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Rescue Maze 2017 3.5 Scoring

2017-03-12 | Rescue Rules 2017

今回のお題は「得点」です。

 

3.5 Scoring  
3.5.1 A robot can carry out one or both of the following actions to successfully identify a victim: 
 a) stop for five seconds within 15 cm of the victim and blink a visual indicator on and off.
 b) deploy a rescue kit (see 3.5.3).
3.5.2 Points are rewarded points for each Successful Victim Identification in the field: 
 c) 10 points per victim located on a tile adjacent to a linear wall (even diagonally), i.e. all victims at the 6 tiles around a linear wall. 
 d) 25 points per victim on other walls. 

In the above diagram, red lines represent floating walls while the green lines represent linear walls. Note that some of the victims on the floating walls are worth 10 points, this is because the 10 points victims are located in a tile near a linear wall. The colors on the diagram are just for illustrative purposes. 
3.5.3 To successfully deploy a rescue kit, a robot must deploy (deployment point) a rescue kit within 15 cm of the victim. The deployment point is deemed to be the location where the rescue kit makes initial contact with the floor, it is not the final resting place of the rescue kit.
3.5.4 10 points are awarded per successful rescue kit deployment. The following amounts of rescue kits can score points:
• Heated victims: one rescue kit per victim. (Maximum points for rescue kit deployment per victim: 10 points.)
• Visual victims: 
 a) Harmed (H): two rescue kits. (Maximum points for rescue kit deployment per victim: 20 points.)
 b) Stable (S): one rescue kit per victim. (Maximum points for rescue kit deployment per victim: 10 points.)
 c) Unharmed (U): zero rescue kits per victim. 
3.5.5 Points will be awarded for victim identification and rescue kit deployment.

3.5 得点
3.5.1以下のいずれかの場合にロボットが被災者を発見したことになります。
 a) 被災者から15cm以内に停止して5秒間ランプを点滅させる。
 b) レスキューキットを配布する。(3.5.3参照)
3.5.2ロボットがフィールドに設置された被災者を発見した場合に得点になります。
 c) リニア壁に隣接する6枚のタイルにある被災者は10点の得点
 d) 他の壁にある被災者は25点の得点
上記の図の中で、緑色がリニア壁、赤色がフローティング壁を表します。フローティング壁にある被災者のいくつかが10点の得点である点に注意してください。これらの被災者の得点が10点なのは、リニア壁に隣接するタイル上に配置されているからです。(ただし図の色は説明用です。)
3.5.3ロボットが、レスキューキットを被災者の15cm以内に配布できればレスキューキット配布の得点になります。配布が正しく行われたかどうかは、レスキューキットが最初に床に接した場所で判断されます。(レスキューキットが転がって止まった先ではありません)
3.5.4 レスキューキットの配布に成功すると10点の得点になります。レスキューキットを配布する数と得点は以下の通りです。
・ 熱を発する被災者:被災者に1つのレスキューキット。 (被災者毎に10点)
・ 視覚的な被災者:
 a) 重傷の被災者(H):被災者に2つのレスキューキット。 (被災者毎に20点)
 b) 軽傷の被災者(S):被災者に1つのレスキューキット。 (被災者毎に10点)
 c) 無傷の被災者(U):レスキューキットを配布しない
3.5.5 被災者の発見とレスキューキットの配布が得点になります。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

この得点の項目は長いので、2つに分割します。

さて、この得点ですが・・・結構なインパクトがあると思います。

3.5.1は、被災者の発見ですが・・・被災者の発見は、これまでも2種類ありました。停止してランプを点滅させる方法とレスキューキットを落とす方法です。特に後者が、ルール的にはぼんやりとしていて、判断に迷うことがありました。

今回は、そのレスキューキットを落とすことで被災者発見になる、の部分が明確になりました。

a)は、これまで通り、

「ロボットが被災者の15cm以内に停止」+「5秒間ランプが点滅」

これで、被災者発見の得点になります。

※私は  blink a visual indicator on and off の blink と on and off ということから、ランプ(勿論LEDなどもOK)と訳しましたが、おそらく「5秒間、旗を振る」など何かしら動作をして、視覚的に判るものなら認められると思います。 

そしてもう一つの方法

b)は、

「ロボットがレスキューキットを落として、レスキューキットが被災者から15cm以内に接地」

これで、被災者発見の得点になります。

b)は、停止する必要がありません。(勿論停止しても良い)5秒間待つ必要もありませんので、時間的には有利ですね。

ただ、レスキューキットはロボットに12個しか搭載できませんの、品切れになったり、詰まって落とせなくなると、被災者発見の得点ができなくなってしまいます。

個人的には、ランプを点滅させる a)の方が確実だと考えます。

3.5.2は、被災者の得点です。リニア壁に接しているタイル上に設置されている被災者は10点で、それ以外の被災者は25点です。で・・・この説明が判りにくいのですが・・・単純に片手法で行けるタイルにある被災者は10点、片手法で行けないタイルにある被災者は25点です。

これは、私でも理解できるのですが・・・本来であれば片手法で行けないタイルが、黒のタイルの置き方で行けてしまうことがあります。この場合は25点のままで良いのでしょうか? う~む

3.5.3は、レスキューキット配布の得点です。ロボットがレスキューキットを排出して、被災者から15cm以内に接地すれば10点の得点になります。接地というのは、キットが最初に床に触れた場所です。(転がって止まった先のことではありません。)

確かに、この考え方だと、傾斜路上の被災者にレスキューキットを配布することもできますねぇ。

ただ・・・審判にはとっても厳しいルールです。レスキューキットをロボットの下に落とす場合もあり、最初に接地した場所を確認できない場合は・・・どうするのでしょうかねぇ?

3.5.4は・・・新しいルールです。被災者によって、配布するレスキューキットの数が決まっています。

熱を発する(従来からの)被災者には、1つのレスキューキットを配布します。レスキューキットを配布できたら10点の得点です。

(3つのレスキューキットを配布したとしても10点しか得点できない)

ここまでは従来と同様です。

視覚的な被災者は・・・

重傷の被災者(H)には、2つのレスキューキットを配布します。2つ配布できたら20点の得点になります。じゃあ1個だと・・・10点ですね。逆に3個のレスキューキットを配布しても20点です。

軽傷の被災者(S)には、1つのレスキューキットを配布します。

そして、無傷の被災者(U)には、レスキューキットを配りません。例え配っても得点になりません。(※ランプの点滅ではなく、レスキューキットを配布することで、被災者発見を知らせるロボットでは、レスキューキットが一個無駄になりますね)

ということで、2017年のルールでは、壁に貼られた英文字を読み取って、どの文字が書かれているか判断しなければなりません。めっちゃ難易度が上がりましたねぇ。

カメラを搭載し、文字認識をしなければならないって・・・

おそらく・・・文字(らしきもの)を見つけたら、とりあえずレスキューキットを2個落とす・・・という考えのチームが結構あるのではないかと・・・

3.5.5は・・・良く分からないのですが・・・被災者発見の得点とレスキューキット配布の得点は独立している、と言うことなんじゃないかと思ってます。

まとめると

・被災者発見の得点有 と レスキューキットの得点有 これを目指そう
・被災者発見の得点有 と レスキューキットの得点無 はあるよね
・被災者発見の得点無 と レスキューキットの得点有 は無いよね

・被災者発見の得点無 と レスキューキットの得点無
→ ロボットが被災者を見つけて停止したけど、それが被災者から15cm以上離れた場所だった。しかも落としたレスキューキットが被災者から15cm以内に接地しなかった。う~ん残念、これでは無得点ですね。

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