元音楽会主催者のつぶやき

音楽に対する思いを書き綴ります。

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スラヴ舞曲 72-2

2013-04-29 20:51:32 | 読売日本交響楽団
 前回のブログ更新から1年が過ぎました。

 新年度になり、担当する業務も増加し、役職も増え、それに伴って会議も増えてしまい、文字も読みたくない、話もしたくないというイッパイイッパイのところでゴールデンウイークに突入。

 多くの企業や団体の新年度が始まる4月の末から飛び石でも連休があるというのは、労働者福祉の観点から見ても、健康促進から考えても望ましいことなのかもしれません。

 ということで、今回の3連休は金曜夜の演奏会からスタート。

 神奈川フィルを勝手に応援する会の仲間たちと一緒に演奏会を聴き、その後会場近くのお店で飲食しながら終電近くまで時間を過ごす。数ヶ月前には最寄り駅から自宅まで歩いた記憶がありますが、さすがに疲労困憊した肉体のためタクシーに乗り710円で自宅前に到着。

 翌日はゆっくり起床し、といっても加齢のせいか明るくなると自然に目が覚めてしまい、朝食後ウトウトするが眠れない。
そんな状態で2日連続で横浜みなとみらいホールへ。

 第63回みなとみらいホリデー名曲シリーズ
 2013年4月27日(土) 14:00開演
 会場:横浜みなとみらいホール
 指揮=尾高忠明
 ピアノ=北村朋幹
 ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」 作品92
 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
 ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 作品95 「新世界から」

 朝からのまどろみの中でプログラムに記載された曲が終了。
「新世界」を聴いたせいか、最後は音が静かに消えたものの元気が出たような出ないような不思議な気分。

 そういう状態でアンコール曲に突入。

 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 作品72-2

 久しぶりに背中がぞくぞくするような演奏でした。
人間の感動というものは、認知と神経の反応であり、個体差があるものだと考える。
同じ演奏を聴いても、聞く人によって感動も別物だと思う。

だとすれば、多くの人が感動する曲、そしてそういう曲を演奏できる音楽家は、やはり凄いなということを考えている今日この頃です。

 終演後ステージ上に立つ尾高忠明さんを見て、35年前、生まれ故郷でテレビで見ていたNHK『音楽の広場』を思い出す。
その当時の尾高忠明さんはテレビの向こう側のお方で、まさか自分が将来横浜のホールで直接演奏を聴くことになるとは全く想像もしていなかった。

 都会の喧騒に疲れている最中、尾高さんが指揮で読響が演奏をする「スラヴ舞曲 作品72-2」に癒されました。
癒しというものは金額ではない。時間でもない。音楽を聴く人の心の琴線にさえ触れることができれば一瞬にして効果を発揮する。

 そういう音楽を一緒に聴く仲間や、生業としてしている演奏家の皆様と一緒に過ごすことができる現在に感謝をしたい。
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読響 第54回みなとみらいホリデー名曲シリーズ

2012-03-20 23:18:23 | 読売日本交響楽団
第54回みなとみらいホリデー名曲シリーズ

2012年3月20日(火・祝) 14:00開演
会場:横浜みなとみらいホール

指揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(読売日響桂冠名誉指揮者)

プロコフィエフ/バレエ音楽〈ロミオとジュリエット〉から 第2組曲
チャイコフスキー/交響曲 第4番 ヘ短調 作品36

【主催】読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビ、読売日本交響楽団
【協力】横浜みなとみらいホール

約3年間のご無沙汰でした。
神奈川フィルからシュナイトさんが去り、オーケストラから彼のような音楽を引き出すような演奏を聴くことができたら、このブログを再開しようと考えていました。
というのは、半分冗談です(ということは、半分は真実なのかもしれません)。

