ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2017-170

2017年06月19日 07時13分09秒 | 千葉ロッテマリーンズ2017

【交流戦 巨人7-5ロッテ ( 2017年6月18日 東京D )】

「全然、諦めていない」/伊東監督
 ロッテはサヨナラ負けで今季4度目の5連敗を喫し、借金は今季最多25に増えた。伊東勤監督のコメント。
 「全然、諦めていない。1日休んで、反省を踏まえてやりたい」。

ロッテ、サヨナラ5連敗「全然諦めてない」伊東監督
 ロッテがサヨナラ負けで今季4度目の5連敗を喫し、借金は今季最多25に増えた。
3点差を追い付き、延長12回表に柿沼のセーフティースクイズで勝ち越し。だが、その裏に逆転された。伊東監督は野手全員を使い切る執念の采配だったが、交流戦は6つの負け越し。ショックの残る敗戦だが「全然、諦めていない。1日休んで、反省を踏まえてやりたい」と、リーグ戦再開をにらんだ。

伊東監督、内4年ぶり2イニングの執念采配実らず
 ロッテはサヨナラ負けで、今季4度目の5連敗を喫した。借金は、今季最多の25に増えた。
 勝利への執念は実らなかった。4回までに3点をリードされたが、5回に代打井口が犠飛。8回に鈴木の8号2ランで追い付いた。その裏から、守護神の内を投入。8回、9回を0に抑え、延長戦に持ち込んだ。内が2イニングを投げるのは4年ぶりだった。
 延長12回、柿沼がプロ初打点となるセーフティースクイズを決めた。さらに押し出し四球で2点を勝ち越し。ところが、その裏、7番手の大嶺祐が坂本の二塁打で1点を失い、さらに亀井にサヨナラ3ランを打たれた。
 伊東勤監督(54)は「総力戦。しょうがない。(野手を)全員使い切った」と、気持ちを切り替えるように話した。交流戦は6つの負け越し。「1日、休んで、反省を踏まえてやりたい」と、23日に再開するリーグ戦をにらんだ。


ロッテ佐々木、4回3失点で降板「精度上げないと」
 ロッテ先発の佐々木千隼投手(23)は、4回4安打3失点で降板した。
 初回は3者凡退に抑えたが、2回に阿部に先制ソロを打たれた。3回には長野の二塁打の後、山本に中前適時打。4回に再び阿部にソロを浴びた。5回の攻撃で代打を送られ交代した。
 「課題の立ち上がりをしっかり抑えることが出来たし、調子は良かったと思うのですが。打たれたのは全て投げミス。ホームラン2発、長野さんの二塁打も…。失投は見逃してくれない。コントロールの精度を上げないと。悔しいです」と話した。


ロッテ柿沼スクイズでプロ初打点「失うものはない」
 ロッテ柿沼友哉捕手(24)がスクイズでプロ初打点を挙げた。3-3の延長12回、1死一、三塁で投手に打順が回った。ベンチに残っていた最後の野手の柿沼に出番が来た。
 相手投手は高木勇。柿沼は「形はどうあれ、かえそう」と、初球から振った。外に曲がる球に空振り。カウント1-1から、再び同じ球を空振り。2ストライクと追い込まれた。ここでセーフティースクイズのサインが出たが、あわてなかった。「あの状況なので、(スクイズは)頭に入れてました。でも、サイン待ちはせずに、初球から振りました」。4球目、投手の前方にふわっと上げてしまったが、手前に落ちた。三塁走者のサントスを生還させた。
 15年育成ドラフト2位で入団。1年目の昨年7月に支配下選手となった。17日に1軍デビューしたばかり。「失うものは何もないと思って行きました。タイムリーが一番だけど、こういう形も出来た方がいい」と、ホッとした様子で話した。
 一時勝ち越しの打点だったが、チームは、その裏にサヨナラ負け。ただ、伊東監督は「ファームでも小技はできていた。あとは、どのカウントで仕掛けるかだった。一番難しいところ。昨日、試合に出たばかり。緊張しただろうけど、本人も自信になるでしょう」と、ねぎらった。

(以上 日刊)

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ロッテ伊東監督 ショックで会見拒否 総力戦も力尽く
 ロッテは延長12回1死二、三塁で、ベンチにいた最後の野手、代打・柿沼のセーフティースクイズで勝ち越したが、最後の最後に力尽きた。
 普段は試合直後に行う会見を拒否するほどショックの大きかった伊東監督は、帰り際「結果的に一番痛い形で負けたが、全員使い切ってみんなよく頑張ってくれた」と振り返った。今季4度目の5連敗で交流戦を終え、借金は最多25。林信平球団本部長は、首脳陣のてこ入れについて「考えていない」と話した。

ロッテ 5連敗 延長戦で逆転サヨナラ負け 伊東監督「全然、諦めていない」
 ロッテは逆転サヨナラ負けを喫し、5連敗で交流戦を終えた。延長12回に1軍出場が2試合目の柿沼がセーフティースクイズを決めるなど2点を勝ち越したが、プロ11年目でまだセーブを記録したことがない7番手の大嶺祐が痛打された。
 伊東監督は「仕方ない。一番、痛い形で負けたけど選手はよく頑張ってくれた」とナインをかばった。借金は25に膨らんだが「全然、諦めていない。次の試合までにやりたいことを練習でやりたい」と巻き返しを期した。


ロッテ ドラ1佐々木 4回3失点「失投は見逃してくれない」
 ロッテのドラフト1位・佐々木千隼投手は、4回4安打3失点で降板。自身3試合ぶりの3勝目を手にすることはできなかった。
 初回は三者凡退の立ち上がり。しかし2回1死から阿部に特大ソロを浴びて先制を許した。3回には先頭の長野に右中間二塁打され、続く山本に中前適時打を許した。さらに4回無死。再び阿部に被弾。5回の攻撃で代打が送られると、三塁側ベンチで悔しそうに唇をかんだ。
 「課題の立ち上がりをしっかり抑えることができたし、調子はよかったと思うのですが。打たれたのは全て投げミス。ホームラン2発、長野さんの2塁打も…。失投は見逃してくれない。コントロールの精度を上げないと。悔しいです」と振り返った佐々木。初登板初先発だった4月6日日本ハム戦でプロ初勝利を手にしたが、ここまで2勝6敗と苦しい日々が続く。交流戦は3度先発したが、1勝も挙げることができなかった。

