GHQ焚書図書開封 第21回
自虐史観の一橋大学出身森武麿氏は、フィリピンの日本統治時代は悪辣・非道の限りをつくしたと「アジア・太平洋戦争」に書いているが、アメリカ、スペイン統治時代はどうだったかについては一切触れていない。
前線はフィリピン、後方は米国の督戦兵であった(植民地では征服された民族が宗主国の兵として前線で戦わされる)。
バターン半島の戦いでは12,000名の米兵と64,000人のフィリピン兵が捕虜となった。これだけの兵がいて戦わず、白旗を上げた米兵に憤りを感じた日本兵。総司令官のマッカーサがオーストラリアに逃亡してしまったため、米兵の士気が低下したのか?
いつ捕虜から襲われるかも知れない不安を抱きながら一人の日本兵が200~300人の捕虜、難民を引率しなければならなかった異常な実態。
戦争を体験していない一橋大の森武麿教授は、GHQの洗脳政策に沿って、日本国のために命がけで戦った日本兵を貶めるために本を書いた。
自国の独立解放のため日本側についた他のアジア諸国と違い、アメリカ側についたフィリッピン兵の悲しい運命。アメリカ軍が救ってくれると信じて戦線に紛れ込んだ避難民の悲劇。
フィリッピンは占領した日本軍によって戦中(1943.10.14)に独立をした。戦後、アメリカはそれを(1946.7.4)追認したにすぎない。
マニベレスからサンフェルナンド間、たった88キロの行進中に起こった米兵2,300人の死亡。
お互い生きるか死ぬかの極限状態にある戦争中に、何の罪を問えるというのだろうか?
参考文献:「大東亜戦争陸軍報道班員手記」文化奉公会 「アジア・太平洋戦争」森武麿 「兵隊について」火野葦平
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