久しぶりのブログなので、簡単に感想を。

【プロコフィエフ/バレエ音楽〈ロミオとジュリエット〉から 第2組曲】
20代半ばでロシア革命を経験し、シベリアを経て日本から北米へと住まいを変えたプロコフィエフ。
その四半世紀後1940年に当時のレニングラードのキーロフ劇場で初演が行われたというこの曲。
私にはテレビドラマや映画の効果音楽で使用された記憶が染みついているのか、低音パートが大きく深呼吸をしながら、自らを追い詰めてくる、そんな揺れる揺れるスラブのドロドロが、休憩後のチャイコフスキーの4番を期待させたのでした。

【チャイコフスキー/交響曲 第4番】
舞曲のようにドロドロになるのかと思いきや、
あれ?この曲ってこんなにサッパリしていたの?
と思わされる演奏。
昨年末の下野さんが指揮をしたベートーヴェンの交響曲第9番の第4楽章の演奏を思い出させるような軽快な演奏に聴こえました。

そういえば、2011年第九公演が、読響の”あなたが選ぶ2011年の「感動の公演」”第1位に選ばれたとのこと。
実は私も3年ぶりに聴いて満足のできた第九でありました。
「あなたが選ぶ今年の「感動の公演」募集中!」

そして、「下野竜也指揮読売日本交響楽団 ジョン・アダムスと団伊玖磨の作品演奏(10月23日横浜みなとみらい ホール、24日サントリーホール)」が、第24回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞。
「第24回ミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞作」

話を元に戻しますが、88歳のスクロヴァチェフスキ桂冠名誉指揮者のチャイコフスキーはとても良い演奏でした。
キューをやたら出し、それ以上は鳴らないオーケストラの音量を上げるが如く、大胆に体を動かす若手指揮者とは対比的な、観客席からはそんなに動きは見えない円熟した指揮ぶりから引き出される演奏は、本当に聴いていて素晴らしいものでした。

まさにシュナイトさんの演奏を思い起こさせてくれる演奏会でした。

この横浜の地で、益々素敵な演奏を聴く機会が増えることを、引き続き期待しております。
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チケット完売

2009-04-24 23:15:09 | 金聖響さん
 tvk(テレビ神奈川)のニュースで、明日の神奈川フィル定期演奏会の公開リハーサルの模様と第4代常任指揮者の聖響さんへの簡単なインタビューが放送されました。

 ベートーヴェンの英雄の第4楽章の一部が聞こえて来ましたが、明日は期待できそうな感じです。
本当に綺麗な弦の響き、どこから出てくるのでしょうね。

 ニュースによれば明日のチケットは完売とのこと。
天候は悪くなりそうですが、それだけ期待できる証拠です。分かる方にしか分からない表現ですが。

 明日の終演後は仲間の皆さんと美酒で乾杯できそうです。
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モーツァルト作曲オーボエ協奏曲

2009-04-19 08:05:30 | 日本フィルハーモニー交響楽団
 昨夜は日本フィルの第246回横浜定期演奏会。
ベートーヴェンの英雄がプログラムに入っていたせいか、結構な観客の入り具合に見えました。

 指揮者はケルン放響、ベルリン・フィルのソロ・オーボエ奏者として活躍されたハンスイェルク・シェレンベルガーさん。

 昨夜は英雄を楽しみに来場されたお客様が多かった様に思いますが、やはり最高作品は指揮とオーボエを一人でされた、モーツァルトのオーボエ協奏曲だったようです。
隣席の足を組んで斜に構えて聴いているお客様も身を乗り出して聴かれているほどでした。

 休憩時間には赤ワインをいただき、そのあと英雄を聴きましたが、あの曲はあんなにテンポの速い曲だったかなというのが感想です。
それでも終わってみれば演奏時間50分。

 最近はシュナイトさんのリズムにからだのテンポが馴染んでしまっているようです。そして、来週はいよいよ神奈川フィルの聖響さん常任指揮者就任披露公演。
来週もベートーヴェンの英雄が聴けます。
どのような英雄を聴かせてくれるのか楽しみなものです。
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神奈川フィルへの期待

