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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2017-044≪コラム記事≫

2017年02月13日 22時33分59秒 | 千葉ロッテマリーンズ2017

ロッテの動画がウケるワケ 球界一の再生数、ライバルは巨人

 12球団の春季キャンプは第2クールに突入。応援に行きたいと思っているファンは多いだろうが、キャンプ地は九州、沖縄、四国に米国。「遠すぎる」と二の足を踏む人もいるはずだ。

 そんなムキに好評なのが、各球団が投稿共有サービスなどで披露している動画。はるか沖縄・石垣島で汗を流すロッテは、ドラフト1位右腕の佐々木(桜美林大)ら新戦力たちが奮闘する映像などを『YouTube』の球団公式チャンネルにアップ中だ。

 テレビニュースでのキャンプ情報の“尺”が1球団につき平均20-30秒というご時世で、3分ほどの映像が好きな時に無料でみられる。ファンにとってありがたいサービスにロッテは力を入れてきた。2014年1月に同チャンネルを開設。『広報カメラ』と題し、球団広報がカメラを手にチームに密着。これまで200本以上の動画を披露し、16年の総再生回数は12球団No.1の936万7646回に上る。

 ウケた理由は、“舞台裏”までカメラが潜入すること。公式戦開幕前のミーティングで伊東監督がゲキを飛ばすシーン、昨秋のドラフト会議で佐々木の指名権を獲得し球団フロントやスカウトたちが喜びを爆発させる姿など、緊張感と臨場感あふれる映像ばかりだ。

球団内には“素顔”をさらすことを嫌う人もいるはずだが、仕掛け人の梶原紀章広報は「ウチは伊東監督がOKしてくれているからイケるんです。違う人ならNGになる可能性があります。本当にありがたい」。球界ではファンサービス面で監督によって協力に温度差が出るものなのだ。

 今年も再生数の“連覇”を狙っているが、強敵出現。球界の盟主・巨人が本腰を入れてくるといわれ、「予算も十分にあるはずだし、広報ではなく映像のプロを動員してきたら…」と警戒を強めている。かくしてプロ野球動画は戦国時代に突入。ファンが楽しめる映像が期待できそうだ。 (山田利智)

(夕刊フジ)

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ロッテ清田 石垣島の少年と4年目のキャッチボール

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>

 今年も、あの子がやってきた。沖縄・石垣島でキャンプ中のロッテ清田育宏外野手(30)は8日、個人練習を終えて帰ろうとすると、丸刈り頭の男の子から「キャッチボール、しようよ」と誘われた。「疲れてるから、やだよ」。「できるでしょう。やろうよ」。「しょうがないな~」。そう言いながらも、うれしそうにリュックにしまったグラブを取り出した。

 田渕尊(たぶち・たける)君は4月で小学4年生になる野球少年だ。室内練習場の横の空き地でボールを投げ合っているのを見たが、清田は結構な強さで放っていた。10歳に満たない子供相手の強さじゃない。それでも、尊君は平気でキャッチして、また結構な強さで投げ返していた。「うまくなってたよ」と、清田も目尻を下げた。実は尊君、毎年、この時期になると球場に現れて、清田にキャッチボールをおねだりしているのだ。今年で4年目。初めて来た時は、まだ保育園児だった。

 1年に1度会うことで、尊君の成長が感じられる。キャンプ地ならではの縁。清田は昨季痛めた右ふくらはぎの影響で今年は2軍スタートだが、連日、精力的に個人練習まで行っている。「頑張りますよ!」。元気の源には、島の男の子もいた。【ロッテ担当 古川真弥】

(日刊)

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正遊撃手のポジション獲りへ…2年目のロッテ平沢大河が挑む「チャンス」

鈴木大地の二塁転向で期待される平沢の台頭

 ロッテの石垣島キャンプで「走攻守すべてで直さなければいけない部分がある」と言いながら、力の目をこもった目を輝かせるのが、2年目の春に臨む平沢大河内野手だ。「戸惑いしかなかった」という昨年とは違い、今年は明確な目標が見えている。遊撃のレギュラー獲りだ。

「(鈴木)大地さんがセカンドに行くのは明言されているので、ショートはチャンス。チャンスということを頭に入れて、練習でもその意味の感じ方や意識の持ち方が変わりました。やらなきゃいけないって感じています」

 昨年は1軍で23試合に出場、打率.149とプロの厳しさを味わった。走攻守すべての面で実力不足を実感。秋季キャンプ、台湾でのウインターリーグを経て、自身のレベルアップを目指す中、舞い込んで来たのが鈴木コンバートのニュースだった。平沢にとって遊撃は本職。「気持ちはやっぱり変わりましたね。本当にチャンスだと思う。1枠をいろんな人が争って、僕ら若い選手で内野の底上げができればいいと思います」。漠然と開幕1軍を目指すのではなく、1軍正遊撃手という具体的な目標ができた意味は大きい。

