大分日にちが経過してしまったのだが、
keiさんからとても重要な質問を投げ掛けられていた。気になっていたけど、色々なことが重なって返答が遅くなってしまった。keiさんごめんよ。
愚問かもですが^^;一度収穫したら 本当はその株は終わりなのですか?
愚問どころか、私の長い苺栽培の中で最初にブチ当たった疑問がまさしくこれでした。
私が理解していることを記しておきます。
夏の暑い時期に生長した苺は、秋の訪れと共に花を咲かせるようになります。実は、葉に生ることと花に生ることは同じメカニズムです。クラウンと呼ばれる生長点から、九月の涼しさを経ると葉に生っていたものが花に生ります。その花が収穫出来る苺になるかどうかは、その後の気温によります。これが摘んでも摘んでも花を咲かせていた現象です。花房はクラウンの大きさによりますが、普通二房出てきます。これを収穫してしまえば秋のような涼しさがないので終りとなります。ところが、秋のような涼しさを演出してやれば、苺は直ぐに花芽を持ちます。収穫を終えた株を、15度Cの温度で十日から二週間過ごさせれば収穫に結びつく花を咲かせます。実際は、こんな施設大変で費用が掛り過ぎますね。
まだ寒さを期待出来るうちは、見込みのない花房をどんどんと摘んでしまえば、新たな花芽を付けるのです。形の悪いものや小さなものは直ぐに取り去れば、収穫可能な苺を見込めるということです。
また、苺は肥料不足になると花芽を付ける習性があることが分かっています。これが、二月に最後の追肥をした後、収穫まで新たな追肥をしない理由です。もし、その後も肥料を与え過ぎると葉っぱばかり旺盛な株となってしまいます。草勢は良いのに実がちっとも成らないなんてことになります。
最近よく見かける四季生り苺は、春と秋に二度実を生らせます。通常の苺と違った生理です。

ナスの一番果を順に収穫しています。株に負担を掛けないために、ごく小さなうちに食べてしまいます。でも、これが甘くて実に美味いんだなぁ。
苺も終盤になり収量が激減。また来年の子苗取りが始まります。