2009-04-06 17:26:35 | 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
 2009年3月13日、横浜みなとみらいホールで素晴らしい演奏会が開催されました。
今年3月をもって、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を健康上の理由で辞された、ハンス=マルティン・シュナイトさんの指揮による第252回定期演奏会です。
 ソプラノ平松英子さん、メゾ・ソプラノ加納悦子さん、テノール小原啓楼さん、バリトン青山貴さん。そして合唱は神奈川フィル合唱団、ソロ・コンサートマスターは石田泰尚さん。
 休憩前にブラームス作曲の悲劇的序曲、哀悼の歌、運命の歌が演奏され、そして最後にブルックナー作曲のテ・デウムです。
このテ・デウムが生演奏で聞くことができるとは思いませんでした。
 シュナイトさんの指揮でパイプオルガンも加わり、音楽監督としてのシュナイトさんの作品としての最後にふさわしい名演奏でした。
詳しい演奏の様子は、いつものとおり、ゆりかもめさんの”yurikamomeの妄想的音楽鑑賞とお天気写真”をご覧ください。

 画像は終演後のシュナイトさんの音楽監督退任パーティの様子シュナイトさんと通訳の方、そして平松さん、加納さん、小原さん、青山さんです。その夜午前2時過ぎまで常磐町のバーで一緒に飲んでいた、音楽と酒と食を求めてさすらう男の日記”さまよえる歌人日記”さんからいただきました。
 このパーティでシュナイトさんは色々なことを語られていました。
このオーケストラを良くするために音楽堂シリーズではソリストを他から呼ばずに楽団員を使ったとか、こんなに素晴らしい響きを奏でるようになった神奈川フィルに、進化を続けるためにはまだまだ厳しくやらなければいけないと叱咤激励もしていました。
 そして、やはりソロ・コンマスの石田さんにも触れられ、彼は目と目が合っただけでやって欲しいことを実現してくれるファンタステッィクなコンマスだと語っていました。
 そして、音楽を演奏するにあたって必要なのは、音楽性が重要であることは当然であるが、心理学が必要であるということを話されていました。オペラのオーケストラピットの中の指揮者のように、舞台上を見ながらオーケストレーションをしっかりと聞くことの大切さを説かれていました。

 できることなら7年前に戻り、この神奈川フィルとシュナイトさんの歩みを全て見て聴きたいものです。


 そして、そういう余韻に浸っている間に4月に入り、新しい常任指揮者を迎えることになりました。
金聖響さん。これまでシュナイトさん、現田さんが作り上げてきた神奈川フィルをどのように進化させてくれるのか。
4月25日に常任指揮者就任披露公演として第253回定期演奏会が開催されます。そこでベートーヴェンの英雄が演奏されますが、どのような英雄になるのか。
2~3年前に浜離宮ホールで演奏された聖響さんの指揮するOEKの英雄を二晩続けて聴きに行きましたが、今の神奈川フィルはあのOEKの演奏とはまた違った英雄を聴かせてくれるのではないかと期待しています。

 公演当日は開演20分前から聖響さんによるプレ・トーク、それに先立って定期会員限定のゲネプロ公開。終演後は1時間程度の乾杯式が予定されています。

聖響さんもご自身のブログ”棒振り日記”に「もうすぐ4月がやってきます。日本では新しいシーズンの始まりです。そして何よりも僕が常任をつとめることになっている神奈川フィルとの新しい歴史が始まります。皆さん応援宜しくお願いいたします!!! 」と意気込みを書かれています。

期待をして応援を続けたいと思います。
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神奈川フィルハーモニー管弦楽団 珠玉の名旋律

2009-03-15 17:14:50 | 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
 しばらくのご無沙汰でした。
この前の記事以後、音楽を聴いていなかった訳ではないのですが、どうもキーボードをタッチする気になれず、数ヶ月が過ぎてしまいました。

 この間、いつもどおり神奈川フィルと日本フィルの定期演奏会で名曲、名演奏を聴き続けておりました。そして、定期演奏会以外で気になっていたのが、3月7日にミューザ川崎シンフォニーホールで行われた、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の名曲コンサート珠玉の名旋律です。

 ハンス=マルティン・シュナイトさんの指揮によるブラームスの交響曲第1番。これがどうしても聴きたかった。最近は横浜以外の会場には行っていなかったのですが、今回は川崎まで行って来ました。

