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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2017-202≪コラム記事≫

2017年07月21日 06時56分44秒 | マリーンズ2017

千葉ロッテはファンと一緒に戦い続ける
借金30、最下位からの再スタート


 最下位に沈んではいるが、下を向いている選手は一人もいない。

 7月16日、千葉ロッテは本拠地・ZOZOマリンスタジアムで全体練習をおこなった。前日にオールスター第2戦が開催され、試合後にはパ・リーグの選手全員と観客がロッテの勝利の儀式「We Are」で一つになった。その興奮から一夜明け、球場には静かな、張りつめた空気が漂っていた。

 10時50分。練習を始める前に、伊東勤監督をはじめ選手やスタッフたちがセンター付近で輪になり、短いミーティングを開いた。そこで伊東監督は言った。

「これだけ負けが込んでいても、ファンの人たちは一生懸命応援してくれている。プロとして、その声援に応えるだけの意地を見せなければならない。残りのシーズン、先を見ず、とにかく目の前の一試合一試合に集中して戦おう」


連敗中に聞こえたファンの言葉

 81試合を戦い、25勝55敗1分け。借金30の最下位で前半戦を終えた。5位・北海道日本ハムとは5.0ゲーム差。CS圏内の3位・埼玉西武とは19.5ゲーム差をつけられている。ファンから厳しい声が出てもおかしくない状況だ。

 しかし、伊東監督は「選手たちは『今日こそは』という思いで、ファイティングスピリットを忘れずに戦っている」と強く言う。

 そして、その姿はファンに伝わっている。連敗中のある試合でのこと。ZOZOマリンのライトスタンドから一塁側ベンチの伊東監督の耳に届いたのは、こんな言葉だった。

「今はこういう状態だけど、必ず巻き返してくれる。今日もしっかり応援しよう」

 指揮官は「ファンのみなさんもわれわれと一緒に戦ってくれている」とあらためて感じたという。

「それを受けとめて、後半戦は今まで以上に強い思いで戦っていきたい。ファンのみなさんに恩返しするには、グラウンドで結果を出すしかない」


焦りと得点難が招いた前半戦の低迷

 伊東監督は前半戦をこう振り返る。

「開幕から4連敗してスタートに失敗した。そこから貯金ができず、『なんとかしなければいけない』という焦りからチームが落ち着けないまま、ズルズルといってしまった。すべてが悪循環だった」

 開幕前、打線では新外国人選手のパラデスとダフィーに対する期待が高かった。しかし、前半戦終了時でパラデスは打率2割5分1厘、7本塁打、18打点。ダフィーも同2割1厘、6本塁打、18打点と軸になりきれなかった。「外国人の2人の結果が出ず、みんなが不安になってしまった」と指揮官は分析。4月末時点ではチーム打率が1割台(1割8分6厘)に低迷するなど、精彩を欠いた。

 点が取れなかったため、先発投手陣は「点を取られてはいけない」という重圧のなかでの投球を余儀なくされた。それが災いし、涌井秀章は3勝6敗、防御率4.15。石川歩は1勝8敗、同4.45と、二本柱に勝ち星がつかなかった。

「涌井は人一倍責任感が強い投手。それが空回りした。石川は開幕前にWBCで精神的にも肉体的にもハードな時期を過ごした。そこからうまく切り替えられないままシーズンに入って、流れに乗れなかった」

 先発陣の防御率はリーグワーストの4.62。QS(先発投手が6回以上投げて3自責点以内に抑えること)の達成率は42%と、リーグで2番目に低かった。昨年は勝利を支えていたリリーフ陣はそのシワ寄せを受ける形となり、防御率4.95と力を発揮できなかった。

「終盤までリードしていた試合でも、バッテリーに『ここで点を取られてはいけない』という気持ちが働きすぎた。安全にいこうとして攻めきれず、結果的に打たれて傷口を広げてしまった」

