普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

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これからの日本の役割

2008-10-20 15:03:15 | 経済・財政

最近のテレビを見て気になったこと
・八代英輝さんのコメント

  テレビ朝日の「徹子の部屋」に出演した国際派弁護士といわれテレビでも活躍している八代英輝さんが言った。
 「企業や弁護士などで第一線で活躍している人には皆、専属同様な精神科医がついており、それが一種のステータスとなっている。」
 私は米国の弁護士数が日本に比べて圧倒てきに多い(米国の約106万人にたいし日本弁護士数は約2.1万人)ことは知っていたが、これは初耳だった。
 トップダウンの国で、しかも早くて正確な決断を迫られ間違えば直ぐ馘になる米国企業のトップの人達が神経をすり減らしているのを考えると、そうかなとも思うが改善提案制度に象徴されるボトムアップの考え方がまだ残っている日本では考えられないことだ。

・NHKの「海外ネットワーク」のアイスランドの破産
 9月の米国発の世界金融危機により、アイスランド経済は危機に陥っている。政府が非常事態を宣言し、議会はアイスランド国内の全銀行を政府管理下に置くという法案を可決、アイスランド中央銀行は8日にロシアから40億ユーロの緊急融資を受ける事態になった。
 その原因は低金利で借り入れた資金を使っての高金利が得る投資の政策が、金融恐慌で完全に裏目に出て、政府の財務体質は良好で、98年以降は黒字、低失業率(05年は年は2.6%)から一転して一挙に政府は破産状態になり街は失業者で溢れるようになった。(
一部 Wikipedia
の記事引用)

 過去では国民一人当たりでは世界でもトップレベル(06年時点で世界5位)、国際競争力も高も世界4位小国ながら特筆すべき経済力を持っているとして、バブル崩壊以後の経済の停滞に悩む日本の行く道を示すものとして、見習うべき国の一つとしてアイスランドを挙げ、日本も物作り一辺倒から金融にも力を入れろという評論家もいた。
 この人たちは今の同国の状況をみてなんと言うだろう。

・フジテレビの「サキヨミ」の
リーマン・ブラザーズと山一証券の破綻
 経営破綻したリーマン・ブラザーズのリチャード・ファルドCEOの昨年の報酬は約36億円、公的資金を投入して金融機関を救済する一方で、経営陣が膨大な報酬をもらい続けるのはおかしいという世論の怒りが噴出を受けての米国議会での証言でも「自分のやったことは適切だったと」と謝罪を拒否。
 破綻と同時に馘になった社員たちがダンボール箱に持ち物を持ち出す光景。
 一方日本のバブル崩壊時の山一証券の社長の涙の謝罪会見の後の辞任、社員の殆どが再就職と言う如何にも日本的な結末

冷凍インゲン豆毒物事件
・冷凍インゲン豆毒物事件に関連して放送された、製造元の中国山東省の煙台北海食品の厳重な検査体制と配下の農場の毒物の厳しい管理体制。
 これに関して冷凍ギョーザによる中毒事件で放送された中国の天洋食品の製造過程中の厳しい管理体制などを見ると、日本企業の指導がかなり中国の企業にも浸透しているようだ。

[日本と米国の文化、価値観の違い]
 以上はほんの一例だが、下記のようなキーワードで考えても日本と米国との文化や価値観は全くの別物だ。(括弧外は日本、括弧内は米国)
 物作りと輸出が経済の基本(金融技術と国内消費)、格差社会の否認(格差社会を是認)、環境に強い関心(環境より経済発展)、家族的経営、企業は株主、経営者と従業員のもの(合理的経営、企業は株主のもの)、ボトムアップ(トップダウン)、金や物より心(金が全て)、自分の責任を認める(他人の責任を追求しても自分の責任は認めない)
 勿論米国でも自動車産業に象徴されるように、物作りで経済を支えてきたときもあったし、日本でも戦後以来、米国型グローバリズムの名の元で、括弧内に記したような傾向が強くなって、戦後直後まで見られなかった数々の社会問題を発生している。
 米国型の文化や価値観が日本のそれより優れているとは思えないし、それを日本古来の文化や価値観にそのまま受け入れるのは抵抗があるし、それが現在の日本の経済発展を阻害しているかも知れない。
 米国型の金融政策中心で繁栄し、破産状態になったアイスランドは日本にとっても良い教訓になると思う。

[私の提案]
 日本型市場経済中心主義の確立とアジアへの浸透
 一方では先に書いた中国の企業の例のように、明らかに日本企業の考え方、大きく言えば(漫画、映画、食べ物などのように)日本の文化が少しづつではあるが、中国などアジア諸国でも受け入れられ始めている。
 それで今問題になっている経済問題に絞って言えば、日本型の経営手法の確立や、日本型市場経済中心主義を確立して、それを同じ仏教、儒教などの基盤を持つ中国、韓国、シンガポール、マレーシアなどに浸透してはどうだろうか。
 詰まり中国の政治体制や中韓の反日政策など大きな障害があるが、少しづつでも東アジアの経済圏を文化面で纏めることだ。
 勿論そのときは、過去の歴史から誤解されないように、日本がリーダーとしてしゃしゃりでるのでなくて、日本式管理システムを導入した中国の企業の例のように実績として少しづつ浸透させることだ。

アジアに第三の経済圏を
 日本は前に何度か書いた様に、第二次世界大戦で侵略国として汚名を着せられながらも、世界的な植民地開放の少なくも引き金をひいた。
 そして何時果てるとも知れない米国とソ連の冷戦の終結にも、日本が一役かったと思う。 
 私の憶測だが、共産主義経済の疲弊に喘いでいたソ連は、武力によらずも経済発展を遂げそれなりの世界への発言権を持つ日本と、それに引きずられた韓国、台湾、シンガポールの発展を見て、武力対立の愚を覚ったに違いないと思う。

 このように日本は第二次大戦から今まで世界に大きな貢献をしてきた。
 米国経済が低迷のため経済の米国一極集中から多極化し無極化のするかも知れないと言う今こそ日本が米国、EUに加えてアジアの第三の極を作ることで世界にまた貢献できると思う。

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