むつコーチの、今日は楽しかったのか?

サッカーボールと子供達を追いかける悪戦苦闘の日々

伸びる季節@記念写真のころ

2017-04-22 07:22:00 | サッカー




タンサンを飲むのがニガテな、むつコーチです


これは

子供の
可能性を
信じる


そんな
ことを
感じた

日の
おはなし
です


その子は
低学年の
ころは

練習は
いつも
ハンブン
なのです

なにが
ハンブン
かと
いうと

ハンブンは
ベンチで
休んで
いるのです

練習
開始で

体操して

リフティング
とか

軽めの
メニューが
終わるころ

コーチ
おなかイタイ
or
あたまイタイ
or
あしイタイ

必ず
どこかが
痛く
なるのです

でも
練習は
サボらず
いつもくる

ふしぎな
子でした

そんな
ですから

上手くなる
ワケはなく

当時は
11人制
とはいえ

試合で
活躍するには
ほど遠い

そんな
ようす
なのでした

当時
ワタシは

6年生までは
続かない
のでは


そんなふうに
思って
いました

しかし
ヤメずに
高学年

オトナに
なったカレに

少しずつ
変化が

けっして
上手くはない
けれど

練習に
一生懸命さが
伝わる
のでした

少しずつ
出場チャンスも
増え

初スタメンも

必死な
プレー

120パーセントを
出しきる
カレは

あきらかに
変わって
いきました

けっして
上手くは
ないけれど

チカラを
すべて
出しきる
プレーに


ワタシには
感じる
ものが
ありました

ワタシは
カレの
お母さんに

手紙を書き

いま
ほめて
あげてほしい

プレー
ではなく

一生懸命な
姿を
ほめてほしい


伝えた
のでした

そんな
積み重ねの
果てに

6年生の
春には

公式戦の
決勝で

プロチームの
ホームグランド

そのピッチに
立つまでに
なったのです

しかし

この試合で
カミサマは

カレに
キビシイ
試練を
あたえたのです

0-0
でむかえた
後半
アディショナル
タイム

カレの
あたえた
ファールで

ペナルティー
エリア
手前から

ほぼゴール
中央の
フリーキック

これを
相手選手が
決め

そのまま
タイムアッブ

泣きくずれる
カレに
ワタシは

なにも声を
かけられなかった
のです

泣き顔のまま
おさまる
準優勝の
記念写真

だけど

70近い
チームの中の
たった2つの
決勝戦のイス

そこに
たどり着き

堂々
40分間
戦いぬいた
その末の

汗と涙に
ぬれた

カレの
記念写真の姿



いま
こうして
見ていると

つくづく
思うのです

幼いあの日

6年生まで
続かない
と思った

カレが
こんなにも
成長すると

思いもせず
なかば
あきらめて
いた

当時の
ワタシ

でも
あきらめて
いなかった
カレは

サナギから
かえる
ように
変身をとげ
たのでした

あたりまえの
ことだけど

いつ伸びるか
なんて
わからない
けど

信じて
あげる


それしか
できないけど
それをやる

そんな
ことを
学んだ

記念写真
の頃

あれから
7年が
たち

カレは
この春
大学生に
なりました

ワタシは
カレから
学んだことを
胸に

7年後の
いまも
グランドに
立つのです


今日は楽しかったのか?




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