にも将来の大砲候補といえる選手が見当たらないのが現状だ。

 もし、清宮を獲得できれば長年の課題も一気に解消される(はずだ)。しかも、ロッテの一塁手は確固たるレギュラーが不在。1年目からチャンスが与えられる可能性は十分にある。果たして清宮はどういう結論を出すのか。各球団も、ファンも気をもむ日々がもうしばらく続く。(片倉尚文)


(サンスポ)



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