子どもとうさぎとねこと音楽のある風景

息子いっちゃん(2006年3月生)と3匹のうさぎと3匹のねこのいる歌と琴が好きな主婦の記録

青春時代の心象風景・・・大河の一滴・・・

2011年05月25日 | 子ども

私も夫も、息子の幼稚園の父母バンドに入っていて、年数回、園児たちの前で音楽を披露しています♪

先日、いろいろと歌をYOU TUBEで検索していた夫が、復活!安全地帯の曲がいいと言って・・・
ふたりでじっくり安全地帯聞いたのは初めてだったかも。

安全地帯が好きとは、若かりしころも、今も、あんまりひとに言いません。
私も大好き~!っていう人もそこらじゅうにあふれてるわけじゃないし、大切なこころの部分はそっと仕舞っておきたいから・・・

私の青春時代を表すのは、イコール安全地帯と言っても言い過ぎでなく・・・
どうして?

玉置さんたちが北海道出身で、私は北陸出身で、きっと空の色が似てるからだと思う。

でも、けっして真っ青な晴れた空ではなくて、昼なのか夜なのか、現実なのか、夢なのかもわからない空・・・

安全地帯の音楽は、私にとってはおとぎ話の世界のようなところにあるのです。
チルチルとミチルが森の奥に迷い込んで、不思議な洋館をみつけ、そのなかへそうっと入っていく。
ひとつの部屋のドアをそうっと開ける・・・
まだまだ奥にも続く世界、それが私にとっての安全地帯の世界です。

青春時代が暗黒であるわけではないけれど、いつか大人にならなければならなくて、
大人の仕事も大人の世界も大人の恋もきっといつかやってくる・・・
どんな世界なんだろうな・・・

とっても情熱的な恋をするかもしれないし、静かな絵のような恋をするかもしれないし、
こんな気持ち、こんな世界なのかな・・・
そうやって覗いてた世界が玉置さんの世界。
松井五郎の詞の世界。

今聞いたって意味がわかるようなわからないような宙に浮いたような言葉。
けっして具体的な場面なんて浮かばない。
恋だってどんなものかわからなくて、恋に恋するような中学生。
それなのに、このあやうい青春のこころに切なく胸をぐっとつかまれるような感覚・・・

未来がまったく読めない青春時代。
このころに聞いた音楽はずっと大人になっても胸に残りますね・・・
今聞いても、なぜだか涙が出てきます・・・
不思議ですね・・・

情熱でも、悲しみでも、何でもいい。
大きな大きな波を自分の根っこ深くで感じ取り、そして外に出して表わせること。
大きなしごとをする人になること。

改めて、玉置さんの深さ、情熱を感じて、大きな人なんだなと思いました。

大河を感じて、一滴をすくい、そこからまた大きな波をつくりだせる人・・・

息子の名前は、大きな空、大きな海、木々の芽ぶき・・・そんな隔たりのない景色を
表わす名としました。
ほんとになんでもいい、趣味でもいいから、好きなことをみつけてどこまでも深く求めて行ってほしいです。

ミスター・マリックが子ども番組で言ってた言葉が最近好きです。
「オタクも突き抜ければすごい人になる!」

大きな世界がつくりあげられる人生を歩んでほしいです。

今日の曲は・・・何がいいかな。
この切なさ・・・「恋の予感」にしておきます・・・
http://www.youtube.com/watch?v=yM2_DkloDVs

 中学生だった私、今はなきレコード、LPでよく聞いていました・・・

 

↓ここからは余談というか、話の落ち、です。

復活!安全地帯のコンサート、ずっと前から行くつもりでいたんです。
そんなころに玉置さん、青田さんとごちゃごちゃやってて、何か幻滅・・・
すっかりコンサートは行く気がなくなり、「まったく~、玉置さんは~・・・!」という感じでした。

しかし、復活!コンサートも終わったというニュースをちらちら読んでいて、初めて新しい曲を聞いてみたら、昔のテイストのまま、こんな曲がまだ書けるんだ・・・!!!
ビックリ!!!

玉置さん、おとなしくしててほしかった~。
そしたら、コンサート行ったのに・・・

こんないい曲書ける人、はちゃめちゃなこと言えるんですね。
これも玉置さんの人間の厚み???

また、しばらく安全地帯、聞くことにします~。



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