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悲しみが乾くまで

2011年04月16日 | こんな映画見ました~(洋画)
『悲しみが乾くまで』
---THINGS WE LOST IN THE FIRE---
2009年(アメリカ/イギリス )

監督:スサンネ・ビア
出演:ハル・ベリー 、 ベニチオ・デル・トロ 、 デヴィッド・ドゥカヴニー 、 アリソン・ローマン

「ある愛の風景」「アフター・ウェディング」のデンマークの俊英スサンネ・ビア監督がハリウッドに招かれ初めて英語で撮り上げた喪失と再生の物語。
突然の悲劇で最愛の夫を失った女性が、夫の親友を心の支えに立ち直ろうとする過程で繰り広げられる葛藤と男女の心の機微を繊細に描き出す。
主演は「チョコレート」のハル・ベリーと「トラフィック」のベニチオ・デル・トロ。
愛する夫ブライアン(デヴィッド・ドゥカヴニー)と2人の子どもに恵まれ幸せな結婚生活を送るオードリー(ハル・ベリー )だったが、ある日そのブライアンが路上で喧嘩に巻き込まれ射殺されてしまう。
葬儀の当日、オードリーはブライアンの親友ジェリー( ベニチオ・デル・トロ )の存在を思い出す。
弁護士だったジェリーはヘロインに溺れて転落し、誰もが離れていく中、ブライアンだけは見放すことなく面倒を見てきた。
そんなジェリーを疎ましく思っていたオードリーだったが、彼がブライアンのことを誰よりも理解していることを知り親近感を持ち始める。
その後、喪失感に苛まれる日々に苦しむオードリーは、その日暮らしのジェリーに、しばらく自分の家で一緒に暮らしてほしいと申し出るのだった。
(allcinemaより)

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「ある愛の風景」に共通するテーマですね。
優しい夫が亡くなり、夫が気に掛けていた世の中の脱落者と言われる友に心が救われていく展開です。
 
男女の心の機微が私には歩調が合うように感じ、最後まで緊張感を持って楽しめました。
ベニチオ・デル・トロがこの役にピッタリで、良かったです。
 
ハッ、ハル・ベリーのオスカー作品「チョコレート」を見てないことに気付きました。
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コメント
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