普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

元保全技術者が見た豊洲問題

2016-10-12 12:13:19 | 政策、社会情勢
・盛り土と盛り土なしのどちらが良いか
建屋を建てるときは地底のしっかりとした部分にコンクリートの杭を打ち込む。地上分の杭の長さは短いほど良いので普通の場合地上で基礎のコンクリートを打つのが常識です。
盛り土の場合は杭を打つ前に長期間そのままにしておいてある程度の地盤の沈下が納まるのを待つ必要があります。
2~3mの盛り土の場合その分だけ長い杭を使わねばならないし杭の数も増やさねばならない。設計面から考えると、ふわふわした盛土が長い間に地盤沈下して建屋との間に今論議されているような空間が出来、汚染された水が溜まる可能性があるがその対策を必要となるでしょう。
 地震の時も盛土部のひょろ長い杭の横揺れを盛り土で防止など出来ないので、ひどい場合の破損、それに伴う建屋のひずみ防止は全く期待出来ないでしょう。
 このように汚染水遮断、時間の短縮などで言えば盛土よりコンクリートの方がはるかに有効で日本で有数の設計会社の提案に都庁の設計者が(上司への報告や一般へ公表の問題は別として)乗ったのは当然です。
 この件で技術会議の議題に乗らなかったのに乗ったような報告書がネットに出されたと問題になっています。当時の参加者の一人はこの件を見せられたが討議もしないのに報告書に記載することを拒否したと言っていました。私はこのような重大な問題を技術会議で何故討議しなかったのか、時間がなければ作っても討議すべで、しなかったのは技術会議出席者の責任だと思います。(読売テレビでは橋本五郎さんが盛り土のアイディアも可笑しいと言っていましたが。)都の職員もそうですが技術会議の出席者も無責任の言い逃ればかり。
・上司への報告や一般へ公表の問題で縦割りの組織の問題が言われていますが上下の関係は問題ないのでしょうか。
 私が現役の頃、社会・共産の影響の大きかった労組のためそれを抱える会社の幹部が現場とのコミュニケーションに苦労したとの話、それが原因で技術では有名な会社が業績を落とし他の系列会社に組み込まれたという話がありました。
昔東京都は左翼の巣窟と言われていたのを思い出しましたが、今も上下の関係の断層の問題はないのでしょうか?
・風評被害を煽っているテレビ
 汚染水の発見のたびに環境問題の専門家が口調が違うが、健康に対する被害がないが、強いて言えば一般の人たちが気持ちが悪く感じるかも知れないと言っています。
つまり豊洲反対のテレビに専門家は遠慮しながら現実的な汚染水による健康被害はないといっています。 
テレビ(特にテレ朝)は汚染水の問題を取り上げるがそれに対する環境改善のための設備が動いているのか否かの報道をせず、汚染水問題が出るたび似たような報道を毎日毎日飽きもせずくりかえしています。つまり豊洲関係者や都民に不安感を煽っているのはテレビです。
・小池都知事はどうするのか
 小池さんは今正義の味方のようにちゃやほや報道されているが、いずれ比較的安全でしかも完成している豊洲を使うことになると思います。
 その際安全宣言を引き延ばした代償としての保障問題など、小池さん自身への批判も出て来ると思うがとう対処するのでしょうか?
 建屋メーカーの100%近くの受注率に対して、談合として検察に告発かするのか否か?その前にそれが出来るのか否かも問題です。
 新聞によれば最初の入札拒否に際して都が各メーカーに問い合わせ資材、人材不足で都の予算ではとても出来ないとの返答で予定価格を1.6倍にあげたとの報道。
 「ミヤネ屋」では豊洲の大きな問題として前記の受注率から想像される談合、東電と都と話し合いの黒塗りの報告書の情報の開示が問題と言っていましたたが小池さんの対応は?
 これからいかにかっこよく、小池さん自身にに害がおよばないように豊洲OKのサインを出すのか、メーカーの談合を検察に告発するのかしないのか、小池さんの真価が問われるときと思うのですが、果たして!?

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治・人気ブログランキング
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« どうした蓮舫民進党 | トップ | 7○やっぱり負けた民進党 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。