(以上 スポニチ)

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ペーニャ不発…ロッテ・伊東監督、4度目5連敗も「あきらめていない」
 延長十二回に2点を勝ち越しながら、直後に悪夢の逆転負け。今季4度目の5連敗で借金は「25」になった。打線の起爆剤と期待し、出場選手登録した新外国人のペーニャは4打数無安打に終わり、交流戦は6勝12敗で終了。それでも伊東監督は「まだあきらめていない。反省を踏まえてしっかり練習して、リーグ戦に臨みたい」と前を向いた。

4回3失点のロッテD1位・佐々木(桜美林大)
「調子は良かったが、失投を見逃してくれない。コントロールの精度を上げないと」

延長十二回、外角球にバットを投げ出しながら打って右翼線二塁打にしたロッテ・サントス
「バットが届かないと思って、空振りを避けるためにとっさにやった」

ロッテ、延長十二回に2点勝ち越すも逆転サヨナラ負け 伊東監督「一番、痛い形」
 ロッテは逆転サヨナラ負けを喫し、5連敗で交流戦を終えた。延長十二回に1軍出場が2試合目の柿沼がセーフティースクイズを決めるなど2点を勝ち越したが、プロ11年目でまだセーブを記録したことがない7番手の大嶺祐が痛打された。
 伊東監督は「仕方ない。一番、痛い形で負けたけど選手はよく頑張ってくれた」とナインをかばった。借金は25に膨らんだが「全然、諦めていない。次の試合までにやりたいことを練習でやりたい」と巻き返しを期した。
 
佐々木(4回3失点)
「2本塁打はカウントを悪くして打たれたことが反省。(全体的には)いい感じで投げられた」

柿沼(2試合目の出場で延長十二回にセーフティースクイズを決める)
「緊張はあったが、失うものはないので。成功して良かった」

サントス(延長十二回にバットを投げ当てて外角球を右翼線二塁打)
「三振を避けるためにとっさにやった。右翼に飛んだのはびっくりした」


ロッテ・ペーニャが「5番・一塁」で初出場 無安打も伊東監督「これから良くなる」
 ロッテの新外国人ペーニャが出場選手登録され「5番・一塁」で初出場した。無安打1三振だったが、伊東監督は「守備にも就いてくれたし、これから良くなる」と話した。

(以上 サンスポ)

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【ロッテ】伊東監督「総力戦。こちらとしては痛い形で負けた」
 ロッテ・伊東勤監督が18日、巨人に今季2度目のサヨナラ負けを喫し、「総力戦。仕方ないけど、こちらとしては痛い形で負けた」と悔しさをにじませた。
 新外国人として獲得した大砲・ペーニャを「5番・一塁」で起用。3点差の5回に福浦、井口を代打として投入するなど攻撃的な采配を見せた。同点の延長12回にサントスの“バット投げ二塁打”、育成出身・柿沼の2ストライクからのセーフティースクイズなどで一時2点を勝ち越したが、7番手の大嶺祐が大誤算だった。
 試合後に悔しさのあまりにトイレをけり、足を痛めたという指揮官は「(柿沼は)2軍でも小技をよくやっていた。(2ストライクからのバントで)難しい場面だったけど、向こう(のバッテリー)が外すことはなかったからね。(柿沼の)いい自信になると思う」と振り返った。
 チームは今季4度目の5連敗で借金25。今季6度目の同一カード3連敗と悲惨な数字が並ぶ。林球団本部長は首脳陣の入れ替えなどについて「何も予定していません」と明言。伊東監督はリーグ戦再開へ向け、「(休みは)明日一日だけ。反省を踏まえて練習していきたい」と前を向いた。


【ロッテ】“バット投げ”二塁打のサントス「初めてではない。三振を避けるためにやってる」
 ロッテのロエル・サントス外野手が18日の巨人戦(東京D)で神懸かり的な打撃を見せた。
 同点の延長12回先頭、1ボール2ストライクか。中継ぎ左腕・森福の外角へ逃げるスライダーに、まさかの“バット投げ”。打球は右翼線を転々とする二塁打となった。4安打した9日のヤクルト戦以来、来日2度目の猛打賞。サントスは「(打撃でのバット投げは)初めてではないよ。三振を避けるためにやっている。(右翼方向へ飛んだのは)ビックリしている。いつもは中堅から左翼方向だから」と振り返った。
 快足を生かした“走り打ち”が話題の同外野手。キューバ代表としての国際大会ではないものの、国内リーグでは“バット投げ”を見せていたという。いつもスタメンから外れる左投手から結果を出し、「右も左も関係ない。毎日試合に出たいと思っている」と力を込めた。

【ロッテ】サントス“バット投げ二塁打”も連敗阻止につながらず
 ロッテのロエル・サントス外野手が18日の巨人戦(東京ドーム)で神懸かり的な打撃を見せたが、連敗ストップにつながらなかった。
 同点の延長12回先頭、1ボール2ストライク。中継ぎ左腕・森福の外角へ逃げるスライダーに、まさかの“バット投げ”。打球は右翼線を転々とする二塁打となった。4安打した9日のヤクルト戦以来、来日2度目の猛打賞だ。
 2番・三木が6球連続でファウルで粘るなど森福の14球目を二ゴロ。二塁走者のサントスは三塁へ進み、続く育成出身・柿沼の1ボール2ストライクからのセーフティースクイズで本塁へヘッドスライディング。一時勝ち越し点となったが、延長12回に投入した大嶺祐が大誤算。亀井に逆転サヨナラ3ランを浴び、5連敗を喫した。

(以上 報知)

