The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2002 ボンヌ・マール ピエール・ベルトー

2010-06-22 23:16:10 | ワイン
古典的なシャンボールの造り手を列挙しなさい!


と問われれば、何番目かに絶対入ってくる造り手・・・


幾つかありますよね♪


オソラク『ドメーヌ・ピエール・ベルトー』は、その一つとして数えられるでしょう!


特にも、古典的という意味において・・・


その2002年物の『ボンヌ・マール』を、先日のマコTでご相伴に預かりました。


この造り手のフラッグシップは、もちろんボンヌ・マールになるわけですが、


秀逸なレザムルーズの存在も忘れてはいえません!


さて、ここの造り手の良さを知るには、相当なブルピノ飲みが必要でして、


端的に言えば、厄介な代物・・・


つまり、生真面目すぎて、尚且つ解けるまでの熟成時間が半端じゃないってこと、


なんですね・・・


その事を、ワタクシ数年前にご相伴に預かった、


1993年物のボンヌ・マールで思い知らされました!


で、今回2002年物のボンヌ・マールなんですが、


これが、意外や意外!見事に解けていまして、シャンボールの大地の風味宜しく、


素晴らしい状態で、飲むことが出来ました!


ピエール・ベルトー、いまや限られたマニア向けの感もあるのですが、


もし2002年並の、優れたヴィンテージを見つけた折には、


押さえておいて、隠しておくことをお勧めいたします!


くれぐれも、ジュブレイやフィクサンのドニ・ベルトーとお間違えにならないように!


老婆心ながら・・・