The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

思うに、マコT会の今回のお題はアレだったんだわ!

2012-09-27 18:31:45 | ワイン
ここ数回のお暇を頂いていました『マコT会』でしたが、
久しぶりに参加をさせていただきました。

というのも、先の『Tチャンマンを労う会』が一つのきっかけで、
頑なに、まるで人見知りの偏屈オトコのように、
外部ワイン会から足を遠ざけていたのですが、
『サービスするより、されるがイイの』法則が頭をもたげ、
あたかもワイン知らずの新人デヴューのように、控えめにお邪魔・・・(違うか?)

で、いつものようにTチャンマンは、何の法則も無いよに振舞ってはいたものの、
思うに、後で考えてみれば、ああなるほどね♪の展開!

すなわちこうゆう事だったんですわ!

まずは導入の白ワインを1本!

1.2006 クリオ・バタール・モンラッシェ ブラン・ガニャール



続いて、秋を感じさせる熟成ポムロールを3本!

2.1981 シャトー・ベレール ポムロール

3.1993 シャトー・セルタン・ド・メイ ポムロール

4.1995 クロ・デ・ヴィユー・プラトー・セルタン



そして、お口直しの極上シャンパーニュ!

5.2002 シャンパーニュ デ・ヴェノージュ ルイ15 エクストラ・ブリュット・ロゼ



最後の3本は、忘れもしない『2006年9月20日』、
この日は神の手『アンリ・ジャイエ』の命日なんですね・・・
ですから、おそらくレクイエムの意味をこめて、このブルゴーニュの3本でしょう!

6.1979 ボーヌ・トゥーサン アルベール・モロー

7.1998 ブルゴーニュ・ルージュ エマニュエル・ルジェ

8.1988 ヴォーヌ・ロマネ メオ・カミュゼ



どうでしょうか?
分かる人は、分かりますよね・・・

『アンリ・ジャイエ』は1944年からカミュゼ家の畑を分益折半耕作契約で、
現役引退の1988年までブドウ栽培とワイン造りを続けてきました。

1988年はその象徴的なヴィンテージ、おりしもブルゴーニュでは好天が続き、
例外的に良いワインが出来たんですね・・・

あたかも、この神の手が現役の引退をする花道を飾るがごとくに・・・

その年のヴォーヌ・ロマネを命日の6日後に、さり気なく出して驚かせるコノ憎い演出!
さすがでございました。



ということで、盛りだくさんのワインの流れですが、
少しずつ、詳しく報告させて頂きます。

それでは、また!

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