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ロッテ、リーグ再開後も現体制で 借金25も林本部長「このままでいきます」
 壮絶なサヨナラ負け。ロッテ・伊東監督は一度は取材拒否したが、帰り際に「しょうがない。選手はよくやってくれた」とねぎらった。
 延長十二回、柿沼のスクイズなどで勝ち越すも勝ち運はそっぽを向いた。借金は25。林本部長はリーグ戦再開後も「このままでいきます」と現体制の継続を強調しつつ、残り1枠の支配下登録枠には「様子を見ます」と抑え役の外国人投手獲得に含みを持たせた。


ロッテ佐々木、4回3失点でKO 阿部に2被弾「悔しいです」
 ロッテの大物ルーキー、佐々木千隼投手(桜美林大)が4回を60球、被安打4の3失点で降板した。
 一回は3者凡退で乗り切り、課題の「試合への入り方」をクリアしたかに見えたが、二回に手痛い1発が待っていた。
 1死から阿部に141キロのストレートを右翼席中段まで運ばれた。9号ソロは先制弾となった。
 三回にはこれまた1死から長野に142キロのストレートを右二塁打されると、山本には118キロのカーブを中前にはじき返された。
 さらに四回には再び阿部に142キロのストレートを右翼席にたたき込まれた。10号ソロ弾だ。
 「打たれたのは全部投げミス。ホームラン2発、長野さんの二塁打も…。失投は見逃してくれない。コントロールの精度を上げないと」。
 佐々木は肩を落とし、最後に「悔しいです」と一言つぶやいた。
 佐々木は前回11日のヤクルト戦で一回にいきなり6安打を浴びて7失点の大炎上。結局、自己ワーストの7回を8失点だった。
 伊東監督はこの日の巨人戦をにらんで七回まであえて続投させていた。


ロッテ新外国人ペーニャが出陣 DH制ないが4連敗で“緊急起用”
 新外国人・ペーニャが「5番・一塁」でスタメン出場した。
 日本球界復帰の第1打席は二回、一塁に右前打で出塁したパラデスを置いてだった。
 巨人の先発・大竹の初球、2球目のシュートを空振り、ボール球を1球見送り、131キロのスライダーを空振り三振に倒れた。
 四回の第2打席、2死二塁では大竹の初球、133キロのスライダーを強振し左飛に終わった。
 七回の第3打席は先頭打者で登場。巨人の2番手・西村と対戦して遊ゴロだった。
 九回の第4打席はマシソンの前に二ゴロだった。
 伊東監督はもともとペーニャをDHで使う方針で、セ主催の試合にはDH制がないことからリーグ戦再開での起用を示唆していた。また守備の不安もあった。
 だが、打線がここ3試合でわずか9安打。今季6度目の4連敗を喫している。起爆剤としての“緊急起用”となった。
 ペーニャは試合前のフリー打撃では左翼席上段へ鋭い打球を次々とたたき込み、体調の良さをアピールしていた。「準備は万全さ。すぐにでもゲームに出で、勝利に貢献したい」と語っていた。
 試合前、伊東監督はペーニャと何事か言葉を交わし、「きょうは2本ヒットを打って、そのうち1本が本塁打だそうです」と明るい表情で話していたが…。

(以上 デイリー)

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ロッテ”超奇襲”も実らずサヨナラ負けで5連敗 交流戦最下位はヤクルト
 巨人が劇的なサヨナラ勝ちで、交流戦最下位を回避。対するロッテは5連敗となり、6勝12敗の11位で交流戦を終えた。
 ロッテは3-3で迎えた延長12回表、二死一、三塁の好機を作ると、打席には代打の柿沼。元育成選手は、巨人の6番手・高木勇のスライダーまったくタイミングが合わず、2球とも空振り。だが、追い込まれたあとのスライダーにバットを傾けると、そのままセーフティスクイズを敢行。これが投手前にポトリと落ち、三塁走者のサントスが、勝ち越しのホームへ滑り込んだ。
 打球処理を高木が手間取る間に、打者走者の柿沼も一塁セーフ。これが結果的に犠打失策となり、柿沼はプロ初打点をマークした。ロッテはさらに、押し出し四球でもう1点追加。しかしその裏、7番手の大嶺祐が3番坂本に適時二塁打を許し1点差に迫られると、4番マギーを敬遠で歩かせたあと、一死一、二塁から、途中出場の亀井にサヨナラ3ランを浴びた。
 ロッテは柿沼の“超奇襲”も実らず、痛恨の逆転サヨナラ負け。かつて得意にしていた交流戦でも大きく負け越し、シーズン通算の借金は今季ワーストを更新する「25」となった。
 対する巨人は、亀井が最後に意地を見せロッテに3連勝。交流戦を6勝12敗の10位で終え、この結果、5勝12敗1分のヤクルトが交流戦最下位となった。

(ベースボールキング)


