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師任堂(サイムダン)光/色の日記【17話&18話】あらすじ

2017-03-29 | 『師任堂』 사임당

【17話&18話】墨葡萄

墨葡萄~墨一色で描かれる豊かな実りの象徴

 


姉母会に出席したサイムダンは、借り物のチマを汚して困っている保護者を見かねて、長い間封印していた筆を執ります。ブランクを感じさせない力強い筆運びでチマに描かれた墨葡萄に人々は息をのみます。

これはサイムダンといえば必ず引き合いに出される実際の有名なエピソードで、宴の席で借り物のチマを汚してしまった女性のために描いた墨葡萄は人々の絶賛を浴びました。ドラマではサイムダンの画才の復活が効果的且つ感動的に描かれました。

葡萄は実りの象徴であり、西域から入って来た栽培技術の普及とともに、画題として広まりました。元代の僧、日観が葡萄図で脚光を浴びて以来、盛んに描かれるようになります。
朝鮮では中国以上に画題として広く好まれ、白磁など工芸分野の文様としても発展していきました。

サイムダンの三男で儒学者のヒョルリョン=李珥(イ・イ)は母、サイムダンの墨葡萄を絶妙であると称賛しています。サイムダンの肖像が描かれた5万ウォン札にも墨葡萄の図柄が背景に使われているので、韓国旅行の際にはぜひ確認してみてください。

師任堂・サイムダン色の日記17話と18話のあらすじ

セヤン率いる王の親衛隊が現れると瞬時に姿を消すチヒャンと手下達。

そうして辛くも窮地を脱するギョムと師任堂。

その後、先に師任堂が洞穴から出てウォンス達と去り、遅れてセヤンと共に家に向かうギョム。

パルボン爺を流民達と共に葬る師任堂。

紙工房の事を何も知らないウォンスに

「パルボン爺さんとは誰だ?雲平寺高麗紙と謎とは何のことだ?」と訊かれるが、後で話すと謝る師任堂。

 

中宗に招集され、チヒョンを再び捕らえる様進言するギョムだが、

「高麗紙はどうなった?競合まであとたったの五日間しかないぞ」と耳を貸そうとしない中宗。

 

さらにチヒョンの処罰を叫ぶギョムを「余が判断する」と中宗は冷たく遮り

「高麗紙を作る者なら誰でも余の忠臣だ!ミン・チヒョンの罪がどんなに大きくても彼の罪全てを許す」と言い放つ中宗。

 

その後チヒョンも参上させ「処罰は延期になっただけである。誰が余の忠臣かは競合で分かるだろう」と話す中宗。

 

「宮殿内は壁に耳あり。声を落とせ。言い過ぎると疎まれるぞ!」

そう言ってギョムを諭し、貴人南氏に注意する様忠告するセヤン。

 

居酒屋を訪れ、ならず者からクウォン氏を庇い散々殴られるウォンス。

ウォンスの手当をした後で、酒を出し仲良く食べるクウォン氏。

ボロボロな姿で家に戻ってきたフィウム堂を冷たく迎えるチヒョン。

比翼堂で人気の黒牡丹の女の正体を知り激怒した彼は、お前の生死は俺の手の中にあるとフィウム堂を脅し虐待した。

雲平寺から戻って以来、観音菩薩図の謎の詩の解明に頭を悩ましている師任堂。

そこへ来て、比翼堂での話し合いを提案するギョム。

ギョムに同意し、僕も助けるからとためらう師任堂を後押しするチョンリョン。

 

謎の詩の解明に向けて奔走する二つの陣営。
フィウム堂は科挙の最高点を取った儒生を集め、師任堂はチョンリョンと共に比翼堂へ行った。

詩の形式から外れ押韻も合っていない不思議な詩の解明に始めはどちらも苦戦するが、

フィウム堂は禁軍から暗号解読担当官を呼び謎を解かせ、師任堂は破字(パジャ/部首遊び)ではないかとチョリョンが言った事で打開される。

 

そうして林の意味が”林”ではなく”二本の木”を意味すると気づいた後も破字を続け、ついに”藤”と言う字を発見する師任堂。

高麗紙の秘密が”藤”だと解明された後

真の秘密は、二種類の木の完璧な混合比率にある、と悟る師任堂。

 

