娘が今日、映画『フランケン・ウィニー』を友達と観にいきました。
私もその作品に興味があるため、帰ってきた娘に感想を聞きました。
娘曰く、「面白いかもしれない・・・」
観てきたのじゃないのか! とツッコミを入れようと思いましたが、こう話す理由がすぐにわかりました。
というのは、娘は行く間際になって、財布が見あたらないことに気がつきました。
慌てて探してもあるはずもなく、財布がないまま、飛んでいきました。
私が持っていた千円をひったくり。
そのため、上映中も財布のことが気になり、集中できなかったのではないかと思うのです。
行くときに、チケットは幾らかと聞いたところ、1200円だと答えていました。
中学割引です。
財布には1200円はいっているようだったので、ジュースとお菓子の代金300円をわたしていました。
ですから、ジュースとお菓子は買えなかったのかな、とかわいそうな気がしていました。
なんといっても、映画館では、売店でジュースとお菓子を買って館内にはいるのも楽しみの一つですから。
しかし、なんと今日は、”レディーズ・デー”で、女子は千円で観られたそうです。
ジュースとお菓子は買えたわけです。
財布も布団のうえに転がっていまして、事なきを得ました。
・・・
実は私、最初、1200円と聞いたとき、高いな、と思ってしまいました。
定額は1800円ですから、中学割引が600円もきき、安いわけなのですが、そう思ってしまったのです。
というのは、私、映画を観るときは、いつも千円で観ます。
ただし、妻が一緒、という条件が付きますが・・・。
夫婦どちらかが50を越えていれば、二人で2000円で観られる、という割引があります。
そのため、50を越えてから、私がですが、千円で観ているのです。
シネマディクトであった私が映画をよく観ていたとき、30年くらい前になると思いますが、その時、初めて”映画の日”なるものができ、12月1日は全国千円で観られる制度ができました。
混んでいる中、この日に映画を観たものです。
それから何年かし、毎月一日は千円になりました。
そして現在、男性は月曜日、女性は水曜日、高齢者割引、高校生3人一緒なら割引、といったような色々な割引制度が定着しました。
みなさん、それを活用しています。
私も、ここ何年も、千円で観ています。
妻曰く、「だから、上映中、携帯電話の着信音がなっても、文句は言えないのよ」、ということだそうです。
そうなんです。
先日観た、『最強のふたり』のとき、何度も、「ピピピ・・・」、という音が鳴りました。
最初になったときは、面接のシーンで、映画の中の音だと思ってしまいましたが、ずう~と鳴り続いているため、おかしいなと思い始め、次なるアパートへ帰宅したシーン、大事なシーンなのですが、字幕をちゃんと読むことができませんでした。
しかも、二つ席が離れた青年が、上映中、何度もメールを打っていたため、携帯の光が気になり、何度も集中を切らされました。
・・・
そんなんばかりです。
メールをしていた青年には注意をしようと思ったのですが、上映中声を出すと、お前の声の方が邪魔! とキラレルかもしれませんので、しませんでした。
そこで考えてみたのですが、割引は大変ありがたいです。
そのうえ、上映中の携帯不使用、が徹底するように映画館側に努力していただければ、もう少しお客さんは増えるかもしれません、と。