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【巨人目線】

【巨人】亀井、なめんな!逆転サヨナラ号泣弾!「これでだめだったら命を取られると思って…」
 巨人が劇的勝利で開幕戦以来となる同一カード3連戦3連勝を飾った。亀井が延長12回1死一、二塁、右翼席へ逆転サヨナラ1号3ラン。前を打つマギーが敬遠された3度目の打席で意地の一発を放ち、涙があふれた。また、阿部は2本のアーチを架け、原辰徳前監督を抜く球団歴代単独3位の通算383本塁打としたが、その後負傷交代した。チームは6勝12敗で交流戦を終え、交流戦の最下位を脱出した。
 手応えを信じられず、思わずベンチを見た。右翼スタンドに打球が吸い込まれた。立ち上がるナインに向かって無意識に右拳を突きさした。何がどうなっているのか、本人は全く分かっていなかった。二塁ベース手前、目頭を押さえた。涙が止まらなかった。「打った瞬間驚いた。グッとくるものがあった」
 笑顔の仲間が待つ輪の中に飛び込んだ。バンバンと頭をたたく手荒い祝福。輪が解けると、由伸監督が両手を広げて待っていた。その胸に、亀井は「すいません!」と言葉を詰まらせながら、また飛び込んだ。「よくやった!」と声を掛けられたが「申し訳なくて監督の顔は見えなかったですね」。通算6本目、球団では二岡に並ぶ4位タイの劇的アーチにファンもナインも歓喜に沸いた。
 余韻の残る試合後、村田からメールが届いた。「長い試合で疲れたけど、長いプロ野球生活の中で、本当に感動したよ。ありがとう」。先輩からの言葉に胸が詰まった。ロッカールームに座るとしばらく立ち上がれなかった。目線を上げるとテレビには自分の劇打のVTRが映った。ファンが喜ぶ姿を見て、また涙が頬をつたった。携帯電話には友人・知人から300件以上のメールやLINEが贈られてきていた。
 激闘、4時間23分のゲーム。野手全員を使った。でも、亀井劇場が全部をさらった。最高のシーンが訪れたのは3―5の延長12回裏だった。坂本勇の適時打で1点差に迫り、さらにマギーがこの日3度目の敬遠で1死一、二塁。内角のフォークを振り抜いた今季1号はチームを開幕カード以来の同一カード3連戦3連勝に導くサヨナラ3ラン。お立ち台では「プロで13年間、一番よかったです。途中で帰った人には僕のホームランを見せられなかったですけど、残っていただいた方、本当にありがとうございます!」と、絶叫。スタンドは爆笑の渦に包まれた。
 最後の最後に野球の神様がほほ笑んだ。3―3の8回。前を打つマギーが敬遠された。唇をかんで打席に向かい、1死二、三塁で捕邪飛に倒れた。延長10回、再びマギーが敬遠されると、天井を見上げ歯を食いしばった。2死二、三塁のチャンスは空振り三振。いつもは道具を大事にする男がベンチで珍しくバットをたたきつけ、怒りを爆発させた。
 そして延長12回の最終打席。マギーがこの日3度目となる敬遠。打席に入る前には屈辱による怒りで目は血走り、唇は震えていた。「本当に心が折れていたんで…奇跡としか言いようがない。これで最後だめだったら命を取られると思って、そのくらいの気持ちでいきました」。怒りを力に変えて劇弾につなげた。
 開幕から代打での起用が続いてきたが、5月以降は先発機会も増えた。一見、打席数が増えてチャンスが広がるように見えるが、亀井の場合は違った。「代打とスタメンでは試合の流れが違う」と悩み続けた。代打では打率3割7分5厘の成績を残す一方で、先発時は1割1分4厘。安打を打っても表情が晴れることはなかった。苦境の中で生まれたプロ根性の一打に由伸監督も「そこで戦うのがプロ野球選手だし、1軍の選手だから。いい結果も悪い結果も受け止めないといけない。ただ、やり返すチャンスで結果を残したというのは力のある選手だと思うよ」と温かい言葉を贈った。
 負ければ13年目で初の最下位となる危機だった交流戦を最高の形で締めくくったヒーローは、夜遅くまで返信に追われた。笑顔のままに。(長井 毅)


【巨人】由伸監督100勝「こういう勝ち方は思い出には残ると思う」
 泣き崩れてくるまな弟子を、両手でがっちりと抱きしめた。劇的すぎる幕切れに由伸監督の涙腺も壊れかけた。就任2年目、65試合でつかんだ通算100勝。「まあ、それがどうしたって周りからはなるかもしれないけど、100勝目がこういう勝ち方は思い出には残ると思う」。興奮を必死に抑えながら、しみじみと振り返った。
 ずっと、亀井の悩んでいる姿を見てきた。今季は代打の切り札として起用し、24打数9安打、打率3割7分5厘と期待に応えている。だが、チーム事情から時にスタメンでも送り出す。しかし、35打数4安打と別人のように結果は出なかった。亀井に、笑いながらも嫌らしく言った。「俺は先発でも代打でも打ってたぞ」。そう言いながら、「スタメンの時でも何も考えず、代打のつもりで打てばいいんだよ」と、アドバイスも忘れなかった。
 自身の現役時晩年と重なるから、他人事ではない。「亀井は僕自身の最後の方にいた立場と似ているところがある」。だから、「自分で考えて苦しんで、はい上がってこないと成長はない」とも突き放す。この試合、マギーが敬遠された直後に2打席凡退。チャンスを潰し、悔しさは顔を見れば分かっていた。それでも「必ずやり返す」という信頼があったから“3度目”でも期待感はあった。
 この6連戦を5勝1敗。確実に勢いはついた。5月25日の阪神戦(甲子園)から、球団ワースト13連敗を喫したチームとは思えない姿だ。交流戦を6勝12敗。決して喜べる数字ではないが、「こうしていい形で戦うことができたし、こういったムードでまた再開できればいい。少しずつチャンスは出てくる」と前を向いた。借金7からのリスタートへ。戦力も整った今、土俵際から一気にたたみかける覚悟だ。(水井 基博)

【巨人】由伸監督「『自分』を救った一打かもしれない」
 ◆由伸監督に聞く
 ―亀井が涙を流しながら、抱きついてきた。
 「本当にチームを救ってくれた一打だし、自分を自分で救った一打かもしれないね」
 ―前打者が敬遠され3度目の正直。
 「本当に気持ち的には難しいところだけど、ああやって思い切って打ちにいったところが、こういったいい経験につながったと思う」
 ―阿部が2発で主導権を握った。
 「チームとしてはいい形で試合を進められたと思ったし、チームの勝ち方の中でああいう展開になってしまったのはしょうがないと思う」
 ―阿部の状態は?
 「まだ何も報告受けてないので何とも」
 ―阿部のホームラン打者としての資質を、改めて。
 「2本のホームランを見れば、長距離打者としての証しというか、そういったホームランだったと思うし、まだまだ記録、数字は伸ばせるはず。もっともっと頑張ってほしい」


