◇ 深紅のバラを描く
clester F6
我が水彩画グループは新年度が2月に始まります。例年定期総会の後は先生がデモンストレーション
(実演)を行います。普段プロの画家がどんな手順で、どんな筆遣いで絵を描いているのか、なかなか
見る機会がありません。この日はみんな目を皿のようにしてプロの技術、技法を盗み取ろうと真剣です。
前回はマーガレット、その前は日本水仙。今回は深紅のバラです。
先生のデモが終わって、バラ4本を競売しました。その2本を競り落として自宅で描きました。
バラはむつかしいです。苦手をつくってはいけないと言われていますが、重なり合った花弁をちゃんと
描かないとバラに見えないので、重なり合った花弁をある程度ちゃんとスケッチしますが、絵具を置い
ていくうちに重なり具合がおかしくなってしまいまたも落胆。なかなか納得いく絵ができません。
バラは貴婦人が身に着けるビロードような深紅。この色はなかなか出せません。出ないのでそれに近い
色をと思いましたが結果はこんな色。
(以上この項終わり)