マイペース my マイペース。

2016年3月、35歳で自閉症スペクトラム障害と診断。そんな私の生い立ちや日々の事を綴っていきます。

「子どもたちのヒーロー」 (短大 実習編)

2016-10-29 22:54:59 | 生い立ち?
こんばんわ。


今日は、なんとなくデイケアに出席したのですが、

デイケア施設の向かいにある、ショートステイ施設が主催するコンサートがやっていて、

デイケアメンバーも、昼からコンサートを見ていました。


ギターの弾き語りでのフォークソング、そして二胡という楽器演奏。

デイで知り合って、同じ境遇のデイ友達とベンチで腰かけて、癒されてきました。




二胡での演奏の時に、『虹と雪のバラード』を演奏してくれて。

思わず涙ぐんでしまいました…。まさか、奈良でこの曲を聴く時が来るとは思わず。


…えっと、“札幌オリンピック”時代を知っている方はご存知かもですが、

この『虹と雪のバラード』は、札幌オリンピックのテーマ曲だったのです。




先日の日記に書いた通り、わたしは札幌に嫁ぎ、3年弱、主婦として生活してましたが、

オリンピック村がかつて存在していた場所に近い所に住んでいました。


その時に、どういう経緯か忘れましたが、この曲を知ってたのです。


結婚生活は最悪だったけど、わたしは結婚当初から、今も、札幌は大好きです。

別居離婚となる前は「わたしは離婚したとしても札幌に残りたい」と言った程でした。

家族の説得で奈良に戻るも、札幌を離れるのが寂しかったし、今でもたまに、札幌が恋しい。

(去年退院した後に、ジブリの『思い出のマーニー』を観て泣いた程)


その、『虹と雪のバラード』を、癒しの二胡の演奏で聴いて、すごく良かったと共に、

実際、見てきた札幌の素敵な光景、大好きだった場所、色々思い出して、懐かしくて切なかったな…。




さて。

そろそろ、生い立ち、といいましょうか、コンセプトに沿って書きます!


今回は短大生活で最も辛かった

辛い『実習エピソード』について書きます。

この頃から、後になって納得した、発達障害の特徴が出てたのですね。



短大の2年の間に、もう何度も何度も“実習”がありました。

幼稚園実習、保育園実習、障害者施設実習(泊まり込み)、その他もろもろといった所でしょうか。


短大に入学してまもなくして、すぐに『幼稚園観察実習』が始まりました。



この段階では、まだ“観察”実習なので、幼稚園教諭が子どもたちにどう接しているのか、

子どもたちのハートをキャッチできるような技ってどんなやつか…等を

観察するといったものでした。



そしてその“観察実習”を終えたら、

次は自分からも働きかける“実習”に進む、といった流れで。



いわば幼児教育科の一番の試練に、もう不安・緊張でいっぱいでした。

不安になりすぎて、バイトでミス連発する位でした。

もちろん、実習時は髪の毛を黒くするのですが、その辺は自分は地毛だったので問題なかったです。



初めての実習は、もう何が何だか、分からない。

“頭が真っ白”になる状況で、ひたすら突っ立ってた事しか覚えてません。

しかし、この実習の時に、やってはいけない事をしてしまうのです。


と。いうのも、実習が終わり、クラスの先生との反省会の時に、

なかなか部屋に入ってこない先生を待っている間、つい…居眠りしてしまいました。

緊張が解けたとはいえ、まだ終わってない実習の中での居眠りなんて、実習とはいえ、社会人失格。

勿論、注意されます。自分でもやっちゃった!と思ったのですが、今でもあの行動は不思議でした。



その後、立て続けに“保育園実習”とか、“観察実習の時と同じ幼稚園での実習”

その他、ゼミの教授の勧めで「保育ボランティア」など、1年の前期の段階で、4~5回ほど実習だったり何だったりをこなしてきました。


一番ハードだったのは、1年生の後期でした。

様々な場所の「保育園実習」に、

「障害者施設実習(2週間、泊り込み)」が終わった1週間後に、

今度は「幼稚園実習」と、休むヒマなく立て続けに実習がありました。



それを、学業の傍ら行うので、本当に1年生の時は、メンタルやられそうでした(涙)

「お母さん…学費入れてくれて、こんなん言うのもアレだけど…卒業はするよ?でも、保育の道、行かなくていいかな…?」

という弱音が始まったかと思えば、施設・幼稚園実習で周囲のスピードに追い付けなくなり…

「もう無理…、母さんわたしに向いてない。学校止めたーい!」ってなった事もw



どれもこれも、緊張と、人見知りが入り混じっては上手くいかなかったものでした。

“先生方”の視線にビクビクしまくってました(先生が居ないときは子供と思いっきり遊んでたもののw)

