普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

朝日新聞とテレビ朝日の業績?

2012-05-18 20:23:44 | 情報、マスコミ
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 私は父の時代からの流れで、朝日新聞を講読していたのを昭和50年ころ、次の理由で止めて、西日本新聞から読売新聞に変えて今にいたっています。
・読者の声欄に朝日の主張に添う日の丸・国家反対の「声」ばかりあげて、反対者の「声」を絶対に出さないこと。
・当時の米国の日本農業開放の圧力に対して、農家からの「我々は製造業などの輸出産業の犠牲者だの声」の多くの投書ばかり載せ、生産効率の悪い農業に従事者が製造業の従事者と同レベル、時にはそれ以上のレベルの生活を送っているのは製造業の輸出のお蔭だとの訂正、解説記事を出さないこと。
・昭和中期はインターネットがなかったので、正確なことはわかりませんでしたが、後で捏造記事と判った南京事件、慰安婦問題など首を捻る報道の連続。教科書問題、教科書問題に関する中国や韓国への告げ口と思われる報道。
・そして最後の決め手となったのが、昭和30年ころに読んだ、同新聞で編集者か記者の、「若い人達にこれくらいの極端な報道をしても丁度良いのだ。何故なら彼らは企業に入れば本当の事を知るのだから。」り記事を見て憤慨してきたことです。
 今は記述内容が変わっていますが07年に「朝日新聞と社民党を書いた当時のWikipedia の朝日新聞の論調の記述です。
 一般的に左派・リベラル言論の代表紙である。保守派からは左翼的、自虐史観的、中国の政策や北朝鮮の独裁政治に対する批判の欠如が問題視される傾向にある。実際の内容を見ると、中国・北朝鮮に対してほぼ無批判である。
中国や北朝鮮、韓国に好意的な立場であり続ける一方、日本政府や公務員(但し日教組は除く)、保守思想に対する批判(保守を超えて日の丸、君が代に批判的)では容赦が無い。また、社説欄や天声人語だけでなく、投書欄(「声」欄)や読者投稿の短歌(「朝日歌壇」)においてそのような政治的意見や揶揄を語らせることもある。