実戦を想定して受けるノック、「勝負をかけられるかどうかは練習の差」

 打撃では、11日に行われた台湾・ラミゴとの交流試合で、5回に右越えソロ弾、8回には右中間を破る三塁打を放ち、早速実戦で結果を残した。守備では実戦を想定して、ノックを受ける時に右手を使わず、グラブをはめた左手だけでハンドリングの練習をすることを欠かさない。

「パ・リーグは足が速い選手が多いので、(打球の)正面に入らないで逆シングルで取って投げる場面も増える。一か八かっていうプレーもあると思うんで、そこでアウトにできるかどうかは、すごく大きいと思いますし、投手の成績にも関わるところなんで頑張りたいと思います。紙一重の場面で勝負をかけられるかどうかは練習の差。そこの意識を持って練習しています」

 中村奨吾らと争う正遊撃手のポジション。開幕を迎える時、そこに平沢の名前があるのか否か。1年の経験を踏まえ、高いプロ意識を持って臨む2年目、平沢はチャンスに挑む勝負の春を過ごしている。

佐藤直子●文 

(Full-Count)

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【ボクの超回復法】ロッテ平沢 持参マットレスでストレッチ

 今年の石垣島キャンプから使い始めたのが「東京西川」のマットレスです。ベッド用とストレッチ用、2種類持ってきました。僕はどちらかというと体が硬いので常にほぐしておかないとダメ。夜、テレビを見ながら、風呂に入った後などに15分くらいストレッチをしたり、時間があるときには朝の出発前もストレッチをしています。これまでだったら疲れなどで硬くなってしまうところも、ストレッチを積み重ねていけば柔らかくなったりすると思います。

 お気に入りのマットレスですし、今年からはシーズン中も遠征先に持って行って使いたいと思っています。まずは睡眠をしっかり取って、このキャンプを乗り切りたいと思います。(千葉ロッテマリーンズ内野手)

(スポニチ)

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専属シェフを呼ぶ計画も…ロッテ新外国人パラデス「長く日本でプレーを」

練習熱心な新助っ人は3Aで通算打率3割の新DH候補
 今季も各球団に新たな外国人選手が加入した。9年のメジャー経験で実績を残したヤクルトのロス・オーレンドルフのような選手もいれば、巨人入りしたケーシー・マギーのようにNPB再挑戦となる選手もいる。その中でも注目したいのが、ロッテの新外国人ジミー・パラデス内野手だ。

 昨季まで3年間主砲として打線を牽引したアルフレド・デスパイネが退団し、ソフトバンクへ移籍。その抜けた穴を埋めるべく契約したのがパラデスだった。ドミニカ共和国出身の28歳。2011年にアストロズでメジャーデビュー後、メジャーとマイナーを行き来しながら、6シーズンで通算332試合に出場し、打率.251、20本塁打、100打点を記録した。メジャーでは目立った打撃成績を残せなかったが、通算4季を過ごした3Aでは通算打率.301をマークしている。

 デスパイネほどの本塁打は期待できないが、マイナー通算10シーズンで190盗塁を決めた足は魅力だ。そもそも本拠地ZOZOマリンスタジアムは投手有利の球場。一発は出なくても、二塁打、三塁打、あるいは盗塁という形で進塁し、打線の起爆剤となる可能性は高い。パラデスの後ろに昨季首位打者の角中勝也や新外国人マット・ダフィーが続けば、新たな得点パターンが生まれてくるだろう。二塁、三塁、外野の守備にも定評はあるが、伊東勤監督によれば、パラデスは主にDHを任される方向。それでも熱心に二塁や三塁でノックを受ける真面目な姿勢は、首脳陣に好印象を与えているようだ。

メジャー球団からオファーも「可能性の高さに賭けてみたかった」

 石垣島でのキャンプに臨むパラデスは、初体験の日本式キャンプに「すごく毎日が新鮮。(メジャーよりも)長くて濃い練習だけど」と、愛くるしい笑みを浮かべる。メジャー球団からも複数オファーはあったというが「新しい挑戦に魅力を感じたし、1年を通じて1軍でプレーし続けられる可能性の高さに賭けてみたかった」とロッテ入りを決断。「好成績を残して、長く日本でプレーしたい」と、決して腰掛けの日本移籍で終わらせるつもりはない。

