ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

8月のクリスマス

2005年09月28日 23時29分38秒 | 映画・エンタメ
君は神様がくれた
最高のプレゼントでした。

父親から引き継いだ、古ぼけた写真館で働く寿俊。彼はのんびりした時間の流れを感じながら、訪れる人々の幸せな時間を写真に刻み付ける仕事を楽しんでした。周囲には隠していたが、寿俊の身体は病に侵され残された時間はあとわずか。しかし、そんな運命すら静かに受け止めて、彼は独りで消えいこうと決心していた。
そんなある日、小学校の臨時教員である由紀子が写真館を訪れる。間もなく二人は惹かれ合うようになるが、寿俊は自分に残された時間の短さを知るからこそ、本当に気持ちを伝えることができない。
一方、由紀子は寿俊への想いを募らせて…。

【主演 山崎まさよし  関めぐみ】


オリジナルは、現在公開中【四月の雪】の【ホ・ジノ監督】の初監督作品です。
オリジナル韓国版は随分前に観ていて、透明感と優しさに溢れた凄くステキな作品だったので、リメイクされると聞いて、とっても楽しみにしていました。


韓国版のヒロインは【警察官(交通取締官)】。日本版は【小学校の臨時教師】に設定が変わっていましたが、むしろ警察官よりは現実味があって良かったと思いました。
韓国版ストーリーに、ほぼ忠実に、更に持っているイメージを大切にしながらも、舞台が日本に変わっても全く不自然さを感じさせない出来あがりになっています。
そもそも、感情を心に秘める…って事自体、韓国人より日本人っぽいですし
とても切ないお話なのに、バックに流れる曲が、変に悲しみを助長したりしないのが、反って胸にしみてきます
主演が【山崎まさとしさん】って知って、これ以上ない!!ってくらいピッタリのキャスティングだと思ったし、実際、山崎さんだから、これだけステキな映画になったって思いました
由紀子役の【関めぐみさん】も予想以上に良かったです。白いブラウスとタイトスカート姿が、とっても爽やかで初々しくて…時々子供みたいに無邪気で、死と向かい合う寿俊とは反対に、キラキラと眩しいくらいに輝いて、【生】を強く感じさせます
古く懐かしさの残る、優しい風景の中で展開していく、優しく温かなストーリーに思いっきり涙腺が緩みました

…ただ。
由紀子が寿俊の事を【おじさん】って呼ぶのには、最後までちょっと違和感ありました。
韓国では、他人でも年上の方を親しみを込めて【お兄さん】とか【おじさん】と呼ぶそうですが、(日本で)23歳くらいの女性が、(おそらく)30代前半の男性を【おじさん】って呼んだりするのかな…影で呼んでたりしたとしても、直接は言わないですよね
もし面と向かって言えるとしたら、かなりの“毒舌”ですよね
やっぱり日本だと【〇〇さん】って名字で言うのが一般的だと思いますが
あと、“原付”に二人乗りしちゃいけませんよ~(笑)
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ルパン | トップ | SHINOBI »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画・エンタメ」カテゴリの最新記事