 期待通りの素晴らしい名演奏でした。どう言葉で表現してよいのか分かりません。ですから詳細はいつもどおり私の飲み友達でもあるyurikamomeさんのブログ”神奈川フィルハーモニー管弦楽団 名曲コンサート 珠玉の名旋”を是非ご覧ください。
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幻想交響曲

2008-11-16 14:16:22 | 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
 1週間ほど前の神奈川フィルハーモニー管弦楽団第248回定期演奏会で演奏された幻想交響曲は最高でした。
今まで、つい先月も別の指揮者、別のオーケストラでも聴いていますが、脊髄から延髄までしびれるほどの名演奏。
パスカル・ヴェロさんと神奈川フィルのコンビネーションは最高だと感じました。

 そう感じていたところへ、指揮者陣変更のお知らせ。
常任指揮者の現田茂夫さんが名誉指揮者に、そして音楽監督のハンス=マルティン・シュナイトさんは健康上の理由もあり来年3月の任期終了により退任。
第4代常任指揮者には金聖響さんが就任。

 このブログを始めたのも聖響さんの応援がきっかけでもありました。
聖響さんの神奈川フィル常任指揮者就任は嬉しいお知らせでした。

 名誉指揮者になられる現田さんが指揮をする定期演奏会の前には、毎回プレトークがあり、曲目についての解説をやってくれていました。そして、終演後は着替えもせずにホールの出口で帰られるお客様にお見送りのご挨拶をされていました。
是非聖響さんにも見習って欲しい習慣です。

 聖響さんが早く馴染んで「神奈川フィルの聖響さん」と呼ばれるようになって欲しいものです。
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シーズン幕開け

2008-10-26 17:39:17 | 音楽一般
 最近はどうも筆不精になり、前回の記事からかなり時間が空いてしまいました。
暑い夏も過ぎて、季節は芸術の秋。
例年に比べると若干気温は高めで、紅葉も遅めのようですが、新しいシーズンの演奏会はスケジュール通りに始まりました。

 先ず最初は、9月27日の日本フィルハーモニー交響楽団第240回横浜定期演奏会
開幕を飾ったのは、日本フィルと固い絆で結ばれたマエストロ小林研一郎さんによる「オール・ベートーヴェン・プログラム」。ソリストには小川典子さんを迎え、≪エグモント≫序曲、ピアノ協奏曲第5番≪皇帝≫、交響曲第5番≪運命≫が演奏されました。
途中の休憩後、≪運命≫の演奏前には小林研一郎さんによる曲目解説。3分くらいの予定が結構語ってくれました。そしてアンコールはハンガリー舞曲。素晴らしいアンコール演奏で、アンコール曲に感動してしまいました。

 そしてその次は、10月11日の日本フィルハーモニー交響楽団第241回横浜定期演奏会。
指揮者に西本智実さんを向かえ、ベルリオーズの序曲≪海賊≫、サン=サーンスの交響詩≪死の舞踏≫、ハバネラ、そしてベルリオーズの幻想交響曲。
ソリストはコンサートマスターの木野雅之さんがつとめました。
幻想交響曲は大太鼓2つ、ティンパニー2人の大爆演でした。アンコールはハチャトリアンの≪仮面舞踏会≫からワルツ。これまた良い演奏でした。またまたアンコール曲に感動でした。

 それから10月17日の神奈川フィルハーモニー管弦楽団第247回定期演奏会。
久し振りの定期演奏会は、ソリストに竹澤恭子さんを迎えて、ハンス=マルティン・シュナイトさんの指揮で、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ニ長調とブラームスの交響曲第4番。
当日券は完売御礼だったようで、東京の方からも横浜まで聞きに来られた方がいるとかいないとか。
それにしてもシュナイトさんのブラームス最高でした。天井からマイクも下がっていたので、多分CD化され販売されることでしょう。
今年はブラームスの交響曲第3番も演奏されましたが、今まで聴いてきたブラームスの交響曲が軽快に感じられてしまうような、情感を揺さぶり、心を掻き乱しながらも落ち着いた、シュナイト・ワールド最高でした。