【巨人】阿部、連発で原さん超え383号!「逃げずにずっと戦い続けなきゃ」
 スイングの速さと鋭さ、打球の音と角度、フォロースルーとバットの放り投げ方…。阿部の一連の動作全てがアーチストだった。「久しぶりに打ててうれしいですね。勝ちにつながるホームランを1本でも多く打てるようにしたい」。2回1死、カウント3ボール。佐々木の高め直球を、右翼席の最上段へぶち込んだ。5月16日のヤクルト戦(東京D)以来、約1か月ぶりとなる9号ソロ。通算382発として原辰徳前監督に肩を並べた。
 原氏からは技術を含め多くのことを学んだ。最も印象に残っているのが、最後の“メッセージ”だ。15年シーズンはヤクルトとのCS最終Sに敗れて終戦。数日後、家族で食事に出かけた先で偶然、監督を退任したばかりの原氏に会ったという。「それまで見たこともないような柔らかい表情をしていた。それだけ、ものすごい重圧の中でやっていたんだな、と。だから俺も『GIANTS』のユニホームを着ている限りは、逃げずにずっと戦い続けなきゃいけないと思った」。伝統を背負うことの重さを改めて教わった。
 続く打席で、その師匠を追い抜いた。2点リードの4回先頭。今度は外角142キロを、右翼席中段へ押し返した。「タイミングよく振り抜くことができました。(原氏超え?)うれしいですね。さらに上を目指して頑張ります」。普段から試合展開次第でバットを握る長さを変えることがあるが、この日は指2本分ほど短くバットを握った。昨年8月26日のDeNA戦(横浜)以来となる2打席連発。入団から17年連続2ケタ本塁打は、長嶋茂雄終身名誉監督に並び巨人歴代1位。スタンドで観戦していた父・東司さんの前で、偉業を成し遂げた。
 思わぬアクシデントは6回1死一塁だった。松永が投じた顔面付近の球をよけて倒れた際、右膝付近を負傷して途中交代。試合中に病院へ向かった。診断結果と患部の状態を見て判断することになるが、最悪の場合、登録抹消の可能性もゼロではない。順調にカウントダウンしてきた2000安打にも暗雲がたれ込める。しかし、これまでがそうだったように、試練は真正面から受け止め、乗り越える。(尾形 圭亮)

【巨人】原さんが本塁打記録抜いた阿部に「新たなエネルギーをここからまた出して」
 巨人・阿部が2本のアーチを架け、原辰徳前監督を抜く球団歴代単独3位の通算383本塁打とした。
 原辰徳氏「慎之助が私の数字に並ぶのは時間の問題だと思っていました。しかもその日に2本打つのが彼らしく、素晴らしいです。ただ、通過点でしょうし、新たなエネルギーをここからまた出して数字を伸ばしてもらいたい。3打席目に足を痛めてベンチに下がったが、リーグ戦再開まで4日間ある。通算2000安打に向けてもしっかり体を休めて、また頑張ってほしい」

【巨人】マシソン同点被弾…“方程式”崩壊2点リード守れず 
 頼みの綱が崩れた。マシソンの投じた1球で試合は振り出しに戻った。2点リードの8回2死一塁。鈴木への初球だった。「あと100度対戦しても同じ球を投げる」と自信のあった内角高め152キロの球を振り抜かれた。打球は右翼スタンドギリギリに飛び込む同点2ラン。今季初めて日本人打者に本塁打を許し、2回2安打2失点。ベンチで悔しそうに唇をかみ締めた。
 苦しい日々が続く。2日のオリックス戦(東京D)では9回2死からソロと3連打で同点とされた。10日の日本ハム戦(札幌D)では1点リードの8回、中田に逆転2点二塁打を許した。交流戦中の成績は6試合に登板し7回1/3を5失点で、防御率6・14。マシソンも不振に陥っている。
 交流戦を終え、レギュラーシーズンも試合終盤を守る役目として必要不可欠な存在だ。「シーズン終盤に巻き返しを図りたい」。助っ人右腕は決して下を見ず、まっすぐ前を向き直した。(玉寄 穂波)

(以上 報知)

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屈辱3度マギー敬遠…巨人・亀井 涙の逆転サヨナラ弾「心が折れていた」
 巨人の亀井善行外野手(34)が18日、ロッテ戦で延長12回に今季1号となる逆転サヨナラ3ランを放った。途中出場して2度の好機で凡退を繰り返したが、最後に意地を見せた。球団ワーストの13連敗を喫した交流戦の最終戦。6勝12敗として球団初の最下位を免れ、就任2年目の高橋由伸監督(42)は監督通算100勝目を挙げた。
 こらえきれない。三塁ベースを回った亀井はフラフラしながら歓喜の輪に身を委ねた。涙が出てきた。選手の手荒い祝福の後、高橋監督と抱き合う。涙は止まらなくなった。
 「本当に心が折れていたので…。最後打てなかったら命を取られる。それくらいの気持ちでいった」
 三度目の正直だった。2打席連続本塁打を放った5番・阿部が右膝を痛め途中交代。7回の守備から出場した亀井は8、10回と2度の好機で、4番のマギーが敬遠された直後に凡退していた。2点を追う延長12回に1点を返し、なお1死二塁。再びマギーが歩かされて回ってきた。「本当に悔しかった。負けたら全部、僕の責任」。3球目、大嶺祐が投じたフォークを強振して右翼席へ叩き込んだ。
 開幕から勝負どころの代打での起用が続いた。代打では10安打11打点も、先発では4安打0打点と結果が出ない。「どうしたらいいんだろう」と迷っていた。救いの手を差し伸べてくれたのが、高橋監督だった。現役時代の晩年は主に代打での出場が多かった指揮官は「僕の最後と立場が似ているから」と折を見て声を掛けていた。
 相手に策を知らせないため、代打のコール後にベンチ裏から打席に向かう。投手にプレッシャーを与えるために、あえてネクストバッターズサークルで素振りをする。亀井は「監督や二岡コーチは代打をやっていたし、気持ちが分かってもらえている」と感謝する。
 代打で最も大切なことは「初球から振ること」だという。好球必打。高橋監督の現役時代もそうだ。8、10回の打席ではファーストストライクを見逃したが、12回は初球を豪快に空振り。代打での積極性を思い出し、最高の結果につなげた。
 チームは開幕カード以来となる同一カード3連勝。球団初となる交流戦最下位を免れ、監督通算100勝目を手にした高橋監督は「劇的な試合。思い出に残る。チームを救ってくれたし、自分で自分を救った一打」と、しみじみと振り返った。(川島 毅洋)