「ヤキニク最高!」とキャンプ地特産の石垣牛にすっかり魅了された様子だが、関係者によると体調管理の一環として、シーズン中には母国ドミニカ共和国の料理を作ってくれるシェフを呼び寄せる計画があるそうだ。

 開幕後にパラデスがどこまでチーム内で存在感を増すことができるか。2010年以来となる日本シリーズ優勝を目指す上でのキーパーソンとなりそうだ。


佐藤直子●文 

(Full-Count)

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デスパイネ退団で燃える男・アジャ井上 4年目へ胸中吐露「ラストチャンス」

ロッテ井上、デスパイネは「大チャンス」「ラストチャンス」

 石垣島春季キャンプ前日の1月31日。千葉ロッテ恒例の1、2軍合同で行われる全体のミーティングが催された。その中でひと際、険しい表情で指揮官の言葉を聞き入る井上晴哉内野手の姿があった。

 ルーキーイヤーに開幕4番に抜擢されるなど大きな期待をかけられながら怪我にも悩まされ、なかなか思うような結果を出せずにプロ4年目を迎えた。アルフレド・デスパイネ外野手が退団した今季は和製大砲候補として大輪の花を咲かせることのできる絶好の好機。この機会を逃すまいとする野獣の目をしていた。

「今年はマジでやらないといけない! もう何回もチャンスがあるというものではない。これまで打撃で期待をかけられているのに、応えられていない。自分にとって勝負の年なんです」

 昨年のマリーンズ開幕ダッシュの立役者と言っても過言ではない。3月25日、まだ肌寒さの残る本拠地でのシーズン開幕戦。井上は6番・ファーストでスタメン出場をした。マウンドにはファイターズのエース・大谷翔平選手。初回に1点を先制した直後の2死一、二塁。1ストライクからの2球目。変化球を迷うことなく振り抜くと、打球はレフト線に落ちた。2点適時打。難攻不落と思われた絶対エースをいきなり打ち崩し、チームを勢いづかせた。この試合、井上はプロ1年目以来、2度目のお立ち台に上がった。

「お立ち台は懐かしかったですね。1年目の4月以来でしたから。いいスタートを切れた。自分では、ここから、いい感じで進んで行けると思っていた」

 本人が、そして周囲の誰もが、背番号「44」の確変を予感した開幕だった。しかし、その後、気づかないうちに打撃に狂いが生じる。好調の中で、マークも厳しくなった。徹底的な攻めの中で、なんとか結果を出そうとするあまり、これまでいい状態で整っていた形が、いつしか力みとプレッシャーに変化し、思い切りのいい打撃が影をひそめた。その悪循環から数字を落とした。4月25日。2軍落ちを通告された。

「自分からチャンスを逃すような形になってしまった。落ちた時は悔しかったし、ショックでした」

何千回と振り続けて気付いたこと、「今までになかった新しい感覚」

 結果的に2016年シーズンは35試合の出場で2本塁打に終わった。打点こそ自己最多の16打点を稼いだもののファンの期待値の高さから考えると、あまりにも物足りない。

 迎えた千葉県鴨川市での秋季キャンプでは徹底的に自分と向き合い、振り込んだ。全体練習後に室内で140キロ後半近く計測できる速球マシン相手に打ち込むのを日課とした。豪速球に振り負けないための練習。何千回とスイングを重ねるうちに気が付いたことがあった。

「打っていて思った。自分は人よりも体重があり、それだけおのずとパワーがある。だから、パワーで打ち返そうとするのではなく、力まずにいいポイントで合わせるように打っても打球が飛ぶ。ボールに対する円滑なバットの出し方を意識するようになった」

 自身が求められている長打を意識するあまり、とにかく振り負けない力強いスイングでボールを叩くことを過剰に心がけていた。しかし、それでは逆にボールに対して、自身のすべての力が伝わっていないことに気が付かされた。点ではなく線でボールを捉える。バットの出し方、ポイントを意識してのスイングを試した。そのイメージで構えると140キロ後半の速球をもコンパクトながら鋭い打球となって弾き返すことができた。秋の収獲。大きな手応えを掴んだ。

「プロに入って今までで一番、手応えを感じている。あとは実戦でこのスイングがどれだけできるか。自分としては今の打撃は絶対に良いと思っている。バットの出し方は今までになかった新しい感覚で楽しみです」


デスパイネの穴埋められるか―、4年目にかける想いと1冊の「野球ノート」

「幕張のアジャ」。110キロを超える巨体と風貌からファンはそう親しみを込めて呼ぶ。ルーキーイヤーはオープン戦から本塁打を量産し、さらに首位打者となった。新人のオープン戦首位打者は1965年のドラフト制導入以降で初。その勢いのままに新人では異例の開幕スタメン、しかも4番に抜擢された。新人の開幕4番は球団では64年ぶりの快挙。順風満帆なプロ野球人生がスタートするかに見えた。

