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黛信彦の時事ブログ

クリンチに弱い、党首討論イヤ

2008年06月15日 | 政治・政局
15日、フジTV報道2001には自民党・伊吹文明幹事長、民主党・鳩山由紀夫幹事長が出演。鳩山幹事長は、次のように述べた。

●問責決議のインパクト
「出すぞ、出すぞって言っていた割には、インパクトがなかった」
と黒岩祐治キャスターに指摘されると、
「インパクトを作るのは、メディアの方々が中心ですからねえ」
と、問責決議に対してマスコミが冷めた目で見ていたことに不満を漏らした。

“報道機関が同意人事の情報を事前に漏らしたら不同意”というほど、マスコミ支配欲旺盛な民主党だが、マスコミは、いつでもどこでも民主党の味方をするという訳にはいかない。

●党首討論、なぜ避けた?
伊吹幹事長の
「(昨秋、小沢代表は)参院で多数を占めた事で党略を図らずに国民のために話し合いたい、そういう志を持っていたから、ご本人は大連立について合意してお帰りになったが、(民主)党内の事情で駄目になった。もう一度国民のためにという志を取り戻して欲しい」
との発言を受けて、黒岩キャスターが「今回は何故党首討論を避けたのか?」を鳩山幹事長に質すと、
「小沢代表はいつでもやると言っている」と述べた上で、
「(今までは)もし党首討論すれば、福田総理から“抱きつき作戦”と言うと失礼かもしれないが、争点をぼかされる話をずうっとされてきた。
今ここで党首討論して大連立の話みたいなところに押し直されると、分かりづらくなる」と述べ、“福田首相のクリンチを嫌い、党首会談回避”した事を明かした。

これは、クリンチに弱い小沢代表が、福田首相のペースにのめり込んでしまうのを避けたことになる。

●問責後国会対応
「昨日の地震のような災害対策は問責総理の下でもやる。
我々は1内閣1問責が筋。サミットを花道に(福田首相が)おやめになれば、喜んで審議に応じる」と、福田首相がやめない限り、秋の臨時国会の審議には応じない党方針であることを強調した。

とは言え、空腹で帰ってくる子供の家出のように、次の臨時国会では審議に応じることだろう。
そうでなければ、最悪来年9月まで、国会議員が遊ぶことになる。

臨時国会の召集に応じぬ=民主・鳩山氏(時事通信) - goo ニュース

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