 ≪延長戦5本は球団最多≫亀井(巨)が延長12回に逆転サヨナラ3ラン。自身サヨナラ本塁打は15年7月29日DeNA戦の延長10回で放って以来通算6本目。うち延長戦は5本目になる。巨人の最多通算サヨナラ本塁打は王の8本、次いで長嶋、阿部の7本となっており6本は二岡と並ぶ4位タイ。延長戦5本は長嶋、松井の4本目を抜いて球団最多記録だ。また、巨人の延長逆転サヨナラ本塁打は

 年・月・日 相手  打 者 回
91・8・19中日  駒 田 10
93・8・14中日  川 相 10
06・4・21阪神 李スンヨプ 11
17・6・18ロッテ 亀 井 12
 亀井は11年ぶり4人目。ただし、過去3人はいずれも1点のビハインドから。2点ビハインドをひっくり返したのは亀井が球団史上初めてだ。

(スポニチ)

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巨人・亀井、号泣!延長十二回逆転サヨナラ弾で劇的すぎる由伸監督100勝
 日本生命セ・パ交流戦は18日、各地で5試合が行われ、巨人はロッテ最終戦(東京ドーム)の延長十二回、途中出場の亀井善行外野手(34)が右翼席に1号3ランを放ち、7-5で逆転サヨナラ勝ちした。リーグ戦開幕の中日3連戦以来となる同一カード3連勝で交流戦を締めくくり、球団初の最下位を回避。就任2年目の高橋由伸監督(42)の通算100勝を、劇的な勝利で飾った。
 自然と熱いものがこみ上げた。三塁を回ったときには、亀井はもう泣いていた。男の意地にかけて放った一発。本塁で待ち受けたナインにもみくちゃにされた後、高橋監督の胸に飛び込み、抱擁を交わした。
 「チームに迷惑をかけて、監督の顔は見られなかった。でも『よくやった』と言ってもらった」
 お立ち台でも涙が止まらなかった。2点を勝ち越されて迎えた延長十二回。坂本の適時二塁打で1点差に迫ったところで、マギーがこの日3度目の敬遠で歩かされた。八回の守備から出場した亀井は八回一死二、三塁、十回二死二、三塁の好機でともに凡退しており、「チャンスを潰してしまった」と悔しさが募っていた。
 前打者が敬遠されて自身で勝負されるのは、打者としては耐え難い屈辱。しかも3打席連続ならなおさらだ。鬼のような形相で打席に入ると、大嶺祐の3球目の変化球をフルスイング。打球が右翼席に飛び込む前に右拳を握った。「覚えていない。最後に打てなかったら命を取られると思って打席に入った。心が折れていたので、奇跡としか言いようがない」。負けていれば球団初の交流戦最下位。“三度目の正直”で、がけっぷちのチームを救った。
 どん底からのスタートだった。5、6月にかけて、球団ワースト記録を更新する13連敗。13日には堤辰佳ゼネラルマネジャー(GM)が退任する異例の事態に陥った。だが同日、鹿取義隆・新GMが石井一夫・新球団社長と会見し、出直しを図って以降は5勝1敗だ。両軍が野手を全員使い切る総力戦を制した高橋監督は「最後までよく粘ってくれた」と選手をたたえた。
 この日の勝利が指揮官の通算100勝。就任2年目での節目に「劇的な試合。思い出に残る」と笑顔を見せた。借金を7まで減らし、「いい形で試合ができている。このまま続けられれば、少しずつチャンスが出てくる」。23日のリーグ戦再開へ、最高の形で交流戦を締めくくった。 (伊藤昇)

★特別な存在
 亀井にとって、高橋監督は特別な存在だ。入団時に選んだ背番号「25」は、まだ現役だった指揮官の「24」に続くもの。オフの自主トレも一緒に行うなど、苦楽をともにしてきた。近年は代打起用が増えており、「流れをつかめなくて、難しい」と吐露する。だが指揮官は「僕自身が最後にいた立場に似ている」と自らの現役時代の晩年の姿に重ね合わせ、「結果を残す力のある選手」と信頼感を口にした。

データBOX
 巨人・亀井のサヨナラ本塁打は2015年7月29日のDeNA戦(十回、京セラドーム)以来2年ぶり通算6本目(延長試合で5本目)。巨人でサヨナラ弾を6本以上放ったのは、王貞治(8本)、長嶋茂雄、阿部慎之助(各7本)、二岡智宏(6本)に次いで5人目。延長試合で5本のサヨナラ弾は長嶋、松井秀喜の各4本を抜く球団最多となった。

【サヨナラ弾一問一答】
巨人・亀井がお立ち台で涙「ちょっと心折れていたんで。奇跡としかいいようがない」

 巨人は1点差に迫った延長十二回一死一、二塁から途中出場の亀井善行外野手(34)が右翼席に1号3ランを放ち、接戦を制した。チームは3連勝で、高橋監督は就任2年目で通算100勝。ヒーローの亀井は指揮官の胸で感極まった。
 お立ち台では涙を流し、苦しかった胸の内を明かした。
 ――亀井さん、すごい拍手ですよ
 「本当に…すいません(涙をふく)。ありがとうございます」
 ――ダイヤモンドを一周し、高橋監督が待っている。そこに飛び込んだときの心境は
 「もう、覚えていないです。ちょっと心折れていたんで。奇跡としかいいようがないです」
 ――前の2打席では同じようにチャンスで回ってきました。そして最後のチャンスでしたね
 「最後打てなかったら、本当に命取られると思うぐらいの気持ちでいきました」
 ――それぐらいのプレッシャーの中での打席だったですね。捉えた感触は
 「どこ飛んでいったのかもわからないです。みなさんにご迷惑をおかけしました」
 ――これまでも何度も劇的なサヨナラ打を決めてきましたけれど、きょうの一打は
 「プロ13年間で一番、よかったです」
 ――巨人は交流戦で苦しみましたけど、今週は5勝1敗で締めくくる大きな一打となりました
 「その間、僕、何もできていませんでしたけど。ほんとにきょうも申しわけなかったですけど、最後に打ててよかったです」
 ――非常に長い試合でしたけれど、ファンのみなさんは亀井さんの一打を待っていました。今後のリーグ戦再開に向けて一言
 「途中、帰った人に僕のホームランを見せられませんでしたけど、本当にみなさん、残っていただいてありがとうございました」