 しかし、1年目から徹底的なマークにあい、36試合の出場で2本塁打。2年目はシーズン中に、右足の肉離れ、腰痛、左手人差し指の骨折と怪我に泣かされ5試合の出場。昨年も開幕で大谷撃ちを果たすも、その後は勢いに乗れなかった。毎年、期待されながらも結果が伴わない辛さ。4年目の今季こその想いは強い。

「デスパイネがいないから長打が売りの自分は大チャンス。このチャンスを生かさないようでは、オレはダメだと思っている。ラストチャンスだと思う」

 キャンプの自室には「野球ノート」と書かれた1冊の本が机に置かれている。そこにはビッシリと色々なことが書かれている。打撃で気が付いたこと。心がけ。そして相手投手の特徴や球種。さらには状況別でどのような心がけか必要か。今の想い。これまでに様々なことを書き、今もチェックを忘れない。

「ノートに書くと覚えるというのはありますし、いつでも振り返ることができる。そして、自分自身もノートを読み返すことで自信を持つことができる」

 勝負の1年が始まった。アピールを続け、今年こそ定位置を獲得する。デスパイネの穴を埋める一役を担うことを期待される男は、その想いに応えるべく連日、振り込む。マリーンズをバットで引っ張り、アジャ井上の名を今年こそ全国区にする。

(パ・リーグ インサイト)

マリーンズ球団広報 梶原紀章●文 

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【マリーンズファーム通信#34】
寺嶋寛大、決意と覚悟の3年目。「自分の甘さを痛感」千葉のレジェンドを生きた教材に【マリーンズファーム通信#34】


苦悩の2年間

 もがき苦しみながらの2年間が終わった。プロ3年目を迎える寺嶋寛大捕手は悲壮な決意で新シーズンに挑む。

 これまで1軍出場の経験はない。ファームでも定位置を獲得していない。

 悩み、自分を見失いかけたプロ野球人生。しかし、多くの先輩たちの声で再び前を向くことができた。

 強い覚悟を持って石垣島春季キャンプに挑んでいる。

「大卒3年目ですからね。今年ダメだったらという思いがあります。だから、悔いが残らないように精一杯やろうと思っています。やり残したことがないように。結果がどうなるか分からない。ただ、全力で限界まで挑戦をしようと思っています」

 なかなか光明を見出すことができないままプロ2年目が過ぎようとしていた8月のことだった。ロッテ浦和球場の室内練習場で打ち込んでいると大村巌2軍打撃コーチに声をかけられた。

「どうすればいいか分からない」と悩みを打ち明けると、静かに語りかけてくれた。

「オレも2年目ぐらいの時は試合に出ることができない日々が続いた。でも、チームで一番、練習をしてやろうと決めていた。それでダメだったら胸を張って地元・北海道に帰ろう。そう考えていた。こんなに努力しても通じない。それはもう仕方がない。プロってそんな世界だったと地元のみんなに言おうとね。ただ、努力したことについては胸を張れるように頑張ろうと決めていた」

 その言葉は折れかけていた若者の心にスッと入ってきた。それから、徹底的に練習をすると決めた。時間を惜しまず、多少、疲れが出ても立ち上がった。

 実力や技術はないかもしれない。それでもマリーンズの誰よりも練習をしてきたと胸を張れる自分でありたいと思った。

「自分の甘さを痛感しました。とにかく野球をやめることになっても悔いが残らないようにやろうと決めました。やり残したことはないようにします」


大ベテランを手本に

 春季キャンプは2軍スタート。それでも前を向いた。

 練習中、また大村コーチが声をかけてくれた。「せっかく生きた教材が身近にいるのだから、このチャンスを逃すなよ」と言って指を指した。

 ハッとさせられた。

 その先には2軍で調整を行っている球界屈指の大ベテラン選手たちが打撃練習を行っていた。

 これまでは、恐れ多くてなかなか声をかけることも近づくこともできなかったが、悔いを残さないと決めた今年の寺嶋は違った。

 アドバイスをもらった。次第に声をかけてもらえるようになった。福浦和也内野手に食事に誘ってもらった。

「いろいろな話を聞かせてもらいました。野球のことはもちろん。人生のこと。いろいろなことを教えてもらいました」

 これまでは消極的だったウエイトも行うようになった。福浦からはベンチプレスを勧められた。

 85キロを上げるのが精いっぱいの中、41歳の大ベテランは135キロを持ち上げた。決して大きくはない体ながら内に秘めているパワーに驚嘆した。そして自分の甘さを痛感した。