 私は上記のエントリーで、朝日の社民党の関係に就いては次のように書きました。
 朝日新聞の報道の一番の被害者は同新聞の支持している社民党だ。その前身の社会党はかっては、野党第一党を誇り、一時は村山内閣が出来るまでに登り詰めたこともある。
 然し情報社会の進行と共に、国民は次第に事実を知り始め、そして社会党の主張に首を捻り始めた。
 然し、同党を支持する朝日新聞はまだ日本一の講読数を誇っていた。当時の社会党の人達は恐らくそれを見て国民はまだ自分達を支持しているに違いないと思ったのに違いない。そしてテレビ朝日のニュース・ステーションでは久米宏さんが後押してしてくれていた。
 社会党はここで大きな読み違いをしたと思う。
 朝日新聞を講読し、ニュース・ステーションを見ている人の大多数はその情報力の大きさを買っていたのだ。私のように同新聞の報道姿勢が嫌いで講読を止めたのは当時はまだ少数派だったに違いない。ニュース・ステーションを見ていた人も、やはりその情報量と、久米さんのコメントの小気味良さを買っていたのに違いない。(私は彼の捨て台詞が一番嫌いだったが。)
 事態は次第に変わった。朝日はその講読者数第一の地位を読売に奪われた。私は情報の正確と公平性の点で読者から見放されかかったいるのだと思う。
 その動きに対して社会党または社民党は社会の右傾化と思ったのだろう。詰まり悪いのは国民で自分は正しいと思ったのだ。何故ならまだ購読者数第二位に落ちたとは言え、全国有数の朝日が応援して呉れているのだから。
 そう言えばマスコミなどで「ネット右翼」揶揄される事がある。こんな人達の一部の言う事を捉えて、右傾化など言うのは間違いだ。社民党は国民の多くが情報化の進展とともにより多くの人達が、より多くの真実を知り始めたことを見落としているのに違いない。
 そして次第に国民から遊離した存在になり始めたのだ。そしてかって野党第一党を誇った社民党の現状は支持率僅か1%前後しかない有り様だ。
[現在の意見]
 朝日系マスコミは自民党の長年に渡る一党支配の弊害を批判しますが、国民の意識が次第に中道に戻り始めたのに社会党を支持し続け、結果として自民党の一党を支援してきた朝日新聞も責任を痛感すべきです。
 国民の意識変化の証拠が書店での政治関係の雑誌や週刊誌の変化です。
 文芸春秋、Will、正論ばかり。かっての世界、週刊金曜日は申し訳のように置かれているばかりです。朝日新聞社の論座も消えて仕舞いました。
詰まり政治に関心のある人達は朝日新聞系メディアの主張の胡散臭さを拒否反応を示しているのです。
 社会党を引き継いだ社民党の支持率は1%を切っています。何故ならブレーキ役として考えられている共産党と違って、国民はまだ社民党が国民政党と期待されているのに、その期待を裏切っているからです。
 人々は朝日新聞やテレビ朝日の情報量の大きなを使っているだけです。
 そう言う私でさえ、朝食時はテレ朝を主に見ていますし、情報を正確に把握するために、ネットで朝日の記事や社説など見ています。
 その朝日新聞も経営が苦しくなったのか知りませんが、ネット情報の一部を新聞の講読と組み合わせた会員制にしたため読みにくく成りました。
 然し国民の多くは中道を信じる所謂サイレント・マジョリティーです。
 一方声が大きい少数派の言動が国のムードを形作ることになります。
今の左派勢力の頼みは朝日系マスコミと、マスコミ全体の権力批判、弱者支持の報道の傾向によるムードだけです。
  原発で言えば政府批判、事故の大きさばかり報道して、原発の事故の直接原因の解説不足で少数派の言動を支持する結果となっています。 (勿論政府・国会の事故調査委員会も反原発のムードに流されて、事故後の処理の拙さばかり追い、福島第一事故の直接原因の追求あを後回しし、それ基づく安全標準の作成を遅らせているのも大きいですが。)
 読売でさえがれき処理で北九州市の動きとその反対の動きに同じ紙面を使うなど、間接的に彼らの動きを支援する結果になっています。
 たまたま昨日のテレ朝の放送で古賀茂明さんの暴言?に対する関西電力の釈明がネットに出ていました。 (*後記参照)
私もこの放送を見かけたとのですが玉川さんの顔を見てチャンネルを変えました。
彼は自分の主張に添う人のコメントをばかり取り上げてるやり方が嫌いだったからです。
 まるで朝日新聞のように声欄に自社の主張に添うものばかり取り上げるやり方に酷似しているからです。
 そして原発即時全停止に伴う問題点など全く取り上げないのも私が経験した反日の丸、反国歌、反輸出産業の昭和中期の朝日新聞のやり方そのままです。

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*参考: 関西電力からのお知らせ
本日(平成24年5月17日)、テレビ朝日「モーニングバード」の番組内で、大阪府市統合本部特別顧問・古賀茂明氏の「火力発電所でわざと事故を起こす、あるいは事故が起きたときにしばらく動かさないようにして、電力が大幅に足りないという状況を作り出してパニックをおこすことにより、原子力を再稼動させるしかないという、いわば停電テロという状態にもっていこうとしているとしか思えない」というインタビューが紹介されましたが、当社として、そのような事を検討している事実は一切ありません。
 当社は、引き続き、追加供給力の確保に最大限努め、電力の需給安定に向けた取り組みに全力を尽くしてまいります。

 最近の古賀さんの発言を見て直ぐ浮かぶのは悪い意味良い意味での「狷介」の2文字です。それが経産省から苛めに合ったための発言か本心か判りませんが、折角の人材なのでもう少し控えた発言をして欲しいものです。


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