今日は立春。春の足音は聞こえるものの寒さは一向に収まりそうにない。だが、この寒さもあとしばらく。自然は早々と春を先取りしつつある。
梅の花が咲いている。我が家の小さな庭でフキノトウを見つけた。クリスマスローズの花も咲いている。庭の木々が芽吹いている。日中はめじろなど、名も知らぬ数種類の小鳥たちがえさを求めてやってくる。
プロ野球チームも沖縄など温かい地で一斉にキャンプ入りした。中でも沖縄は「キャンプ王国」。12球団中9球団がキャンプを張る。シーズン入りはもう間近、野球ファンにとっては待ち遠しいことこの上ない。
それにしてもこの冬最大の出来事は、アメリカ大統領のトランプさん。その言動や行動には世界中に驚きが走る。トランプ旋風とでも言おうか。言いたい放題、したい放題、その影響は政治や経済だけにとどまらず、社会全体に大きな動揺を広げている。
市井の一老人には、その言動は、直接関係はなかろうが、新聞やテレビ、SNSなどニュースをみるたびに、何か不安がよぎる。戦争など起こらなければよいがと。
一方、アベノミクスもトランプさんの影響か、雲行きが少し怪しくなってきた。4月から年金がまた引き下げられる。健康保険料や介護保険料は値上げされた。年金生活者にとっての二重苦がやってくる。
暖かい春の日が待ち遠しい。