宮城県栄養士会 食のコラム

「食と健康」についての情報発信!!

「歯と口の健康づくり・市民のつどい」に参加して

2010年07月01日 | アート・文化

『歯と口の健康づくり・市民のつどい』が6月5日に行われ、大勢の人でにぎわっていました。 
 本会は、食の啓発活動の一環として、「歯と口の健康を守る食生活」のテーマで参加しましたが、中でも人気が高かったのが「豆つまみ」でした。これは、器に入っている豆を別な器にいくつ移せるかというゲームです。成績上位には、中高年の方が多かったようですが、年齢を問わず、挑戦者は楽しい1分間を過ごしていました。 
Photo_2 「今日、箸の使い方が上手だと褒められました。おばあちゃんのおかげです。感謝。」(「日本一短い『家族』の手紙」から) 
 箸を使う文化は一朝一夕に成立したわけではなく、何世代にも渡って受け継がれる中で時間をかけて磨かれ、大切に育まれてきたものです。
「たかが箸。されど箸。」たった二本の細長い棒ではありますが、「食」に対する関心を喚起する力を有していると思われてなりません。
 「いただきます」の明るい挨拶や楽しげな話し声の聞こえる食卓が、増えていくような食育活動したいと思っています。