The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

盛岡ワインフェス、『酒のT澤』実は白も凄かった!

2015-06-16 22:28:02 | ワイン
いつものことだけれど、さながら『サンティアゴ・ディ・コンポステーラ』の巡礼者の隊列のように、今年も『T澤商店』のブースの前に人が並んだ。
レギュラー換算で40数本のワインを用意したとのことだけれど、とにかく3時スタートで5時までは立ちっぱなしになる。
それを承知で、ワタクシも立たせてくれ!とお願いをしたわけだ。
まあ一口に浄財のためにというけれど、これを毎年続けることの信念には、頭が下がるのはワタクシだけではないだろう。

で、赤白同数ぐらいのワインが用意されてはいたのだけれど、無くなるのは赤ワインが早かった!
特にもブルピノではルシュノーやラ・ジブリオット、ボルドーは94’ドミニクMGや79’トロロン・モンドMG、そして95’ペスケラ・グラン・レゼルヴァなどにいたっては、出されたら無くなるまでに30分とかからないという有様だ!

それに比べて、白の消費は緩やかなスピードで終始したのだけれど、実は白にイイものが揃っていたのだ!
ココでは若めのものと、熟成感のあるものを2本紹介したいのだが、もちろん『ジャン・マルク・モレイ』のシャサーニュ3リューディーは素晴らしかったのは間違いないが、次の2本はジャストミートだったのだ!

それは『2006 ブルゴーニュ・ブラン フーリエ』と、



『2000 リュリー・ブラン レ・サン・ジャック ヴィレーヌ』なのだ!
フーリエはACながらも、美しい樽のニュアンスと底味と酸の壮麗さ、しかも後ろ髪引かれる余韻がある。
ヴィレーヌは見事な熟成感で蜂蜜にハシバミにナッツが絡んで、この世のモノとは思えない美しいシャルドネに化けていたのだ!

残念ながら写真は撮り損じているけれど、もしその日、あなたがその巡礼者だったら、思い出してみてくれ!
あのワインにこのワイン・・・

『酒のT澤』は実に白も凄かったということを・・・

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フーリエ・ブランの新着でこんなんするんですね!

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