新加入ペーニャと好調パラデスが軸に

後半戦へ向けて、好材料はある。
 
 6月初旬、ペーニャを新たに獲得した。ペーニャは2012年〜13年は福岡ソフトバンク、14年はオリックス、15年は東北楽天でプレーした選手。4年間で通算450試合に出場し、71本塁打、222打点という実績を残している。

 ペーニャは6月18日に出場選手登録をされ、オールスター前までの15試合で打率2割6分1厘、7打点をマークした。

「まだ本塁打は出ていないけど、相手はペーニャがそこにいるだけで恐怖を感じている。本人には『期待を重圧に感じず、リラックスして、やれることをやってくれればいい』と話しています」と伊東監督は明かす。

 ペーニャの加入は、パラデスの打撃に好影響を与えた。5月末の時点で打率1割5分9厘、2本塁打、4打点だったが、6月は同3割2厘、3本塁打、7打点。7月はオールスターまでの9試合で同4割6厘、2本塁打、7打点と調子を上げてきている。

 好調の裏には、ペーニャのアドバイスがある。パラデスは、日本での実績のあるペーニャから投手の配球の傾向を教わっているという。

 伊東監督は「パラデスは割り切って打席に立てるようになって、自分のスイングができるようになってきた。もともと力のある選手なので、これから打ってくれると思う」と頼りにしている。

 後半戦は、この二人が打線を引っ張っていく。打線が点を取れば、投手陣も本来の力を生かせるはずだ。


勝つために、目の前のことを一つひとつ

 ペナントレースは残り60試合余り。「後半戦も最後まで粘りのある、あきらめない野球をする。それは今までと変わらない」と伊東監督は言う。

 ここから先、一試合一試合に集中して勝っていくためには何が必要か。その問いに指揮官は即答した。

「やはり、目の前のことが大事だと思いますね。目の前で起きていることに対して感性を発揮して、一つひとつ、やれることをやる。そうすれば結果的にいい方向に向く」

 例えば打者は、目の前の1球にどう対応するか。もちろん、試合前に相手投手の対策は練って準備している。だが、当然、相手も対策を練っているから、試合ではそれですべてに対応できるわけではない。「そのときに『データとしてはこうだけど、今日はこうだな』というような感性で順応してもらいたい」と選手たちに要求する。

 7月17日、ペナントレース後半戦の幕が開けた。ロッテはZOZOマリンでオリックスを迎え撃った。

 この日は1点を追う9回、2死満塁から加藤翔平が左越えに2点適時二塁打を放ち、3対2で逆転サヨナラ勝利。18日は先発した唐川侑己が3回に危険球退場となったが、その後はリリーフ陣が踏ん張って完封リレー。4対0で連勝を収めた。

 どんなときも声援を送ってくれるファンに応えるために。連勝という最高の形で、ロッテの反撃が始まった。

(スポーツナビ)

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女性来場者比率が増、定着するロッテの「スーパーレディースデー」

ロッテが「女性の“楽しい!”ってひとつじゃない」のコンセプトでイベント実施

 今月17日、海の日。千葉ロッテが本拠地を置く千葉市美浜区の空は抜けるように晴れ渡り、最高気温は35度を記録する熱い1日となった。そんな中、ZOZOマリンスタジアムはカップルや家族連れ、涼しげなTシャツ姿の女性たちで賑わいを見せていた。

 この日は千葉ロッテが主催する「スーパーレディースデー2017」の開催日。今年2回目となるこのイベントのコンセプトは、「女性の“楽しい!”ってひとつじゃない」。試合中の応援や球場グルメ、ユニホームの着こなしにも、女性ファンならではの楽しみ方があり、選手やプレーに対する見方も多種多様。いつもとは少し違った視点から球場を満喫したい女性ファンのために、試合開始前から様々なイベントが催されていた。

 まず球場外周正面に設置されている選手パネルが、この日は「2017マリーンズ・イケメン5スペシャルバージョン」で登場。「イケメン5」とは、女性票のみを反映した千葉ロッテのイケメン投票で選ばれた荻野、佐々木、吉田、平沢、成田のことで、花束を持って爽やかな笑顔を見せる彼らのパネルを背に、思い思いのポーズで写真を撮る多くのファンの姿が見られた。