阿部が383号!ONに次ぐ巨人歴代3位「久しぶりに打ててうれしい」
 巨人・阿部慎之助内野手(38)が18日、ロッテ最終戦(東京ドーム)で2打席連続本塁打を放ち、通算本塁打を383本として原辰徳を抜き、球団歴代単独3位に浮上した。
 「久しぶりに打ててうれしい。勝ちにつながる本塁打を一本でも多く打てるように頑張ります」
 広報を通じて発表したコメントで、喜びを表現した。二回、ロッテD1位・佐々木(桜美林大)が投げた高めの直球を右翼席上段へ。5月16日のヤクルト戦(東京ドーム)以来となる9号先制ソロで、前監督の原氏の記録に並ぶと、四回にも右翼席へ10号ソロ。王貞治、長嶋茂雄に次ぐ通算383本目のアーチで、長嶋茂雄に並ぶ球団2位となる17年連続の2桁本塁打も達成した。

 不調に苦しんだ。8号を打った5月16日は打率・292だったが・250に下降。チームも低迷した。2本塁打は復活ののろしのはずだったが、悲劇が襲う。六回、頭部付近の投球をかわして転倒。苦悶(くもん)の表情で右膝をおさえ、トレーナーに付き添われベンチに下がり交代した。鹿取GMは「少し腫れがある。あす(19日)の状態を見て今後は判断する」と説明。リーグ戦再開へ、不安を残した。 (谷川直之)

6回4安打1失点の巨人・大竹寛
「いい練習ができていたし、自分の思っていたボールが投げられた」

3度敬遠で勝負を避けられ、試合後は亀井と抱き合った巨人・マギー
「亀井が何とかしてくれると思って見ていた。直接、肌に触れて十分思いは伝わった」

データBOX
 〔1〕巨人・阿部が1試合2本塁打を放ち今季10号。通算383本塁打は巨人では原辰徳の382を抜く歴代3位となった。1位は王貞治の868、2位が長嶋茂雄の444。
 〔2〕プロ1年目の2001年から17年連続2桁本塁打。巨人で17年以上続けて2桁本塁打を放ったのは3人目で、21年の王に次ぐ、17年の長嶋と並ぶ2位。王はプロ入り2年目からで、1年目からでは長嶋と並ぶ球団記録となった。なお、球界全体では17年以上は13人目で、1年目からでは6人目。
 〔3〕1試合複数本塁打は昨年8月26日のDeNA戦以来、通算30度目。セ・リーグで30度は江藤智と並ぶ歴代10位。1位は王貞治の95度。


巨人・坂本、十二回適時打で亀井の劇弾お膳立て「亀さんはさすがですね」
 主将の坂本勇が劇的勝利を呼び込んだ。2点を追う延長十二回一死二塁で「ワンチャンスあると思った。みんなそのつもりだった」と1点差に迫る左翼フェンス直撃の適時二塁打。亀井の逆転サヨナラ3ランで生還すると、ヒーローに抱きついて大喜びし、「亀さんはさすがですね」とベテランをたたえた。

(以上 サンスポ)

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巨人・亀井、涙のサヨナラ弾 2度の「亀井勝負」で凡退「命を取られるかと…」
 あふれる涙をぬぐいながら、ダイヤモンドを一周した。延長十二回、巨人・亀井が値千金の逆転サヨナラ1号3ラン。「奇跡としか言いようがない。打てなかったら命を取られると思って…」。生還後、崩れ落ちるように高橋監督の胸に飛び込んだ。
 直前、4番のマギーがこの試合3度目の敬遠。1死一、二塁で打席に立った。八回と十回も、同じように「亀井勝負」を選択されたが、屈辱をはね返せずに凡退。負傷交代の阿部に代わる「5番」で途中出場しながら、負ければ戦犯の危機だった。「本当にもう、心が折れていたので…」。最後に意地を示し、お立ち台でもおえつが止まらなかった。
 師匠の高橋監督に、節目の100勝目をプレゼントした。現役時代、自主トレを共にしてきた間柄。今季は代打とスタメンの併用で打席のリズムがつかめず、助言を請うこともあった。「監督の顔が見られなかった」という愛弟子を、指揮官は「チームを救ってくれた。よくやった」と笑顔で抱きしめた。
 3連勝で、チームは初の交流戦最下位を土壇場で回避した。14日のソフトバンク戦では、初勝利を挙げた山口俊も涙。期間中に13連敗も喫した交流戦を涙、涙で締めくくった。温かい拍手を送るG党に、亀井は「ご迷惑をおかけしました」とチームの思いを代弁した。


巨人・阿部、球団歴代3位383号も右膝負傷退場 内角球避ける際に痛める
 大黒柱の巨人・阿部が痛恨のアクシデントに見舞われた。六回1死一塁。ロッテの左腕・松永のフルカウントからの6球目の内角球を避けた際に右膝付近を痛めた。苦悶(くもん)の表情を浮かべ、ベンチに下がった。
 第1、第2打席でそれぞれ一発を放った。通算383号。原を抜き、王、長嶋に次ぐ球団歴代3位となった。「勝ちにつながるホームランを1本でも多く打てるように頑張ります」と話したが、その後にまさかの暗転が待っていた。
 試合中に帰宅したため試合後、本人は姿を見せず。高橋監督は、「まだ何も聞いていないので」と話すにとどめ、鹿取GMは「明日の報告を聞いてから」と厳しい表情で球場を後にした。

(以上 デイリー)