 3回分の演奏会の感想を簡単に書き綴らせて頂きましたが、やはり「百聞は一見にしかず」。
是非、横浜みなとみらいホールに足を運んで頂きたいものです。
神奈川フィルの定期演奏会の後は、いつも通り仲間の皆さんと懇親会。
神奈川フィルの定期演奏会の模様は、仲間の皆さんのコメントやトラックバックが沢山寄せられている、”yurikamomeの妄想的音楽鑑賞とお天気写真 : 神奈川フィルハーモニー管弦楽団  第247回定期演奏会”をご覧下さい。
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シーズンファイナル

2008-07-06 17:08:41 | 日本フィルハーモニー交響楽団
 1週間前の金曜日は神奈川フィルの定期演奏会、昨日は日本フィルの定期演奏会に行って来ました。
いずれも春シーズン終了。これから夏休みです。

 神奈川フィルは湯浅卓雄さんの指揮、岡崎慶輔さんのヴァイオリンで、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、そしてエルガーの交響曲第2番。
 日本フィルは広上淳一さんの指揮、河村尚子さんのピアノ。演奏曲はドヴォルジャーク≪スラブ舞曲集≫より第1、2、3、10番、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番、ドヴォルジャーク交響曲第8番。

 昨日の日本フィルの演奏はシーズンファイナルにふさわしい名演奏でした。
ソリストアンコールは、ベートヴェンの「エリーゼのために」とモーツァルトの「トルコ行進曲」。最後のオーケストラのアンコールはドヴォルジャーク≪スラブ舞曲集≫より第8番。
 ドヴォルジャーク交響曲第8番は最高の演奏でした。多分今まで聴いた生演奏の中で最高だったと思います。第1楽章の入りから自信をもった優美な印象でした。
そして、各楽章聴かせどころが沢山あり、幾度もの感動。カラダの中を電気が流れました。

 シーズンファイナルパーティでは広上さんへのインタビューもあり、沢山の冗談に笑わされました。
そして、印象に残った一言が「音楽は耳から入って心で聴く」。

 本当に素晴らしい生演奏を心で聴く事ができて感謝です。
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日本フィル第238回横浜定期演奏会

2008-06-17 17:17:31 | 日本フィルハーモニー交響楽団
 だんだんラフになってきているこのブログの記事ですが、ご覧いただき感謝申し上げます。

 今回は6月14日に開催された、日本フィル第238回横浜定期演奏会です。
朝帰りで体調が万全ではありませんでしたが、いつも通り横浜みなとみらいホールへと足を運びました。

 テーマは「日米の若手アーティストが贈る、次世代クラシック」。
指揮者は日本フィル・デビューとなる、シズオ・Z・クワハラさん、ソリストは田村響さん。コンサートマスターは扇谷泰朋さん。

 演奏曲目は、
アダムズ:高速機械で早乗り
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
デュカス:交響詩≪魔法使いの弟子≫
ストラヴィンスキー:バレエ組曲≪火の鳥≫(1919年版)

 やはり、私にはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が最高に感じました。
なんと書けば伝わるのか難しいのですが、神経質にして大胆な演奏という感じでしょうか。ピアノの響き自体が生き生きとして、オーケストラの演奏との融合は最高でした。

 そして、最後の”火の鳥”でしっかりと締めくくられ、幾たびもの拍手に応えてアンコール曲演奏。

 いつもの定期演奏会通り、最後まで拍手は鳴り止まず、楽団員の皆さんの一礼で拍手は鳴り止み、演奏会は終了しました。

 つい最近、所用で北海道の旭川へ行きました。今はどうか分かりませんが、私が暮らしていた20数年前は、オーケストラの演奏を聞けるのは数年に1回でした。
しかし、都会だと毎月のように聞くことができるのですよね。
それも自宅からバスで行ける場所で。
 都会で暮らしていると、人の多さとスピードの速さに、何か大切なものを忘れてしまったような気がしますが、音楽はその忘れた何かを思い出すきっかけになるような気がします。
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神奈川フィル第245回定期演奏会