 球場正面の配布ステーションを覗くと、有名アパレルブランドによるオリジナルデザインTシャツ「マリーンズTシャツ produced by ZOZOTOWN」が、女性来場者先着1万5000人に配布されていた。今回は白地にブルーの飾り文字があしらわれた「SHIPSデザイン」と、マゼンタのロゴが鮮やかな「FREAKS STOREデザイン」の2種類が用意され、好きなデザインを選ぶことができる。普段使いにも支障のないグッズは、まさしく女性ファンのツボを突いている。


石川の言葉に二木「胸キュンしました」

 球場外周ボールパークステージでは、レディースデー特別トークショーが行われ、石川と二木の両投手が登壇。石川が「二木、今夜は俺がだいてやるよ(富山弁で奢るという意味)」と囁き、二木が「胸キュンしました」と答えるなど、小気味の良いトークを繰り広げた。

 球場内の売店では「ベリーたっぷりフレンチトースト」や「鶏肉とたっぷりパクチーのフォー」といった、女性にうれしい14種類の限定メニューが販売され、一部が試合開始前に完売するなど好評を博した。また、了德寺大学マッチデーが同時開催されたため、ファーストピッチセレモニーでは今夏の世界柔道選手権で日本代表に選ばれた角田夏実、志々目愛(いずれも了德寺学園柔道部所属)が登場した。

 そして、他のパ・リーグ球場でも大好評だった資生堂ジャパン株式会社監修による「勝利の女神メイク」が体験できる「INTEGRATE BOOTH」が大盛況。千葉ロッテオリジナルのマリーンズメーキャップは、アイライナーで左目の目尻に「M」を描く華やかなメイクで、角田と志々目も開場前に体験した。このメイクは資生堂の女性スタッフに施してもらうか、セルフで施すかは自由に選択できる。

 マリーンズメーキャップを体験した女性は抽選で豪華賞品が当たるガラガラを回すことができ、佐々木のサイン色紙をゲットした女性は、「普段はしないようなメイクを友人と一緒にできるので、楽しいイベントだと思います」と笑顔だった。ここでしか手に入らないTシャツを着て、非日常を演出するメイクで青空の下、野球観戦を楽しむ。「インスタ映え」するテーマパークやフェスティバルに参加する感覚で訪れても、球場はその期待を決して裏切らないだろうことを確信させてくれるようなひとコマだった。


この日の女性来場者比率は43パーセントに

 17時からの試合開始後も「INTEGRATE BOOTH」にはひっきりなしに女性ファンが足を運んだ。マリーンズメーキャップを体験した女性希望者のうち先着100名は、5回裏終了後にグラウンドで「勝利の女神ダンス」を踊るイベントに参加することができる。千葉ロッテの人気マスコット・謎の「魚」も、レディースデーにちなみ女装で登場。真っ赤なワンピースと三つ編み、普段とは異なるおしとやかな動きでスタンドを大いに盛り上げた。

 肝心の試合結果は、加藤の逆転適時二塁打で痺れるようなサヨナラ勝ち。連休最終日に詰め掛けたファンに見事痛快な勝利を届けた。

 球団発表によると、この日の女性来場者比率は43パーセントであった。今年5月に行われたレディースデーでは、女性比率が5割に迫る47パーセントで、今回は多少数字を落としたことになる。しかしファンクラブの女性比率は3割ほどであるため、この年2回のイベントがファンの中で定着しつつあることは間違いないだろう。

 野球の楽しみ方は老若男女それぞれで、球場を訪れるためになんの権利も必要ない。細かい野球のルールが分からなくても、おしゃれをして、選手の笑顔に胸を弾ませて、友達と盛り上がってみたら、きっと球場でなければ過ごせない時間、見ることのできない景色、感じることのできない気持ちがあることを実感できるだろう。

