レトロの小部屋で植物図鑑

古いものと、植物が大すきです。

お針箱(裁縫箱)

2017-05-03 10:45:44 | 裁縫箱周辺

衣・食・住と必要な物の筆頭に「衣}が上げられました。

暗い林の道で賊に襲われました。 「身ぐるみ脱いで置いて行け!」
身に着けているものをすべて奪われ、下帯一枚になる話が小説にありました。

今まで着ていた垢だらけの他人の着物を・・・・。
巷に一切の既製品が存在せず、着る物すべて家族が仕立てていました。
仕立てられない人は対価を払って他人に依頼するよりほかありませんでした。

お裁縫箱はいつからあったのでしょうか。

18世紀の浮世絵師鈴木春信の「座敷八景 手拭かけの帰帆」の中の敷居の上に針箱が見えます。

一般的によく知られている形です。

一部の引き出しに桐材の板で中蓋があり、引っかからないように保護されています。

乗っているミニチュアのように、絎け台針山が左側の物もあります。

おチビさんの中身です。火のし(ひしゃく型のアイロン)やコテは針箱には入りませんが。

針山は私が作り、物差しは主人が作ってくれました。

横についているのはモノサシを立てるケースです。
中断右の大きい引き出しは、開きの場合、引き手が左寄りについています。

この品は特許番号が記されていましたので、特許庁のホームページから調べました。
モノサシは後ろの穴に。

縫い糸を枷(かせ)単位で買う時代でしたから、枷から糸巻きに巻き取らなければなりません。
片開きの蓋を開けます。針山は私が作りました。

糸を巻き取る時にも使える工夫ですが、その様な作業をしない私達にはいささか???です。
アイデア倒れの感があります。

どなたかの手作りのようです。

同時にいろいろな材料で作られる箱型も存在します。

一貫張りです。中に入れる小物入れも一貫張りです。

木製に和紙を張って彩色してあります。

セルロイドです。京都の同志社のマークがあります。学校からお揃いの物を出されたのでしょうか?

セルロイドが可燃性の問題で姿を消し、樹脂になりました。

半分開いて蓋を倒します。普段は倒してある棒を立てると絎け台になります。

和裁より洋裁や手芸が一般的になると、上蓋が全開の形になりました。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« スポイト その1 | トップ | 絎け台 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

裁縫箱周辺」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。