道の途中で・・・

人生の折り返し地点を通過。自分の生き方を探す日々の記録。

タダだからって・・

2006-09-28 | 楽しい我が家

塾から帰って来たぽん太が言う。
「今度から数(学)Ⅲもタダでみてくれるんだって~。
文系行こうかなって思ってたんだけど、
タダなら勿体ないし、オレどうしようかな・・・。」


ぽん太は高校2年生。
そろそろ進路を決めなくちゃいけない。
本人は勝手に大学に行けるものと思ってるらしいが、
まずはやりたい勉強を決めてから、
そういうことを言ってほしい。

文系か理系か・・・
夏休みが終わっても、
そろそろ進路を決めなきゃいけない今になっても、
ぽん太の未来は ぼやけている。
優柔不断なヤツだなぁ・・・


と、そこへpunpunが弾んだ調子で帰ってきて
「ブラジル研修の要項をもらってきたんだけど!!」

来年の夏に大学からブラジルに1ヶ月研修に行けるらしい。
しかもタダで。
punpunは入学前からこれを狙っていて、
タダで行けるんなら絶対行かなきゃ損じゃん!」
と意欲満々だった。
だけどねぇ。。。
この忙しい時期に。
毎日毎日仕事と勉強に忙殺されてフラフラの娘が。


punpunはどうも私に似て安易に物事を考えすぎてる。
いくらタダだからって。。。
来るもの全て拒まず・・・みたいな
こんな行き当たりばったりの人生でいいのかなぁ。

 

やれやれ・・・
punpunは安易すぎるし、ぽん太は優柔不断すぎる。
でも共通してるのはタダに弱いってこと。
これが我が家のアキレス腱なのだよ~。

 

 


みんなでやるスポーツ

2006-09-27 | トレーニングの日々

・・・ってわけで(昨日からの続き)
今日は雨の中を約1週間ぶりのジムへ。

荒療治だけど、ストレッチや筋トレで
昨日からの肩こりがずいぶんよくなった。

1時間弱の筋トレの後、ランニングマシンへ。
脈拍が130~140/分になるように調整しながらウォーキング。
傾斜をつけてスピードを上げるとジョギングよりきつい。
しっかり汗をかいた後、ジム内にあるジョギングコースへ。

下では卓球やバトミントン、太極拳なんかのサークルが
和気あいあいと活動をしている。
そんなのを眺めながら、ひたすら走る。
ただ鏡で自分の姿だけを見ながら走るマシンより楽しい。

それにしても、よくまぁこんなに色んなサークルがあって
色んな人たちが活動しているもんだと思う。

剣道、弓道、合気道、エアロビクス・・・
それらに属しているいる人たちを数えたら
相当な数の奥様方(おもに)になるだろう。

みんな元気だなぁ~。それに楽しそうだ。
いいなぁ~・・・と思う反面、
私には無理だ・・・とも思う。

だって人間関係に色々気を遣いそうなんだもん。
バレーでもバトミントンでも、やってる友人からは
たいてい”そのテの話”を聞かされる。
女が大勢集まれば、色んな人もいて当然だ。
それに、やっぱり”勝負”の世界だから、
「楽しけりゃ、なんでもOK!」って訳にもいかないようだ。

でも・・・上から覗く限りでは、ホントに楽しそうだよ。
割と年配の素人っぽい方たちも多いけれど、
「さぁ、やっと時間ができた!」って始められたのかなぁ?
私だったら「いまさら・・・」なんて考えて前に踏み出せないだろう。

ジム通いでは、なるべく人との接触を避けて、
マイペースで、トレーニングにだけ励んでいる。
今はまだ寂しくないけど、そのうち人恋しくなったら
みんなでワイワイもいいかなぁ。
私でも入れそうな、勝っても負けてもなんでも楽しい・・
そういうサークルはないものか。
今のうちにチェックしておこう!っと。

 


夫婦の現実

2006-09-26 | 楽しい我が家

が私に向かって言う。

「ピアノもあるし時間もある(なのにやってない)」

「ジムも近くにあるし時間もある(なのにサボってる)」



・・・その理由を教えてあげましょうか??

それはねぇ、
アナタが変な時間に起きてきて
(私の)リビングのソファに寝たりするからです!
そのたびに私は振り回されてウロウロ。
”流浪の民”のように落ち着かないんです!

