The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

シャンボール・ミュジニーのテロワを投影するもの・・・

2008-05-18 22:11:46 | ワイン
もうあと何日かで半年が過ぎようとしています。
気持ちのよい晴天の週末、昨晩も『プティ・モンド』の面々が集合いたしました。

さて今回の、中盤のメインを張ったシャンボール・ミュジニーのプルミエの2種、
二つのドメーヌはワインの造りから言えば、モダンとクラシックに対峙するものを飲み比べて見ました。

この両者を大ぶりのヴィノム・ブルゴーニュでゆっくりと楽しみます。

まずは、巨大なヴィンテージの05’!
ミネラリーに締まったトップノーズ、カシスやブラックチェリーのアローマもたっぷりと、鮮烈な果実とタンニンも目の細かい、モダンなブルピノの造り!
ご存知、最近注目の若きクリスチアン・クレルジェのシャンボール・ミュジニー・レ・シャルムを並べました!

続いて第一次飲み頃を迎えつつある99’
色合いのいかにもブルピノらしい、ミディアムなルビー色、
注がれた瞬間に3メートル先にもそのえもいわれぬ芳香は到達しました!
赤いラズベリーやプラムのアローマとバラの花のエッセンス・・・
そして、オリエンタルな香気にたっぷりのミネラル感!
味わいは美しい壮麗な酸味と繊細なフルーツを楽しめます。
これはブルピノのクラシックな造り、エルヴェ・シゴーのシャンボール・ミュジニー・レ・センティエを並べました。

さあ、シャンボールのテロワを投影するもの・・・はたしてどちらでしょう?

さて、それらを含めた「第31回ワインとキュイジーヌの夕べ」のラインナップは以下のとおり↓

NV Champagne Cuvee de Reserve Chritophe Lefevre

2002 Bourgogne Aligothe Robert Jayer Gilles

2001 Trevor Jones Virgin Chardonnay South Australia-Blind-

2003 Meursault Perrieres Bouchard Pere & Fils

2005 Chambolle Musigny Les Charms Christian Clerget

1999 Chambolle Musigny Les Santier Herve Sigaut

2004 Maboroshi Pinot Noir Russian Valley California-Blind-

1995 Ch. Beau Soreil Pomrol

1995 Ch. Larmand St-Emilion Grand Cru Classe

いかがでしたでしょうか?
照り焼き風にグリルしたスペアリブと後半の赤ワインの流れは抜群の取り合わせ♪
会話も弾み、あっという間の3時間!

涼しい夜風が恋しくなる暑い週末の夜・・・
次回はピノ尽くしで行きますか?と約束し、終了いたしました。

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ではまた!