2008-05-25 16:27:32 | 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
 先週末の金曜日は桜木町駅へ直行でした。ところが踏切内に障害物とかで電車が途中で運行停止。そしてその後は後続列車の遅れと間隔を調整するとかで15分遅れで桜木町駅に到着。
そこから横浜みなとみらいホールへと急ぎました。
そして、ホールへ開演5分前に到着。そして汗も引かない内に演奏会が始まりました。

 心の準備が出来ていないうちにブラームスの交響曲第3番が聞こえ始めました。
暖まったカラダにホールの上から冷気が落ちてきて、感覚が混乱を起こしているところに響いてきたオーケストラのハーモニーは鳥肌が立ちました。
そして、その感覚はその後の曲の流れを期待させました。
そして、演奏はもちろん期待以上のものでした。
全体的にブラームスの重厚さをベースにゆったりとメロディーが流れました。

 そして休憩後はヒンデミットの交響曲「画家マチス」。
ブラームスに比べるとスッキリした印象でしたが、指揮者のハンス=マルティン・シュナイトさんが丁寧に一音一音、音作りをしている作業が伝わってきました。
私はこの曲に馴染みがあまりないのですが、色々なオーケストラでこの曲を聴いている仲間の方々に言わせると凄い演奏だったらしいです。

 今回の演奏会は本当に贅沢な演奏会だったようです。多分今回の演奏会はCD化されるのでしょうけれど、十分期待して良さそうです。

 演奏会の後は仲間の皆さんといつものお店でビールを飲み、料理を食べながら色々と語り合いました。

 以前は演奏の模様を細かに皆さんにお伝えしたい気持ちがあり、ブログを書いていましたが、最近は書くのが億劫というか、もったいないというか、複雑、ビミョーな心境です。

 皆さん、音楽の生演奏というのは本当に良いものです。そのときにしか体験できない音楽を自分自身の全身の感覚を研ぎ澄まして、その流れる調べに身をゆだねる。
本当に素晴らしい世界です。是非機会ある度に良い演奏を体験して欲しいものです。
個人的には、今の神奈川フィルの演奏は聴かなければもったいない時期にあると思います。

 今回の演奏会の模様は、”yurikamomeの妄想的音楽鑑賞とお天気写真 : 神奈川フィルハーモニー管弦楽団  第245回定期演奏会”をご覧ください。
きっと、神奈川フィルの今の凄さが伝わってくると思います。
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日本フィル第237回横浜定期演奏会

2008-05-12 16:23:51 | 日本フィルハーモニー交響楽団
 先週の土曜日は雨の中、横浜みなとみらいホールへ行き、日本フィルの定期演奏会を聴いて来ました。

 演奏曲はモーツァルトの協奏交響曲(偽作)とオルフのカルミナ・ブラーナでした。

 今月は初めの連休以来、色々とあり1週間後まで飛び石連休状態になっています。
そういうこともあり、当日もあるところからタクシーでホールまで移動。

疲労感を感じながらの鑑賞であったので感想は手短にしたいと思います。

 1曲目の協奏交響曲は初めて見ましたが、なかなかおもしろい編成であると感じました。
気がついたときには、曲に引き込まれ、つい居眠りをして目が覚めました。
なかなかリラックスすることができた良い曲でした。

 休憩を挟んで、カルミナ・ブラーナ。
この曲は現在もCMで流れていますが、15年前位に色々な番組で使用され、一時的にブームになったような記憶があります。
タクトが振り下ろされ、「ダーン!」と始まる。
やはり、生の演奏は響き方が違いますね。CDだとどうしても奥行きが感じられません。
ホールの中は静けさという空気で満たされる中、ステージからその静けさの中を音楽と声楽が伝わってくる。
そういう生の演奏の良さが非常に感じられた演奏でした。