「ああ次はこうしなきゃ、でもコレやって怒られたらどうしよ、その後どう行動したら…?」

実習時は常に頭がパニック



そして、自分の中では「失敗してみんなに迷惑かけないように」と思うも、

何だかんだで失敗して目立ち、同じ実習グループの人たちに迷惑かけた事だってあったし、

そもそも、すぐに人と仲良くなれない性質上、実習でなんとなく孤立する事もありました…。

(孤立、を自分がしていただけで、周囲は孤立させるつもりは無いんですがね)。



…そんな状態の、「実習劣等生」の肩書きをもらいつつ過ごした中、

一番大変だったけど、結果的に良い思い出があったのは、1年の終わりごろの「幼稚園実習」



この時、実習生としての暗黙のルールが全く分からず

「休憩時に、先生方にお茶を配らないといけないのに座っていた」

といった目に見えないルールを破ったことにより、わたしは実習グループ内で静か~にイジメられました。


しかし、かつて中学校の時に壮絶なイジメを経験した為、これがイジメとはあまり考えてなかったけど

なんか良く分からないけど、嫌がらせされてるよなー。とは思ってました。



例えば、団体で待ち合わせして向かわないといけなくて、

「何時にどこに集合して幼稚園に向かうのか」

わざとわたしだけ教えてくれず、急いでタクシーで向かった事があったり。以下略。


確かにコチラもムカついたけど、「しょーもねぇイジメしやがって」位しか思っておらず。

実習はとてもハードでしたので、そんなのに落ち込んでる暇はなかったのです。



実習ノートも何枚も何枚も1日に書かなくちゃいけなくて、書き直しもあって、

実習終わった日は毎日、深夜3~4時まで起きて、5時に起きるといった生活。

寒い冬の時期で、途中で39度の熱が出たけど、休めなくって。

そんな時に限って雪が積もり、雪遊びとか…ヒャー!みたいな。



しかし、このハードな実習と、メンバーからの嫌がらせを受けて、ストレスが麻痺した時に…

開き直っちゃいました。笑


今まで「先生方の目を気にして(ビクビク)」となっていたのですが、

なんか、ビクビクしてばかりだったら、子ども達と接する事も出来ないのが嫌で。


元々、この道を選んだのも、子どもが大好きだからなのに、

子どもたちと一緒に何か楽しんだり、子どもの気持ちを共有したり出来ないのは実習と言えない。


そう感じた時から、わたしは“思いっきり、子どもと全力で遊ぶ”事にしました。



ちなみに、幼児教育の道に進む前…進んだ後、現在と、

子どもと遊ぶ際に自分も夢中になるので、子どもに好かれるタイプ

…だったりするので(いやコレ、ホント)、その当時の幼稚園実習で開き直った後、

受け持ちクラスの子と一緒に、クラス外の子どもとも遊んでいたので、子どもたちの中では


軽くヒーロー扱いされてました。



マイナーで覚えるのが容易ではない、わたしの名前(苗字)を

クラス・年齢問わず、みんな覚えてくれてて、


「@@先生(わたし)、外でみんなで鬼ごっこしようよー!」

…って、クラスの子、そして他のクラスの子が集まって誘っては

「…っしゃ!遊ぼっかー!みんな集合ー!笑」

…なんて、いつしか実習という事を少し忘れ、自分も子どもになったかのように遊びまくってました。



そして、実習最後の日の前日。

幼稚園の子どもたちみんなで、「実習の先生ありがとう会」を開いてくれました。


その時に、先生が「“実習”の先生の名前、みんな覚えてるかなー?」と言っては、

わたしたち一人一人を指さして「この先生は、何先生か覚えてる人!」と、子どもたちに聞いてました。



自分は最後に呼ばれるのですが、自分以外の実習生に対しては、子どもたちは、受け持ちクラス以外の人は

「…?」といった反応、酷い時には受け持ちクラスの子でさえも、少数が答える程度の人も居る中、

自分の番が来て、「じゃあ次、この“先生”は誰先生かなー?」の問いに、


受け持ちクラスは勿論、その他のクラスの子たちも、たくさんの子どもたちの声で

『@@先生(わたし)!!』

…と響いて、正直嬉しかった。大人には敵だが、子どもにとってはヒーローだったなぁ。



お別れの日には、クラスの子から

「卒園式、来てな~!」とエールをもらって終わりました。



実習 は、本当にものすごく嫌でツライって事しか頭になかったけど、

子どもたちのヒーローになれたのは嬉しいものです。


…もう先生稼業はやらないけど、あれは誇りでした。




今日は中途半端のように思えるけどココまで!
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