 ある時、ウエイトと打撃には共通するものがあると教えてくれた。

 どちらもずっと力を入れるのではない。一瞬。全身を使って一点に力を入れ込む。重い重量のベンチプレスも上げる瞬間に力を込める。それは打撃にも繋がるものがあると教えてくれた。なるほどと思った。

「今年はラストチャンスだと思っています。大卒3年で一度も1軍に上がっていない。決意と覚悟をもってやると決めています。キャンプがそのスタート。頑張ります」

 多くのチームメイト、関係者が背番号「35」の目の色が変わったことに気が付いている。

 ガムシャラに努力する姿勢に目を止めている。世の中、やはり見ている人はしっかりと見ているのだ。

 アドバイスをくれるコーチ、先輩たちの優しさを胸に若者は背水の陣で3年目のシーズンに挑む。

 後悔をしない1年を過ごすと決めた。

 その先にはきっとキラキラと輝く未来が待っている。

(ベースボールキング)

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渡辺俊介氏の続・金言 侍JをWBC制覇に導いた「何が起きても驚かない空気」

 スポニチ紙面で今月2日付から連載している「歴代侍の金言」で、ロッテ時代に第1、2回WBCの連覇に貢献した新日鉄住金かずさマジックの渡辺俊介投手兼コーチ(40)を取材した。紙面の連載では同じアンダースローの西武・牧田がキーマンとなると予想していることと、過去の2大会で先発、中継ぎを経験したことから試合前から投手の起用法を明確にしておくことが必要との提言を紹介した。それ以外にも様々な話を聞いたので今コラムで紹介したい。

 まずはWBC公式球について。日本のNPB球よりも滑りやすいとされるWBC球を「ガラスを持っているような感覚。持っていて落としそうで怖い」と表現した。「滑るものを力まずにつかむ感覚を養うため」にWBC球を軽く握ってランニングをしたり、つるつるした素材のトレーニング器具を意識的に使って、肩のトレーニングしていたという。「ボールは滑るものだと思うこと」が重要だそうだ。

 日米の湿度の違いによってもボールの感触が変わるという。「(決勝トーナメントが行われる)ドジャースタジアムは特に乾燥しているし、夜は結構肌寒いので(日本よりも)もっと滑る感覚がある。体を暖めて汗をかいてもすぐに乾いてしまうので、指先の感覚が全く違う。日本で対応できていても、米国で同じように投げようとしたときに滑って焦る選手が1回目も2回目もたくさんいた」と証言。国際試合用のロジンバッグは日本で使用するものよりべたつきは増すが、湿度が低い米国では日本で使用する時より乾燥していたそうだ。

 NPB球より重いとされるWBC球に慣れるための対策も工夫をこらした。「極端に重さの違うボールを投げることでそれくらいの差を気にならなくして感覚を軽くリセット」させるため4オンス(約113グラム)、5オンス(約142グラム)、6オンス(約170グラム)と3種類の異なる重さの球を用意。繊細な右腕の感覚をあえて「だますために」遊び感覚でキャッチボールで使い、感覚の違いに驚かないようにしてきた。5オンスは規定の範囲内の重さ。4オンスのボールは腕の振りを速くする効果があり、6オンスは筋力強化で故障防止に役立つという。これらを交互に使い分けることにより、WBC後にNPB球へ適応するときにも役立った。

 野球以外の生活面でも戸惑うことも多かったという。米国到着後すぐにホテルのルームサービスや清掃を頼んだ際に細かい紙幣がなく、少し多めにチップを渡した選手がいた。すると、それ以降清掃係らが頻繁に各部屋を訪れるようになり「朝起こされてみんなストレスだって言っていましたね」と苦笑いする。渡辺も入浴剤の色素が浴槽に着色し、客室の清掃係に1時間ほど「バスタブに色が付いたのは私のせいじゃない」と部屋に居座られたが、チップを渡すとすんなり帰ったそうで「あれは意外とやられた」と振り返った。

 バス移動の際も通常なら15分の距離が1時間かかったりと「日本ではあり得ないアクシデントがいっぱいあった」。だが、「だんだん慣れてきて米国ってこういうものかと。何が起きても驚かないし、諦めないっていう空気に変わってからチームの強さがあった」とチームの変化を実感した。「凄い動揺した」という06年WBCの日本―米国戦での「世紀の誤審」をはねのけたのはもちろん、WBC制覇の裏側にはグラウンド外での困難も乗り越えた精神的なタフさがあったようだ。(記者コラム・東尾洋樹)

(スポニチ)


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