【ただいま読書中】

おかだ 外郎という乱読家です。mixiに書いている読書日記を、こちらにも出しています。

政治討論番組の効用

2017-07-17 19:02:17 | Weblog

 テレビではよく政治に関する討論番組をやってます。出てきた人はみんなわーわー好き放題言っていますが、結局あれで日本が少しでも良くなったことがありましたっけ?

【ただいま読書中】『戦艦奪取大作戦』アル・ラムラス&ジョン・シェイナー 著、 池澤夏樹 訳、 集英社、1980年、1200円

 第二次世界大戦にまだアメリカが参戦する前、「ドイツ戦艦を奪取する」作戦をイギリス特別高等作戦部(SOE)は立てます。試験航海中の「ルーデンドルフ」(5万トンの架空の戦艦)に難破したUボートの乗組員に扮した15名の特殊隊員を乗り込ませて乗っ取る、というとんでもない作戦です。試験航海だから戦艦の乗組員が“たった”350人しかいないことを考えても、作戦の成功のためには過剰なくらい大量の幸運が必要です。「ドイツ語に堪能」「戦艦操作の技能」「身体能力」の観点だけから選ばれたメンバーはみな一癖ある奴ばかり。そしてリーダーは、作戦の立案者であるビーティー子爵(実戦経験無し)。
 なんとも“大風呂敷”の冒険小説ですが、作戦が無茶であればあるほど、小説としては面白くなります。
 作戦自体が無茶苦茶なものですが、さらに“想定外”のハプニングが。“中立国”であるはずのアメリカ人が1人混じり込み、“祖国”からは無線電話が入り(いくら“内海”のバルト海とはいえ、無線封鎖していないのかな?)、同性愛の人間が近づいてくるし、ボクシングの試合はあるし……で、やっとこさ奪取作戦が動き出しますが、撃ち合いが始まってしまいます。さてさて、奪取した後の“本当の目的”までたどり着くことができるのでしょうか。
 ハチャメチャな設定ですが、盛大に楽しむことはできる作品です。


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