その後、流民達と共に藤の木を集め…

「桑の木が主になる材料で、藤の木は加える塩。雑炊に使う塩の様に多すぎても少なすぎてもだめなので、何度も試みるしか方法はありません」

そう言って、流民達と共に藤の木の混合に着手する師任堂。

 

その様子をフィウム堂に報告に来た紙匠マンムクから聞いたチヒョンは

「シン氏に絶対高麗紙を出させるな。何としても競合から引き離せ!」

とマンムクの首に刀を当てた。

 

三議政を集め、ミン・チヒョンと関連のある人物の調査結果報告を見せるギョム。

「20年間、彼からの贈り物と賄賂を受け取り続けた事を記したこの報告書を、明日陛下に見せるつもりだ」

そう最初に三人を震え上がらせた後

「ですが、この方々よりも罰すべき者は別にいる」とチヒョン粉砕に協力を求めるギョム。

 

日夜を問わず材料の混合を繰り返し製造施行80回目をゆうに超えた頃、ついに雲平寺の高麗紙の復元に漕ぎ着ける師任堂。

「これで充分よ。素晴らしい仕上がりだわ!」

その言葉を聞いて、やった~と湧き上がる流民達。

そこへ現れたギョムと視線を合わせ頷く師任堂。

 

高麗紙の完成を祝い飲めや歌えのどんちゃん騒ぎの中、チヒョンの命令で紙工房に忍び込み火をつける紙匠マンムク。

あという間に燃え盛る火をなす術もなく見つめる師任堂達と遠目で確認するチヒョンの手下達。

高麗紙の競合当日

続々と紙を登録する紙商人達。
フィウム堂とチヒョンも現れたが、師任堂の姿はなく紙工房の登録もされていないようだった。

 

最初の検査の結果、残る八つの紙商人。

「千年、いや一万年でも紙の質は変わる事なく長持ちしなくてはならない」

そうセヤンが宣言し、水や印刷版を使っての様々な強度検査が行われた。

 

その結果、最終審査に残る二つの紙商人の名が呼ばれ、前に出る紙屋商人協会の頭フィウム堂とヤンギュ紙屋の代表師任堂。

紙を焼き尽くした筈なのに…と師任堂を唖然として見るフィウム堂とチヒョン達。

*現代へ~金剛山図が燃える夢からうなされて目を覚ますジュン。

建設現場にあるコンテナに忍び込むミンソク(イ・ヘヨン)

先立って忍び込んだソンギャラリーでソン館長夫婦の会話を盗み聞いたミンソクは、不正資金リストを探しに来ていた。

 

「金剛山図が偽作だとしても真作という態度を貫けよ」

そう言うホ会長に怒りった館長は

「私への脅しに使えると思わないで。私はあなたが最近倒産させた会社も含め不正資金リストを持っているのよ」と答えたのだ。

そうして、不正資金リストを見つけ手に入れるミンソク。

 

「偽作だったと認めると同時に真作を発表すれば、直後は非難されても後には賞賛される筈ですわ。

安堅の真作を展示しソンギャラリーの名声は高まれば、何の損害もないでしょう」

と言うジュンの主張に納得し、ソン館長は夫に反し安堅の作品展示を止めるよう秘書に指示を出した。

 

ジュンを呼び出して講師の職を斡旋するミン教授。

冷たい態度のまま本題に入れとジュンに言われ、ソンギャラリーを訪れた理由を尋ねた。

 

だが、館長に直接訊けばいいと答えるジュンに対して、全てを失った後では元に戻せないぞと脅すミン教授。

薄笑いを浮かべ「失う物がない人が一番怖いんです。私は決して後悔はしません」と言い返すソジュン。

ジュンのいない間に合鍵でアパートに押し入り、師任堂の日記のコピーを見つけるミン教授の部下二人。

 

そのコピーをミン教授が読んでいる所で、金剛山図の展示終了と翌朝DH銀行に美術品専用車両が向かうと電話で連絡を入れるソン館長の秘書。

 

その直後、ホ会長を訪れソン館長の変わり身を告げるミン教授。

「こうなったら真作の金剛山図を奪い取り、我々の偽作を本物とするのです」

そう言ってホ会長に協力を求めるミン教授。

Ep18 山茱萸(サンシュユ)

 