 球場は広く門戸を開き、女性ファンの繊細な嗅覚に、無限の可能性でもって応える用意がある。今回のようなイベントが、球場の新たな楽しみ方を提供する入り口となることを期待したい。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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かつての本拠地で流れた応援歌 鷹デスパイネが球宴で放った特別な一発

今季ホークスに加入し、初の球宴出場を果たしたデスパイネ

 今月15日に行われた「マイナビオールスターゲーム2017」第2戦で、最優秀選手賞(MVP)に選出された福岡ソフトバンクのデスパイネ。ZOZOマリンスタジアムで開催されたこの試合は、ファンにとってもデスパイネ本人にとっても特別な一戦となった。

 キューバの国内リーグにおけるシーズン最多本塁打記録保持者であり、代表でも4番を務めている大物スラッガーという触れ込みで、2014年の7月に千葉ロッテに入団したデスパイネ。この年はわずか45試合の出場ながら、161打数50安打12本塁打33打点、打率.311と、前評判に違わぬ豪快な打棒を見せ付けた。

 翌年から、千葉ロッテの主砲としてどっしりと主軸に座り、在籍した2年半で計54本塁打、187打点を記録。チームの2年連続Aクラス入りに大きく貢献するだけでなく、真面目なプレースタイルや「デスパ! イイネ!」というお立ち台でのパフォーマンスで、ファンからも愛される存在となった。

 今季から福岡ソフトバンクに活躍の場を移すことになったデスパイネは、入団会見で「たとえば40本塁打、100打点でもチームが負ければ意味がないこと。勝負を分ける場面でどれだけ打ってチームに貢献できるか。数字は後からついてくると思っています」と語り、千葉ロッテ時代と変わらず献身的にチームに貢献していく姿勢を示した。


古巣の本拠地で耳にした応援歌

 今季は主に5番に座ってその長打力を発揮し、内川が故障で離脱した時期には代役として4番も務めている。6月11日の阪神戦で走塁中に肉離れを起こして10日ほどの戦線離脱を余儀なくされたものの、現時点での22本塁打はリーグ2位、61打点は同3位。ポイントゲッターとしての役割をしっかりと果たしており、自身初となる打撃タイトル獲得も視野に入ってきている。

 この活躍が評価され、選手間投票で初のオールスター選出も果たしたが、奇しくもオールスター第2戦は昨季までの本拠地・ZOZOマリンスタジアムでの開催。その日、慣れ親しんだ場所にパ・リーグ選抜の一員として帰ってきたデスパイネが、1点を追う4回の打席で耳にしたのは、千葉ロッテ時代に自身のために演奏されていた応援歌だった。そして、その打席でファンの期待に応える同点弾をバックスクリーンに放つと、本塁を踏んだ後にヘルメットを取ってファンに一礼。結局、計3安打を放つ活躍で、自身初のオールスターで見事MVPを獲得してみせた。

 試合後のヒーローインタビューでは、千葉ロッテ時代のパフォーマンス「デスパ! イイネ!」を行うなど、古巣に対する感謝の念を忘れなかったデスパイネ。いつまでも変わらないその人柄で、千葉のファンからも未だに愛されているキューバの大砲は、まだ経験したことのないリーグ制覇に向け、これからも変わらずにチームへ貢献するため戦い続けていく。

(フルカウント)

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泥沼ヤクルトに重なる98年ロッテの迷走。小川と黒木、エースの抑え転向失敗は連敗地獄の兆候か

エースのリリーフ転向が裏目に

 東京ヤクルトスワローズは、19日に横浜スタジアムで横浜DeNAベイスターズと対戦。山田・バレンティンの2人で3発のソロ本塁打を放ち、ベテラン・石川も5回2失点と試合を作ったが、救援陣の脆さが露呈し、逆転負けで今季最多の13連敗を喫してしまった。

