My little lovers

忘れないうちに、書いときます。

CB500

2016年11月07日 | 日記

八王子のバーゼルにいたころ、バイト仲間で大の仲良しが「わかめちゃん」
彼の愛車がCB500だった。

3年生の夏休み、当時好きだったHIROKOさんが突然いなくなった。
手掛かりはひとつだけ。白樺湖でバイトしているってこと。
直前にいろんなことがあって、生きててくれれば、と思っていたところ。

「行こうか。」
あるバイトの晩に、わかめちゃんが突然言い出した。
「白樺湖?今から?」

八王子から白樺湖ってどれくらい離れていただろう。
一度合宿で行ったけど、遠かった。

店を閉めた後、CB500は走り出した。僕はわかめちゃんにしがみついていた。
HIROKOさんがどこでバイトしてるのか、
全く分からないまま。
4時間くらいだろうか。国道に四気筒の低いエンジン音を擦りつけながら、
走り続けた。

白樺湖につくと、わかめちゃんは休みもせずに
「じゃあね。」
すぐ帰ってしまった。

その日、2件目のホテルでバイトをしている彼女を見つけた。
奇跡だと思った。
彼女は僕の腕をつかむと、片隅に引き寄せながら訊いた。
「何で?誰にも言ってないのに。」
こう答えるしかなかった。
「会えると思って」

それからどうしたかはともかく、
あの日以来、僕はCB500が好きになった。
もちろん、いまだにわかめちゃんと話すと、
この話題が出るんだけどね。
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