迎えに来た美術品専用車両に、真作金剛山図と共に乗り込むジュンとサンヒョン。

「やりましたね。これでミン教授はおしまいだ!」

そう言った後、車の走る方向が間違っている事にサンヒョンが気づくが後の祭り。

途端に数車に周りを囲まれ、あっという間にミン教授に奪われてしまう金剛山図。

へジョンとサンヒョンは共に警察に駆け込み、

ミン教授が国宝金剛山図を盗んだと訴えるが、建設現場にCCTVはなく証拠はなかった。

その間にソン館長を訪れ、金剛山図が盗まれた事を伝えるジュン。

 

警察に通報したと告げ助けを求めるが、トラブルを起こしたジュンを責めた後口外するなと告げるソン館長。

 

ミンソクは後輩のキム・ソンウに二重帳簿記録を見つけた事を電話で伝え、自首すると言った。

「ソンジングループの不正資金をギャラリーに隠しているリストを渡せば、全てが明らかになる。株式の操作をして私の会社を倒産させた証拠だ」

その電話の後、検事の迎えを待っていたミンソクを食事に誘いに来るソンウ。

 

ミンソクを助けていた事がばれてホ会長から脅かされたソンウは、睡眠薬を入れたドリンクを飲ませて彼を眠らせた。

 

暫くして目を覚ましたミンソクに、存在がバレた以上どうにもならないとして二重帳簿をソンジングループに返すように言うソンウ。

そんなソンウに車を止めさせようとして、ハンドルに手をかけるミンソク。

そうしてハンドルを奪い合う二人の元でジグザグに走る車。

 

ミン教授に呼び出されホ会長とソン館長の元へ訪れるジュンとサンヒョン、そしてへジョン。

「金剛山図、私に返して下さい!」

 

そう叫ぶソジュンの前で本物の金剛山図に油をかけるミン教授。

「部分的にもう焼けているじゃないか。最初からあってはならない物だった。失う物がない人が一番恐ろしいと言ったよな?私がその人だ」

 

そう言った後、絵に火をつけるミン教授。

本物が燃えていく様をなす術もなく見るしかないジュン。

 

そして同じ頃、対向車のトラックを避けようとして、車もろとも崖下へ落ちて行くミンソク。

 

*最終審査に残る師任堂とフィウム堂。

二人を見てざわめく観衆達。

「墨葡萄図を描いたシン氏だ!」
「朝鮮の二大女流画家の対決だ!」
「何と興味深い競合だ」

そんな声が上がる中審査が終了するが、どちらも甲乙つけがたい最高品質だと告げるセヤン。

 

するとこれまで傍観していたワン・チョル(明の使臣)が、そもそも皇帝が描いた絵の色あせが発端だったとし絵を描いてはどうかと提案する。

 

自分達が製造した紙に自らの手で絵を描く事になり、色粉と水が二人の元へ運ばれる。

混合を終え紙の上に筆を這わせるフィウム堂。

だがその横で水と油のように分離する絵の具に困惑する師任堂。

師任堂に運ばれた水には、チヒョンの指示により酢が混入されていた。

 

師任堂の様子と薄笑いを浮かべるチヒョンを見て細工に気づくギョムだが、明の使臣の手前何も出来ず傍観するしかなかった。

そんな窮地の中、花瓶の中の山茱萸(サンシュユ)の赤い実を摘み取り潰した汁を墨絵の上に絵の具として使い、作品を仕上げる師任堂。

 

そうしてチヒョンは逮捕され、咸鏡南道(ハムギョンナムド/かんきょうなんどう朝鮮半島北東部)の甲山(カプサン)へ流刑となる。

去って行くチヒョンを市井の中で見ている師任堂とギョム。

 

今までの礼をいい去ろうとする師任堂の手をギュッと握りしめ見つめるギョム。

そうして二人の頭の中に走馬灯の様に流れる再会から今までの時間…

 

手を振り払い人混みに紛れていく師任堂の後姿をいつまでも見送るギョム。

それから二年が経ち…

水墨山水圖を描いていた所へ迎えに来たヒャンと共に、二日ぶりに家に向かう師任堂。

師任堂と流民達で運営されているヤンギュ村では、学校も備え紙工房と鍛冶屋を生業としていた。

 

絵で才能を発揮するメチャンと鍛冶屋で働くソン、そして学校で男女交えた子供達を教えるチョンリョン。

今日も民と子供達の笑い声が溢れる中、挨拶を交わしながら家に入る師任堂。

 

波止場に着いた舟から降りる旅姿のギョム。

そこで無理やり女性達を連行している倭寇の侍の姿を目撃したギョムは、発砲して女性達を解放する。


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