The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2014 ル・トン・ルトルヴェ マカブー ミカエル・ジョルジュ

2016-03-17 15:32:33 | ワイン
ここ最近病みつきになっているコリウールの造り手の白の地場品種を開けてみた。

タイミング的には家人が外飲みということで、夕餉がワタクシ一人となった時・・・
というのも、最近になって成分的に白ワインはなんちゃらかんちゃらで、体に良くない!との家人のお告げがあって、なかなか開ける機会を失っていたからだ。
そんなことでは、家中白ワインだらけになるのではないか?という危機感もあって、一人になった時には、まずもって白ワインを開けよう♪と、心に誓っていた。
で、おのずと一人になった一昨日、敢えて外飲みは避けて、表題のワインを開けたのだ。

ミカエル・ジョルジュ氏言うところの『葡萄を信じている』という信念のもと、ワイン造りも何も足さない、何も引かない。
畑は有機農法で終始し、無清澄、無ろ過、そして亜硫酸も瓶詰め直前の最小限にとどめている。





ワインは微かに濁った色付きのよいイエローで、注いですかさず立ち上がるアロマティックな香り系・・・
その香りは、パインにプラムにバタークリームに、軽やかなミネラルをみてとれる♪
味わいは爽やかな果実系で、思いの他しかっりとした酸味、そして最後に綺麗なダシ感を楽しめるのだ。

何に喩えれば良いのだろうか?なかなか難しいのだが、南仏ラングドックの白のもったりとした印象はほぼ無い、それからナチュールの還元的なクセも無い!
実にキャラクタリスティックであり、スタイリッシュなのだ。

マカブー・・・この名の白ワイン、覚えておくべきなのだろう。

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