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「やっぱり力のある選手」/高橋監督
 巨人亀井が1点差に迫った延長12回、今季1号となるサヨナラ3ランを放った。高橋由伸監督のコメント。
 「チームを救ってくれた。やっぱり力のある選手」。

巨人亀井涙のサヨナラ弾、敬遠敬遠敬遠に怒り爆発
 亀が男になった、そして号泣した-。巨人亀井善行外野手(34)が今季1号となるサヨナラ3ランで、敗れれば球団史上初の交流戦最下位の窮地を救った。1点差に迫った延長12回、目前の4番マギーが3打席連続敬遠。この日、ことごとくチャンスをつぶした亀井が意地の一振りで決めた。開幕戦以来のカード3連勝、高橋監督に就任通算100勝目をプレゼントした。
 涙で目の前がぼやけた。打球の行方も分からない。ただ亀井は手に残る感触から、サヨナラ逆転3ランになったことは分かった。人生で初めて、泣きじゃくりながらベースを一周した。本塁上でもみくちゃにされた先には、笑顔の高橋監督が。泣きながら胸に飛び込んだ。「よくやったな」の声に涙腺が完全に決壊した。「もう覚えていないんですけど、本当にね。心が折れていたので…。奇跡としか言いようがないです」と目を真っ赤にした。
 屈辱的な光景を3度も見せられた。チャンスで前打者のマギーが3打席連続で敬遠。途中出場し、8回は1死二、三塁で捕邪飛。延長10回2死二、三塁では空振り三振に打ち取られた。2度目の凡退後は、ベンチに戻って道具を投げつけた。それほど悔しさと自分への怒りが募った。
 だが、天才打者といわれた高橋監督の現役時代さながらの冷静さも持ち合わせていた。かつては自主トレを一緒にするなど常に行動を共にし、多くを学んだ。「壁に当たろうが、いつも全力。70~80%じゃだめ。かっこいいだけじゃないんですよ」。どんな状況でも自分の力を発揮することだけに集中する重要性を教わった。だからこそ、最後はマン振りすることなく、大嶺祐のフォークを拾い上げてバットに乗せられた。
 お立ち台では「最後打てなかったら命を取られると思って…それぐらいの気持ちで行きました」と絞り出した。「チャンスをつぶしていたので負けたら全部僕の責任と思っていた。神様がいてくれた」と笑った。
 高橋監督は「チームを救ってくれた。やっぱり力のある選手」と最敬礼した。就任2年目での通算100勝。普段は数字に多くの関心を示さないが「劇的な勝ち方。思い出に残る」と記憶に刻まれた。球団ワーストの13連敗もあった交流戦だが、最後は3連勝で球団初の最下位も免れた。「後半からいい形で打線も守りもできている。この形を続けていきたい」。劇的勝利で生まれた流れを、本物にしたい。【浜本卓也】

 ▼亀井が延長12回に逆転サヨナラ本塁打。亀井のサヨナラ本塁打は通算6本目となり、そのうち5本は延長戦で記録。巨人でサヨナラ本塁打の多い選手を出すと、(1)王8本(2)長嶋、阿部7本(4)二岡、亀井6本。亀井は二岡に並ぶチーム4位タイに進出し、延長戦でサヨナラ本塁打5本は長嶋、松井の4本を抜いて球団史上最多となった。


巨人阿部原超え383号も右膝負傷…今後出場は慎重
 巨人阿部慎之助内野手(38)は今季初のマルチ弾で通算383号とし、原辰徳を超えて球団歴代3位、1年目から17年連続2ケタ本塁打で長嶋茂雄に並び、同トップタイとした。
 交流戦最終戦の幕切れにヒーローになるはずだった阿部の姿はなかった。6回1死一塁、ロッテ松永の顔面付近の直球を避けようと倒れ込み、右膝付近を負傷。打席でもん絶し、そのまま途中交代を余儀なくされた。患部は腫れがあり、今後について鹿取GMは「明日の状況を見ないと分からない」と慎重だった。
 姿なきまま試合が終わったが、グラウンドに残した2度の快音は球団史に色濃く記録された。2回1死から、141キロ直球を右翼席上段に突き刺す9号ソロを放つと、4回にも右翼席へ10号ソロ。プロ通算383号とし、原を抜き球団3位となった。プロ入りから17年連続2ケタ本塁打は、長嶋と並ぶ球団トップタイだ。「うれしい。さらに上を目指して頑張ります」とコメントした。
 自身のプロ生活は「原監督」とともに歩んできたと言っても過言ではない。出場した2023試合のうち1507試合、1969安打のうち1469安打、383本塁打のうち289本塁打は原政権下で積み重ねた。14年オフに、捕手から一塁へコンバートされたときは「監督はオヤジの次にオレの捕手の姿を見てくれた人。お互いの意見が一致して決めた」とキャッチャーミットを置く一大決心をした。だから、打者としての今があると感謝している。
 「父の日」の2本塁打は、観戦に訪れた父東司さん(62)への思いも乗せた。試合前、父から「1打席目だけでもいいからバットを指2本分、短く持ってみたら」と言われた。阿部にとって“永遠のコーチ”からの助言に従い、グリップを余らせたスイングで放物線を描いてみせた。
 2000安打の大台到達が確実視されているプロ17年目。阿部が歩みを止めることはない。【為田聡史】
 巨人高橋監督(阿部について)「長年、長距離打者としてやってきた証し。まだまだ、数字を伸ばしてほしい」。

 ▼阿部が9、10号と2打席連発。通算本塁打が383本となり、巨人では原の382本を抜いて3位に進出した。これで阿部はプロ1年目の01年から17年連続2桁本塁打。2桁本塁打を17年以上続けたのは13人目で、巨人では王21年、長嶋17年に次いで3人目。王はプロ2年目からで、巨人でプロ入り17年連続2桁本塁打は長嶋に並ぶタイ記録。他球団を含めてもプロ1年目から17年以上連続は6人しかいない。また、阿部の1試合2本塁打以上は通算30度目。巨人でマルチ本塁打が30度以上は5人目でセ・リーグでは広島、巨人で30度の江藤に並ぶ10位タイ。

(以上 日刊)

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