 そして演奏の終了後は合唱団などの発表会というような雰囲気でした。
各パートが小林研一郎さんの指示で礼をするたびに、会場内から歓声が上がっていました。

 会場の鳴り止まない拍手にアンコール曲は、カルミナ・ブラーナから[芝生の上で]たとえこの世界が皆(合唱)でした。

 最後はコンマス以下全員が客席に礼をして終了。
スケジュールを調整して、行って良かった演奏会でした。
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神奈川フィル第244回定期演奏会

2008-04-29 16:30:37 | 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
 超大型ゴールデンウイークの始まる前夜とも言える4月25日。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団の新シーズンが始まりました。
今回のプログラムは指揮者の現田さんも言っていましたが、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を除いてはマイナーな曲。これを表現するために定期演奏会があり、聴いてくれる定期会員がありがたいという話をされていました。

 1曲目は團伊玖磨作曲の管弦楽組曲「シルクロード」。第1楽章の出来の素晴らしさに会場からパラパラと拍手。それに応えて指揮をしていた現田さんも客席の方に顔を向けて一礼。そして拍手がにわかに大きくなりました。
各国の音階や色彩が織り交ぜられた曲ということですが、私には和の音楽に聞こえました。ヨーロッパから東へ東へと進むと黄金の国ジパングがある。そしてその国はやはりシルクロードに面した各国の文化の影響を受けている。そんなイメージが伝えられた曲でした。

 2曲目はピアニストのイリヤ・ラシュコフスキーさんが登場。
今回が4度目の来日で、翌日には帰国されるということでした。
最初はオーケストラの演奏も自信に欠け、ピアノも遠慮がちに聞こえましたが、第1楽章の中盤からはオーケストラもピアノも素晴らしい音楽を聞かせてくれました。
彼の弾くピアノからは、音符の玉がコロコロ出てくるようなイメージでした。
そして終楽章はソロ・コンマスの石田さんのヴァイオリンが立ち、石田さん自身も椅子から立ち上がっておりました。
そしてアンコール曲は、シューマンの「ミルテの花」より「献呈」。
本当に素晴らしいピアニストです。この前の日本フィルのヴァイオリニストも素晴らしかったのですが、今回のラシュコフスキーさんも若くて今後が期待できるソリストだなと感じました。

 休憩を挟んで、リムスキー=コルサコフ作曲交響曲第2番「アンタール」の日本初演。プログラムの解説を念頭に置いて聞いていましたが、本当にイメージを豊かに膨らませることができる曲でした。
演奏後にはあらためて「シェエラザード」を聴きたくさせる雰囲気をもつ演奏でした。

 そして、アンコール曲はプロコフィエフ作曲歌劇「3つのオレンジの恋」より「行進曲」。
それでも拍手のなかなか止まない観客席に現田さんは手を振って退場。そして石田さんが一礼をして演奏会は終わりました。

 その後は1階席ホワイエで乾杯式。
そこでもエンリコ・モリコーネ作曲「ニュー・シネマ・パラダイス」(編曲:大橋さん)がヴァイオリン石田泰尚さん、チェロ山本裕康さんで披露されました。

 ホールを出たのが10時前。それから仲間でドックヤードガーデンのお店へ行き、ラストオーダーぎりぎりに飲み物、食べ物をオーダーして1時間近く話して解散となりました。
詳しくは終演後いつもご一緒させていただいているyurikamome122さんのブログ”神奈川フィルハーモニー管弦楽団  第244回定期演奏会”をご覧下さい。他のお客様のブログへのリンクもございます。
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日本フィル第236回横浜定期演奏会

2008-04-21 22:03:09 | 日本フィルハーモニー交響楽団
 この前の土曜日には1ヶ月ぶりに演奏会に行って来ました。
日本フィルハーモニー交響楽団の第236回横浜定期演奏会です。

 コンサートマスターは江口有香さん。ステージへの登場もスマートな感じでした。

 今回の演奏会はフィンランドと中国を代表する2人の俊英が登場です。「新進気鋭の若手」というのは、きっと彼らのような音楽家をいうのでしょう。

 ピエターリ・インキネンさんはフィンランド生まれで、弱冠27才でニュージーランド響の音楽監督に就任した指揮者です。

 1曲目はそういう彼が指揮するシベリウスの交響詩≪伝説(エン・サガ)≫。
これぞシベリウスというような、深みのある曲でした。

 ホアン・モンラさんはパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝した史上3人目のアジア人であり、中国では「中国に生まれたパガニーニ」と評される若い世代を代表するヴァイオリニストです。