 大型連敗中のチームの救援陣がリードを守り切れない姿を見て、ヤクルト・小川泰弘投手と、NPB記録の18連敗を記録した際の千葉ロッテマリーンズのエース・黒木知宏投手の姿が重なって見えた。黒木は90年代後半からロッテのエースとして君臨し、闘志あふれる投球で人気を誇り”ジョニー”の愛称でファンから親しまれていた投手だ。

 90年代のロッテは成本年秀・河本育之のWストッパーで試合を締めていたが、成本は1997年から、河本も98年シーズン開幕早々に故障離脱し、補強したスコット・デービソンも5月に故障でシーズン絶望となってしまい、リリーフ陣の穴が大きくなっていた。

 そのような状況の中、ロッテのブルペン陣では吉田篤史・藤田宗一・竹清剛治・近藤芳久といった投手が奮闘していたが、首脳陣は連敗が始まり救援陣の脆さが露呈したことからエースの黒木をクローザーに転向させて連敗脱出を図ったが、これが大きく裏目に出てしまった。

 6連敗を記録した98年6月18日の一戦では、先発の武藤潤一郎が好投を見せたものの、新クローザーの黒木が救援に失敗しまさかの逆転負け。そして、翌日の試合では打線が15安打10得点を奪ったものの、投手陣がリードを守り切れず悪夢の逆転サヨナラ負けを喫する。その後も黒木はリリーフ登板を続けたが、度重なる救援失敗など、いずれも勝利に結びつかず先発に再転向。そして、7月7日に黒木は中4日で16連敗中のチームを救うべく先発マウンドに上がる。

 先発復帰した黒木はプレイボール直後から快調に飛ばし、イチロー・田口などを擁するオリックス打線を相手に9回途中まで1失点の快投。そして、9回二死2ストライクと勝利まであと1球まで迫ったが、139球目となる低めの直球をローボールヒッターのハービー・プリアムに左翼スタンドへ運ばれ、同点に追いつかれてしまう。そして、延長12回に近藤が広永益隆に代打満塁本塁打を浴びてしまい勝負あり。ロッテは17連敗でNPBワースト記録を更新してしまった。

 勝利まであと1球のところで本塁打を浴びた黒木はマウンドに崩れ落ちてから立ち上がれず、その姿は全国で大きく報道され「七夕の悲劇」として現在まで語り継がれている。


あの連敗から19年経った今、ヤクルトでは…

 現在のヤクルトはどうか。守護神・秋吉亮が故障で離脱し、当時のロッテと同じくリリーフ陣が非常に手薄になっている。現在のヤクルトには秋吉の代わりになるリリーフもおらず、真中監督はエース右腕・小川を抑えに配置転換した。

 しかし、ヤクルトもこの配置転換が大きく裏目に出る。奇しくも黒木がマウンドに崩れ落ちた日と同じ7月7日に、小川は5点のリードを守り切れない大炎上を喫してしまう。

 この日の試合は9回に5点のリードを奪っており、エース・小川が最終回に登板ということで多くのヤクルトファンが勝利を確信していた。しかし、小川はバティスタ・菊池にソロ本塁打を浴びると、その後も四球や安打で出塁を許し続け、最後は代打・新井に逆転3ランを浴び逆転を許してしまう。直後の9回裏の攻撃で打線も三者凡退に倒れてしまい、あっけなく試合終了。勝利濃厚の場面から、まさかの逆転負けとなった。

 そして、小川は7月9日の試合で再び新井に試合を振り出しに戻される一打を浴び救援失敗。その後、両軍決め手を欠き試合は引き分けに終わったが、小川はまたも勝利目前で痛恨の一打を浴びてしまった。その後の12日の巨人戦では5点ビハインドで登板し1回を無失点に抑えたが、13日に小川は登録抹消となり後半戦は先発に再転向することが決まった。

 大型連敗中の黒木と同じような境遇をたどり、先発に再転向となった小川。次回登板ではリリーフ転向時の雪辱を晴らし、チームを勝利に導く投球を見せることはできるだろうか。

(ベースボールチャンネル)
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