宮城県栄養士会 食のコラム

「食と健康」についての情報発信!!

体 冷やしすぎていませんか?

2009年08月20日 | インポート

暑い夏には“冷たい物”といってからだを冷やしすぎてはいないでしょうか2

冷たいものを食べてばかりいると胃の働きが弱くなっていきます。

そして、ビールや清涼飲料水の飲みすぎも胃の中の消化酵素を薄めてしまい、食欲がなくなり夏バテの原因になるので注意が必要です。
そこで、今回体を温める食材をご紹介します。

色のキーワードは赤・黒・オレンジになります。                     
根菜類     ごぼう・人参・れんこん・しょうが・ねぎ 3
動物性食品   赤身の肉・卵・チーズ・魚・魚介類
色の濃い食品  赤ワイン・和菓子・黒砂糖・紅茶・ニラ  
北方の果物   りんご・さくらんぼ・ぶどう・プルーン
塩気のあるもの みそ・しょうゆ・明太子・漬物・佃煮 などがあげられます。一般的に寒い地方で取れる食材は体を温め、温かい地方で取れる食材は体を冷やします。室内は冷房がきいている場所も多いので、胃だけでなく体そのものが冷えている場合もあります。夏にこそ温かい食べ物を食べて夏バテを防ぎましょう。


キャンプで食育

2009年08月01日 | 食・レシピ

0801_3   キャンプと言えば、バーベキューにカレーライス!!というのは、ひと昔前の話。

今では、鍋料理に手作りパンやピザ、燻製に煮込み料理まで本格的な料理を楽しむ方も多いようです。
 焚き火を起こすこと、米を研ぎご飯を炊くこと、野菜を洗い切ること、肉や魚を調理すること、どれもが五感をフル活用させてくれます。
 普段の忙しさのなかでは大人がしてしまう作業も、時間がかかっても子どもと一緒にやりましょう。

「便利さ」にどっぷりと浸かっている日常ではなかなかできないことを、手間暇をかけてじっくりと行なうのもキャンプの醍醐味です。

みんなで協力すれば楽しさが倍増しますね。これらの全ての体験が子どもの心に刻まれ、「食」への大きな理解へとつながるとともに、健全な心身を育てる場となるのです。
また、アウトドアでは後片付けも重要です。

ゴミの分別・持ち帰りは言うまでもなく、自然を大事にすることを教える機会でもあります。
 大自然に囲まれ、ゆっくりとした時間の流れのなかで自然に対する畏敬の念をいだくこと、食べ物への感謝の心、

「いただきます」「ごちそうさま」の大切さ、家族で一緒に食べることの楽しさを、再確認してみてはいかがでしょうか。