 2曲目はサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番。
素晴らしい演奏でした。そして拍手はいつまでも止むことなく、アンコール曲が演奏されました。
パガニーニのうつろな心の主題による変奏曲。
本当にすばらしいヴァイオリニストです。それでも現在は英国王立音楽大学で奨学生として更なる研鑽を積んでいるというのですから、本当に将来が楽しみです。

 休憩を挟んで3曲目は、チャイコフスキーの交響曲第4番。
日本フィルのチャイコフスキーはやはり素晴らしい。最初から最後まで自信を持って音を鳴り響かせてくれます。
この曲にも観客は拍手喝采。
そしてまたアンコール曲。
シベリウスの悲しきワルツ。
血沸き肉踊った高揚した気持ちをリラックスさせてくれました。

 その後も幾度かのカーテンコールに応えられ、最後は指揮者が指揮台に立って客席に向かい団員の皆さんと一緒に2度程、礼をされて収拾がつきました。

 次回は小林研一郎さんの指揮でオルフのカルミナ・ブラーナ。多分次回も血沸き肉踊ることになるでしょう。

 その前に今週の金曜日は神奈川フィルの定期演奏会です。
本当にこのような環境に恵まれ幸せな音楽ファンです。
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神奈川フィル第243回定期演奏会

2008-03-16 17:54:38 | 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
 一昨日は、いつもの横浜みなとみらいホールで、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の第243回定期演奏会を聴いてきました。
外は雷が鳴る大雨でしたが、会場の中はこれから始まる名演奏を期待する心地よい雰囲気につつまれていました。

 今回の演奏曲はブルックナーのミサ曲第3番へ短調のみ。

 合唱団のキリエの出だしは最高でした。
頭の中の脳がしびれました。今までは背筋がゾクゾクということは経験していましたが、脳が直接しびれたのは初めてでした。耳から入った静かな合唱が脳天の窓から直接入ってきたような感じです。

 クレドでは何故か涙腺が緩み、まぶたが暖かくなりました。

 約70分間の演奏の最後の音が消えて行き、指揮者のシュナイトさんの背中は祈りを捧げている様な印象で、団員の皆さんも楽器を持って構えたまま。
会場には長い沈黙が続き、シュナイトさんはスコアを閉じ、コンマスもヴァイオリンを下げた。
そして拍手が静かに始まった素的な演奏会でした。

 最近はいつもそうですが、数日間あの感動を反芻できるのですが、多くを語れません。
ただ、本当に何か憑き物が取れたような演奏でした。

 私はシュナイトさんのドイツ・レクイエムを聴いて、神奈川フィルの定期会員になることを決めましたが、本当に素晴らしい宗教曲の伝道師だと思います。
今春は東京でドイツ・レクイエムが、一年後には定期演奏会でテ・デウムが演奏されますが、個人的にはバッハの名曲の数々を今の神奈川フィルの演奏で記録を残して欲しいと思っています。

 演奏会の後は数名の仲間と恒例の”勝手に神奈川フィルの余韻を楽しむ会”で余韻を楽しみました。
今日の演奏は1曲で十分であってあの曲の前にも後にも演奏曲を選ぶのは難しいとか、キリスト教会の聖堂で聴いたならば感動もまた違ったものだっただろうとか、ブルックナーの他の曲にも触れた会話で盛り上がりました。
そして、やはり一週間前の土曜日のシュナイトさんの田園の演奏の素晴らしさが話題となりました。

 余韻を楽しんだ会の幹事長のブログ”yurikamomeの妄想的音楽鑑賞とお天気写真 : 神奈川フィルハーモニー管弦楽団  第243回定期演奏会”には、余韻を一緒に楽しんだ仲間の皆さんのリンク先が記載されています。
詳細はそちらを是非ご覧下さい。
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