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拾い読み★2012-045≪コラム記事≫

2012年02月14日 20時26分22秒 | 千葉ロッテマリーンズ2012
野球好きコラム〜改造

キャンプ初日の久米島、楽天のブルペンにエース田中将大が上がった。キャッチャーを立たせたままの軽いピッチングだった。練習後のインタビューでフォームを改造しているとの話。見ている側には何処がどう変わったのかは分からなかった。実はしっかり軸足に体重を乗せてさらに強いボールが投げられるようにしたいというフォーム。昨年あれだけの輝かしいタイトルを取った男でも更なる高みを目指す。しかし13日の紅白戦で試したがしっくりこずに、早めに判断し今季の取り込みは断念。元のスタイルを続行することを宣言。この切り替えの早さも大事だろう。

昨年はロッテのバッター陣も金森バッティングコーチの教えである、より近いポイントでボールを捕らえるスタイルに若手は取り組んでいた。岡田、伊志嶺らもうまくそれがはまって結果につながった。しかし、実際そこに苦しんでいた選手もいた。シーズン中にさらにそこから改良を加え取り組んでいるうちに迷いに繋がり原型すら取り戻せずにはまってしまう。それがあせりに繋がり悪循環になる。

それくらいこのプロ野球の世界はわずか数ミリのレンジで争う厳しい世界。フォームの改造に取り組んでいますという言葉が選手から聞こえるとそれは大きな出来事。意思の表れだ。そこに注意をして話を聞きだそうとはするものの、それをまた実況中に言葉で表現するのもこれまた難しい。

あのイチローも一世を風靡した振り子打法から現在のマリナーズでのフォームを見ていると明らかに違うものだ。例えフォームが変わっても残す記録は今までと同じ、いやそれ以上の数字をアメリカで残している。これはさすがとしかいいようがない。

今年も昨年以上の成績を残すためには何が必要かを見出すために、各選手はこのキャンプをこなしている。シーズンが始まってそれぞれが進化した姿を見せた時、その成功の秘話を改めて話を聞きに行きたい。その話をどう分かりやすく伝えるかはこちら側の技術になるだろう、、、、。

【谷口 広明】
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谷口 広明 振り子打法
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