青い鳥通信局

幸せを探している旅人

本ー時の旅人

2017年07月12日 | 
本ー時の旅人
時間旅行に関する映画や本が好きです。
”夏への扉”、”オーロラの彼方”、”リプレイ”など
”時をかける少女”は原作小説も読み、アニメは5回以上見ています。
時間の制約の中で生きている私たちにとって
時間を越えて過去や未来の人々と関わる話は
いつも新鮮で憧れを感じます。

同じ地域、同じ土の上を生きた、また生きる人々の生活を
本の中ではなく実際に見て体で感じることができたら
どれほど素晴らしいことでしょう。

イギリスの作家、アリソン・アトリーの本、”時の旅人”を読みました。
実在しまた悲劇的な事件の舞台になった所で
少女のときに見た作家の夢が膨大な量の物語になっています。

スコットランドの女王であったメアリ・スチュアートとかかわり
絞首台で最後を遂げた若い領主のアンソニーバビントンと
その周りの人々との日々をあまりにも精密な描写とともに描いています。

現在の世界と320年前の時代を往復しながら主人公の少女は
すでに知っている悲劇を防ぎたくて努力します。
しかし、過去の人々には知ることも信じることのできない
未来をどうしても変えられない事に悲しみます。

映画”オペラ座の怪人”の始まりはとても印象に残ります。
埃をかぶって廃墟になっていた風景が壮大な音楽とともに
鮮やかに蘇る映像が人々の目をぐぎ付けにします。

”時の旅人”にも似たような状況を文字でつづっています。
”つたにおおわれた崩れた塀や草が生い茂る中庭、
鳥や羊の遊び場に変わり廃墟かした館を覆い隠していたつた”
時間旅行の時には生き生きしていたウイングフィールドの館の
現在の無残な姿を目にした少女の驚きはどれほどのものだったでしょう。

人類が始まった以来、今に至るまで同じ地球の上を
時間の流れに従って私たちは生きています。
人間より寿命の長い木や動物達は変わっていく風景や人間の姿を
見ているでしょう。
話方や服装そして生活が変わっても普遍的な人間の営みは
あまり変わっていません。

戻ることのできない過去への旅は夢の中や一部の人々に与えられた
驚くほどの想像力によって体験することができるのです。
そして、時代を超えていつの時代でも一生懸命に生きる人々の姿は
私たちに感動を与えるのです。
ジャンル:
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