 

今日は病み上がりのせいか
とっても不機嫌なの。
肩こりもひどいし・・・・イライラ

結婚23年。。。
現実は、そんなにいつも甘くない。


風邪をひいて・・・

2006-09-25 | ・今日の気持ち・

父が風邪をひき、ぽん太が風邪をひき、
そしてついに私も風邪をひいてしまったようだ。

朝から頭痛、鼻水に悩まされ、
いつもだったら、そんなもの気合で治してしまうはずなのに、
仕事も辞めて気が緩んでいるからなのか、
年齢とともに根性がなくなってきたからなのか、
もうグッタリ。。。


これを口実に家事をさぼって、
借りてきた映画でも観ようと思ったけど、
そんな気力もどこへやら。 
とうとう午後から、薬のお世話になって寝込んでしまった。


だけどなかなか寝付けず、
足湯をしたり、熱いお茶を沸かして飲んだり。
だるだるの体を動かすのは億劫だ。
そして年甲斐もなく心細い。

誰かぁ~早く帰ってきておくれ~

だけど今夜はみんな遅いって言ってたなぁ・・・


30代にヤキモチ

2006-09-24 | ・今日の気持ち・

今日はジム仲間と水族館に行く予定だったのに、
ぽん太が頭が痛いと言い出したので、急きょキャンセル。
あ~残念だなぁ。絶好の”お出かけ日和”だったのに。
おしゃべりも楽しみにしていたのに・・・。



ジムの仲間は5人。
みんな私より10歳ぐらい年上で、人生経験豊かな大先輩だ。
年齢で言っても、人間の幅で言っても、
私はまだまだヒヨッコで、
そんな私をちゃんと仲間として受け入れてくれることを
いつもありがたく思っている。

彼女たちは、未熟な私にいつも親切で優しい。
今の私が10歳年下の友人に同じことができるか・・・?
答えは多分NO!。
私だったら、相手が若いってだけで、
ただただ羨ましくって妬ましく思うに違いない。
これが20代の女性になら、そうは感じないのだが、
30代には、まだライバル意識を燃やしてるからなのか
優しくなんかできない気がする・・・

そうなの・・・。
30代がすごく羨ましいのだ。
あと10歳若ければ・・・と色んな場面で思う。
20代ではまだ物事の分別がついていなかった。
まわりが少し見えてきた30代は、子育てばっかりやっていた。
もちろんそれも大事な役割ではあったけれど、
その気になればもっと華麗な30代を過ごせていたかも。


華麗な・・・・?
まぁ、自分で言っといてどんなのか想像もつかないが。

 

ともかく後悔先に立たず。
せめてあと10年後・・・50代になったとき、
40代の友人を羨ましがらぬよう、
悔いのない40代を送らなければと思うこの頃。


50歳まであと7年。
そのときジムの先輩方のように輝いていたい。


帰りたいとき

2006-09-23 | ・今日の気持ち・

窓を開ければキンモクセイが香る。
空気は澄み、空は高い。
あ~秋だなぁ。

帰りたいなぁ~故郷に。

・・・と思ったけれど、
かつての田んぼは住宅地に、
街はシャッター屋ばかりになって、
20年の歳月が、すっかりその景色を変えてしまっている。

田んぼのあぜ道、稲刈り、焚き火の匂い
たわわになった柿の木にカラスの鳴き声
ひっそりと咲く彼岸花
・・・そんなものに会うと感傷的になる。


友だちと何時間もしゃべっていた夕方
ネオンも華やかに、活気で満ちていた夜の街
車や人でいっぱいだった駅前のロータリー

・・・今はもう何も残っていないのに
この季節になると、無性に帰りたくなる。故郷に。


 

そして気がついた。
そうか・・・帰りたいのは故郷ではなくて
”あの頃”なんだ・・・と。


父のこと

2006-09-22 | ・今日の気持ち・

実家からメールが来て、
「父親が風邪をこじらせて耳が聞こえなくなってる」
と何気なく知らせてあった。

先日の旅行の無理がたたったのかな。
敬老会でよそのおじいちゃんのお世話をしたばかりだが、
そうだ・・・うちの両親もとっくに70歳を超えていたんだ。

箱根の旅は、お互いの希望が合わなくて
最終日の朝にさっさと別行動をとったのだった。
「中途半端に元気だからわがままになるのよ~」
なんて思ったのは、どっちがわがままだったのかな・・・

目が悪く、白杖のお世話になり、
一級障害者でもある父。
なのに耳まで聞こえなくなったら、どうなるんだろう。

「ヘレンケラーの時代に比べれば・・」
なんて気休めは、人にだったら言ってしまったかもしれないが
当事者になった今は、ひたすら回復を待つしかない。

自分の親だけはいつまでも元気でいるような錯覚を、
私もどこかでしていたのかもしれない。


ぶれてOK!純情きらり

2006-09-21 | ・今日の気持ち・

NHKの朝の連ドラがおもしろいらしい。
そう、”純情きらり”
私は見ていなかったのだが、
今日の朝日新聞の文化欄に
その人気の秘密が分析してあった。

それがとても興味深い内容だったので
ご紹介しよう。

人気の理由は・・・
主人公・桜子にかかわる男性3人がステキに描かれていた。
(女の人とちゃんと向き合う優しい人ばかり・・とある。)
それから、戦時中の不自由さが、
視聴者に非日常の劇的な気分を感じさせた。
(今は簡単にくっついたり離れたりできるものね)
この物語にはそんな”ときめき”が
たくさん散りばめられているらしい。


それはともかく、この記事で私が一番惹かれたのは、

朝ドラの主人公は、普通
「やりたいことがぶれない」のだが、
この桜子はその都度
「やりたいことがぶれる」人だった・・・というくだり。

これを読んで一筋の光が差してきたような気持ちになった。
大袈裟だけど、本当に。

そうか、”迷うのもあり”なんだ!!


いつもあちこちぶれてる自分に嫌気がさして
目標にまっすぐ進める人を羨ましいと思っていたが、
”ぶれてる生き方”に共感を持つ人たちもいて、
それを”宮崎あおいちゃん”なんかが演じると
ステキな主人公ってことになるんだねぇ~

「何かを成し遂げた女ではなく、
何もなさずに一生を終える女の
”人生そのものの輝き”を描きたかった。
女性は、結婚や育児と”やりたいこと”の間で
揺れる人が多い。
そんな普通の人生に朝ドラで光を当てたかった」
・・・と脚本家さん。(新聞から抜粋)


ハイハイ!まさにそれは私、いえきっと
どこにもたくさんいる一般的な女性のことですね。
いや~、このドラマなんで見なかったんだろ・・残念


営業=ボランティア・・?

2006-09-20 | 無題

敬老会がすめば次は運動会だ。
いえ、町内会行事のお話。

少子化の中でも、子どものリレー選手を
我が町内から選出しなければならない・・・
それが子ども会のお仕事。

あ~あ、やだなぁ~
またまた”営業”しなきゃいけない。
イヤな相手にも頭を下げて、
何度も何度も電話をかけて。

今日”お話会”を一緒にやってた仲間に会って、
そんな話をすると、今の”お話会”もやっぱり人が集まらなくて
大変なんだと言っていた。

まぁ、お互い好きでやっているとは言え、
お願いして人集めをするようじゃ本末転倒だよね。まったく。

ボランティアってこんなにツライものだったのぉ~?


やまない雨はない

2006-09-19 | 私の大好き

読書の秋。                               

暇はあるのに、何かを始めようとすると、
小さなトゲが心に引っかかってうまく集中できない。

焦るな!!私。


そんな中で読んだ本・・・                 
やまない雨はない 倉嶋厚
   

少しが昔の話になるが、
NHKのお天気キャスターとして活躍しておられた
倉嶋さんという、やさしくてお茶目そうな感じのいいおじいさん。
その方が、奥さんをガンで亡くされ、そのショックから
うつ病になり、やっと立ち直られた経験を、
人生をお天気にたとえて書かれた本。

最愛の人の死に直面して、
どん底に落ちても、人はいつか
そこから立ち直って生きていく・・・

時には心に木枯らしの吹く日もあるけれど、
「木枯らしの吹く日は木枯らしの、                    
雪の降る日は雪の日の”今”を切に生きるしかない。」

そう結んであった。

                            

私の周りにも最愛の人をなくした友人がいる。
心中はどんなにつらく悲しいだろうと察するが、
私なんかより、はるか積極的に
”今を生きる”ことをしている。


人生には雨の日も風の日も晴れの日もあって、
その時々をやり過ごし、または楽しむ方法を
私も学んでおかなければいけない。。。